MEO

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは?登録方法や利用するメリット・デメリットも 徹底解説

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは?登録方法や利用するメリット・デメリットも 徹底解説
年代問わずスマートフォンを利用する現在、ユーザーはインターネットからあらゆる情報を取得しています。店舗情報も例外ではなく、何らかの形でインターネットに情報が開示されている場合が多いでしょう。しかし、地域密着型の営業を行う事業者の多くが、インターネットユーザーに対する情報提供が不十分だと感じています。

なぜなら、Webに掲載されている情報が2年前から更新されていなかったり、間違った営業時間が公開されていたりするからです。

ローカルビジネスを営む事業者にとって集客は事業の要ともいえるため、誤った情報がインターネット上に掲載されていることによる顧客獲得機会の喪失は無視できない問題となります。そこで現在注目を集めているのが「Googleビジネスプロフィール」です。
店舗集客のDXを加速するMEO対策ツール「MEO Dash! byGMO」
meo-dash!bygmo

あらゆる集客施策をより早く、低コストで実施でき、複数拠点も一括管理!

  • 国内取引実績No.1
  • 上位表示率No.1
  • 顧客満足度98%以上

を誇るMEO対策ツール「MEO Dash! byGMO」とは? 以下のボタンをクリックし、資料を無料ダウンロードしてください!

※2021年11月より、Googleビジネスプロフィールは「Googleビジネスプロフィール」へと名前が変わりました。
関連記事:Googleビジネスプロフィールの名称がGoogleビジネスプロフィールに変更に!
MEO対策に関しては下記の記事をご覧ください。
関連記事:MEO(ローカルSEO)とは?対策方法と上位表示のポイントを解説

事業者はGoogleビジネスプロフィールを使うことで店舗の基本情報はもちろんのこと、簡易的なWebサイトや広告をGoogleやGoogleマップ上に掲載することができます。

登録に要する時間は5~10分ほどで、広告出稿以外は無料で利用できるのが特徴です。

GoogleビジネスプロフィールはMEO(地図エンジン最適化)との相性も良く、店舗近くでGoogleマップを開くユーザーにも店舗情報をスピーディーに届けるため、ローカルビジネスを営む事業者こそ早期に取り組むべき施策といえます。

Googleビジネスプロフィールへの登録方法とメリット・デメリットをおさえた上で、店舗のさらなる集客に活用しましょう。

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィール
引用元:https://www.google.com/intl/ja_jp/business/

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップ上にローカルビジネス情報(店舗)を表示し、管理できる無料ツールのことを指します。

2014年6月にGoogleプレイスとGoogle+が統合されてできたサービスで、店舗の基本情報以外にもクチコミの管理や返信、簡易的なユーザー分析・サイト構築などができます。

登録方法

ビジネス名を入力
Googleビジネスプロフィールへの登録は店舗の基本情報入力で始まります。店舗の基本情報入力のステップは条件分岐で変化しますが、主に以下の9ステップで完了します。

  1. ビジネス名の入力
  2. カテゴリ選択(後ほど変更・追加が可能)
  3. 店舗・オフィスの有無
  4. 住所入力
  5. Googleビジネスプロフィールの登録確認
  6. ビジネスの所在地をマップ上で指定
  7. 他地域でのビジネス展開の有無
  8. ユーザーとのタッチポイント選択
  9. オーナー確認の方法選択

8の「ユーザーとのタッチポイント選択」では連絡先・Webサイトを登録することができますが、Googleビジネスプロフィール内でWebサイトを無料で作成したい人は「ご自身の情報に基づいて無料ウェブサイトを作成します」を選択しましょう。

また、9の「オーナー確認の方法選択」ではGoogleビジネスプロフィールを利用するためのオーナー確認方法について選択できます。電話で確認するのが手っ取り早いですが、「後で確認を行う」を選択してスキップすることも可能です。

機能

Googleビジネスプロフィールで様々な機能が利用できますが、主に以下の4つを中心に取り組んでいきましょう。

  • Webサイトの作成
  • クチコミの管理
  • 写真の追加
  • 広告の作成

Googleビジネスプロフィールにローカルビジネス情報を登録するとGoogle検索やGoogleマップ上に店舗情報が表示されるようになりますが、お客様から寄せられたレビューに返信したり、店舗情報に表示される写真を追加したりすることができます。

また、Googleビジネスプロフィールの機能にはWebサイト作成機能があり、サーバーやドメインを取得しなくても簡易的に店舗のWebサイトが作成できるようになっています。

留意点として挙げられるのは、広告の作成やクチコミの返信がビジネスオーナーの確認後にしか利用できないことです。Googleビジネスプロフィールへの登録時にオーナー確認をスキップした人は登録直後に済ませておくと良いでしょう。

Webサイトの作成

サイトビルダー機能

Googleビジネスプロフィールのサイトビルダー機能を使うことで簡易的なWebサイトを作成できます。サイトテーマをテンプレートから選べるほか、Webサイトで使用する写真もパソコンなどのローカルデバイスから適用することが可能です。また、Webサイトの編集状況は編集画面右上の「サイトを表示」をクリックすることで確認できます。

サイトの初期設定状態

Webサイトの初期設定でも既に画像のような状態ができあがっているのが特徴です。

GMO TECHのMEOサービスとは?

クチコミの管理

Googleビジネスプロフィールではユーザーが投稿したクチコミの管理を行うことができます。

クチコミ

クチコミへの返信はサイドメニューから「クチコミ」を選択することで実行できますが、オーナー確認が未確認の場合は機能を利用できません。Googleビジネスプロフィールを使ってMEO評価を上げるためにはクチコミの管理が欠かせないため、アカウントを作成した直後にオーナー確認を行うことをおすすめします。

写真の追加

写真追加

Googleビジネスプロフィールの店舗情報に表示する写真はサイドメニューの「写真」から追加します。画面右上の+タブをクリックすることでパソコンなどのローカルデバイスから写真を追加できます。写真追加時は店内画像だけでなく外観画像も追加し、店舗に初めて来店するユーザーにも視覚的に判断できるような工夫を凝らしましょう。

広告の作成

広告の作成
GoogleビジネスプロフィールではGoogle広告と連携して簡単に広告を出稿できます。管理画面ダッシュボードを最下部までスクロールし、画像の「今すぐ開始」を選択するとGoogleアカウントへのログインを求められます。Googleアカウントにログインが済んだ後はGoogle広告の「スマートアシストキャンペーン」へとページが遷移します。
スマートアシストキャンペーン

スマートアシストキャンペーンでは「店舗の来客数を増やす」を選択し、ローカルビジネスを営む上で重要な店舗情報設定へと進みます。

ターゲットユーザー
店舗住所
次の画面ではターゲットユーザーの所在地を店舗住所をもとに推測し、対象範囲を選択したり、潜在的なユーザー数を把握したりすることが可能です。

リスティング広告

ターゲットユーザーを選定した後は、リスティング広告(検索連動型広告)で自社の広告を露出させるキーワードのテーマを選定しましょう。

キーワード選定

キーワードの選定が済んだ後は、実際に表示される広告文を作成していきます。広告見出しは1~3個設定でき、説明文も90文字で2箇所追加が可能です。

広告費用の設定

最後は広告にかける1日あたりの費用を設定していきます。おすすめの広告額が設定されていますが、「予算を自分で入力」を選択すれば1日あたり100円程度から出稿することも可能なため、お試しで出稿してみることをおすすめします。本格的な運用を始める前にどのように広告が出稿されるかをイメージできるようにしましょう。

利用するメリット

店舗情報をGoogleビジネスプロフィールで管理するメリットは以下の通りです。

  • Googleマップ経由の新規顧客獲得につながる
  • 最新の店舗情報をユーザーに提供できる
  • クチコミを通じてユーザーとコミュニケーションがとれる

店舗周辺でGoogleマップを利用するユーザーに対し、店舗の位置や運営情報を伝えると同時に「店舗までの経路案内サポート」もしてくれるため、Googleマップ経由の新規顧客獲得につながります。

自社でWebサイトを持っていない場合でも、Googleビジネスプロフィール内で無料でサイト作成可能なため、急な営業時間の変更や新規サービスの追加などを迅速に行うことが可能となります。

また、店舗に寄せられたレビューに対して返信が可能なため、店舗のオーナーやスタッフの人柄が初めて店舗を訪れる人にも伝わるのがメリットといえます。

利用するデメリット

Googleビジネスプロフィールの利用はローカルビジネスを営む事業者にとってメリットが多いといえますが、機能ゆえのデメリットも存在します。

  • 悪いクチコミも掲載される
  • 一般ユーザーが撮影した写真が掲載される

ユーザーとコミュニケーションが取れる手段として「クチコミの管理」が挙げられますが、悪いコメントや星評価の低いクチコミが掲載されることもあります。また、クチコミと一緒に一般ユーザーが撮影した写真も掲載される可能性があり、写真NGの写真が掲載されてしまうことも想定しておく必要があるのです。

幸いにもクチコミや写真は削除の対象となりますが、Googleに違反報告が認められなければ削除できないことを覚えておきましょう。

店舗集客について無料相談する

クチコミ・写真を削除する方法

Googleビジネスプロフィールに寄せられたクチコミや写真は基本的に削除することができません。しかし、ユーザーが投稿したクチコミの内容が虚偽のものであった場合は、Googleに削除申請を行ってクチコミを削除できる可能性があります。なお、クチコミ・写真を削除する方法は以下の2つです。

  • ビジネスオーナーとして違反報告する
  • 第三者ユーザーとして違反報告する

クチコミや写真を削除するには「Googleビジネスプロフィールの管理画面から違反報告を行う」もしくは「Googleマップ上に掲載された店舗のクチコミ一覧から違反報告を行う」必要があります。Googleにクチコミや写真の削除依頼が送信されて違反が認められるまでに数日かかる場合があることも合わせて覚えておきましょう。

<クチコミ削除の手順:ビジネスオーナー>

  1. Googleビジネスプロフィールにログイン
  2. 報告するクチコミの選択
  3. 報告するクチコミで、その他アイコン「不適切なコメントを報告」をクリック

<クチコミ削除の手順:第三者ユーザー>

  1. GoogleまたはGoogleマップで該当するクチコミのビジネスプロフィールを探す
  2. クチコミから報告するクチコミを発見
  3. 「不適切なクチコミを報告」をクリック

<写真削除の手順>

  1. スマートフォンやタブレットで、Google マイビジネス アプリを開きます。
  2. その他アイコン、「写真」をタップ
  3. 報告する写真をタップ
  4. その他アイコン、「写真を報告」をタップ

参考元:写真の削除リクエストページ

また、削除できるクチコミや写真はGoogleのポリシーに違反している場合のみで、「内容に不満がある」や「気に入らない」などの理由では削除できないことになっています。故に、ユーザーによって投稿されたクチコミや写真は基本的には削除できないと考えておいた方が良いです。リクエストしても削除されなかった場合は、評価の著しい低下を避けるために常連客にクチコミ掲載の協力を依頼するなどの工夫が必要となります。

ただし、Googleビジネスプロフィールヘルプには「ビジネス オーナーはクチコミの見返りに特典を提供するなどの行為をするべきではありません」と記載されているため、ポリシーに違反することがないように注意しましょう。「クチコミ投稿をお願いすること」自体は許可されているため、積極的な声かけが重要となります。

ログインができない時の対処法

Googleビジネスプロフィールにログインできない(メールアドレスの再設定を実行してもログインできない)場合は、「オーナー権限のリクエスト」を行いましょう。なぜなら、Googleビジネスプロフィールのオーナー権限が辞めた担当者のアカウントと紐付いていることがあるためです。Googleビジネスプロフィールのオーナー権限を自身のアカウントに紐付けることで、Googleビジネスプロフィールの全ての管理ができるようになります。

<Googleビジネスプロフィールのオーナー権限リクエスト手順>

  1. https://business.google.com/createにアクセスする
  2. ビジネス名・店舗名、住所を入力して検索結果から対象プロフィールを選択する
  3. 「このリスティングはオーナー確認が完了しています」と表示されるため、自身が管理者として承認を受けている場合は「アクセスに関するリクエスト」を選択します
  4. ォームに必要事項を記載してリクエストを送信する

リクエストの送信が完了すると対象プロフィールの現在のオーナーに、リクエスト送信者へ連絡をするようにメールが送信されます。リクエスト送信者にはオーナー権限リクエストに関する確認メールが届くことを覚えておきましょう。

お問い合わせ方法

Googleビジネスプロフィールを利用していると様々な理由で問い合わせたいシーンが出てくることでしょう。特にGoogleビジネスプロフィールに登録したばかりの頃は「情報編集の仕方」や「操作方法」が分からずに「Googleのサポートを受けたい」と思うものです。

ところが問い合わせ方法が分かりづらいのも事実で、必要な時にGoogleのサポートが受けられない可能性もあります。予めGoogleビジネスプロフィールに問い合わせる場所がどこにあるのかを把握し、迅速な問題解決ができる環境を整えておくのが賢い運営術といえるでしょう。以下、Googleビジネスプロフィールに問い合わせる3つの方法をまとめます。

  • ヘルプセンターから問い合わせる
  • Googleビジネスプロフィールの管理画面から問い合わせる
  • Googleビジネスプロフィールコミュニティに問い合わせる

Googleビジネスプロフィール上で起こる問題を迅速に解決するコツは「Googleビジネスプロフィールヘルプセンター」のURLをGoogle ChromeなどのWebブラウザにブックマークしておくことです。なぜなら、ヘルプセンターへの問い合わせや、Googleビジネスプロフィールコミュニティへの質問もGoogleビジネスプロフィールヘルプセンターのURLから全てアクセス可能であるからです。

Googleビジネスプロフィールの管理画面も同様にWebブラウザにブックマークしておくことで、いつでも管理画面から問い合わせることができます。

ヘルプセンターから問い合わせる

ヘルプセンターから問い合わせる
Googleビジネスプロフィールヘルプセンターの検索窓では、発生しているトラブルについて質問ができます。例えば「クチコミ」と入力すると、検索結果には「クチコミのリクエストを削除する」や「Googleでクチコミ数を増やす」などの回答が掲載されます。

さらにサポートが必要な場合

検索結果画面をさらにスクロールすると、さらにサポートが必要な場合として「お問い合わせ」タブが用意されています。検索結果の項目を読んでもトラブルを解決できなかった人は「お問い合わせ」タブを選択し、必要事項を入力してください。

Googleビジネスプロフィールコミュニティに問い合わせる

Googleビジネスプロフィールコミュニティに問い合わせる

Googleビジネスプロフィールコミュニティにはヘルプセンターのタブ切り替えで移動することができ、ヘルプセンターと同様に検索窓にトラブルの内容を打ち込むことができます。ヘルプセンターとの違いは「回答者の違い」にあり、Googleビジネスプロフィールコミュニティでは「Googleビジネスプロフィールに関わる一般ユーザー」も回答しています。

Googleのサポートチームで対応できていない質問にも迅速に回答が得られるのが特徴で、多様なトラブルシューティングを得ることができるプラットフォームと認識していると良いでしょう。

Googleビジネスプロフィールの管理画面から問い合わせる

管理画面から問い合わせる

Googleビジネスプロフィールの管理画面からGoogleへ問い合わせるには、管理画面のサイドメニューの最下部「サポート」を選択します。選択すると「小窓のヘルプページ」が表示されるため、最下部にスクロールし、「ヘルプコミュニティに質問する」または「お問い合わせ」を選択します。

まとめ

Googleビジネスプロフィールでは様々な機能を使ってローカルビジネス情報を設定することができます。これまで新規顧客獲得の獲得に苦しんでいた地域密着型の事業者も、Googleビジネスプロフィールを活用することで近くを通りかかるユーザーにもアプローチが可能となります。

登録はたったの9ステップ、5分ほどで完結するため、この機会に店舗アカウントを作成してみてはいかがでしょうか。

店舗集客のDXを加速するMEO対策ツール「MEO Dash! byGMO」
meo-dash!bygmo

あらゆる集客施策をより早く、低コストで実施でき、複数拠点も一括管理!

  • 国内取引実績No.1
  • 上位表示率No.1
  • 顧客満足度98%以上

を誇るMEO対策ツール「MEO Dash! byGMO」とは? 以下のボタンをクリックし、資料を無料ダウンロードしてください!

Seminarセミナー

CONTACT US

デジタルマーケティングに関することならお気軽にご相談ください

メルマガ登録

メールマガジンはこちらからご登録ください。

デジタルマーケティングに関するホットな情報をお届けいたします。

フォームからのお問い合わせ

GMO TECHへの業務依頼、発注を希望される方はこちらよりご連絡ください。

SSL GMOグローバルサインのサイトシール