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メルマガのパラメータとは?設定方法や活用方法を詳しく解説!

メルマガのパラメータとは?設定方法や活用方法を詳しく解説!

メルマガの効果を上げるためには、本文に挿入するURLにパラメータを設定することで、細かくメルマガの効果を分析して継続的にPDCAを回すことが重要です。
ここでは、Googleアナリティクス(GA)を用いた分析に関するパラメータの設定方法や、具体的な活用方法をまとめました。

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メルマガのパラメータとは?

メルマガのパラメータとは、メルマガに添付するURLに「utm_」から始まる文字列を加えることで、同一ページのURLでも別のURLとしてアナリティクス上で計測できるものです。

例えば、https://example.comにURLパラメータを付け加えるとhttps://example.com?utm_soure=mailmagazineとなります。

付け加えられる文字列は複数あり、それぞれ「どのメルマガから」「どのキャンペーンから」「どんな行動をしてどんな効果があったか」などを細かく分析できます。

各情報から、メルマガ読者の興味関心に対して配信している内容やコンテンツは適切かを判断し、より効率良く成果アップに繋げるためにもパラメータの導入は必須です。

メルマガのパラメータ設定方法

パラメータを設置する際、基本の形は「utm_(パラメータ)=(値)」という形になり、値の部分はアナリティクスで分析しやすいよう自由に設定できます。

値を変更することで、アナリティクス上ではメルマガの種類や発行日、キャンペーンを区別して表示できる仕組みです。

また、1種のパラメータの後に「&」を付けてパラメータを足していくことで、複数の情報を細かく分けて分析できるようになります。

実際に例をあげて解説していきましょう。

・1種のメルマガだけを発行している

http://基本のURL?utm_source=210401r&utm_medium=mail

この場合、参照元は(値210401)=2021年4月1日に発行した、流入元(値mail)=メールのレポートを確認できるという流れです。

・1日に複数の種類のメールマガジンを発行している

http://基本のURL?utm_source=mailmagazine1&utm_medium=mail&utm_campain=210401

この場合、(値mailmagazine1)=メルマガ1という種類で、(値mail)=メールが流入元になっていて、(値210401)=2021年4月1日に行ったキャンペーンのレポートを確認できます。

値の付け方に明確な決まりはありませんが、決まった法則でレポートに表示させられるよう事前にルールを決めておくことが大切です。

Google Analyticsで振り分けできるパラメータ一覧

パラメータは主に5種類あり、それぞれ役割が異なります。

これらを使用することで、どの種類のメルマガで、いつ配信したもので、どの部分をクリックしてユーザーが流入したのかを細かく分類して、レポートを分析できるようになります。

それぞれ使用法が幅広いため、使用するうちに分析項目がぶれないよう、各パラメータで振り分ける基準をしっかり決めましょう。

以下で、主なutmパラメータの例を紹介します。

utm_source

URLをクリックした人はどこから流入したのか、大元の「参照元」となるパラメータで、入力必須です。

メルマガの場合は『newsletter』『mailmagazine』など種類名にするのが一般的です。

https://example.com?utm_source=newsletter

utm_medium

どの「メディア」から流入したのかを分類するためのパラメータで、入力必須です。

メルマガの場合は必ず『mail』と設定し、メルマガから流入したことがわかるようにしてください。

https://example.com?utm_medium=mail

utm_campaign

「キャンペーン」はメルマガを条件ごとに絞って分析するために使用します。

例えば配信日であれば『20210401』と入力することで、2021年4月1日に発行したメルマガに絞ってレポートを確認できます。

また、プロモーションやシーズン別の内容ごとに表示させたい場合は、対象となるキャンペーン名を決めて入力してください。

必須項目ではありませんが、どのメルマガから来たか特定したい場合は入力しておきましょう。

https://example.com?utm_campain=20210401

utm_term

有料検索での「キーワード」を分析するために使用します。

Googleのスポンサーリンクを使用した際に必要なパラメータなので、メルマガには必要ありません。

https://example.com?utm_term=keyword1

utm_content

必須項目ではありませんが、メルマガの中に複数の同一URLを入れている場合、どの「コンテンツ」から流入したのかを分類します。

具体的には、1つのメルマガでURL表記・画像リンク・バナーを用いている場合、それぞれどれがどれだけクリックされているのかがわかります。

https://example.com?utm_content=picture

メルマガのパラメータを効果的に活用する4つの方法

メルマガ内にURLパラメータを設定し、どれくらいの読者がどこからどう流入したのか見方が分かると、数値からさまざまな施策のヒントを得られます。

読者のニーズや各配信の反応を元にCVに効果的なメルマガのコンテンツを見極め、より効率よく成果を高めるために実践したい活用法4つをまとめました。

ユーザー動向を確認して良いキャンペーンを特定する

どのキャンペーンがよりCV効果が高いのかを特定することで、今後実施するキャンペーンの内容や方向性の判断にも繋がります。

全体的な流入数が多いキャンペーンほど成果が見込めますが、その中でCV率が高いだけでなく、離脱率や直帰率が低いものも良いキャンペーンだといえます。

contentパラメータを活用してメルマガ内のどのリンクが効果的か分析する

1つのメルマガ内で同一ページのURLを複数挿入している場合、よりクリック率の高いリンクを判断できます。

画像リンクやバナーに『picture』『banner』と値を設定することで、それぞれを別のリンクとしてクリック率を分析することが可能です。

また、1つのメルマガで2箇所に同一ページのURLを挿入した場合、『link1』『link2』と分けることで、ユーザーがどの訴求によってリンクをクリックするに至ったかの判断材料にもなります。

sourceパラメータでどの経路での配信が効果的か分析する

参照元を分類するための「source」では、CVに繋げたいキャンペーンを配信した場合どの配信元が効果的なのかを分析できます。

具体的には、1つのキャンペーンをメルマガ・広告・バナー・SNSを利用してユーザーに配信した場合、効果的なものにより注力すべきだと判断できます。

反対に、効果の悪いものは掛ける労力や予算を減らすなど、配信の効率を高めるために必要な分析です。

行動フローで流入経路別のユーザーの動きを分析する

アナリティクス上の「行動レポート」では、メルマガから流入したユーザーがどのようにページを移動するのかを経路別に確認できます。

読者がURLをクリックしてからCVページへ誘導されるまでどのような動きをしているかを見ることで、導線を意識したメルマガコンテンツを作成するためのヒントになります。

まとめ

CV効果を高めるためにメルマガを配信している場合、パラメータは必ず活用すべきです。

成果を出すにあたってPDCAを継続して回すには、メルマガ経由でのCV率を把握するだけでなく、メルマガごとに施策の効果をチェックする手段としてパラメータは欠かせません。

サイトへ流入したくなるコンテンツとは何か、どのようなキャンペーンが効果的なのかなどを分析し、メルマガをさらに有効な流入元にしましょう。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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