similarwebの使い方と有料版・無料版の活用方法を解説
SimilarWebを使えば、競合サイトのアクセス状況が分析できるようになります。
無料版と有料版があり、多くのマーケターに使用されています。
この記事では、 SimilarWebとはどのようなものか、無料版と有料版の違いや使い方などをご紹介します。
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SimilarWebとは?
SimilarWeb(シミラーウェブ)とは、イスラエルの企業によってリリースされた、日本だけでなく世界全体を対象にした無料のWebサイト分析ツールです。
世界6カ国に支社を構えており、日本にも SimilarWeb Japan株式会社が設立されています。
競合他社のWebサイトへのアクセス状況やジャンル毎のアクセスランキング、アプリの利用状況なども分析できます。競合他社の動きが読み取れるので、今後の自社のWeb戦略にも役立てられるでしょう。
SimilarWebの有料版(Pro版)と無料版の違い
SimilarWebは、有料版と無料版の2つがあります。それぞれの違いは以下のとおりです。
無料版 | 有料版 | |
---|---|---|
料金 | 無料 | $208〜(基本的には応相談) |
同時利用可能ユーザー数 | 1ユーザー | 複数ユーザー |
分析可能期間 | 制限あり | 最大3年間 |
表示範囲 | 上位5位以内 | 無制限 |
こちらの表に記載した部分以外にも、有料版の場合は業界・企業・アプリ・オーディエンス・コンバージョン・セグメントなど多くの分析が可能になります。
また、分析したデータはExcelにエクスポートすることも可能です。
有料版の方が多くの機能が充実していますが、試しに無料版を使用してみて、もっと詳細な情報を分析したいと感じたら有料版を検討してみることをおすすめします。
SimilarWebの使い方
ここからは、SimilarWebの使い方について解説していきます。具体的な手順は以下のとおりです。
- 登録したアカウントでログイン
- 検索窓に分析したい記事のURLを入力
- 分析画面が表示
まず、ログイン画面で登録したアカウントのIDとPWを入力して、ログインをします。
その後、競合分析という部分をクリックし、分析したい記事のURLを入力してください。
すると、以下の分析画面が表示されるので、適宜データの活用ができるようになります。
具体的な分析画面の見方については、次の項で1つずつ解説していきます。
SimilarWebの見方
次に、SimilarWebの分析画面の見方を順番にご紹介します。
分析画面では、主に以下の8つの情報を知ることが可能です。
- トラフィック概要
- リファラル
- 検索
- ソーシャル
- ディスプレイ広告
- オーディエンスの興味
- 競合および類似サイト
- 関連モバイルアプリ
このうち、オーディエンスの興味、競合および類似サイト、関連モバイルアプリについては、無料プランでは使用できないので、もし利用を検討したい場合は、有料プランを検討してください。
また、SimilarWebでは独自に情報を集めているので、データが不十分の場合、解析されないこともあります。その信憑性については多少のズレが生じるものですが、大手企業も導入し活用しているツールなので参考にできるでしょう。
トラフィック概要
トラフィックの概要部分では、調査したいWebサイトの合計訪問数やデバイスの分布、国別のランク、月間のセッション数など、基本的な競合サイトの状態を知ることができます。
自社のWebサイトと実際に比較して、訪問数に問題があるのか、直帰率に問題があるのか、ユニーク訪問者数が少ないのか、など参考にしてみてください。目指すべき競合サイトなどがあれば、目標とする数値を倣って設定してみるとよいでしょう。
リファラル
リファラルでは、対象のWebサイトへ流入する前に、どのWebサイトを訪れていたのかがわかります。
リファラルサイトとは、訪問する前のサイトのことで、対象のサイトへ来る前にどこを回遊しているのか分析することが可能です。
対象のWebサイトへ訪れているユーザーがどのような経路で来訪しているのか知ることで、プレスリリースの効果や、どのような記事を作成すれば流入させることができるのかを把握でき、効率的に対策することができます。
検索
こちらでは、検索エンジンからの流入の割合の分析が可能です。
オーガニック検索だけでなく、PPC広告からの流入と分けて知ることができるので、PPC広告が効果的だったか検証でき、効果がない場合は改善に繋げられます。
また、流入が多い競合がどのキーワードを狙っているのか、PPC広告を打ち出しているのか、参考データとして自社のWebサイト運営に活用することもできます。
ソーシャル
SNSからWebサイトへの流入がどれくらいあるのかを知ることもできます。
Facebookをはじめ、TwitterやInstagramなど、主要なSNSからの流入元の割合を知ることが可能です。
今後Webサイトを運営するにあたり、どのSNSでの発信が効果的なのか、強化すべきものがわかります。
また、競合がどのSNSに力を入れているのか分析すれば、自社のWebサイト運営に活かすこともできます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告ネットワークとは、検索ユーザーに適したディスプレイ広告を配信するシステムを提供するネットワーク(GoogleのGDNやYahoo!のYDNなど)のことです。
ディスプレイ広告が設定されているWebサイトであれば、どの広告システムを使用しているのか知ることが可能で、ディスプレイ広告からどれだけWebサイトへ流入しているのかもわかります。
競合が使用していて効果が出ている広告システムがあれば、ぜひ検討してみましょう。
また、上位パブリッシャーとは、対象のWebサイトへアクセスをもたらした、ディスプレイ広告の配信元のサイトになります。
どの媒体を活用すると効果が出るのか、参考にすることが可能です。
オーディエンスの興味
こちらは、有料サービスにはなりますが、入力したWebサイトにアクセスしているユーザーが興味のあるカテゴリやジャンル、普段アクセスしているWebサイトを知ることができます。
ユーザーがどのようなことに興味があるのか詳細に知れるので、記事制作の際におこなう、ペルソナ設定の精度を上げることが可能です。
精度の高いペルソナ設定ができれば、特定のユーザーに向けた効果的なコンテンツの作成、CVへの導線の設計をおこなえるようになります。
競合および類似サイト
こちらも有料にはなりますが、競合や類似しているサイトを抽出してくれます。
自社では気づかなかったような類似したWebサイトが見つかり、参考にしたり、競合調査に活用したりすることができます 。
関連モバイルアプリ
もし、分析をした記事に関連したアプリがあるのであれば、そのアプリの分析も可能です。Mobile Appsという欄で、アプリのダウンロード数や利用時間などを知ることができます。
例えば、利用時間を分析することで、どのようなユーザー層にむけて新しい施策を打ち出せばよいのかを知ることに役立ちます。
まとめ
競合となるWebサイトがどのような流入数で、どのような対策をしているのか知ることができれば、自社のWebサイトの運用や改善、どのようなユーザーに向けて発信していけばよいのか方向性が決まります。
ぜひ、 SimilarWebを使って、自社のWebサイトだけでは見えなかった競合Webサイトの対策や方針を参考にしましょう。
まずは、無料プランをお試しで使用してみるとよいかもしれません。ぜひ検討してみてください。
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