キャッシュレス決済端末の比較13選!種類や選び方、導入方法も解説
そこで本記事では、費用やサービス内容等を比較しながら、13の人気キャッシュレス決済端末を紹介。キャッシュレス決済の選び方や導入の手順、導入のメリットも併せて解説します。
- 【種類と特徴】キャッシュレス決済端末とは?
- クレジットカード決済端末
- 電子マネー対応端末
- QRコード決済端末
- キャッシュレス決済端末の導入方法
- 必要な要件の確認と事業者の選定
- 申請と契約の手続き
- 設置と初期設定
- 運用開始
- キャッシュレス決済端末選びのポイント
- 初期費用と月額料金
- 決済手数料の違い
- 対応決済方法
- 【比較】キャッシュレス決済端末おすすめ13選
- USEN PAY
- Square決済
- Square リーダー
- Square ターミナル
- Square レジスター
- stera pack
- PAYGATE
- 楽天ペイ ターミナル
- PayCAS Mobile
- Airペイ
- JMSおまかせサービス
- CASHIER PAYMENT
- CASHIER POS
- キャッシュレス決済端末のメリットと注意点
- 売上向上と顧客満足度の向上
- 導入時の注意点とトラブル対策
- まとめ
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【種類と特徴】キャッシュレス決済端末とは?
キャッシュレス決済端末は、現金を使わずに支払いを完了できるデバイス/サービスであり、現代のビジネス運営において欠かせない存在です。ここでは、主要な種類について詳しく説明します。
クレジットカード決済端末
クレジットカード決済端末は、カードを読み取ることで支払いを処理するデバイスです。この端末は、磁気ストライプやICチップ、NFC(非接触通信技術)に対応しており、幅広いカード種類に対応可能です。
クレジットカードを利用した決済は、消費者にとって手軽で安全な選択肢となり、特に小売業や飲食業で広く利用されています。具体的には、売上を迅速に処理できるため、レジの回転率を上げる効果も期待できます。
電子マネー対応端末
電子マネー対応端末は、交通系ICカードや専用のプリペイドカードを用いた支払いを処理します。この端末は、スピーディな決済が求められる場面で特に有効であり、利用者にストレスのない買い物体験を提供します。
例えば、コンビニやファストフード店では、電子マネーを利用することで会計時間を大幅に短縮できます。また、現金を取り扱う必要がないため、現金管理の手間やリスクも軽減されるでしょう。
QRコード決済端末
QRコード決済端末は、スマートフォンのアプリを利用して支払いを行う方法を提供します。端末はQRコードを表示するだけでなく、顧客のコードをスキャンする機能も備えています。
この方法は、特に若年層の消費者に人気があり、利用者は現金やカードを持ち歩く必要がありません。さらに、導入コストが比較的低いため、小規模店舗や個人事業主にとっても導入しやすい選択肢と言えるでしょう。
キャッシュレス決済端末の導入方法
キャッシュレス決済端末の導入は、以下の手順を踏むことでスムーズに進めることが可能です。準備段階から運用開始まで、各ステップを詳しく説明します。
必要な要件の確認と事業者の選定
導入の第一歩は、自店舗のニーズを明確にすることです。なぜならば、利用客の支払い方法の傾向や業種に応じた機能が必要になるからです。その上で、複数のサービス提供事業者を比較検討し、最適な選択肢を見つけてください。サービスの評判やサポート体制も選定基準に含めると良いでしょう。
申請と契約の手続き
事業者が決まったら、申請と契約手続きを行います。一般的には、必要書類として事業内容や売上情報の提示が求められます。契約内容を十分に確認し、不明点があれば事前に解消しておくことが重要です。
設置と初期設定
端末の設置と初期設定は、専門スタッフのサポートを受けながら進めることが一般的です。この工程を経ることで、初期設定のミスを防ぎ、スムーズな運用開始が可能となります。また、従業員への操作説明やトレーニングもこの段階で行うと良いでしょう。
運用開始
運用を開始した後は、定期的に端末の状態を確認し、必要に応じて事業者のサポートを活用します。特に、トラブル発生時には迅速な対応が求められるため、サポート窓口の連絡先を常に把握しておくことが大切です。
キャッシュレス決済端末選びのポイント
決済端末を選ぶ際には、コストや手数料、対応機能など多くの要素を検討する必要があります。それぞれの要素がどのように店舗運営に影響するかを見ていきましょう。
初期費用と月額料金
決済端末を導入する際のコストは、初期費用と月額料金の二つに分かれます。初期費用には端末の購入費や設定費が含まれ、月額料金には利用料やサポート費用が含まれることが一般的です。
高機能な端末ほど初期費用が高くなる傾向にありますが、月額料金が抑えられるプランもあります。自店舗の規模や予算に合わせて適切なプランを選びましょう。
決済手数料の違い
決済手数料は、店舗が決済サービス提供会社に支払う費用です。この手数料率は、一般的に2%から5%程度に設定されており、売上規模が大きいほど経営に与える影響が大きくなります。
例えば、手数料が低いサービスを選ぶことで、利益率の向上が期待できます。ただし、手数料の低さだけで選ぶのではなく、サポート体制や機能性も考慮する必要があります。
対応決済方法
対応する決済方法が多ければ多いほど、多様な顧客ニーズに応えることが可能です。例えば、外国人観光客をターゲットとする店舗では、海外発行のカードや多言語対応の端末が有利です。
一方、地元の常連客が多い店舗では、電子マネーやQRコード決済に対応した端末が役立つでしょう。このように、自店舗の顧客層や業種に応じた端末を選ぶことが大切です。
【比較】キャッシュレス決済端末おすすめ13選
以下の表は、今回紹介する13のキャッシュレス決済端末の手数料や入金サイクル、初期費用等を比較したものです。ぜひ導入検討の参考にしてください。
各サービスの詳細については、表の下に進んでいただければ確認できます。
サービス名称 | 決済の種類 | 手数料 | 入金サイクル | 入金手数料 | 初期費用 | 導入費用 | 導入までの期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
USEN PAY | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.99%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 即日~数日 |
Square決済 | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.5%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 即日~数日 |
Square リーダー | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.5%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 即日~数日 |
Square ターミナル | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.5%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 29,800円 | 29,800円 | 即日~数日 |
Squareレジスター | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.5%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 79,800円 | 79,800円 | 即日~数日 |
stera pack | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 1.98%~ | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
PAYGATE | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.00%~ | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
楽天 ペイターミナル | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.95%~ | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
PayCAS Mobile | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 1.60%~ | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
Airペイ | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.48%~ | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
JMSおまかせサービス | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 2.48%〜 | 月6回入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
CASHIER PAYMENT | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 3.24%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
CASHIER POS | クレジットカード、電子マネー、QRコード | 3.24%〜 | 最短翌日入金 | 無料 | 0円 | 0円 | 数日 |
※決済の種類(手数料): 各サービスの手数料は一般的なものであり、具体的な条件によって異なる場合があります。
※入金サイクル: 入金のタイミングはサービスによって異なります。
※入金手数料: 多くのサービスでは入金手数料は無料ですが、特定の条件下で発生する場合があります。
※初期費用: 一部のサービスでは、初期費用が発生する場合があります。
※導入費用: 導入にかかる費用は、サービスによって異なります。
※導入までの期間: 導入にかかる期間は、サービスの種類や店舗の状況によって異なる場合があります。
USEN PAY
USEN PAYは、株式会社USENが提供するキャッシュレス決済サービスです。
このサービスの最大の特徴は、クレジットカード、電子マネー、QRコードなど、71種類もの決済手段に対応している点です。1台の端末で幅広い支払い方法に対応できるため、顧客の利便性が大幅に向上します。VisaやMastercardの決済手数料率が2.99%と低単価である点も、店舗運営の観点から大きなメリットです。
また、Wi-Fi接続での簡単な導入やレシートプリンタの内蔵、24時間対応のサポート体制など、店舗側の運用負担を軽減する工夫も充実しています。
他にも、入金サイクルの心配が不要な翌日入金サービス、インターネットの接続障害やシステムの不具合・故障時に利用できる手書き売上票サービス、USENレジ FOODとの連動といったサービスも網羅しており、まさに総合的なキャッシュレス決済サービスといえるでしょう。
公式サイト:USEN PAY
Square決済
Square決済は、小規模ビジネスや個人事業主に人気のキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、15種類以上の決済手段に対応しており、顧客の多様なニーズに応えます。初期費用や月額料金が無料で、決済手数料は2.5%から3.25%です。
さらに、Square決済はPOSレジアプリや請求書作成アプリなど、店舗運営に役立つ無料ツールも提供しており、業務の効率化を図れます。特に、モバイル端末を利用したタッチ決済やQRコード決済は、イベントや移動販売でも活用され、顧客の利便性を高めています。
公式サイト:Square決済
Square リーダー
Square リーダーは、シンプルで使いやすいモバイル決済端末で、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応しています。初期費用が低く、月額料金が発生しないため、コストを抑えながらキャッシュレス決済を導入したい店舗に最適です。
Bluetooth接続により、スマートフォンやタブレットと連携して使用でき、持ち運びも簡単です。Squareのアプリを利用することで、売上管理や顧客データの分析も行え、店舗運営の効率化に寄与します。
公式サイト:Square リーダー
Square ターミナル
Square ターミナルは、POSレジ機能とキャッシュレス決済機能を一体化した端末です。タッチスクリーンを搭載し、直感的な操作が可能で、顧客との対話を重視した設計が特徴です。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しており、幅広い決済手段を提供しています。初期費用が比較的低く、月額料金が発生しないため、コストパフォーマンスに優れています。売上データのリアルタイム分析が可能で、店舗運営の改善に役立ちます。
公式サイト:Square ターミナル
Square レジスター
Square レジスターは、POSレジとキャッシュレス決済機能を一体化した端末です。タッチ式の2画面構成を採用しており、スタッフと顧客がそれぞれの画面で操作できるため、スムーズな会計処理が可能です。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しており、幅広い決済手段を提供しています。
初期費用はやや高めですが、月額料金が発生しないため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
公式サイト:Square レジスター
stera pack
stera packは飲食業界で人気のキャッシュレス決済サービスで、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。オーダー管理やテーブル管理機能が統合されており、スタッフの業務効率を向上させます。
リアルタイムでの売上分析や顧客データ管理が可能で、経営者が迅速に意思決定を行える環境を提供します。初期費用が実質0円で、決済手数料も低い水準を実現しています。
公式サイト:stera pack
PAYGATE
PAYGATEは、ポータブル型のキャッシュレス決済端末で、特にイベントや移動販売に最適です。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、内蔵されたレシートプリンターにより迅速な決済処理が可能です。スマレジのPOSシステムと連携することで、業務効率を向上させます。
初期費用が実質0円で、業界最安水準の決済手数料を提供しており、コスト面でも優れています。PAYGATEは、野外イベントやポップアップストアなど、様々なシーンでの活用が期待されるサービスです。
公式サイト:PAYGATE
楽天ペイ ターミナル
楽天ペイ ターミナルは、楽天が提供するキャッシュレス決済サービスで、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。初期費用が実質0円で、業界最安水準の決済手数料(2.95%~)を実現しており、コストパフォーマンスに優れています。
モバイル通信とWi-Fiの両方に対応しており、屋外での決済やイベント出店時にも活用できます。楽天ポイントとの連携が強みで、顧客はポイントを貯めたり使ったりできるため、リピーターの獲得にもつながります。
公式サイト:楽天ペイ ターミナル
PayCAS Mobile
PayCAS Mobileは、オンライン決済に特化したキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、顧客が選択できる柔軟性を提供します。特に、APIを利用したシステム統合が可能で、迅速な導入が実現します。
高いセキュリティ評価を得ており、顧客の個人情報や決済情報を安全に保護します。リアルタイムでの売上管理や分析機能も備えており、ビジネスオーナーは迅速に経営判断を行えます。初期費用が実質0円で、業界最安水準の決済手数料を提供しています。
公式サイト:PayCAS Mobile
Airペイ
Airペイは、リクルートが提供するキャッシュレス決済サービスで、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。初期費用が0円で、月額固定費も不要という点が魅力です。
専用のカードリーダーを使用し、全ての決済を一元管理でき、業務の効率化が図れます。手数料も低く設定されており、特に個人事業主や小規模店舗にとって手軽に導入できる点が大きなメリットと言えるでしょう。QRコード決済も簡単に追加でき、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
公式サイト:Airペイ
JMSおまかせサービス
JMSおまかせサービスは、クレジットカードや電子マネー決済を一元管理できるサービスで、中小企業や個人事業主に人気があります。決済手段を一つの契約でまとめて管理でき、事務処理の効率化が図れます。
月に6回の入金サイクルサービスを提供しており、資金繰りの面でも安心です。導入時のサポートが充実しており、初めてキャッシュレス決済を導入する店舗でもスムーズに運用を開始できます。
公式サイト:JMSおまかせサービス
CASHIER PAYMENT
CASHIER PAYMENTは、クラウド型のPOSレジシステムで、キャッシュレス決済を簡単に導入できるサービスです。初期費用が0円から始められ、月額料金も低く設定されています。
豊富な決済手段に対応しており、リアルタイムでの売上管理や顧客データの分析機能が充実しています。導入時には専門のサポートが受けられ、初めてPOSレジを導入する店舗でも安心して利用できます。
公式サイト:CASHIER PAYMENT
CASHIER POS
CASHIER POSは、高機能なクラウド型POSレジシステムです。初期費用が0円から利用でき、月額料金もリーズナブルで、中小企業にとって導入しやすいサービスです。多様な決済手段に対応しており、リアルタイムでの売上分析や顧客管理機能が充実しています。
導入時には専門のサポートが受けられ、初めてPOSレジを導入する店舗でも安心して利用できます。
公式サイト:CASHIER POS
キャッシュレス決済端末のメリットと注意点
キャッシュレス決済端末の導入は、多くのメリットを得られる一方で、注意すべき点もあります。それぞれ解説します。
売上向上と顧客満足度の向上
キャッシュレス決済端末を導入することで、売上の向上が期待できます。特に、現金を持ち歩かない顧客層を取り込むことが可能となり、購買意欲を高める効果があります。
また、スムーズな会計プロセスは、顧客満足度の向上にも寄与します。
導入時の注意点とトラブル対策
導入時には、システムの安定性やサポート体制を確認することが重要です。また、利用開始後に発生する可能性のあるトラブルに備え、迅速な対応が可能な体制を整えておくことが求められます。
例えば、通信障害や端末の故障に備えた代替手段を用意しておくと安心です。
まとめ
キャッシュレス決済端末は、ビジネスの効率化と顧客満足度の向上に不可欠なツールです。各端末の特徴やコスト、導入効果をしっかり比較し、自店舗に最適な選択をしましょう。
適切な端末を選ぶことで、ビジネスの成長をより強固なものにできます。
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