SEOチェキとは?見方・使い方と効果的な活用方法を解説!
SEO対策に必要な情報を無料で調査できる「SEOチェキ!」は10年以上も愛用されている有名なツールです。
あなたのWEBサイトや競合サイトのページをSEOチェキにかけて、WEBページを作成・改善することで効率的に成果を出すことができます。
今回この記事では初心者でも分かるSEOチェキの使い方や用語解説、そしてSEOチェキの効果的な活用方法について詳しくご紹介します。
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SEOチェキとは?
「SEOチェキ!」とは、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)に役立つ様々な情報を、無料で調査することができるツールです。
アフィリエイトサイトで稼ぎたい場合、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索された際に上位に表示されることが大事です。
上位に表示されるかどうかは、「SEO」対策ができているかどうかによって決まるといっても過言ではありません。
「SEOチェキ!」ではSEO対策をする際に必要となってくる情報が簡単にチェックできるだけでなく、ダウンロード不要でWEB上に調査したいサイトのURLを入力するだけですぐに調査ができます。
ウェブサイトを初めて作る方や、SEO対策を始めたばかりの方にぜひ使ってほしいツールです。
SEOチェキの見方・使い方を解説
SEOチェキで調査できる主な項目として「サイトSEOチェック」「検索順位チェック」「キーワード出現頻度チェック」「発リンクチェック」が挙げられます。
各項目ではどのようなことが調査できるのか、そしてそのデータをどのように活かせば良いのかについてご紹介します。
とくに「サイトSEOチェック」の項目では様々なデータを見ることができますが、見慣れない専門用語もたくさんありますので、初めて「SEOチェキ」を使う方にも分かりやすくまとめていきます。
サイトSEOチェック
SEOチェキにおける「サイトSEOチェック」では、以下の項目を調査できます。
- title・meta description・meta keywords・h1タグ
- 最終更新日時・ファイルサイズ
- 発リンク数(内部リンク・外部リンク)
- Alexaランキング
- Google・Yahoo!のインデックス数
- 利用ホスト
- ドメインの登録年月日
- ソーシャルブックマーク登録数
具体的にどのような調査ができるのか見てみましょう。
【ワードプレス 使い方】のキーワードで検索した際に、一番上に表示されるページ(記事)をSEOチェキにて調査してみます。
まずURLの部分に調査したい記事のURLを入力して「▶チェック!」をクリックします。
すると様々な情報が出てきますので、気になる部分をチェックしていきます。
ページ情報
ページ情報で確認できる各用語説明
- title…調査したページ(記事)のタイトル
- description…検索エンジンで検索した際に表示される、ページの概要文
- keywords…記事作成者がメタタグに設定した該当記事のキーワード
- h1…調査したページでh1タグに指定されているテキスト
- 外部リンク…調査したページに記載された外部サイトのリンク
- 内部リンク…調査したページに記載された同サイトへのリンク
- 発リンク…調査したページに記載された外部リンク・内部リンクの合計
※「全ての発リンクを見る」をクリックすると、外部・内部へのリンクの一覧が確認できます。 - 最終更新日時…調査した記事の情報が更新された最終日時
※記事作成者がmetaで設定していない場合は「HTTPヘッダを見る」をクリックすると確認できます。
また時間はGMTで表示されるので日本時間をチェックする場合、表示される時間に8〜9時間追加してください。
- ファイルサイズ…調査した記事のファイルの大きさ
※大きすぎるとページの表示が遅くなるので注意が必要です。 - ページ読込時間…調査した記事を表示するまでにかかる時間
※時間がかかりすぎるとGoogleからの評価が下がり、上位表示されにくくなります。
Alexa traffic rank
Alexa traffic rankとは、人気通販サイトAmazonの子会社であるAlexa Internetが提供するランキングサービスです。
世界中のウェブサイトのアクセス数を調査しているので、そのサイトのアクセス数をランキング形式で見ることができます。
ただし「Alexaツールバー」を利用しているブラウザのみでの集計結果なので、データに偏りがあるほか、各記事のランキングではなくドメインレベルでのランキングになるので、そこまで気にしなくて大丈夫です。
今回の調査URL・ドメイン
今回調査したページのURLはこちらです。
【2022年最新】WordPressの使い方を徹底解説!初心者向けのおすすめ設定も
※1つのウェブサイトに複数ある各記事のURLとなります。今回調査した記事のドメインレベルのURLはこちらです。
Web Design Trends | Webに関わるすべての人のためのメディアドメインレベルのURLはマンション全体を指していて、各記事・ページのURLが部屋番号と考えると分かりやすいです。
インデックス数
インデックス数とは、調査したリンクがGoogleでいくつインデックス(Google上で登録)されているかを指しています。
ページレベルのURLでは基本的には1つ、ドメインレベルですと、そのサイトにあるページ数に応じて複数出てきます。
サーバー・ドメイン
調査したページ(サイト)が利用しているサーバーとドメインの情報が分かります。
競合サイトがどのようなサーバーやドメインを利用しているのかを知ることができるのです。
ドメインを取得した日だけでなく、Whois情報まで確認できます。
Whois情報にはドメインの有効期限や、そのドメインの所有者の情報も記載されています。
検索順位チェック
SEOチェキ!トップページの上部にあるタブで「検索順位チェック」をクリックすると調べることができます。
調査したいページはGoogleとYahoo!で検索したときに何位なのかをキーワードを指定して検索できます。
キーワードは一度に3つまで指定することができるので、微妙なキーワードの変化で、競合サイトや自身のサイトがどのような検索順位になっているか確認できて便利です。
Googleは100位まで、Yahoo!は10位までが調査されるので、それより下位のものは「圏外」もしくは「◯位以下」と表示されます。
基本的には現時点の調査結果が表示されますが、検索環境(ブラウザやスマホ、性別や年齢など)で検索結果は異なる場合があります。
実際に調べてみましょう。
先程と同じ【ワードプレス 使い方】で上位のサイトがどんなキーワードで、どういった検索順位にあるかチェックしてみました。
【ワードプレス 使い方 初心者】と検索した時には、GoogleでもYahoo!でも2位でした。
しかしキーワードを変更して【ワードプレス テーマ 初心者】にするとGoogleでは14位、Yahoo!では11位以下(圏外)であることが分かりました。
実際にチェックしたキーワードで他にはどんなサイトやページがあるのか確認したい場合は、順位の部分をクリックすると、実際の検索結果を見ることができます。
例えば【ワードプレス 使い方 初心者】が2位なので、1位はどんなサイトでどんなコンテンツを入れているのか気になる場合は【2位】をクリックします。(今回はGoogleの【2位】をクリックした結果を以下に記しています。)
するとこのように検索結果一覧が出てきますので、1位のサイトと2位のサイトのコンテンツを見比べて、何が違うかを研究することができます。
キーワード出現頻度チェック
SEOチェキ!トップページの上部にあるタブで、真ん中の「キーワード出現頻度チェック」をクリックし、URLを入力すると調べることができます。
調査したページでどのようなキーワードが何回使われたかと、そのキーワードがページ全体の何%を占めているかが確認できます。
例えば今回調べたページの場合、【WordPress】というキーワードを121回使用していて、ページ内の2.79%を占めているという事が分かりました。
この一覧表を見ることで、その記事が上位に表示されているのは、「どのようなキーワードを狙い、◯回使っているからだ」ということを知ることができます。
発リンクチェック
SEOチェキ!トップページの上部にあるタブで、「発リンク」を選択し、URLを入力すると調べることができます。
「サイトSEOチェック」のパートにもありましたが、調査したいページ内に設置されたリンクがより細かく表示されます。
リンクは①外部リンク(太字で表示)、②内部リンク(細字で表示)、③nofollowリンク(緑文字で表示)で分かれています。
※nofollowリンクとは、記事やサイトの作成者が意図して「このリンクをたどらないでください」と設定しているリンクのことです。
通常、外部サイトのリンクをページに掲載すると、「その外部サイトと関連している」「そのサイトを評価している」とGoogleに認識されてしまいます。ですので「外部サイトと関連付けないでください」「外部サイトにSEOの効果を移さないでください」という指示をするのがnofollowリンクとなります。
競合サイトが「どのように外部のサイトにつないでいるのか」や「どのようにサイト内を回遊させているのか」という構造を知ることができるのが「発リンクチェック」となります。
Whois情報チェック
SEOチェキ!トップページの上部にあるタブで、右端の「Whois情報チェック」をクリックし、URLを入力すると調べることができます。
こちらも「サイトSEOチェック」のパートでご紹介しましたが、調査したドメインのWhois情報(所有者情報)を表示します。
そのサイトのドメインの所有者(個人もしくは団体)に関する情報や、ドメインの登録年月日と有効期限など調べることができます。
SEOチェキの効果的な活用方法
SEOチェキを効果的に使う方法として下記3点はとくにおすすめです。
- サイトSEOチェックでtitleやh1タグの過不足を確認
- 競合サイトとキーワード出現頻度を比較する
- 発リンク数をチェックしてリンクの過不足を確認
これら3点を理解し取り組み、自身のWEBサイトに活かすことで、あなたのWEBサイトを飛躍的に改善することができます。
この章ではSEOチェキの効果的な活用方法について、使い方や確認方法をご紹介します。
サイトSEOチェックでtitleやh1タグの過不足を確認
SEOチェキの「サイトSEOチェック」ではtitleやh1タグの情報を確認することができます。
SEOの対策において、キーワードをどのように落とし込んでいるかはかなり重要になります。
その上で最も重要となるtitleやh1タグの設定が不足していないか、狙いたいキーワードがしっかり入っているかを確認しましょう。
また競合サイトを同じように「サイトSEOチェック」でチェックすることで、競合サイトの狙っているキーワードを知ったり、キーワードをどのようにtitleやh1タグに落とし込んでいるかを研究したりすることができます。
競合サイトとキーワード出現頻度を比較する
SEOチェキの「キーワード出現頻度」では、そのページにキーワードが何回使われているか、そして、そのキーワードがページ全体の何%を占めているかを確認することができます。
自身の作成したページで狙っているキーワードが「何回使用されたか」「全体の何%にあたるのか」を確認してみて、思っていたよりも少ない場合はキーワードを増やすように記事をリライトしてみましょう。
また競合サイトのキーワード出現頻度を確認することで、自身のサイトと比較したときに多いか少ないかも確認できます。
出現回数は同じなのに競合サイトの方が上位表示されている場合は、キーワードの落とし込み方が異なっている可能性があるので、titleやh1タグだけでなくh2〜h4タグでのキーワードの使用方法も確認してみてください。
発リンク数をチェックしてリンクの過不足を確認
SEOチェキの「発リンクチェック」では、そのページにどのようなリンクが設置されているか、リンクをどのような単語・文章に設置したか(アンカーテキスト)を確認することができます。
自身のサイトを確認する際は、リンク先とアンカーテキストの内容に矛盾が無いかや、外部リンクで設定したリンクがnofollow設定されているか、また今もそのリンクが有効かを確認できます。
SEO対策ではキーワードだけではなく、リンクを使ったサイトの内部構造も重要です。
自身のサイトでしっかり内部リンクが設置されているか、必要な場合は外部リンクに誘導できているか、適切なアンカーテキストを使用できているかをチェックするようにしましょう。
また競合サイトの発リンクの情報を確認することで、競合サイトがどのようにサイト内でユーザーを回遊させているか、どのようなアンカーテキストを使用しているかを研究し、自身のサイトに活かすことも可能です。
SEOチェキの信憑性
SEOチェキはロプロスが提供している無料のSEOツールです。
SEOチェキは2009年からサービスを開始しており、10年以上の歴史があるので信頼できるツールのひとつです。
ただサービスとしては信頼できるものですが、全ての情報を鵜呑みにして良いというわけではありません。
例えば「Alexa traffic rank」のランキングは「Alexaツールバー」を使用しているブラウザのみでの集計なので、情報が偏っています。
またYahoo!の検索順位は10位までしか計測しないので、11位以下の場合は11位でも100位でも同じ調査結果となります。より正確な情報が必要な場合は、ご自身でYahoo!検索をした方が良いです。
これらのように使用方法に注意は必要ですが、SEOチェキ上で確認できる情報は信憑性が高く、運営歴も長いので安心して使用できるサービスといえます。
まとめ
SEOチェキは無料のSEOツールなのに、URLを入力するだけでSEOに必要な情報が簡単に調べられるようになっており、とても便利なツールです。
SEOチェキを使用することで、自身のサイトを客観的に分析したり、競合サイトを比較したりするのに活用できます。
SEO対策に必要な情報は、SEOチェキで十分に確認できます。
サイト運営を始めたばかりの方や、SEO対策って何から始めたらいいんだろう?という方はぜひSEOチェキで分析することから始めてみましょう。
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