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アクティブユーザーとは?分析方法や増やすためのポイントを解説

アクティブユーザーとは?分析方法や増やすためのポイントを解説
アクティブユーザーについてよく理解していないと、サイトを運営していくうえで機会損失につながってしまいます。

SEO対策を考えるうえで、アクティブユーザーの動向を確認することは非常に重要です。
アクティブユーザーの数によって、アクセス数やCV数が左右されると言っても過言ではありません。

当記事では、アクティブユーザーの調べ方や増やし方について説明していきます。
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アクティブユーザーとは?

アクティブユーザーとは、ある期間のうちにサイトを訪れたユーザーのことです。

いわゆる「アクセス数」とは異なり、一人のユーザーがある期間に同じサイトを何度も訪れたとしても、アクティブユーザー数としてカウントされるのは、「1」のみとなります。

ここからは、アクティブユーザーの意味、ユニークユーザーとの違い、非アクティブユーザーについて詳しく解説していきます。

アクティブユーザーの意味

アクティブユーザーは、ある期間内にサイトやアプリを利用したユーザーを指します。

日常的に活動しているユーザーを「アクティブユーザー」と呼ぶこともありますが、Webマーケティング上で使われる意味としては、上記のようにある期間内にサイトやアプリを利用したユーザーの「人数」に当たる数値のことです。

あくまで「人数」を表すものなので、ある期間内に同じユーザーが複数回サイトやアプリを利用したとしても、「1」としてカウントされます。

アクティブユーザーとユニークユーザーの違い

アクティブユーザー サイトに訪問したユーザーの数。特定の期間を設けて集計するのが一般的
ユニークユーザー サイトに訪問したユーザーの数。特定の期間を設けずに集計することが多い

アクティブユーザーとユニークユーザーには大きな違いがありません。どちらもあるサイトを訪問したユーザーの数をカウントしています。

そのため、アクティブユーザーもユニークユーザーも、1日、1週などの間に何度サイトを訪れても、カウントは「1」です。

結果的にアクティブユーザーとユニークユーザーは同じ数になります。

強いて違いを挙げるなら、アクティブユーザーは期間を設けて集計するのに対して、ユニークユーザーは特別期間を設けていません。

非アクティブユーザーとは?

非アクティブユーザーとは、あまり積極的ではないユーザーを指します。

定期的にサイトを訪れているアクティブユーザーとは異なり、非アクティブユーザーはしばらくの間サイトを訪れていない、関心を失ってしまっているユーザーのことです。

また、SNSなどでは、フォローはしているものの新たなツイートや書き込みのシェアなどがない方も非アクティブユーザーと呼ばれることがあります。

Webマーケティングでは、この非アクティブユーザーをいかにアクティブユーザーに変えていけるかが鍵と言えるでしょう。

アクティブユーザーを把握することの重要性

Webマーケティングにおいて、アクティブユーザーの数を知ることは非常に重要です。

自社サイトの商品やサービスへの関心度を把握することができ、マーケティング戦略に生かすことができます

アクティブユーザー数や時期による違いなどを調べ、分析を進めていくことで、自然と自社サイトが何を求められているのかがわかるようになるのです。

逆に言えば、効果的な対策を考え、実践していくためには、アクティブユーザーの把握が必要不可欠ということがわかるでしょう。

アクティブユーザーの調べ方・計測方法

アクティブユーザーの調べ方・計測方法

Googleアナリティクスではアクティブユーザーの数をユーザーの項目から選択することができます。ユーザー検索やコホート分析などの調査で、週別・月別のデータを確認することも可能です。

下記で「ユーザーから調べる」、「コホート分析から調べる」方法について解説していきます。

ユーザーから調べる

ユーザーから調べる

一番左側の「ユーザー」からアクティブユーザーを選択します。

アクティブユーザーから確認すると、簡単に、常にどのくらいのユーザーが見ているのかも把握することができます。

時期を指定することで細かい調査も可能となり、図のようにグラフでデータを可視化できます。

コホート分析から調べる

コホート分析から調べる

コホート分析でユーザーの行動をグループ化することで、詳細なデータを得ることができます。

数値化して分析を行うことで、さらなるソリューションを見つけ、サービスの成長を担うことが可能です。

もともとコホートという言葉は、「属性のある集団」という意味です。そのため、グループ化した集団の分析はコホート分析と呼ばれています。

また、週別・月別でデータを確認することができるのもコホート分析のメリットで、サイトへのユーザーの流れなどを知ることができます。データを可視化し、再確認することが可能です。

アクティブユーザーの増やし方4つのポイント

アクティブユーザーを増やすポイントとして、「SEO対策自然検索を増やす」「質の良いコンテンツでリピーターを獲得する」「SNSの対策も欠かさない」「有料広告も活用する」の4つが挙げられます。以下を参考に、アクティブユーザーをどのようにして増やしたら良いのかを確認してみましょう。

SEO対策に力を入れて自然検索を増やす

アクティブユーザーを増やすために、SEO対策に力を入れて自社サイトへの自然検索を増やすようにしましょう。

オーガニック検索を利用してサイトやサービスにたどり着く人は多いです。目的に合わせた商品やサービスを届けることができるのも、オーガニック検索を利用するうえでのメリットです。

自然検索が増えれば自ずとサイトも盛り上がりを見せ、マーケティングや商品の販売にも良い結果をもたらします。SEO対策を施して自然検索を増やしていくことで、ユーザーがサイトを見つけやすくなりPV数が向上します。

質の良いコンテンツでリピーターを獲得する

質の良いコンテンツを作成し、リピーターを獲得することが大切です。

Googleアナリティクスのセグメントを利用して「月別、週別」と再来率を確認すれば、どのくらいの成長率かを図ることが可能となり、大変便利です。

アクティブユーザー数を安定させるためには、質の良いコンテンツを継続的に発信するなどして、サイトの「ファン」を作るようにしましょう。

SNSの対策も欠かさない

新規の顧客やアクティブユーザーを獲得するならば、SEOでオーガニック検索による集客を狙うほかに、SNSを利用した対策を行うことも重要です。

SNSからのリンクの誘導によって、新たな新規ユーザーの獲得も可能となります。

SNS対策を施しておけばアクティブユーザーを安定的に獲得することもでき、シェア機能により情報を拡散することで「商品の販売やサービスの販売」においても良い結果が期待できます。

有料広告も活用する

有料広告を活用することで、SEO対策をする必要もなく容易に検索上位にサイトやLPを表示することができます。

有料広告はGoogleやFacebookなどで誰でも情報やコンテンツを拡散することが可能です。

Google広告の場合は検索結果に表示され、そこからユーザーに見てもらいたいサイトやLPに誘導することができます。

SEO対策を施すことなく、サイトの上位表示やCVの向上を狙うことができるのです。

時間がないが予算には余裕のあるマーケティング担当者にはおすすめの方法と言えます。

また、SNSでも有料広告を使用することで、特定のキーワードに興味のあるユーザーに向けて広告を発信することができるので、便利です。期間は1日、1週間と刻んで選択でき、後から予算を追加することもできます。

まとめ

アクティブユーザー数が高い水準で維持されているサイトは、サービスや商品の内容が充実しているだけでなく、魅力的なコンテンツを保有していることが多いです。

アクティブユーザーを増やすためには、新規のユーザーがサイトにたどり着けるようにすることが求められます。

まず必要なことは、現状のアクティブユーザーの動向を知ることです。今回紹介したGoogleアナリティクスの機能を使うことで、アクティブユーザーの数や動きを正確に把握することができます。

アクティブユーザーの分析結果をもとに、SEO対策やSNSの活用、有料広告の出稿など、自分のサイトやコンテンツに必要な施策を考え、実践していきましょう。

今回紹介したアクティブユーザーの調べ方、増やし方のポイントを押さえ、今後のWebマーケティングの戦略にぜひお役立てください。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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