X(Twitter)の最適な画像・イラストサイズ一覧|縦長画像や最大値も

本記事では、X(Twitter)投稿に最適な画像・イラストサイズを徹底解説します。縦長画像や横長画像、複数枚投稿時のベストサイズ、プロフィール画像やヘッダー画像の推奨サイズまで網羅しているので、この記事を読めば、トリミングされない美しい投稿ができるようになります。効果的な画像投稿でエンゲージメントを高めましょう!
X(Twitter)に綺麗な画像・イラストを載せるにはサイズの最適化が重要
X(Twitter)のタイムラインで綺麗な画像やイラストを表示するには、適切なサイズ設定が欠かせません。投稿画像が最適なサイズでない場合、X(Twitter)の仕様により自動でトリミングされてしまい、重要な部分が切れてしまうことがあります。
例えば、縦長すぎる画像を投稿すると上下が切り取られたり、複数枚投稿時には画像比率によって見え方が大きく変わったりします。また、一定のデータ容量(5MB)を超えた画像は自動圧縮が行われ、画質が粗くなることもあります。
タイムライン上のサムネイル画像は、商品やサービスをアピールする重要な役割を持っています。ユーザーの目に留まりやすい投稿をするためにも、X(Twitter)の各表示パターンに合わせた適切なサイズ設定を理解しておくことが大切です。
X(Twitter)の最適な画像サイズ一覧
X(Twitter)で効果的に画像やイラストを表示するには、各用途に合わせた適切なサイズ設定が重要です。X(Twitter)では画像タイプごとに推奨サイズが異なり、これを守ることでトリミングされない美しい表示が可能になります。
以下の表は、X(Twitter)で使用する主な画像タイプとその推奨サイズをまとめたものです。ここでは、それぞれの画像タイプについて詳しく解説していきます。
画像タイプ | 推奨サイズ(ピクセル) | アスペクト比 | 最大容量 |
横長画像 | 1200×675 | 16:9 | 5MB |
縦長画像 | 960×1280 | 3:4 | 5MB |
正方形画像 | 1200×1200 | 1:1 | 5MB |
2枚投稿 | 1200×1350 | 8:9 | 5MB/枚 |
3枚投稿 | 1枚目:960×1280
2・3枚目:1200×675 |
1枚目:3:4
2・3枚目:16:9 |
5MB/枚 |
4枚投稿 | 1200×675 | 16:9 | 5MB/枚 |
プロフィール画像 | 400×400 | 1:1 | 2MB |
ヘッダー画像 | 1500×500 | 3:1 | 5MB |
サマリーカード | 800×800 | 1:1 | 5MB |
ラージサマリーカード | 800×418 | 1.91:1 | 5MB |
GIF画像 | 1280×1080以下 | – | モバイル:5MB
PC:15MB |
横長画像
Xで横長画像を投稿する場合の推奨サイズは1200×675ピクセル(アスペクト比16:9)です。この比率はスマートフォンでの表示に最適化されており、PCでもトリミングされにくいサイズです。
横長画像は風景やグループ写真、広角イラストなど、横幅を生かしたい内容に最適です。PCとスマートフォンの両方で綺麗に表示されるためには、アスペクト比16:9を守ることをおすすめします。
また、4:3(1200×900ピクセル)や2:1(1200×600ピクセル)のアスペクト比も使用可能ですが、デバイスによってはわずかにトリミングされる場合があります。
縦長画像
Xで縦長画像を投稿する場合、推奨サイズは960×1280ピクセル(アスペクト比3:4)です。2021年5月のアップデート以降、X(Twitter)では縦長の画像が従来のように横長にトリミングされず、そのまま表示されるようになりました。
縦長画像は、スマホの画面を縦いっぱいに使用できるため、イラストの細部を見せたい場合や情報量の多い画像に適しています。ただし、アスペクト比が3:4より縦に長くなりすぎると、上下がトリミングされる可能性があるので注意が必要です。
正方形画像
正方形画像の推奨サイズは1200×1200ピクセル(アスペクト比1:1)です。正方形画像は、モバイル版とPC版の両方で綺麗にトリミングされずに表示される利点があります。
Instagram用に作成した正方形イラストをXでも活用したい場合に便利です。正方形のフォーマットはシンプルで汎用性が高く、どのようなコンテンツでも効果的に表示できます。
複数画像(2枚/3枚/4枚別)
複数の画像を投稿する場合、枚数ごとに最適なサイズと表示レイアウトが異なります。
投稿枚数 | アスペクト比 | 推奨サイズ(ピクセル) | 表示レイアウト |
2枚 | 8:9 | 1200×1350 | 左右に並ぶ |
3枚 | 1枚目: 3:4
2・3枚目: 16:9 |
1枚目: 960×1280
2・3枚目: 1200×675 |
1枚目が縦長、2・3枚目は横に並ぶ |
4枚 | 16:9 | 1200×675 | 田の字型に並ぶ |
2枚投稿の場合、画像は左右に並んで表示されます。最適なアスペクト比は8:9で、1200×1350ピクセルのサイズがおすすめです。
3枚投稿では、1枚目が縦長で表示され、2枚目と3枚目が横長で表示されます。1枚目は3:4の比率(960×1280ピクセル)、2・3枚目は16:9の比率(1200×675ピクセル)が最適です。
4枚投稿では、すべての画像が横長で表示され、田の字型に配置されます。すべての画像を16:9の比率(1200×675ピクセル)で統一するとバランスよく表示されます。
複数画像投稿時にトリミングを防ぐコツは、あらかじめ推奨サイズでイラストを作成することです。特に異なるサイズの画像を混在させると予期せぬトリミングが発生することがあります。
プロフィール画像
プロフィール画像の推奨サイズは400×400ピクセル(アスペクト比1:1)です。この画像は円形にトリミングされて表示されるため、四隅の情報は表示されなくなります。
ロゴやキャラクターイラストをプロフィール画像として使用する場合は、重要な情報が中央に配置されるようにデザインすることが重要です。また、プロフィール画像の最大容量は2MBとなっていますので、高解像度の画像を使用する際は容量に注意しましょう。
ヘッダー画像
ヘッダー画像の推奨サイズは1500×500ピクセル(アスペクト比3:1)です。このワイドフォーマットはプロフィールページの上部に表示され、アカウントの印象を決める重要な要素です。
ヘッダー画像を設計する際の注意点として、左下部分はプロフィール画像と重なるため、重要な情報を配置しないようにしましょう。また、環境によっては上下60ピクセルほどが表示されない場合があるため、重要な要素は中央に配置することをおすすめします。
PC版とモバイル版では表示範囲が異なるため、どちらの環境でも重要な情報が見えるように設計することが大切です。
GIF画像
X(Twitter)でGIF画像を投稿する際の最大解像度は1,280×1,080ピクセル以下です。GIF画像の容量制限はモバイル端末からは5MBまで、PCからは15MBまでとなっています。
GIF画像は静止画とは異なり、フレーム数が多いほど容量が大きくなります。X(Twitter)のガイドラインでは、フレーム数は350以下、ピクセル数(幅×高さ×フレーム数)は3億以下とされています。
2022年10月のアップデート以降、GIF画像と静止画を同時に投稿することも可能になりました。複数メディアを組み合わせることで、より表現の幅が広がっています。
Twitterカード
Twitterカードとは、URLと一緒にポストするとリンク先の情報が自動的に表示される機能です。ブログやウェブサイトを宣伝する際に効果的です。Twitterカードには主に2種類あります。
カードタイプ | アスペクト比 | 推奨サイズ(ピクセル) | 特徴 |
Summary Card | 1:1 | 144×144以上
800×800推奨 |
小さい正方形のアイキャッチとURL、要約文が表示 |
Summary with large image | 1.91:1 | 800×418 | 大きいサイズのアイキャッチ画像が表示できる |
サマリーカードは小さな正方形のアイキャッチとタイトル、簡単な説明が表示されるフォーマットです。ラージサマリーカードは大きなアイキャッチ画像が表示され、視覚的なインパクトを重視するコンテンツに適しています。
Twitterカードを設定するには、ウェブページのHTMLに適切なmeta情報を追加する必要があります。WordPressユーザーであれば、SEOプラグインを使用して簡単に設定できます。
画像を推奨サイズに変更するには
X(Twitter)に投稿する画像やイラストを最適なサイズに調整することで、トリミングされずに綺麗に表示させることができます。ここでは、X(Twitter)の標準機能を使った方法と、便利な無料ツールを利用したリサイズ方法をご紹介します。
X(Twitter)を利用した画像のリサイズ方法
X(Twitter)では、画像投稿時に簡単にリサイズできる機能が備わっています。投稿作成時に画像を添付した後、編集ボタン(スマートフォンでは筆のマーク、PCでは「編集」と表示)をクリックすると、リサイズオプションが表示されます。
選択できるサイズは、オリジナル(任意の画像比率)、ワイド(横16:縦9)、スクエア(横1:縦1)の3種類です。また、画像を拡大・縮小したり、表示する範囲を移動させたりすることも可能です。PCよりもスマートフォンの方が、自由度が高く、より細かい調整ができます。
ツールを利用した画像のリサイズ方法
より細かいサイズ調整や一括処理を行いたい場合は、専用ツールの利用がおすすめです。以下に、無料で使える画像リサイズツールをご紹介します。
画像の圧縮・PNG変換・画像トリミングなど多機能な無料ツールです。Google連携で最大20枚までの一括リサイズが可能です。
画像圧縮や変換、トリミングができるシンプルなツールです。単位変換や抽選などユニークな機能も備えています。
- サルワカ
- X(Twitter)の他、FacebookやはてなブログなどのSNS投稿用画像のサイズ確認ができます。
- Web便利ツール@ツールタロウ
- 幅と高さのピクセル数の調整、ファイル形式の変更ができるツールです。1ファイルあたり10MBまで対応しています。
- BlukresizePhotos
- 画像サイズの変更が素早くできる無料ツールです。ファイルサイズの縮小や圧縮、JPEG、PNG、WebP形式への変換も可能です。
これらのツールを使えば、X(Twitter)の各用途に合わせた最適なサイズの画像を簡単に作成できます。
まとめ
X(Twitter)でイラストや画像を効果的に表示するためには、適切なサイズで投稿することが重要です。各用途に合わせた最適なサイズを把握し、それに合わせて画像を調整することで、トリミングを防ぎ、より魅力的な投稿が可能になります。
縦長・横長・正方形など様々な画像タイプに対応した推奨サイズを理解し、プロフィール画像やヘッダー画像などアカウント設定にも最適なサイズを適用することで、閲覧者に与える印象も大きく向上します。X(Twitter)の標準機能や無料ツールを活用すれば、簡単に画像サイズを調整でき、より効果的なSNS運用が実現できるでしょう。
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