メルマガテンプレの作り方!読みやすいと話題になるテンプレを解説
本記事では、メルマガの基本である形式や構成から、どのように作成したらより読み手へ効果的に伝えたい内容を配信できるのか、ポイントを解説します。
すぐに使用できるおすすめのテンプレも紹介するので、ぜひご活用ください。
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メルマガの形式と基本の構成
メルマガの形式と基本的な構成がどのようになっているのか、ここで確認しておきましょう。形式と構成を知ると、よりCVA(信用評価調整)率を高められます。
メルマガの形式
メルマガには形式が2種類あり、HTMLメールとテキストメールが選べます。どちらにもメリット・デメリットがあるため、比較しながら自分の目的に沿った形式を選びましょう。
HTMLメール
メールは「HTML」という言語形式で作られており、画像と文字を使用して構成されています。
<メリット>
- 視覚に訴えられるため、商品の詳細が伝えやすい
- 配信後のメール開封率やクリック率が測定できる
<デメリット>
- HTML記述に関する専門知識がなければ作成は困難
- 受信側がHTMLに対応していなければ正しく表示されない
- テキストメールより容量が大きい
テキストメール
テキストメールは画像や動画がなく、文字のみで構成されたメールです。
<メリット>
- 専門知識が不要
- 受信側の動作環境にかかわらず送信可能
<デメリット>
- 文字のみなので視覚に訴えづらい
- メールの開封率やクリック率の測定ができない
メルマガの基本構成
メルマガは、基本的に以下の5つから構成されています。
- ヘッダー
- リード文
- 目次
- コンテンツ
- フッター
メルマガの構成がバラバラでは、読者はどこに何の情報が記載されているのかわかりづらくなってしまいます。構成を統一し、読者にとって読みやすいメールとなるよう心がけましょう。
構成を統一化することで効率よく作成できるほか、担当者が変わってもスムーズに業務を引き継げます。作成側と読み手側の双方にとって、大きなメリットといえるでしょう。
メルマガのテンプレを作るポイント
メルマガのテンプレを作る際、気を付けたいポイントを紹介します。
タイトル
メルマガのタイトルは、次のポイントを押さえながら読み手が開封したくなるように心がけましょう。
タイトルは20字以内が理想
タイトルは、メルマガを目にしたときに読者が初めに見る部分であるため、内容が簡潔に理解できるものを考えてください。
タイトルが長すぎると開封してもらいにくくなってしまいます。20文字以内を理想の文字数として、読者の興味を引きつけるタイトルを考えましょう。
装飾はしない
タイトルを装飾してもクリック率には響かず、効果は期待できません。それよりも伝えたい内容をタイトルに込める必要があります。
送信者名は個人名を使う
送信者名に個人名を入れると信頼感が高くなり、開封率の増加が見込めます。メールが届くと送信者の名前は件名より大きく表示されるため、読み手に開封してもらうためにも工夫を凝らしましょう。
ヘッダー・リード文
ヘッダーとリード文は、タイトルの次に読者が目を通すところであるため、読み手を引き込む重要な役割があります。以下の要点を一つひとつ押さえながら作成していきましょう。
魅力的な内容にする
メールを開封して最初に読む部分のため、続きを読みたくなる内容にしつつ、メルマガ全体の概要を伝えなければなりません。結論から書くように心がけ、簡潔に伝えられるように工夫しましょう。
HTMLメールならブランドロゴを使おう
HTMLメールを利用するなら、画像で読者の目を引く内容にするとよいでしょう。ブランドロゴをヘッダーに入れれば発信元がわかりやすく、メールを読んでもらうキッカケにつながります。
デザインは常に統一させておく
メールのデザインを統一させることで発信元がわかりやすく、読み手の安心感へつながります。統一性のあるデザインは、普段からメルマガを読んでいる人にとって、内容に対する期待感を引き起こせます。
見出し
見出しに手を加えることで、メルマガの成果が出やすくなります。以下に紹介するポイントを取り入れて作成してみましょう。
見出しは必ず入れる
本文の前に見出しを入れると読み手に内容が伝わりやすくなるため、必ず入れるようにしましょう。見出し作成のポイントは、どのような内容が掲載されているか一目でわかるようにすることです。
見出しは装飾で目立たせる
見出しを装飾して目立たせると、読み手に文章の区切りが伝わりやすくなるでしょう。装飾されていない文章との違いが一目でわかるので、目に留まりやすいうえに読みやすさが格段に上がります。
本文
メルマガのテンプレを作成する際は、以下で紹介するポイントに気を付けると効果的です。
読者に有益な情報を伝える
読み手の目線でメルマガを作成するよう心がけ、読者に有益な情報を伝えましょう。たとえタイトルやヘッダー、見出しで読み手の興味を引けても、内容が薄ければメルマガの解除へつながる可能性もあります。
文章は短めを心がける
読者への読みやすさを考慮する場合、1つの文章の長さは60文字以下を目安にすると、読みやすさがアップします。さらに、2~3行ごとに改行すると見やすく、読者はストレスを感じにくくなるでしょう。
画像を入れる
視覚からのアプローチは読者の関心を引き、商品やサービスの詳細も伝えやすくなります。新たな商品やキャンペーンなどの画像や動画を上手に活用して紹介すれば、クリック率の増加につながるでしょう。
CTA(コール・トゥ・アクション)
利用者に具体的な行動を促すことを指します。商品の購入や問い合わせがメルマガの目的の場合は、利用者がメルマガを読んだ結果、目的とした行動につなげなければなりません。
以下で、効果的なCTAボタンやリンクの方法を解説していきます。
興味をもたれたタイミングに配置する
CTAボタンは、次のような部分へ設置すると効果的です。
- ヘッダー
- 本文の途中
- 本文の最後
- まとめ
読者が商品やサービスに興味をもったとき、CTAボタンがあればクリック率の増加につながり、CVA率も変わります。CTAボタンとともにクリックをすすめる言葉を添え、ABテストも取り入れて成果を上げましょう。
CTAボタンは目立たせる
CTAボタンは利用者の注目を集めるためにも、色をつけたり文字を太くしたりして目立たせましょう。デザインを誤ると購読解除につながる恐れがあるため、色やデザインは統一して利用者を迷わせないことが大切です。
エンディング
メルマガの大半は完成しましたが、最後の部分となるエンディングを記載しなければなりません。読者の理解をより高めるエンディングの書き方を紹介します。
箇条書きにする
メルマガの最後となるまとめ部分には、メルマガ全体を通して読者に伝えた内容を整理できるような内容で記載します。テキストでまとめる以外に、箇条書きにして重要なところをわかりやすく伝えられる方法も効果的です。
会社情報や配信停止のリンクを入れる
メルマガの送信元である企業情報を記載しましょう。企業名やメールアドレス、電話番号といった連絡先を記載したうえで、メルマガの配信停止方法や解約へつながる配信停止ページへのリンクも入れてください。
すぐ使えるメルマガテンプレをご紹介
メルマガのテンプレを自分で一から作成するのもよいですが、配信されているテンプレの活用もおすすめです。ここでは4つのサイトを紹介するので、お好みのテンプレを探してみてください。
Benchmark Email
BenchmarkEmailはHTMLメールのテンプレが500種類以上もあります。
メルマガのターゲットを想定してアウトドアやECサイト、トラベルなどに分かれてパターンがいくつもあり、登録不要かつ無料でダウンロードできます。
GmailやYahoo!メール、Outlookといったさまざまなメールに対応しているので、使いやすいテンプレといえるでしょう。
99designs
引用:99designs
99designsは、世界中のプロデザイナーに独自性のあるデザインを依頼できるサイトです。
メルマガのデザイン以外にWebサイトやアプリ、アイコンなどカテゴリーが豊富にあります。厳しい審査を通った実力派デザイナーたちのデザインのため、満足度は非常に高いでしょう。
ただし、会員登録をする必要があります。かかる費用はデザイナーによって異なるため、複数のデザイナーに見積もりを依頼し、自分のイメージに合ったデザイナーを探しましょう。
SATORI
引用:SATORI
SATORIはMAツールを提供しており、HTMLメールで利用可能な無料のテンプレが15種類用意されています。シンプルなデザインのため、さまざまなジャンルに利用しやすいでしょう。
使い方も簡単で、気に入ったファイルをダウンロードして開き、HTMLソースコードをコピーしてテンプレの作成画面に貼り付ければ完了します。
Canva
引用:Canva
Canvaは、SNSの投稿画像によく利用されているグラフィックデザインツールです。プロがデザインしたテンプレが数多く用意されていて、さまざまなテイストから自分好みのものを選択できます。
ブラウザ上で自由にカスタマイズできるため、フォントや配色の変更などによってデザイン性の高いメルマガの作成が可能です。
まとめ
メルマガを配信する際オリジナルのテンプレをあらかじめ作成しておくと、メルマガの本文を作成する工程や効果測定に関する作業が効率化されます。
読み手にとってもわかりやすいメルマガとなるため、本記事で紹介したテンプレを利用したり作成する際のポイントを参考にしたりして、コンセプトに適したメルマガの作成をしてみてください。
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