リンクスパムアップデートとは?アフィリエイトサイト運営者は要注意!
7月はコアアルゴリズムアップデート、スパムアップデートに次ぐ、3度目のアップデートです。
尚、ページエクスペリエンスアップデートは8月末まで、引き続き展開中。
本記事では、リンクスパムアップデートの概要や対処法、スパムアップデートの違いを含め、ご紹介します。
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リンクスパムアップデートとは?
リンクスパムアップデートは、検索結果の品質向上のためにおこなわれる、Googleの継続的な取り組みの1つです。
そもそも、リンクは検索ユーザーにとって、どのコンテンツが役立つのか?Googleが理解する方法の1つでもあります。
つまり、サイト内リンクはGoogleの評価を得るための指標になるわけです。
今回のリンクスパムアップデートによって、サイトがランキングを操作する目的で、意図的にスパムリンクを構築していないかどうか、監視することが可能になりました。
リンクスパムアップデートは今後2週間で展開され、日本語を含む複数の言語に適用されます。そして、リンクスパムを今までより広範囲に識別し、無効化することが可能です。
リンクスパムに関与しているサイトは、それらのリンクがアルゴリズムによって再評価されるため、検索に変更が加えられます。
その他、リンクスパムアップデートに関するの詳細はGoogle検索セントラルをご確認ください。
スパムアップデートとの違い
今回のリンクスパムアップデートとは別に、Googleは2021年6月24日、29日の2回に分けて、スパムアップデートを実施しています。
スパムアップデートについては、詳細が語られていないものの、「スパムサイト」を対象にしたアップデートです。
例えば、Googleはスパム対策AIによって、自動生成されたサイトや、コンテンツが無断複製されたサイトが、数年前と比べて 80% 以上減少しているとの報告をしています。
一方、リンクスパムアップデートは文字通り「リンク」スパムを識別し、無効化するものです。
例えば、サイトそのもので収益化を図っている場合、広告・アフィリエイトリンクなどが該当します。
リンクスパムへの対処法
リンクスパムアップデートへは、どのように対処すべきでしょうか?
Googleはウェブサイトを収益化するために、アフィリエイトリンクを使用すること自体、問題にしていません。
ただし、使用する場合はアフィリエイトリンクが手動で作成されたのか?動的に作成されたのか?に関係なく、リンクにrel = “sponsored”の記述することを強く推奨しています。
もし、自社でアフィリエイトサイトを運用・支援している場合は、リンク内を確認し、最適化を図る必要がありそうです。
この点に関して、ツイッター上では、以下のようなやり取りがなされていました。
金谷さん教えてください。アフィリエイトリンクにはrel=”sponsored”をと書かれていますが、すでにrel=”nofollow”を付けているアフィリエイトリンクはそのままで問題ないですよね?以前は「変更する必要はまったくない」との情報でした。 pic.twitter.com/x9eQtRBuwS
— ササメ@般若ビルダー (@sasamesan) July 26, 2021
アフィリエイトリンクに対し、既にrel=”nofollow”を付けている場合は、変更する必要はないようです。
もちろん、リンクをどう記述するか?も重要です。
ですが、前述のGoogle検索セントラル内に以下の記載があるように、サイト運営者は良質なコンテンツを作り、ユーザーエクスペリエンスの向上を第一に考えていきましょう。
引用
As always, site owners should make sure that they are following the best practices on links, both incoming and outgoing. Focusing on producing high quality content and improving user experience always wins out compared to manipulating links.
翻訳
いつものように、サイト運営者は、被リンクと発リンクの両方のリンクに関するベストプラクティスに従っているかどうか?確認する必要があります。
リンクを操作することよりも、高品質のコンテンツを作成し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることに重きを置くことが大切です。
まとめ
今回はGoogleが2021年7月27日にローンチした、リンクスパムアップデートについて紹介しました。
リンクスパムアップデートのロールアウトまでは2週間。
複数の言語にて、広範囲に渡りリンクスパムを識別し無効化する、とのことです。
※2021年8月25日にリンクスパムアップデートのロールアウトは完了しています。
繰り返しになりますが、サイトに広告・アフィリエイトリンクを挿入すること自体は問題ありません。
ですが、過剰なアフィリエイトリンクや広告リンクには注意しましょう。
テクニカルSEO施策としては、これらのリンクにrel=”sponsored”を入れる等の対処が必要になってきます。
サイト運営者は適切にタグ付けされたリンクを使用し、サイトの認知度を高め、適切にタグ付けされたアフィリエイトリンクでサイトの収益化を図りましょう。
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