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PPC広告とは?リスティング広告との違いや事例を解説!

PPC広告とは?リスティング広告との違いや事例を解説!
一口にPPC広告と言っても、リスティング広告やディスプレイ広告などさまざまな形態があるのをご存じでしょうか。ほかにも、「そもそもPPC広告とリスティング広告って別物じゃないの?」と疑問に思っている方も多いことでしょう。

そこで本記事では、PPC広告について解説していきます。リスティング広告との違いやメリット・デメリットについても紹介しているので、これからppc広告について学びたい・改めて説明してほしいという方は、ぜひ参考にしてください。

PPC広告とは?

PPC広告とは、「Pay Per Click」の頭文字をとった略語で、クリック毎に費用が発生する広告の総称です。
PPC広告と似たものにCPM広告というものがあります。CPM広告は、「Cost Per Mile」の頭文字をとった略語で、広告が表示される回数に応じて費用が発生する広告のことを指します。

PPC広告は、実際に広告をクリックして初めて費用が発生するため、確実に流入を確保できる、費用対効果の高い広告といわれています。そのため、1クリック当たりの費用は、数百円〜数千円と高めに設定されています。

PPC広告の代表例としては、GoogleやYahoo!の検索画面に表示されるリスティング(検索連動型)広告が挙げられます。その他、GDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)で配信する、ディスプレイ広告もPPC広告の一種です。

リスティング広告については、下記の記事で詳しく紹介しています。
リスティング広告とは?メリット・デメリットも解説

PPC広告とリスティング広告の違い

前述のように、PPC広告とはリスティング広告やディスプレイ広告の総称です。リスティング広告は、PPC広告の一部になるので、この2つの関係としては、以下のようになります

PPC広告>>リスティング広告

PPC広告の費用

PPC広告の種類 費用の相場 媒体
リスティング広告 20万円~50万円/月 Google、Yahoo!
ディスプレイ広告 20万円~50万円/月 GDN、YDN
SNS広告 20万円~50万円/月 Facebook広告・Instagram広告・Twitter広告・LINE広告

PPC広告は、クリック数に応じて費用が発生し、「クリック数×クリック単価」が広告費用として計算されます。

広告が1回クリックされる毎に費用が発生するクリック単価は、出稿する広告のジャンルやターゲットによって相場が異なります。さらに、クリック単価はオークション方式(入札方式)が採用されており、クリック単価を高く設定している企業が優先される傾向があるのです。

例えば、コスメや美容といった、競合の多いジャンルで出稿する際は、クリック単価が高くなりやすいです。また、高くなれば高くなるほど予算のある企業の広告が採用されやすくなるという仕組みです。

一般的には、成果を上げるために必要な広告費用は、月間20万〜50万円程度といわれています。とはいえ、予算をつぎ込めば良いというものではなく、広告のクオリティも加味されます。
PPC広告で成果を上げるために最も大切なのは、ユーザー属性の選び方や広告のクオリティです。それらを上手く選ぶ事ができれば、少ない予算でも大きな成果を上げる事ができるでしょう。

PPC広告のメリットとデメリット

PPC広告は、クリック毎の課金になるため、ユーザーの流入を必ず得ることができる広告です。そのため、コストパフォーマンスに優れた広告だといわれています。

ここからは、そんなPPC広告のメリットとデメリットについて解説していきます。

PPC広告のメリット

PPC広告のメリットは、クリックされなければ広告費用がかからない点です。そのため、CPM広告のように「出稿して広告費が発生しているのに、自社サイトへの流入が得られない」という事態は避けられます。

また、ユーザー属性などを上手く設定すれば、少ないコストで多くのユーザーを獲得する事ができます。

PPC広告のデメリット

PPC広告のデメリットは、オークション形式でクリック単価が決まるため、人気のジャンルやユーザー属性をターゲットにして広告出稿をすると、クリック単価が高くなりやすいことです。

そのため、ターゲットの設定を雑におこなってしまうと、CPA(顧客獲得単価)が高くなり、損失を被ってしまう可能性があります。

そのため、少ない予算で始められるからといって、簡単に成果が出る訳ではない点に注意が必要です。

CPAについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
CPAとは?意味と目標の設定方法を解説!

まとめ

今回は、PPC広告とは何なのかといった説明のほか、リスティング広告との違い、メリット・デメリットなどについて解説してきました。

PPC広告は、「Pay Per Click」の略語で、クリック毎に課金される広告の総称です。その中には、リスティング広告やGDN・YDNといったディスプレイ広告が挙げられます。

PPC広告は、クリックされなければ費用は発生しないため、費用対効果が高い広告です。一方で、競合の多いジャンルやユーザー属性を設定すると、クリック単価が高額になりやすいというデメリットもあります。

PPC広告は、誰でも簡単に少ない費用で出稿することができますが、成果を出すのは難しい広告です。

PPC広告で上手く集客できるようになれば、ECサイトから店舗集客まで、どんな集客でも低単価で行うことができるようになります。これを機会に、ぜひPPC広告を検討してみてください。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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