WordPressブログの目次の必要性は?設定方法や作り方のコツを紹介
そこでカギとなってくるのが、「目次」です。目次があることでブログの読みやすさが格段に上がり、結果的に多くのユーザーの目に留まりやすくなるでしょう。
今回は目次の必要性から設定方法、作り方のコツに至るまでを解説していきます。
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WordPressブログの目次の必要性
WordPressブログでSEO対策をしたいのなら、目次は必要と言えるでしょう。目次の有無はアクセス数や滞在時間に大きな影響を及ぼすからです。
ブログに目次があることで、ユーザーは圧倒的な読みやすさを感じます。その読みやすさ、つまりは「ユーザビリティ」が、SEOの面で非常に重要となってくるのです。
WordPressブログに目次が必要と言える理由について、具体的に解説していきます。
WordPressのSEO対策で初心者がやることリスト|投稿・設定方法も解説
アクセス数や滞在時間の改善に役立つ
WordPressブログの目次は、 アクセス数や滞在時間の改善に役立ちます。
目次を設置してページ内のリンクを張れば、Googleで検索したとき、記事タイトルの下に目次内容=見出し内容が表示されるようになります。検索結果に表示されている見出しをクリックすることで、ユーザーはスピーディーに知りたい情報のもとにたどり着くことができるのです。
また、目次はユーザーが記事内に滞在する時間にも影響します。
通常、目次は見出しを一覧にして作るものです。そして、リンクを設定し、該当ページにすぐにジャンプできるようにします。
見出し全体を見たときに、ユーザーの求めている情報に関わるキーワードがあるかによって、その記事を読み続けてもらえるかどうかに影響し、結果、滞在時間を改善することができます。
実際にWordPressブログの目次を設置したことで、滞在時間が150%以上改善したという報告もあります。
ユーザーの利便性の向上につながる
WordPressブログの目次のメリットは、ユーザーの利便性の向上につなげられることです。
ブログに目次を設置することで、ユーザーが求めている情報を探す手間を省くことができます。
ユーザーはそれぞれの抱えている悩みや疑問を解決したいと思い、記事にアクセスしています。
さらに言うと、ユーザーが見ているのは「記事の全部」ではなく、「記事の一部分の情報」です。
目次がないと、ユーザーは「自分が知りたい情報はこの記事に書いてあるのだろうか」と不安を抱いてしまうでしょう。そして、知りたい情報を確実に得られる記事を探すため、離脱してしまうかもしれません。
目次を設置しておくことで、ユーザーは知りたい情報がその記事にあるかどうかを一目で確認することができます。また、目次のリンクから該当の箇所に即アクセスできるため、ユーザーにとっての利便性が格段に上がると言えるでしょう。
SEO効果が期待できる
目次設置は、SEO対策にも効果的です。
ユーザーファーストでクオリティーの高いコンテンツは、SEOの面で評価アップにつなげることができます。その中でも大事なのが、ユーザーが本当に必要としている情報をスピーディーに届けることです。
Googleは、高品質なページの基準として、ユーザーファーストを掲げています。Googleの基準に則りユーザーファーストを意識した記事を作成することで、自ずと上位表示を期待できるようになります。
つまり、ユーザーファーストを実現できる目次の設置は、SEO対策としても有効だと言えるのです。
WordPressブログの目次設定におすすめのプラグイン
ここでは、WordPressブログの目次設定のために、便利に使用できるプラグインを2つ紹介します。
- Table of Contents Plus
- Easy Table of Contents
このようなソフトを利用すれば、目次設置が手間にならず、気軽にできるようになります。
上記2つのプラグインの設定手順を解説します。
「Table of Contents Plus」を使った設定手順
「Table of Contents Plus(テーブルオブコンテンツプラス)」は、 WordPress初心者という方でも容易に目次設置できるプラグインです。Table of Contents Plusがあれば、目次を自動で生成してくれます。
【Table of Contents Plusの設定手順】
- WordPressの管理画面から入り、「プラグイン」して、「新規追加」を選びます。検索枠に「Table of Contents Plus 」を入力し、インストールします。
- 「プラグイン」から、「インストール済みプラグイン」を選び、Table of Contents Plus の設定をクリックします。(「設定」から「TOC+」も設定可能)
- 「基本設定画面」を表示し、「位置」を設定します。この位置は、目次を設置する場所のことです。
- 「表示条件」の設定で、目次を設置する基準(見出しがいくつ以上あるときか)を指定します。
- 「以下のコンテンツタイプを自動挿入」で、「post」「page」にレ点を入れます。「post」は投稿のことで、「page」は固定ページのことです。
- 「見出しテキスト」で目次のタイトルを決定し、サイトを開けたときに目次を表示するか非表示にするかを選びます。
- 「階層表示」で目次の見出しの行頭をずらすかどうかを、「番号振り」で目次の前に番号をつけるかどうかを、「外観」で、目次の文字サイズや横幅、背景の色を決めます。
「Easy Table of Contents」を使った設定手順
「Easy Table of Contents」は、目次設置を自動でしてくれるプラグインです。記事中の見出しを検出してリスト化、任意の場所に目次を設置します。
【Easy Table of Contentsの設定手順】
- WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」から「新規追加」を選びます。検索枠に「Easy Table of Contents」と入力します。
- 検索結果からプラグインを見つけたら、「インストール」から「有効化」し、管理画面の「設定」に「目次」が新しく追加できていれば導入完了です。記事には実際に目次が設置されます。
ただし、目次の表示設定を行わないと、記事によって目次が正常に表示されない場合や、必要のない見出しが掲載されてしまう場合があります。デザインが少し気に入らないということもあるかもしれません。 - 目次の表示設定を行うには、まずWordPressの「設定」から「目次」へと進みます。
- 「サポートを有効化」で、 目次設置の場所を選びます。基本は「投稿」「固定ページ」にレ点を入れて終了です。
- 「自動挿入」で、目次を自動挿入する投稿タイプを選択します。「自動挿入」でレ点を入れなかったタイプに関しては、それぞれエディター画面で目次を表示するか非表示にするかを設定できます。
- 「位置」で、記事中のどこに目次を設置するかを決定します。多くの方は「最初の見出しの前(デフォルト)」を選択しています。
- 「表示条件」で、目次を設置するうえでの見出しの最小値を設定することができます。見出しが1~2つ程度でも目次を設置することは可能ですが、通常、その文章量の場合はすぐに本文に辿り着くことができるので、目次設定は妥当ではないでしょう。目次の設置をするなら、少なくとも3つ以上の見出しは欲しいところです。
- 「見出しラベル」で、目次のタイトルを決定します。普通に「目次」としてもいいですし、「コンテンツ一覧」「本日のラインナップ」などのタイトルにしている方もいます。
- 「折りたたみ表示・初期状態」は、レ点を入れることで、ワンクリックで開閉可能な設定にすることができます。文字数の多い記事の場合、見出しの数が増え、目次もかなりの行数になってしまうことがあります。しかし、目次の行数が長すぎると、本文を読み始めるまでの邪魔になってしまう場合もあるので、目次を折りたたんでおくなどの対策を取っても良いでしょう。
- 「ツリー表示」で、見出しと小見出しとの階層関係をわかりやすくすることができます。ユーザーがコンテンツを見つけやすくすることができるので、レ点を入れておくようにしましょう。
- 「カウンター」は、目次の見出しの先頭にふられる番号のことです。ポイントごとに説明したり、順を追って解説したりするコンテンツにおいて、見出しに任意の番号をつけたいことがあると思います。そのようなとき、見出しにもともと番号をつけている場合は、カウンターを設定すると余計に見づらくなってしまうことがありますので注意しましょう。
- 「スクロールを滑らかにする」にレ点を入れることで、ページ内の移動をなめらかでスムーズに感じさせることができます。
「Easy Table of Contents」は「高度」の項目で更に細かい設定を行うことが可能です。無理に触る必要はありませんが、目次の見やすさを追求したい方はぜひ活用しましょう。
例えば、細かい小見出しまで表示されてしまって、目次が見にくくなってしまうことがあります。そのようなとき、大きな見出しだけ(h2、h3までなど)を表示する設定にすることができます。h4以下はチェックを外すなどすると良いでしょう。
WordPressブログの目次の上手な作り方
WordPressブログの目次の作り方のコツは、「目次は常に開いておく」「適切な長さで要点をまとめる」「目次の表示はh3までにする」の3つが挙げられます。
まずは上記のポイントを押さえたブログ作りが大切です。逆に言えば、上記のポイントを押さえておけば、ユーザーの利便性を高め、SEO効果が見込めると言えるでしょう。
目次は常に開いておく
目次は常に開いておくようにしてください。なぜなら、目次は閉じているとユーザーに気づいてもらえないことがあるからです。
せっかく目次を設置しているのに、ユーザーに気づいてもらえないと意味がありません。特別な理由がない限りは、目次を表示する設定にしておくことをおすすめします。
適切な長さで要点をまとめる
目次に表示する見出しは、適切な文字数にしておきましょう。なぜなら、1つの見出しが2行以上になっていると、目次として一覧になると、非常に見にくくなってしまうからです。
先述のように、目次はユーザーの利便性を高めるためのものであるため、ユーザーが必要な情報をすぐ見つけられるようにしなければ意味がありません。
また、反対に、見出しの文字数が少なすぎて要点を伝えられていない場合も、ユーザーに不親切と言えるでしょう。
ユーザーが必要な情報がないと判断してしまえば、早い段階での離脱につながります。目次に表示する見出しは要点を押さえ、長すぎず、短すぎない適切な長さ、文字数にまとめるようにしましょう。
目次の表示はH3までにする
目次に表示する見出しは、H3までで留めておくのがおすすめです。目次の項目が細かすぎると、それだけで読みづらくなってしまうからです。
h4やh5に重要なキーワードが含まれている場合はその限りではありませんが、通常、h2、h3まででユーザーに伝えたい内容は要約することができるでしょう。
ユーザーの利便性を追求するために、目次の項目数に気を配ることも重要です。
まとめ
WordPressで読みやすいブログを作成するには、目次が必要不可欠です。目次を作ることで、ユーザーにとっても運営者にとっても、それぞれにメリットがあると言えるでしょう。
ブログに目次を作るのは大変だと考えている人もいるかもしれませんが、「Table of Contents Plus」や「Easy Table of Contents」といったプラグインを利用することで、簡単に作成や設定を行うことが可能です。
ブログを作成するうえで何よりも大切なユーザビリティ向上のためにも、目次の設置を行ってみてはいかがでしょうか。
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