ディープリンクとは?意味・利用するメリットを解説
今回はディープリンク意味、用途、メリットを紹介します。
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ディープリンクとは
URLリンクの一種であるディープリンクは、ユーザーをWebサイトやストアではなく直接アプリに誘導します。
ディープリンクはアプリ内の特定の場所にユーザーを直接誘導し、ユーザーが自分で特定のページに移動する時間と手間を減らすことで、ユーザビリティを大幅に改善します。
類似用語
ディファードディープリンク
ディープリンクの1種です。ユーザーの端末に該当アプリがインストールされていない場合、ユーザーを指定したアプリストア、Webサイトページなどに誘導することができます。
また、インストール後に起動した際、デフォルトのTOP画面を表示するのではなく、元々指定したページにユーザーを遷移させることができます。
例えば、アプリを持たないユーザーが、スニーカーの広告をクリックしたとします。この場合、ユーザーは始めにアプリストアに誘導され、アプリをダウンロードするよう促されます。
そしてユーザーがアプリをインストールすると、アプリがオープンし、スニーカーの商品ページが表示されます。
スニーカーに興味があってインストールしたけど、アプリを起動した後にお目当ての商品を探せないないということが往々としてありますが、起動後にスニーカーのページを表示させることで購入の機会損失を防ぐことができるようになります。
ユニバーサルリンク
「Universal Links」はAppleのディープリンクの技術です。
Universal Linksを実装することで、検索ユーザーがiOSで情報を検索し、表示されたWebサイトにアクセスした際に、URLに対応するスマホアプリの特定コンテンツへとユーザーを遷移させます。
ディープリンクのメリット
ディープリンクの大きなメリットは、ユーザーのストレス解消による離脱の回避です。
たとえば、ディープリンクを使わない場合、アプリストアを介さなければいけない、さらにアプリを起動しても目的のページまでステップを踏まなければならないケースがあります。
ユーザーとしてはストレスが高く離脱してしまいます。
しかし、ディープリンクの場合、ユーザーが見たいページへダイレクトに誘導できるため、無駄なステップはなくなりユーザーの離脱が抑えられることに繋がります。
活用ジャンル、利用例
ECアプリの活用が多い
アプリのジャンルで多く活用されているのはEC系(ショッピング、デジタルコンテンツなど)になります。
これらのアプリは大量の商品アイテム・ページがあるため、ディープリンクをメリットを活かしやすいと言えます。
一方、ゲーム系ではあまり積極的に活用はされていないです。
新規ユーザー獲得の広告でも効果が高い
広告配信でも設定するURLにディープリンクを活用するケースが増えています。
たとえば、「peep」というアプリでは、Google広告でディファードディープリンクを活用したことで、効果が1.6倍にアップしたそうです。
ユーザーが広告を見たときの作品をインストール後にすぐに表示することによって、ユーザーが迷うことなく作品を探せたことで効果が良くなったと思われます。