いま熱い!アプリ集客で効果的な記事LP広告とは?
美容系の商品や健康食品のプロモーション施策としてはかなり浸透している手法ですが、パフォーマンスが良いことからアプリのユーザー獲得としても注目を集めています。
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記事LP広告とは
ユーザーのサービス理解を深めるために記事ページを挟む
通常のアプリ広告では、バナーをクリックしたらストア(AppStoreやGoogle Play)へ遷移するのに対し、記事LP広告は間に記事ページを挟み、そこからストアへ誘導するフローになります。
広告を掲載するメディア(ニュースサイトなど)からは、まずは記事コンテンツに誘導し、記事を読んでもらい、購入意欲を高めた状態でストアに遷移させ、コンバージョン(CV)まで落とし込むという流れです。
記事は第三者目線。だから効果が良くなる
マーケターの経験がある方なら不思議に思ったのではないでしょうか。
ゴールまでの遷移数が多いと離脱ユーザーが増え、CVRが悪化するのが常識となっていますが、記事LPの場合は逆にCVRが高くなる傾向があります。
記事LPの場合は、第三者の書いた内容で客観的なもので構成されます。
また、読み物であり、広告のように強くアピールするものではないため、自然な形でアプリの内容や魅力を伝えることが可能になるのです。
通常の広告やLPでは、提供する当事者のアピール内容になってしまいますが、広告が嫌われたり、レビューが重視される現在では、当事者ではなく第三者目線の内容が受け入れられやすく、コンバージョンに繋がりやすいのです。
インフィード広告やリスティングから集客
記事LPへ誘導するユーザーはリスティング広告やニュースメディアのインフィード広告から集客するのが一般的です。
たとえば、カジュアルゲームを紹介する記事LP「ハマる暇つぶしゲームアプリ20選|隙間時間に遊べる飽きないアプリを紹介」を作成した場合、リスティングでは、「おすすめ 暇つぶしゲーム」といったユーザーの悩みや目的が明確になっているキーワードで入札し、いわゆる顕在層の集客を効率的に行います。
インフィード広告の場合は、通常のニュースの間に挟まれ、同じ形式で表示されます。
記事タイトルはLPと同じ「ハマる暇つぶしゲームアプリ20選|隙間時間に遊べる飽きないアプリを紹介」で問題ありません。
ただ、通常のニュースのトーンと合わせたほうがユーザーはクリックしやすく、コンバージョンに繋がりやすいため、場合によっては、媒体のレギュレーションやトーンにあわせて訴求の仕方を変えるなどの工夫も必要になってきます。
なぜ記事LPが流行っているのか
効果が良好!低コストでの獲得、LTVの向上にも貢献
流行っている一番の理由はなんといっても効果がいいためです。
前述した通り、第三者目線の紹介記事ページを挟むことにより、自然な形でユーザーのアプリに対する理解や興味が高めることができます。
モチベーションが高まったことにより、インストールに繋がる率が高くなり、結果として獲得コストも抑制できる効果が期待できるのです。
また、サービスの理解がインストール前に向上することによって、インストール後すぐに離脱してしまうことを防ぐことにも繋がり、継続率や1ユーザー当たりのLTVも向上します。
LTVが高いのが分かる事例エピソードを1つ紹介します。
記事LPでの獲得CPIを5000円まで許容しているゲームアプリの広告主もいらっしゃいます。許容CPIとしては他メニューよりもかなり高い設定ですが、そこまで高く設定できるのはなぜでしょうか?
それは、当然ですが広告コストを回収できるためです。つまり記事LPからの獲得したユーザーは他メニューよりもLTVが高く、CPIが高くてもその分を回収できるため、許容CPIを上げることができるのです。
「広告嫌い」「バナー無視」が加速する現在に効果的
ネットユーザーの「広告慣れ」と「リテラシー向上」によって、広告が露出してもクリックされずにスルーされる傾向が高くなっています。
特にスマホの小さな画面では、バナー広告は一定の面積をとるため、コンテンツの閲覧を妨げる「邪魔モノ」扱いにされてしまいます。
そんな傾向が高まる中、インフィード広告での記事風の訴求が効果が良いということで注目を浴びています。
インフィード広告は、SNSのタイムラインやニュースメディアのコンテンツの間に挟まれる形でコンテンツになじんで表示されるので、広告嫌いのユーザーにも受け入れやすく、従来のバナー広告と比べるとクリック率が高くなります。
また、誘導先の記事LPでも広告としてではなく、読み物として能動的に閲覧してくれるので、コンバージョンにも繋がりやすく出稿する広告主が増えています。
どんなアプリにおすすめ?
どんなアプリでもOK
全体的にどんなジャンルのアプリでも問題ありませんが、ゲームよりも非ゲームの方が比較的高い効果が得られる傾向があります
サービスが複雑でサービスの良さを理解させるのが難しいアプリ
類似サービスが世の中に存在しなかったり、利用方法が複雑な場合、ユーザーへサービスの良さを理解させるのは簡単ではありません。
記事LPを活用すると、複雑なサービス内容でもユーザー理解を高めることが可能です。
質のいいユーザーを効率的に獲得したい
記事LPでは他メニューの広告よりもサービス理解をした上で獲得できるため、継続率やLTVが高い傾向があります。
潜在層の掘り起こしをしたい
コンバージョンの刈り取りばかりしていると、いずれ行き詰まります。
新たなユーザー獲得をするには潜在層の掘り起こしが必要ですが、動画広告やインフルエンサー活用などのプロモーションをしても、コンバージョンまでは時間もコストもかかってしまいます。
しかし、記事LPのプロモーションでは潜在層の掘り起こしからコンバージョンまでの時間を短く、効率的に行えるので、時間やコストを浪費せず、安定した獲得を維持することができます。
出稿するにはどうしたらいい?
1.インハウスで運用する方法
ご自身でLPを作成し、運用型広告(Facebook、Gunosyなど)へ出稿し運用を行う方法です。
しかし、かなりの工数がかかるだけでなく、運用ノウハウがない場合は獲得コストが高騰し採算が合わないため、あまりおすすめはしません。
2.記事媒体に直接出稿する方法
アプリの記事サイトを運営している会社へ出稿する方法です。
多くの媒体は記事を作成してくれるだけでなく、CPI固定で掲載してくれるので、運用ノウハウやリソースがない方でも出稿しやすいのが特徴です。
媒体をまとめている広告ネットワークにお任せする方法
アプリの記事サイトへ一括管理、掲載してくれる広告ネットワークにお任せする方法もあります。
直接媒体へ出稿する場合と比較して手数料がのる分コストが若干が高くなりますが、獲得ボリュームや効率性(予算管理、契約、運用にかかるコミュニケーションなど)の観点からこの方法を採用している広告主が多い傾向があります。
こちらの場合でも記事制作の必要はなく、CPI固定で出稿できます。
まとめ
- サービス理解の向上により、インストール後のパフォーマンスがいい
- 潜在層の掘り起こしから効率的にできる
- 制作や運用工数も掛からず、低リスク(CPI固定)で出稿できる
今回は記事LPの特徴をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。当然ですが、記事LPを活用しても必ず成功するわけではありません。
成果を出すためには、記事の内容や媒体選定など様々な運用力が必要になってきます。
インハウスで行う場合は最適化まで大変ですが、しっかりPDCAを回しながら改善していきましょう。
媒体やネットワークにお任せする場合は、どのような媒体へ出稿可能か、効果事例などヒアリングして、信頼できる会社を探しましょう。
最後に、弊社の運営するGMO SmaADでは国内の殆どのCPIネットワーク・媒体へ出稿が可能です。
また運用型広告で集客した質の高いユーザーにリーチできる、独自の記事媒体AppQueen by GMOを運営しております。
報酬を返す地点や単価感など、詳細のご相談やご質問がございましたら下記よりお問い合わせくださいませ。