【具体例付き】SEOキーワードの選定手順5ステップ!おすすめツールや選定ポイントを解説
そこで今回の記事では、SEOキーワードを選ぶ時に気をつけておきたい3つのポイントと、具体的な5つの手順を解説していきます。
ぜひ参考にしていただき、コンテンツの上位表示を目指していきましょう。
- SEO対策キーワードとは
- SEO対策にキーワード選定が重要な理由
- SEO対策キーワードの4つの種類
- 1.知りたい(knowクエリ)
- 2.何かをしたい(Doクエリ)
- 3.買いたい(Buyクエリ)
- 4.行きたい(Goクエリ)
- SEO対策キーワードの選定ポイント3つ
- 1.記事作成の目的を明確にする
- 2.需要のある上位表示が見込めるワードを選ぶ
- 3.ペルソナ・ターゲット設定をする
- SEO対策キーワード選定のやり方5ステップ
- 1.メインとなるキーワードをひとまず選定する
- 2.ツールを使ってサジェストワードを抽出する
- 3.サジェストワードから関連するワードをグルーピングする
- 4.検索ボリュームから記事作成の優先順位を決める
- 5.順位付けしたキーワードを元に検索意図に合った記事を作成する
- 【目的別】SEO対策キーワード選定のおすすめツール4つ
- 1.記事とクエリの成果を観測するならGoogle Search Console
- 2.検索ボリュームを確認するならキーワードプランナー
- 3.サジェストキーワードならラッコキーワード
- 4.オールマイティーに使うならSEARCH WRITE
- SEO対策のキーワード選びで気を付けたい3つのこと
- 1.コンテンツの重複を避ける
- 2.ロングテールキーワードを狙う
- 3.定期的にキーワードを見直す
- SEO対策キーワードの適切な入れ方
- キーワードをタイトル・見出しに入れる
- キーワードは本文にも入れる
- メタディスクリプションに入れるべき?
- まとめ
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SEO対策キーワードとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。
GoogleやYahoo!をはじめとする、検索エンジンからの流入数やCV数を増やすためにおこなう取り組みのことです。
SEOの取り組みを実践する際に設定する単語や語句がSEO対策キーワードで、設定したキーワードを中心にSEO対策を行います。
SEO対策にキーワード選定が重要な理由
SEO対策において、キーワード選定はとても重要です。なぜなら、キーワード選定はSEOにおいて成果が出るか出ないかを分ける大きなポイントだからです。
ユーザーの4割近くが検索エンジンを経由してサイトを訪問しているため、キーワードをあいまいに選定していると、検索エンジンからの見込み客の誘導を効果的に増やすことができません。
また、キーワードを選定していなくても、コンテンツ制作にかける時間や手間は同じようにかかります。せっかく同じ時間や手間をかけてコンテンツを制作するのであれば、少しでもサイトのゴールに近づける方法で実施した方が効率もよいです。
また、検索キーワードの選定と同じように大事なのは、検索意図を考慮することです。これは、Googleが以下のように提唱しています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Googleのトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
(引用:Googleが掲げる10の事実)
このようなことから、SEO対策にとってキーワードの選定はとても重要で、キーワード選定と同時にユーザーに焦点を絞ったサイト運営こそがSEOの王道ともいえます。
SEO対策キーワードの4つの種類
SEO対策キーワードは、大別すると「知りたい」「何かをしたい」「買いたい」「行きたい」の4つに分類されます。
以下に出てくる「クエリ」とは、検索エンジンで調べものをする際に入力する単語や文章のことです。
ここでは、その4つについてそれぞれ解説していきます。
1.知りたい(knowクエリ)
「知りたい(knowクエリ)」は、検索したキーワードについての情報を知りたいときや、問題の解決策をしたいという意図のクエリです。VODサービスを例にすると、以下のようなクエリを指します。
- vodサービス とは
- vod 何が見れる
- vodサービス 価格
VODサービスとはどういうものなのか、どこがおすすめで価格はいくらなのかといったように、VODサービスの内容を知りたくて検索していることが分かります。
また、「知りたい(knowクエリ)」の場合は、基本的には以下の「Go・Do・Buy」に該当しないキーワードが全般的に当てはまります。
2.何かをしたい(Doクエリ)
「何かをしたい(Doクエリ)」は、アクションに結びつくクエリで、検索するキーワードのやり方やコツなどを知りたい場合に該当します。
- vod 選び方
- vod 再生
- vod パソコンで見る
このように、VODサービスの選び方を知りたいユーザーや、VODサービス加入後に再生の仕方が分からないユーザーの検索意図が分かるキーワードです。
3.買いたい(Buyクエリ)
「買いたい(Buyクエリ)」は、検索したキーワードの商品やサービスを購入したい場合に該当します。VODサービスで検索すると、以下のようなキーワードが挙げられます。
- vod ランキング
- vod 対応 レコーダー
- vod 対応テレビ
このキーワードからは、おすすめのVODサービスに加入したいニーズや、VODサービスに対応したレコーダーやテレビの購入を意図していることが分かります。
4.行きたい(Goクエリ)
「行きたい(Goクエリ)」は、検索した場所(サイト)に行きたいという意図のクエリです。例えば、以下のようなクエリが挙げられます。
- vod 無料視聴 ホテル
- アパホテル vod 有料
- vod ネットフリックス
VODサービスで探してみると、上記のキーワードが見つかりました。試しに「vod 無料視聴 ホテル」でGoogle検索してみると、検索結果にはVODが無料視聴できるホテルの一覧などが表示されています。
このことから、GoogleはVODが無料視聴できるホテルに行きたいという検索意図を読み取って、その答えを返していることが分かります。
SEO対策キーワードの選定ポイント3つ
SEOキーワードを選ぶ際には、「記事作成の目的」「需要のあるキーワード」「ペルソナの設定」といった3つのポイントを押さえていきましょう。
ここでは、この3つのポイントについて、詳しく解説していきます。
1.記事作成の目的を明確にする
SEOキーワードを選ぶときは、まずは記事作成の目的を明確にする必要があります。なぜなら、目的によって選定するキーワードが違ってくるからです。
記事の目的は、コンバージョンを目的としたものから単なる情報提供などさまざまです。そして、その目的を達成するためにコンテンツがあります。
そのため、目的が定まっていなければ、そもそもキーワードを選びようがなく、目的のないぼやけた記事ではユーザーに何も伝えられません。
そればかりか、ユーザーにとってメリットのない記事でいくらサイトを構成しても、上位表示されることはまずありません。
このように、目的のない記事はサイト運営にとってもユーザーにとってもメリットがありません。
まずは記事作成の目的を明確にしてから、目的達成のためのキーワード選定が必要です。
2.需要のある上位表示が見込めるワードを選ぶ
SEOキーワードを選ぶときは、需要のある上位表示が見込めるキーワードを選びます。なぜなら、需要がなければそもそも記事を書く理由がないからです。
また、月間検索件数が1万件を超えるようなビッグキーワードを選定すると、上位表示を狙う競合サイトがたくさんあるため、上位に表示させる難易度はとても高くなります。
そのため、スモールキーワードやロングテールキーワードといった、競合が少なく上位表示の難易度もそれほど高くないキーワードがおすすめです。
スモールキーワードやロングテールキーワードは、大きな流入こそないものの検索意図が明確なので、コンバージョンにつながりやすいといったメリットもあります。
このようなことから、SEOキーワードを選ぶときは、需要のある上位表示が見込めるキーワードから選ぶことが大切です。
3.ペルソナ・ターゲット設定をする
SEOキーワードを選ぶときは、ペルソナ・ターゲットを設定して選びます。ユーザーニーズからキーワードを選定してくので、コンバージョンにつながりやすいからです。
ターゲット設定では、狙うユーザーを性別や年齢といった属性で分けますが、ペルソナまで設定することで、ターゲットをさらに詳細にイメージすることができます。
そして、イメージが設定できるからこそ、ユーザーニーズを予想することも可能となってくるのです。このようなことから、SEOキーワードを選ぶときは、ペルソナ・ターゲットを設定する必要があるのです。
SEO対策キーワード選定のやり方5ステップ
それではここから、SEO対策キーワード選定の具体的な方法を5つのステップで解説していきます。一つ一つ手順を押さえていくことでキーワード選定がしやすくなるので、参考にしてみてください。
1.メインとなるキーワードをひとまず選定する
まずは、コンテンツのメインとなるキーワードを選んでみましょう。メインとなるキーワードとは、自サイトに不可欠で、関連性が高いキーワードのことです。
ここでは例として、VODのアフィリエイトサイトで無料登録を目的とした記事を作成する場合のキーワードを選定してみます。メインキーワードと記事の目的は、以下のとおりです。
- メインキーワード:VOD
- 記事の目的:VODサービスへの無料登録
ひとまずメインとなるキーワードとして「VOD」を選定しました。しかしながら、記事の目的はVODサービスの無料登録です。そのため、今度は「VODサービスのおすすめはどれなのか知りたい」というターゲットに向けたキーワードを選びます。
2.ツールを使ってサジェストワードを抽出する
サジェストキーワードは、ユーザーが検索しているであろうキーワードのことで、ユーザーの検索頻度やキーワードとの関連性の度合いによって表示されます。
今回は、「ラッコキーワード」ツールを使い、サジェストキーワードを分析してみます。
まずは、メインキーワードの「VOD」でサジェストキーワードを分析してみます。検索結果を一通り確認すると「VOD おすすめ」というキーワードが見つかりました。
このキーワードから、「VODのおすすめはどれなのか知りたい」というユーザーが検索している可能性が高いと予想できます。そこで今度は「VOD おすすめ」で再検索し、さらに検索意図を明確にしていきます。
「VOD おすすめ」で、再度サジェストキーワードを検索してみました。すると「VOD おすすめ」というキーワードの中にも、さまざまな意図があることが分かります。
単にVODサービスを探しているだけでなく、アニメにおすすめのVODサービスや国内ドラマにおすすめのVODサービスを探していることが見て取れます。
たったこれだけの作業ですが、ビッグキーワードでは分からなかったユーザーニーズを明確に知ることができました。
3.サジェストワードから関連するワードをグルーピングする
サジェストキーワードで、ユーザーニーズの明確な関連ワードが見つかったので、今度はそれぞれのキーワードをグルーピングしていきます。
キーワードから分かることは、海外ドラマ・アニメ・国内ドラマなど、自分好みに合わせてVODサービスを選びたいユーザーがいるということです。
また、「VOD タブレット おすすめ」というキーワードからは、VODサービスを利用するのにおすすめのデバイスを探しているユーザーがいることがわかります。
そのため今度は、エクセルを使ってキーワードの属性をグループ分けします。グループ分けすることで、ユーザーニーズがより明確にイメージできるようになります。
4.検索ボリュームから記事作成の優先順位を決める
続いて、検索ボリュームから記事作成の際の優先順位を決めていきます。ここでは、ラッコキーワードに加えて、「Googleキーワードプランナー」というツールを利用します。
まずは、ラッコキーワードのサジェストキーワードを全コピーします。右上の赤枠「全キーワードコピー」をクリックすれば、重複を削除してコピーできます。
次に、Googleキーワードプランナーで「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
コピーしたキーワードをペーストして、「開始する」をクリックします。
赤枠の「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、昇順と降順のどちらでも並び替えができます。
キーワードプランナーは無料で使用しているため、月間検索件数はざっくりとしか分かりません。しかし、ある程度の目安にはなるので、緑枠の「競合性」と比較しながらキーワードの優先順位を決めていきましょう。
今回はキーワード数が少ないのでありませんが、おおよその目安として、検索ボリュームが「100~1,000」で、競合性が「低~中」のキーワードがおすすめです。
5.順位付けしたキーワードを元に検索意図に合った記事を作成する
キーワードが決まったので、今度はそのキーワードを元に、検索意図にあった記事を作成していきます。
検索意図に合った記事とは、ユーザーに対して、明確に答えを返すことのできる記事のことです。
記事作成時の注意点としては、さまざまなキーワードで記事を書いても、内容がぼやけてしまって検索意図からは遠く離れた記事になってしいます。そのため、1ページに使用するキーワードは1キーワードが原則です。
【目的別】SEO対策キーワード選定のおすすめツール4つ
ここでは、SEO対策キーワードを選ぶ際に利用したい、おすすめのツールを4つご紹介いたします。無料で使えて高性能なツールがほとんどなので、ぜひ活用してみましょう。
1.記事とクエリの成果を観測するならGoogle Search Console
記事とクエリの成果を観測するならGoogle Search Consoleがおすすめです。なぜなら、サイトに流入した検索クエリの、順位・クリック率・表示回数・クリック数などがひと目で分かるからです。
以前は、サーバーのアクセス解析で検索キーワードが確認できていましたが、今は確認することが難しくなってきました。ですがGoogle Search Consoleなら、それらの流入キーワードを確認できるため、とても便利に使うことができます。
他にも、インデックス状況やページエクスペリエンス指標の確認などもできるので、キーワード選定だけでなく、SEO対策を行うなら必須と言えるほどのツールです。
Googleが提供しているツールで、無料で使うことができるので、ぜひ導入することをおすすめします。
2.検索ボリュームを確認するならキーワードプランナー
検索ボリュームを確認するなら、Googleキーワードプランナーがおすすめです。キーワードプランナーを使えば、検討しているキーワードの月間検索件数や、キーワードの競合性を確認することができます。
検索ボリュームを調べることは、サイト流入の予測を立てる際に欠かすことができません。また、競合性が分かれば、効率よくコンテンツを積み上げていくこともできます。
本来このツールは、Google広告のために用意されているのですが、その機能を応用することでSEO対策としても第一線で利用できます。
使い方も簡単で「新しいキーワードを見つける」と「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の大きく2つの機能を使って、キーワードを調査することができます。
また、どちらの機能も一度でたくさんのキーワードを調べることができます。そのため、キーワード調査にはとても便利に使うことができるので、とても人気のあるツールです。
3.サジェストキーワードならラッコキーワード
サジェストキーワードを検索するなら、ラッコキーワードがおすすめのツールです。このツールを使えば、Googleサジェストはもちろんのこと、BingやYouTubeサジェストまで調べることができます。
SEOキーワードを選定するなら、まずは軸キーワードを決定しますが、検索ボックスに軸キーワードを入力すると、関連するキーワードを一覧で表示してくれます。
CSVでも保存できて、重複を除去してそのままキーワードプランナーに貼り付けることもできるので、キーワードの月間検索件数も一気に調べることができます。
そのため、手軽に関連キーワードを探したいときには、とても便利に使うことができるツールです。
最近はユーザー登録しないと検索回数に制限がかかるようになったので、ぜひ無料のユーザー登録をすませて、制限なく使うようにすることをおすすめします。
4.オールマイティーに使うならSEARCH WRITE
SEOキーワード調査に必要な機能をオールマイティーに使うなら、SEARCH WRITEがおすすめです。
なぜなら、このツール1つあれば検索ボリュームや関連キーワードの調査だけでなく、新規キーワードや競合からのキーワード発見まで、オールマイティーに使えるからです。
関連キーワードでは、軸キーワードを入力して関連キーワードを表示させれば「関連キーワード」「サジェストキーワード」「LSI」の中から目的のものを表示させることができます。
ちなみにLSIキーワードとは、Googleでキーワード検索をしたときに、検索結果の下の方に「他のキーワード」という項目で表示されている10個程のキーワードのことです。
検索ボリュームの調査では、キーワードを入力すればキーワードプランナーのように検索ボリュームが表示されます。また、競合ドメインを入力すれば「月間検索数」「競合の順位」と「自社の順位」を一覧で表示できます。
このように、いろんなツールをひとまとめにしたのがSEARCH WRITEの特徴で、本格的なSEO対策をするなら検討するだけの価値は十分にあるツールです。
SEO対策のキーワード選びで気を付けたい3つのこと
SEO対策のキーワード選びで気を付けたいことは、「コンテンツの重複を避ける」「ロングテールキーワードを狙う」「定期的にキーワードを見直す」の3つが挙げられます。
キーワード選定で失敗するとサイトを上位表示させるのが難しくなるので、注意してください。
1.コンテンツの重複を避ける
SEO対策では、コンテンツの重複は避けましょう。なぜなら、Googleはさまざまなページをバランスよくインデックスする傾向があるからです。
そのため、重複コンテンツがあるサイトはページクロールも減少し、その結果インデックス数も増えにくいものです。インデックスが増えなければ、検索結果に表示されることもなくなります。
サイト運営にとって、インデックスが増えないのはデメリットでしかありません。そのため、キーワードを選択するときは、1ページ1キーワードが原則とされているのです。
また、「VOD おすすめ」と「VOD ランキング」は、キーワードは違うものの検索ニーズは同じです。そのため、それぞれのキーワードで記事を書いたとしても、内容は同じコンテンツになってしまいます。
もし、同じニーズに対するコンテンツが複数存在する場合は、全部を一つにまとめることをおすすめします。
2.ロングテールキーワードを狙う
SEO対策キーワードを選ぶなら、競合が少なく上位表示がしやすいメリットがあるため、ロングテールキーワードを狙うことがおすすめです。
さらには、1語だけのビッグキーワードと違って検索意図が明確で分かりやすいので、コンバージョンにつながりやすいのもおすすめのポイントです。
また、サイト立ち上げ当初はサイトパワーも小さいため、競合ばかりのビッグキーワードで勝負しても、とても太刀打ちできません。そのため、ロングテールキーワードのコンテンツを積み重ねながら、サイトパワーを付けていくことがSEO対策にとって定番の施策となります。
このように、効率よくサイトパワーをつけるためにも、コンバージョン獲得のためにも、SEOキーワードを選ぶならロングテールキーワードがおすすめなのです。
3.定期的にキーワードを見直す
SEO対策では、定期的にキーワードを見直すことも必要です。
なぜなら、サイトの目的はコンバージョンの向上にあるので、コンバージョンにつながらないキーワードを定期的に見直して行くことは、基本的なSEO施策のポイントでもあるからです。
サイトの中には、上位表示しているのにそれほどコンバージョンにつながらないキーワードが見つかることがあります。これは、キーワードの検索意図とコンテンツにズレがある可能性があります。
また、検索ボリュームが少なすぎてコンバージョンにつながらないケースもありますので、これらを見直していくことでコンバージョンの貢献に期待できます。
このようなことから、ユーザーニーズをよく理解しながら、定期的にキーワードを見直してみるほか、キーワードを追加していくことがSEO対策では大切なのです。
SEO対策キーワードの適切な入れ方
上記を参考にSEO対策キーワードを選定したら、キーワードを記事中に適切に入れる方法を覚えましょう。
キーワードの入れ方によって、より効果的にSEO対策が実現します。
キーワードをタイトル・見出しに入れる
ユーザーの検索意図を満たす内容の記事にするために、タイトルや見出しに読みやすさを阻害しない形で選定キーワードを含めることが大切です。
ただし無闇にキーワードを入れると、記事のバランスが崩れて読みづらさに繋がり、本末転倒です。全ての見出しにキーワードを含める必要はありません。
あくまでもリーダビリティを優先して、全見出しの半分程度に入れると効果的でしょう。
キーワードは本文にも入れる
タイトルや見出しと考え方は変わりませんが、無理やり本文にキーワードを盛り込む必要はありません。
本文全体のキーワード出現率は3%にとどめる、という意見もありますが、その数値に縛られず、読みやすさを重視して記事を作成しましょう。
その点を前提にすれば、出現率は自然と数%以内におさまるはずです。
メタディスクリプションに入れるべき?
メタディスクリプション内の対策キーワードの有無は、SEO効果に関係ないと言われており、無理に入れる必要はありません。
ただしメタディスクリプションは、ユーザーの目に最初に入る箇所です。
記事に書かれた内容の要約としてキーワードを入れることは、ユーザーファーストの観点から有意義であるといえます。
まとめ
今回の記事では、SEOキーワードの選び方のポイントや、実際のSEOキーワードの選定方法や検索意図の重要性などについて解説してきました。
おすすめのSEOツールを使えば、効率よく適切なキーワードが選定できるので、どれか1つは設定すると良いでしょう。
SEOキーワードの選定は、一度行えば終わりではありません。検索ニーズは日々変化していくので、サイトの掲載順位やコンバージョンの達成度などを比較しながら、最適なキーワードを探していきましょう。
適切にキーワード選定をしていくことは、充実したサイトへの近道です。ぜひ今回の記事を参考にし、今後のサイト運営にお役立てください。
- SEO対策でビジネスを加速させる「SEO Dash! byGMO」
-
SEO対策でこんな思い込みしていませんか?
- 大きいキーワードボリュームが取れないと売上が上がらない・・
- コンサルに頼んでもなかなか改善しない
- SEOはコンテンツさえ良ければ上がる
大事なのは自社にあったビジネス設計です。
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