SEOに効果的な画像の使い方|alt属性やファイル名の重要性とは
この記事では、画像を上手に活用してSEOに役立てていく方法を紹介していきます。ユーザーに満足度の高い検索体験を提供するためにも、しっかり押さえておきましょう。
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画像とSEOの関連性
記事内で画像を活用することは、SEO対策として有効です。
ただし、どんな画像でも良いわけではなく、画像の数が効果に比例することもあります。何より重視すべきは、その画像が「ユーザーにとって有益な情報となっているか否か」という点です。記事の内容と関係のない画像であったり、何も目新しい情報を与えない画像であったりすると、ユーザーが文章を読み進めるうえでの妨げとなってしまいます。
それが、記事の内容を視覚的にわかりやすく表現した画像であったり、文章では伝えづらい情報(物の形状など)を示す画像であったりした場合は、ユーザーが記事を読み解くための補助的な役割を果たし、利便性の向上につながります。ユーザーにとって利便性の高い記事、つまりはユーザビリティの高い記事は検索エンジンからも高く評価される傾向にあるため、画像の設置はSEOと強い結びつきがあると言えるのです。
また、画像検索に対応する「画像SEO」という考え方もあります。
Googleには、一般的な記事の検索機能とは別に画像検索の機能があり、適切な対処を施した画像はこの画像検索のページにおいて、優先的に表示されるようになるのです。通常の検索結果ページにも「画像検索枠」と呼ばれる枠があり、上位の画像が表示されるため、画像SEOの対策によって結果的に記事への流入も期待できるでしょう。
SEO対策に効果的な画像の設定方法
画像に関するSEO対策のポイントは、以下の7つです。
- ユーザー目線で有益な画像を配置する
- alt属性を設定する
- ファイルを軽量化する
- オリジナルの画像を用意する
- 適切なファイル名を設定する
- サムネイルの指定をする
- テキストの画像化には注意
上記のポイントを押さえることで、記事のユーザビリティを上げたり、画像検索で上位を獲得したりできるようになります。
ユーザー目線で有益な画像を配置する
画像の設置場所は、ユーザー視点で見やすいコンテンツになっているかどうかで判断しましょう。
その画像の役割によって、適切な設置場所は以下のように異なります。
- 見出し下の内容全体を表す画像→H2タグの直下
- 文章を補足する画像→該当するテキストの直下
ユーザーにとって、文章中のどこに画像が設置されていると読みやすくなるのかを考えることが、ユーザビリティの向上につながるのです。
alt属性を設定する
img要素(imgタグ)の中のalt属性(代替テキスト)を設定するのも、大切なポイントと言えるでしょう。
alt属性とは画像の内容を文字情報にして、検索エンジンに伝えるための属性です。また、通信エラー等で画像を表示できない場合に、代わりに画像の説明を表示させる役割もあります。
【alt属性の適切な設定方法】
- 狙っているキーワードを入れる
- 不自然な日本語にならないようにする
まず意識すべき点は、狙っているキーワードを入れることです。alt属性の入力内容は検索エンジンが読み取るので、狙っているKWがあれば記事との関連性が高いコンテンツと認識され、画像検索などでもヒットするチャンスが上がります。
また、alt属性を設定する際には不自然な日本語にならないように注意することも重要です。不自然な日本語表現になると、代替テキストとして表示されてもユーザーから読まれなくなるかもしれないためです。
ファイルを軽量化する
画像ファイルの軽量化についても意識しましょう。特にスマホからのアクセスに当てはまることですが、サイトの表示速度は検索結果に影響する可能性があります。サーバー容量を重くしないためにも、可能な限り軽量化することがおすすめです。目安は1つあたり50kb程度となります。もし、超過する場合には圧縮するようにしましょう。
なお、ファイル形式(拡張子)でおすすめなのは、圧縮可能でデータ容量が軽くなるJPEG形式です。
データの容量もスマホからのユーザビリティに影響してくるので、できるところから取り組んでいくようにしましょう。
オリジナルの画像を用意する
SEOを意識した場合、オリジナル画像を利用することも大切なポイントです。オリジナル画像は、フリー画像を使うよりもSEO効果が高くなるという特徴があります。
以下の画像を利用すると文章との整合性がとりやすく、ユーザビリティの向上にもつながるでしょう。
- 実際に自身で撮影した画像
- 自身で文字を挿入した状態の画像
- 有料プラットフォームからダウンロードした画像
もちろんフリー画像でも問題はありませんが、なるべく他にはないオリジナルの画像を使用することをおすすめします。
適切なファイル名を設定する
画像のファイル名は、ファイルの中身を的確に表すものに設定しましょう。
例えば、原宿駅周辺のおすすめのカレー店を紹介する記事の画像の場合は、「gazou-no1」など当たり障りのないファイル名をつけるより、「harajyuku-curry」など記事や画像を的確に表すものにすると、中身を想像しやすくなります。
検索エンジンは画像のファイル名からも文字情報を読み取るので、メインキーワードと関連のあるものであれば認識してもらえますし、画像検索でもヒットしやすくなるのです。
設置する画像をアクセス獲得に役立てるためにも、画像のファイル名は中身を適切に表すものにしましょう。
サムネイルの指定をする
サムネイル画像を設定していると、スマホから検索した際にサムネイルが表示される場合があります。サムネイル画像を設定している場合と、設定がない場合とでは、前者の方が検索者の目につきやすくなります。また、サムネイル画像は記事内容との関連性が強い画像を設定することが大切です。
サムネイル画像は以下の方法で指定します。
【PageMap を使用する】
PageMap のコードをページの <head> セクションに追加してサムネイル画像を指定できます。このコンテンツはユーザーからは見えませんが、カスタム検索には有用な情報を提供できます。サムネイル画像のサムネイル DataObject を作成するには次のようにします:
<!–
<PageMap>
<DataObject type=”thumbnail”>
<Attribute name=”src” value=”http://www.example.com/recipes/applepie/applepie.jpg”/>
<Attribute name=”width” value=”100″/>
<Attribute name=”height” value=”130″/>
</DataObject>
</PageMap>
–>
テキストの画像化には注意
文字情報をあえて画像にする際は、注意が必要です。
派手なWebサイトなどで、企業ロゴやリンクをテキストではなく画像として配置しているのを見たことはありませんか。実はテキストを画像化しすぎるのはおすすめできません。その理由は、検索エンジンはテキスト情報を自動で読み取ることで記事内容を判別しているためです。
もちろんユーザビリティを向上させるために画像の設置が好ましいケースもありますが、テキストで説明できる内容はなるべくテキストで記載するようにしましょう。
まとめ
SEOを意識した画像設置のポイントは、「その画像の設置に意味があるか」という点です。
有益な画像とは、それがあることでユーザーが文章を読みやすくなったり、理解を深めやすくなったりするものを指します。ユーザビリティが向上するということでもあるので、SEO対策としても有効な手段です。また、画像にalt属性を設置するなどの対策を施せば、検索エンジンに読み取ってもらうことも可能となります。画像検索においても上位表示を狙いやすくなるため、必ず対策しておきたいところです。
ぜひこの記事を参考にして、SEO対策に効果的な画像の設置・設定を行いましょう。
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