スタートページは何を使うのがおすすめ?人気の検索エンジンランキングを発表!
SEO対策では、検索エンジンに対応したWebサイトを構築することが大切です。この記事では、検索エンジンの人気ランキングや検索エンジンの仕組みを紹介しています。どの検索エンジンに合わせてSEO対策をすればいいか理解できますので、ぜひ最後までお読みください。
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検索エンジンとは
検索エンジンとは、インターネット上にある情報を検索するためのシステムのことです。日本では「Google」や「Yahoo!」が主に使われています。パソコンやスマートフォン、タブレットなどインターネットに接続できるさまざまな媒体で利用でき、検索窓にキーワードを入力することで関連情報が表示されます。
検索エンジンの仕組み
ここでは、検索エンジンで検索結果が表示されるまでの仕組みを説明します。検索エンジンに表示されるようになるには、以下のステップが重要です。
クロール
検索エンジンでは、クローラーと呼ばれるロボットが毎日動いています。クローラーがWebページを巡回して情報を収集することを、「クロール」と言います。検索上位に表示されるには、いかに最適な形でクロールされるかがポイントです。
インデックス
インデックスとは、クローラーが収集した情報を検索エンジンが解析して、検索アルゴリズムに合った形でデータベースに登録することです。インデックスされる情報は、ユーザーに届ける価値のあるものだけです。最近は、クロールされてもユーザーに届ける品質を満たさないとして、インデックスされない記事が増えています。
ランキング
インデックスされた情報は、検索アルゴリズムに照らし合わせて、価値のあるページをランキングとして表示します。検索エンジンによって、検索アルゴリズムは異なるでしょう。また、検索アルゴリズムは更新され続けていることから、検索上位を維持するためには、記事を更新し続けなければなりません。
人気のスタートページをランキング!
検索エンジンによって、スタートページには特徴があります。ここではそれぞれのスタートページのシェア率や特徴を解説していきます。
【1位】Google/グーグル
画像引用元:Google
Googleは、世界で91.42%ものシェア率を誇る、世界トップの検索エンジンです。日本でも国内トップの75.59%のシェアがあり、コンテンツのSEO対策をするときには、Googleの検索アルゴリズムは無視できません。
検索アルゴリズムが頻繁にアップデードされるため、最新の情報を確認する必要があります。ただし、アップデートによって、検索したときに表示される検索順位が落ちるなど、コンテンツの評価が変わるケースも少なくありません。圧倒的なシェアではあるものの、国によっては、Google以外の検索エンジンが高いシェアを占めていることもあるので、コンテンツのターゲットに応じて対策する検索エンジンを変更しましょう。
【2位】Yahoo!/ヤフー
画像引用元:Yahoo!
Yahoo!は、世界4位の1.53%のシェアがある、アメリカ発祥の検索エンジンです。日本では国内2位の18.85%のシェア率です。Googleのトップページに比べて、Yahoo!のトップページはメールやニュース、ゲームなどのさまざまなリンクが貼られています。
2011年からGoogleの検索システムを利用しているため、Googleの検索結果と大きな差はありません。ただし、画像や動画、地図などの検索には独自の技術を使っており、ユーザーに合わせたパーソナライズド検索も採用しています。パーソナライズド検索はユーザーが以前検索したキーワードなどをもとに、ユーザーによって異なる検索結果を表示するものです。
【3位】Bing/ビング
画像引用元:Bing
Bingは、アメリカのMicrosoft社が運営している検索エンジンで、シェアは世界2位の3.14%を誇っており、日本でも国内3位の5.09%です。シンプルなトップページで、利用しやすく設計されています。
「利用者の意思を決定する次世代の検索エンジン」をテーマとして開発されているため、世界情勢の動きを素早く反映して検索結果を表示します。動画検索では大きなサムネイルが表示され、検索画面上でプレビューを再生できる特徴があります。Windowsに搭載されているデフォルトの検索エンジンのため、今後シェア率が高くなる可能性もあるでしょう。
【4位】Baidu/バイドゥ
画像引用元:Baidu
Baiduは、中国国内で1位の70%以上のシェア率を誇る検索エンジンですが、世界では3位の1.75%、日本では5位の0.11%のシェアがあります。中国では検閲によって、Googleなどの外国の検索エンジンが利用できません。また特定の画像や動画がブロックされ、民主化運動に関するコンテンツが削除されることも頭に入れておきましょう。
【5位】Seznam/セズナム
画像引用元:Seznam
Seznamは、チェコ共和国でGoogleに次いで2番目のシェアを誇る検索エンジンです。世界でのシェア率は0.05%で、Yahoo!と同じように、トップページには天気予報や星占い、メールなどの機能があります。また、「Sランク」と呼ばれるランキングスケールをWebページに適用しています。Sランクとは、Googleの「ページランク」と似たようなWebページの重要度を決めるためのアルゴリズムです。
【6位】Ask/アスク
画像引用元:Ask
Askは、シンプルなQ&A形式が特徴の検索エンジンです。かつては、Ask Jeeves(アスク・ジーブス)として知られていました。専門知識を優先とする独自の検索アルゴリズムを利用しており、他の検索エンジンとは異なった検索結果が表示される傾向にあります。Yahoo!やBingと同じく、キーワード以外にも画像やニュース検索が可能です。検索ワードに関連した「よくある質問」が表示されるため、調べたいキーワードを深掘りするときに向いています。
【7位】DuckDuckGo/ダックダックゴー
画像引用元:DuckDuckGo
DuckDuckGoは、利用者のプライバシー保護と検索ユーザーの情報を記録しないことをモットーにしています。アメリカの会社が運営しており、シェア率は世界6位の0.66%、日本では4位の0.24%です。
アメリカの国家安全保障局がGoogleやYahoo!などの検索エンジンから個人情報を収集していたことが発覚した2013年以降、ユーザーが増加しています。
【8位】Ecosia/エコジア
画像引用元:Ecosia
Ecosiaは、ドイツの企業が運営している、環境にやさしい検索エンジンです。世界では0.13%、日本では0.03%のシェアがあります。Bingの検索アルゴリズムに、Ecosiaのアルゴリズムを組み合わせて検索結果を表示しており、検索エンジンとしての使い勝手も良好です。またEcosiaでは、広告収入の80%がNPO(民間非営利団体)法人のWWF(世界自然保護基金)に寄付され、世界の植林活動に利用されています。約45回検索されると1本の植樹ができるため、SDGsやエコの意識が高い方におすすめの検索エンジンです。
【9位】Naver/ネイバー
画像引用元:Naver
Naverは、韓国でシェア率2位の検索エンジンです。世界では0.11%、日本では0.01%のシェアがあります。トップページには、地図やニュースなどのコンテンツが充実しており、韓国版のYahoo!サービスとも言えるでしょう。韓国でビジネスをする場合は、Googleと併せてNaverのSEO対策も必要です。50のカテゴリーに分けて検索するため、一般的なGoogleの利用を前提としたSEO対策は適用できません。
【10位】CocCoc/コック・コック
画像引用元:CocCoc
CocCocは、ベトナムでトップシェアを誇る検索エンジンです。世界では0.05%、日本では0.02%のシェアがあります。ベトナム語の自動入力補助やスペルチェックなど、ベトナム語を使うユーザー向けのサービスが整っていることが特徴で、CocCocが使用するアルゴリズムはGoogleと異なります。ベトナム向けのビジネスをする場合は、独自のリスティング広告やSEO対策が必要です。
スタートページを変更する方法
スタートページは、既定のものから変更できます。Google Chromeでは、ブラウザの右上にある設定をクリックし、検索エンジンの項目から変更したい検索エンジンのURLを入力することで、変更可能です。他のブラウザでも、同じように設定から変更できます。
まとめ
スタートページのシェア率は、地域やユーザーによって異なります。しかし、現状はGoogleがほぼ一強となることから、Googleに向けたSEO対策をしっかりと行うことが大切です。Googleのアルゴリズムは常に更新しているため、最新の情報を確認しましょう。
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