Paid Search(ペイドサーチ)ってなに?意味やオーガニックサーチとの違い、確認方法を解説
本記事では、Paid Searchの概要、Organic Searchとの違いや確認方法を説明していきます。
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Paid Searchとは?
Paid Search(ペイドサーチ)とは有料検索、いわゆるリスティング広告経由のセッションを示す指標を意味しています。たとえばリスティング広告を投稿したときに、その広告からどれくらいの流入があったのかを知りたい場合、Googleアナリティクスで表示される指標の内の1つがPaid Searchです。
Organic Searchとの相違点
Paid SearchもOrganic Searchも、ともに検索からのセッションを示す指標ですが、流入経路が異なります。Paid Searchが有料検索なのに対し、Organic Searchは自然検索です。
Paid Searchのメリット
Paid Searchの最大のメリットは、短期間で結果が出やすいところです。Organic Searchの上部や横に表示されるので、上位表示までの時間がかかりません。
またPaid Searchは、一見しただけでは商品やサービスの広告と思えないほど、メディア内のコンテンツに溶け込んだ作りになっています。そのため、通常の広告よりもユーザーにストレスを与えにくく見てもらいやすいでしょう。
Paid Searchのデメリット
一方、Paid Searchはコストの高さがデメリットと言えるでしょう。また、ユーザーのクリック率を表すCTRはOrganic Searchに比べて低くなる傾向があります。
Paid Searchの確認方法
Paid Searchは、Googleアナリティクスなどの解析ツールを用いて、以下の手順で確認できます。
- Googleアナリティクスにログイン
- 左メニューの「集客」>すべてのトラフィック>チャンネルをクリック
- チャンネル一覧の中のPaid Searchをクリック
この方法で詳細まで確認できますが、「not set」という表示が出ることもあります。「not set」が表示されたということはキーワードどころか、そもそも検索エンジン経由のアクセスかどうかもわからない状態です。
また、「not provided」は検索から来たユーザーですが、キーワード(検索クエリ)はわかりません。
「not set」「not provided」の検索クエリを確認する方法
「not set」や「not provided」の検索クエリを確認するには、Googleサーチコンソールを使います。Googleサーチコンソールは、ホームページでエラーになっている部分や検索クエリでのアクセスの確認など、検索順位に関する問題を発見するためのツールです。このサーチコンソールとアナリティクスを連携させることで、「not set」「not provided」が表示された場合のおおまかな内容を予測しやすくなります。
Googleアナリティクスとサーチコンソールの連携方法
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを連携させてみましょう。連携機能を使用することで、「not provided」で流入したトラフィックがどのようなページにランディングをしたのかを確認できます。
- Googleアナリティクスにログイン
- レポート画面から集客>Search Console>検索クエリをクリック
※サーチコンソール未連携の場合は「このレポートを使用するにはSearch Consoleの統合を有効にする必要があります」という画面になる - Search Consoleのデータ共有にある設定ボタンをクリック(自動的にプロパティ画面に移行する)
- 下のほうにあるSearch Consoleの調整ボタンをクリック
- Search Consoleの設定画面の編集をクリック
- 表示された中から連携させたいサイトを選択し、保存をクリック
最初の検索クエリページにグラフが表示されていたら、連携が完了しています。
Paid Searchでセッションをカウントする方法
Paid Searchでセッションをカウントするには、リスティング広告に専用パラメータ付きのURLを設定しておく必要があります。
- GoogleアナリティクスのURL生成サイトにアクセスして「Website URL」の項目に自身のサイトURLを入力
- 「Campaign Source」の項目に検索エンジンを入力
- 「Campaign Medium」の項目にpaidsearchと入力
- 「Campaign Name」の項目にキャンペーンの名前を入力
※ここまで入力すると、パラメータ付きURLが自動的に作られます。
- パラメータ付きURLをYahoo!やGoogle広告の管理画面から設定し、リスティング広告を出稿する
出稿したリスティング広告はGoogleアナリティクスにログイン後、集客>キャンペーン>すべてのキャンペーンから確認できるようになり、セッションをカウントできます。
Paid Search以外のネイティブ広告を紹介!
ここでは、Paid Search以外のネイティブ広告を紹介します。
インフィード型広告
インフィード型広告は、基本的に媒体社の通常コンテンツの中にあるのが特徴です。リンク先や分類の仕方、指標の違いによって、さらに3種類に分類されています。
レコメンドウィジェット型広告
レコメンドウィジェット型広告は、特定のメディアをもたないのが特徴です。レコメンド配信サービスを使用することにより、広告配信したい記事をサイトに表示します。そのため、ユーザーによって表示される内容が異なるでしょう。
プロモートリスティング型広告
プロモートリスティング型広告は、Paid Searchと似ている広告形態です。掲載メディアの取り扱いのある業種、または商品しか広告を出せません。条件さえ合えば、BtoCの業界などにおすすめと言えます。
ネイティブ要素をもつインアド型広告
コンテンツターゲティング配信とも言われており、その名の通り特定のコンテンツをもったページをターゲットに広告を配信する方法です。広告表示されるメディアやデザインとの親和性は高くありませんが、取り扱っているコンテンツとは高いのが特徴です。
カスタム型広告
これまでご紹介したPaid Searchを含む広告に当てはまらないのが、カスタム型です。「LINE」の企業公式スタンプなども、このカスタム型に分類されます。ブランディングやそのメディアのファンを増やすという意味で、効果のある方法です。
まとめ
Paid Searchの基本を押さえておけば、効率的に広告運用できます。一方で、ネイティブ広告を導入すれば必ずSEOによい影響が出ると思い込むのは危険です。まずはPaid Searchについてよく理解し、意味のある広告運用に努めましょう。
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