ユーザーのWeb検索行動についての調査~ユーザーの81.7%は、Web検索でお店を探す際に地名を入れて検索する~
- 【調査背景】
- 【調査結果】
- Web検索の主な用途は、調査のため(何らかの情報を取得するためなど)
- Web検索の際、用途によって端末を変えるユーザーは24.0%
- スマホで検索する内容・用途は「動画視聴」が最多に
- ユーザーの半数以上が来店予定の当日~3日前に検索を始める
- ユーザーの81.7%は、Web検索でお店を探す際に地名を入れて検索する
- 地名を入れて検索する際、70.9%のユーザーが「市区町村」を入れて検索
- ユーザーの92.9%は、Web検索する際に2単語以上のキーワードで検索する
- Web検索結果の順位はお店選びに基準になっている
- Web検索をした際に表示される広告は避けられる傾向にある
- お店のHPは順位・コンテンツの両方が重要視されている。
【調査背景】
ユーザーにより、Web検索の方法や使用端末は異なります。
今回、GMO TECHでは、20代~60代の男女1000人を対象に、ユーザーのWeb検索行動についての調査をしました。ユーザーが店舗を探す際、どのような検索をしているか・どのような用途で検索しているかを解き明かしていきます。
【調査結果】
Web検索の主な用途は、調査のため(何らかの情報を取得するためなど)
Web検索の用途として、「調査のため」が一番多い結果となりました。何らかの調査や悩みごとの解決のために、ネットを使うユーザーが多いことが分かります。店舗側はユーザーが何に関心があるか把握することで、自社サイト等に誘導できるチャンスが生まれるのではないでしょうか。
Web検索の際、用途によって端末を変えるユーザーは24.0%
Web検索の際、内容や用途によって端末を変えるユーザーは24.0%と少ない結果となりました。PCと携帯での検索について、使いやすさや検索結果の見やすさに差異が無いと感じる人が多いのではないでしょうか。
スマホで検索する内容・用途は「動画視聴」が最多に
スマホで動画を視聴するユーザーが多い結果になりました。
大幅に偏った結果にはなっていない為、普段からどのような目的でもスマホを多用している事が伺えます。
※「Web検索する際、内容用途によって使用する端末を変えますか」の質問に対して、
「端末を変える」と答えていただいた方のみに質問
ユーザーの半数以上が来店予定の当日~3日前に検索を始める
お店選びの際、来店予定日の2~3日前に検索を始めるユーザーが一番多いという結果になりました。どの層にも対応できるよう、予約システムや問い合わせに対応できるシステムを構築することが重要と考えられます。
ユーザーの81.7%は、Web検索でお店を探す際に地名を入れて検索する
店舗検索する際、地名を入れるユーザーが80%以上を超える結果となりました。
地名を入れることでより詳細な検索の絞り込みができる為、地名を入れる方が多いのではないでしょうか。
地名を入れて検索する際、70.9%のユーザーが「市区町村」を入れて検索
「市区町村」を入れて検索する方が多いという結果になりました。
「都道府県」では範囲が広すぎるため、「市区町村」を入れるユーザーが多いと考えられます。
※「Web検索でお店を探す際、地名を入れて検索しますか」の質問に対し、「地名を入れて検索する」と回答していただいた方のみに質問
ユーザーの92.9%は、Web検索する際に2単語以上のキーワードで検索する
Web検索時、2単語以上で検索する人は90%を超える結果となりました。
1単語では欲しい情報を絞りこめないため、ユーザーの大半は2単語以上で検索していると考えられます。
Web検索結果の順位はお店選びに基準になっている
約7割のユーザーが検索結果の順位を気にしていることが分かります。上位に出てくるお店の中で比較検討しているため、2ページ目以降だと比較検討に入りにくいと考えられます。
Web検索をした際に表示される広告は避けられる傾向にある
半数以上の方が、検索結果で表示される広告はクリックしないと回答しています。リスティング広告と比べてSEOやMEOは自然に表示されるため、クリックされる可能性が高いと考えることが出来ます。
お店のHPは順位・コンテンツの両方が重要視されている。
検索結果の順位だけでなく、HPのタイトルや説明文も見られるという結果になりました。
コンテンツの充実化やHPタイトルの工夫が重要であることが分かります。