Googleマップ及びGoogleマイビジネス利用状況の実態調査を実施~Googleマップは利用率、利用頻度が高く、地図アプリとしてのブランド想起も圧倒的なシェア~
【調査背景】
Googleマイビジネスではインターネット検索画面や地図アプリ内に店舗情報(連絡先や営業時間、おすすめ商品、サービス等)を掲載して集客や店舗PRに使用する事ができ、ローカルビジネスにおけるオンライン施策として重要度を増しています。
そこで、GMOTECHでは、20代~60代の男女1,000人を対象として、Googleマイビジネスの店舗情報が掲載される媒体であるGoogleマップ及びGoogleマイビジネスの消費者利用状況を調べる「Googleマップ及びGoogleマイビジネス利用状況の実態調査」をおこないました。
【調査結果】
Googleマップの利用率83.1%
まず、「あなたは検索やアプリでGoogleマップを利用したことはありますか」と聞いたところ「はい」が83.1%、「いいえ」が16.9%という回答となりました。
インターネットユーザーの約8割が検索、アプリのいずれかの方法で、Googleマップを利用している事がわかります。
Googleマイビジネスの認知度は46.3%
次に、「Googleマップ検索で表示される店舗情報(Googleマイビジネス)を見たことがありますか。」と質問したところ「見たことがある」が46.3%「見たことがない」が53.7%という回答となりました。
Googleマップの利用率が83.1%だった事を考えると、Googleマップ上に掲載されるGoogleマイビジネスの利用率は低くなりました。Googleマイビジネスの利用率は今後も向上の余地があると考えられます。
トップ・オブ・マインドはGoogleマップが81%と圧倒的
続いて、「地図アプリと聞いて、どのアプリが一番最初に思い浮かびますか」と質問したところ、「Googleマップ」が81%、「Yahoo地図」が14.4%、「Apple マップ」が4.3%という回答となりました。
トップ・オブ・マインド(第一想起)はGoogleマップが81%と他の地図アプリと比べて圧倒的な数値となっています。
68.2%がスマホでGoogleマップを利用
続いて、「あなたがお持ちのスマートフォンにGoogleマップアプリは入っていますか」と質問したところ、「はい」が68.2%、「いいえ」が31.8%という回答となり、約7割のユーザーが自身のスマホへGoogleマップのアプリをダウンロードし利用している事がわかりました。
ユーザーの40.3%が週に1回はGoogleマップを利用
続いて、「Googleマップの利用頻度」についてしたところ、「月1回」が最多で24.3%、次いで「週1回」が23.2%、「2-3カ月に1回」が19.1%となりました。
ユーザーの64.6%が月に1回、40.3%が週に1回はGoogleマップを利用しているという使用頻度の高さがわかりました。
施設検索時によく見る媒体は「ネット検索」が最多
続いて、「あなたがお店や病院等の施設を探す際によく見る媒体はどれですか」と聞いたところ、「ネット検索」が75.1%と最多となり、次いで「地図アプリ」が18.4%、「ポータルサイト」が2.9%、「SNS」が1.6%、「インターネット広告」が1.4%となりました。
Googleマップ上の情報をお店選びの参考にしたユーザーは42.1%
続いて、「あなたはGoogleマップ上の店舗情報、クチコミ情報などをお店選びの参考にしたことはありますか」と質問したところ、「はい」が42.1%という回答となりました。
Googleマイビジネス経由での店舗予約利用は18.9%
続いて、「あなたはGoogleマイビジネス経由で、予約もしくは電話をしたことがありますか」と聞いたところ、「はい」が18.1%、「いいえ」が81.9%という回答となりました。
Googleマップの経路案内利用率は62.5%
続いて、ユーザーの現在地や指定した地点から目的地までを誘導するGoogleマップの「経路」機能の利用有無について質問したところ、「はい」が62.5%、「いいえ」が37.5%という回答となり、過半数のユーザーが「経路」を利用していることがわかりました。
Googleマップの写真を参考にしたユーザーは54.8%
続いて、「目的地に辿り着く途中で、お店の外観や道順等、Googleマップ上の写真を参考にしたことはありますか。」と質問したところ、「はい」54.8%「いいえ」45.2%という回答となりました。