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Googleで「ブロックされたリソース」を解除する方法をわかりやすく解説

Googleで「ブロックされたリソース」を解除する方法をわかりやすく解説
Webサイトを運営するにあたって、Google Search Consoleの活用は欠かせません。

しかし実際にサイトの状態をチェックしていると、「ブロックされたリソース」という表示が出てしまい、困った経験はないでしょうか。

この表示はWebサイトの運営に悪影響を及ぼす可能性があるため、早期に原因を究明し、解除することが大切です。

本記事では、「ブロックされたリソース」の概要や原因、主な解除方法について解説します。

「ブロックされたリソース」とは

「ブロックされたリソース」とは、Google Search Consoleにおいて表示される画面のことを指します。

検索エンジンのボット(ロボット)がサイトを訪問した際、アクセスできない場合に「邪魔する存在がある」ということを知らせるために注意警告として出てくる表示です。

Googleのボットはページをインデックス登録させるために巡回してくれる存在であり、アクセスできなければインデックスの登録を正しくしてもらえないことになります。

「ブロックされたリソース」が与える影響

「ブロックされたリソース」があると、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。

エラーが発生した状態と同じように、Googleのボットからすれば異常な事態が発生していると考えられるのです。

クロールできない状態が続けばWebサイトの認識や正当な評価もできないため、検索順位に影響してしまう可能性は十分に考えられるのです。

「ブロックされたリソース」の表示が出た場合、原因を確認して解除しなくてはなりません。

「ブロックされたリソース」が表示される4つの原因

ここでは、「ブロックされたリソース」が表示される原因について解説します。

【原因として考えられること】

  • 画像URLに含まれる内容
  • TwitterなどのSNSリンク
  • アフィリエイトリンク
  • 外部サイトへのリンク

基本的には自分のサイトそのものというより、リンクを貼っている外部サイトに原因があることが多数です。

原因1.画像URLに含まれる内容

原因としてまず考えられるのが、画像URLに含まれる内容です。

設定した画像に不用意な記載が追加されている場合、ブロックされてしまうことがあります。

自分で設定した画像以外にも、サイト内に自動で利用されている画像で表示されることもあり、注意が必要です。

原因2.TwitterなどのSNSリンク

TwitterをはじめとするSNSリンクも、ブロックされる可能性がある項目です。

TwitterなどのSNSリンクがアクセスできない状態や、プラグインによって不要な記載が追加されていれば、ブロックされてしまいます。

原因3.アフィリエイトリンク

アフィリエイトリンクに関しても、内容によってはエラーが発生する可能性があります。

たとえば、自分のサイトがSSL化されていてもSSL化されていないアフィリエイトリンクが生成されていた場合に、ブロックされてしまったケースがありました。

原因4.外部サイトへのリンク

外部サイトに何かしらの原因がある場合も、同様のエラーが発生する可能性があります。

外部リンクが原因の場合には、自分だけで修正はできません。

「ブロックされたリソース」の原因を確認する方法

「ブロックされたリソース」の原因を確認する方法は、以下の手順になります。

  • Google Search Consoleに当該サイトのプロパティを開く
  • メニューから「Googleインデックス」を選択
  • 「ブロックされたリソース」を選択

「ブロックされたリソース」を解除する方法

「ブロックされたリソース」を確認したら、以下の方法で解除します。

【解除する主な方法】

  • 外部サイトへのリンクを削除する
  • 該当ページを検索結果に表示させないようにする
  • URLをエラーが出ないものに変更する
  • 外部サイトにブロック解除を依頼する

外部サイトへのリンクを削除する

エラー状態を解消するのに、もっとも手っ取り早い方法が、外部サイトへのリンクを削除することです。

原因箇所が分かった際に、問題となっているリンクが特に削除しても支障のないコンテンツであれば、掲載ページから削除するだけで解消できます。

該当ページを検索結果に表示させないようにする

該当ページを検索結果に表示させないようにすることも、確実にエラーを解消できる方法の一つです。

該当ページのHTML内に、「rel=”nofollow”」との記述を加えることで、検索結果への表示を避けられます。

上記を記すことで、「外部サイトへアクセスする必要なし」との指示を検索エンジンに出すことが可能です。

外部サイトが原因となっていることが明らかな場合、この方法ならボットが外部サイトにクロールしなくなります。

URLをエラーが出ないものに変更する

原因がはっきりしている場合、URLをエラーが出ないものに変更する方法も考えられます。

途中から急にエラーが増えた場合は、一度リンクコードを生成しなおすことで解消することもあるため試してみましょう。

外部サイトにブロック解除を依頼する

外部サイトに何かしらのブロックがされていることで発生している場合、外部サイトへ対処を依頼することで解消が望めます。

少々ハードルが高いかもしれませんが、リンク先の管理人へ連絡ができるのであれば依頼してみることはできるでしょう。

ただし、外部サイトの管理人次第になってしまう点で、現実的には他の選択肢をまず試した方がよいかもしれません。

まとめ

「ブロックされたリソース」とは、Google Search Consoleにおいて表示されるエラー表示のことを指します。

検索エンジンのボットがサイトに訪問した際にアクセスできない原因が何かあると判断した場合に表示されるため、解除する必要があります。

本記事で紹介している主な解除方法を試し、Webサイトの健全化につなげましょう。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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