WEBマーケティング

Facebookページとは?作り方や個人で運用する際のコツを紹介

Facebookページとは?作り方や個人で運用する際のコツを紹介
Webマーケティングにおいて、双方向のコミュニケーションがとれるSNSは不可欠な存在となりました。

なかでも、フォロワー以外も閲覧できるFacebookページは、集客につながる効果的なツールとして注目を集めています。

この記事では、Facebookページの作り方や、個人で運用する際のコツを初心者向けに紹介します。Facebookページを活用したWebマーケティングに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
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Facebookページとは?

Facebookページとは、Facebook上に無料で開設できる、情報発信や交流のためのページです。

個人アカウントと紐づけて作成しますが、Facebookの利用者以外も自由に閲覧できます。

海外では「Fanページ」とも呼ばれているのをご存知でしょうか。

企業や個人の理念に共感したファンがフォローするページとして認知されています。

Facebook上でのWebマーケティング成功の秘訣は、Facebookページの充実です。

質の高いFacebookページは、ビジネスにおける集客やセールスに絶大な効果をもたらします。

Facebookページと個人アカウントの違い

誰でも作成できるFacebookページですが、個人アカウントとの違いは何でしょうか。

最も注意しなければならない違いは、個人アカウントではビジネス行為ができない点です。

Facebookの規約では、個人アカウントの利用は私的な目的に限られています。

つまり、個人アカウントを使って集客やセールスを行うと、Facebookの個人アカウントが停止になる恐れがあるので注意してください。

ビジネス目的でFacebookを利用する場合は、必ずFacebookページを作成する必要があります。

Facebookと個人アカウントの主な違いを、以下の表にまとめましたので参考にしてください。

項目 Facebookページ 個人アカウント
登録名 企業名など 個人の本名
管理者 複数 本人のみ
友達リクエスト 不要 必要
友達(ファン)の上限 なし 5,000人まで
友達(ファン)とのつながり方 ・ファンがフォロー

・「いいね」をしてもらう

・コメントへの返信

・他アカウントのフォローはできない

・他アカウントへの「いいね」や返信はできない

・リクエスト承認で相互フォローされる

・友達に「いいね」やコメントができる

メッセージ ・ファンからメッセージを受け取り、やり取りができる 個人間でやり取りができる
閲覧 Facebookの利用者以外も可能 ログインしている人のみ
アクセス解析 あり なし
Facebook広告出稿 あり なし
カスタマイズ できる できない
SEO 検索エンジンの対象になる 対象にならない
ビジネス利用 できる できない

このように、Facebookページは個人アカウントに比べて、多くのユーザーの目にとまりやすい機能が備わっています。

これらの特徴を十分に活かしたマーケティング施策が必要です。

Facebookページを作成する3つのメリット

Facebookページは、Webマーケティングにおける集客やセールスに効果的です。

メリットを活かした活用により、さらに積極的な運用につながります。

では、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

主なメリットは以下の通りです。

  • コストを抑えて運用できる
  • 見込み客を獲得できる
  • 複数人で運用できる

それぞれのメリットについて、詳しく説明します。

①コストを抑えて運用できる

Facebookページ作成のメリットは、少ないコストで作成・運用できる点です。

ページ開設にかかる費用は無料なので、初期費用をかけたくない個人での利用に向いています。

サーバー代などの通信費も必要なく、ホームページの運用に比べて低コストです。

Facebook上にホームページを作成する感覚で運用でき、事業初心者にとってもハードルが低いのではないでしょうか。

カスタマイズや広告出稿、アクセス解析などを駆使したWebマーケティングを行える点も魅力です。

②見込み客を獲得できる

Facebookページには、見込み客の獲得に効果が出やすいメリットもあります。

Facebookページの大きな特徴は、ユーザーがファンになりやすい環境が整っている点です。

個人アカウントでは、相互コミュニケーションをとるために友達申請をしなければなりません。

Facebookページではフォローするだけで簡単につながれるので、ユーザーの負担が軽減されます。

また、Facebookページはフォロワーの人数制限がないため、多くの人に情報提供ができる点も強みです。

Googleなどの検索エンジンにも表示され、Facebook外からの流入も期待できます。

③複数人で運用できる

Facebookページでは、複数人で管理できる体制もメリットの1つです。

個人アカウントを持つ複数人で運営でき、メンバーの上限は設けられていません。

運用メンバーには5つの種類があり、それぞれに役割が用意されています。

  • 管理者
  • 編集者
  • モデレーター
  • 広告管理者
  • アナリスト

メンバーの個人アカウントごとに、付与したい権限の追加が可能です。

初期設定では、Facebookページを作成した人が管理者に設定されています。

Facebookページの作成方法

Facebookページの特徴やメリットを理解した後は、実際にFacebookページを作ってみましょう。

作成の手順は以下の5ステップです。

  • Facebookアカウントを取得する
  • Facebookページの作成ページを開く
  • ページ名とカテゴリーを登録する
  • ページ情報と基本データを入力する
  • CTAボタンを追加する

それぞれのステップに沿って、順番にみていきましょう。

①Facebookアカウントを取得する

Facebookページの作成には、個人アカウントが必要です。

持っていない方はアカウント開設ページ(Facebook)で事前に作成しておきましょう。

アカウント開設ページでは、名前・連絡先(電話番号またはメールアドレス)・生年月日と性別を入力します。

パスワードを設定し、認証されたら利用開始です。

なお、Facebookでは13歳未満のアカウント開設は許可されていないので、注意してください。

②Facebookページの作成ページを開く

個人アカウントを取得したら、作成ページ(Create a Facebook Page)を開きます。

個人アカウントページの左側にあるメニュータブからも、作成ページに移動が可能です。

メニュータブを押し、ページを選択します。

「新しいページを作成」のボタンをクリックし、作成ページに進みましょう。

ただし、スマートフォンやタブレットの場合は、メニュータブが表示されていないため、注意してください。

メニューボタンを押せば、作成ページへ移動できます。

③ページ名とカテゴリーを登録する

作成ページを開いたら、ページ名とカテゴリーを登録します。

カテゴリーは最大3つまで選択が可能です。

ページ名には、企業名やショップ名を登録しましょう。

検索しやすいキーワードを補足するのが、多くの人に見てもらいやすいコツです。

たとえば、企業名の後に「東京のWebマーケティング会社」といったキーワードを書きます。

キーワードにかなり興味を持って検索しているユーザーの獲得につながるポイントです。

④ページ情報と基本データを入力する

次に、公開するページの基本情報を登録します。

自己紹介やプロフィール画像、カバー写真などを追加するなど、自由なカスタマイズも可能です。ユーザーが見やすいページ構成を考えましょう。

また、Facebookページは検索エンジンにも表示されるので、SEOも効果的に働きます。事業に関する関連キーワードを盛り込み、検索されやすい対策をしましょう。

⑤CTAボタンを追加する

CTA(call to action)とは、ページの訪問者に対して「行って欲しい行動」を明示したバナーボタンや文書です。お問い合わせボタンや資料請求への誘導などが該当します。

Facebookページでは12項目のCTAボタンが追加でき、バリエーションも豊富です。ページの目的に合わせて、効果的に活用しましょう。

CTAボタンを追加したら、完了をクリックしてページ作成は終了です。

Facebookページの運用や集客のコツ

Facebookページを作成できたら、次はいよいよ本格的な運用です。

この章では、Facebookページにおける運用や集客のコツを3つ紹介します。

【Facebookページの運用や集客のコツ】

  • ユーザーとのコミュニケーションを意識する
  • 宣伝ばかりではなく、有益な情報を投稿する
  • Facebook広告を活用する

それぞれのコツについて、詳しく説明します。

ユーザーとのコミュニケーションを意識する

Facebookページの運用で最も意識したいのは、ユーザーとのコミュニケーションです。

Facebookページは登録者以外も閲覧できるため、世界中の人が情報収集のために利用しています。

つまり、積極的に情報を欲しがっている人々が集まってきているのです。

これらの見込み客とのコミュニケーションを丁寧に行う姿勢が、Webマーケティングの本質といえます。

コメントをこまめにチェックして返信したり、ユーザー同士のやり取りをうながしたりといった手法が効果的です。

ただファンを増やすだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを大切にしていきましょう。

宣伝ばかりではなく、有益な情報を投稿する

Facebookページでは、商品やサービスの宣伝だけでなく、ユーザーの問題解決に役立つ投稿に努めましょう。

ターゲットや目的をしっかりと設定した質の高い投稿が、多くのファンを集めるには最も効果的です。

毎日のように商品の宣伝を投稿しているページよりも、5日おきでもユーザーの視点に立った投稿をした方が、ファンの心に残ります。

また、お気に入りの投稿をページ上部に固定表示(ピン止め)したり、シェアによって上部にフィード上部に表示したりする方法も有効です。せっかくの有益な投稿を埋もれさせず、再利用のために入れ替えます。

Facebookページの投稿は、ユーザーへの有益性を優先して行う点を覚えておきましょう。

Facebook広告を活用する

Facebookを利用しているユーザーアカウント上に表示できる広告が「facebook広告」です。

情報を届ける範囲を広げたい場合、Facebook広告を使えば、より多くのユーザーに投稿を見てもらえます。

Facebookページには、情報収集に熱心なファンが多く集まるので、広告による集客効果は絶大です。効果的な活用により、着実にファンを増やす基盤ができます。

Facebook広告の種類は「写真広告」「動画広告」「スライドショー広告」などが代表的です。かなり多くの種類があるため、気になる広告フォーマットから試してみましょう。

まとめ

この記事では、Facebookページの作り方や、個人で運用する時のコツを初心者向けに紹介しました。

Facebookページは写真や広告などで自由にカスタマイズできるので、ホームページのように運用したい人におすすめです。情報の拡散力が高く、マーケティング効果が出やすいので、個人ビジネスにも向いています。

Facebookページの特徴とメリットを活かし、効果的な運用をしましょう。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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