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Facebook広告の作成から設定までの流れを解説!出稿する際の注意点も紹介

Facebook広告の作成から設定までの流れを解説!出稿する際の注意点も紹介
自社の商品やサービスをターゲット層に宣伝したいときに便利なのが、Facebook広告です。しかし、広告の出し方や設定方法など、よく理解できていない人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、Facebook広告の作成から設定する流れ、出稿する際の注意点などを紹介します。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

Facebook広告とは

Facebook広告とは、Facebookのストーリーズやフィードに出稿できる広告のことです。

Facebookは世界中のユーザーが利用していることから、さまざまな企業がビジネスに取り入れています。他のSNSと比較しても、ターゲット層により効率よくリーチできる点が特徴です。

Facebook広告の特徴

Facebook広告を使いこなせれば、大きな成果につながるでしょう。以降では、Facebook広告の特徴について解説します。自社のビジネスとマッチしているか照らし合わせながら確認してください。

ターゲティングの精度が高い

Facebookは実名登録制のSNSなので、正確な情報に基づく細かいターゲティングが可能です。

ユーザーの所在地や年齢、性別、学歴、興味関心などから、関連のありそうな広告をピンポイントで届けられるため、費用対効果の高さが期待できます。

年齢層が高くビジネス向け

Facebookは、他のSNSよりもフォーマルな環境として認識されており、ビジネス目的で登録するユーザーがほとんどです。そのため、同僚やクライアントなどとつながるツールとして利用される傾向にあります。

他のSNSにも投稿できる

Facebook広告に出稿した内容は、同時にその他複数のSNSにも反映させられることから、さらに広い層に自社商品やサービスのアプローチができます。投稿できるSNS媒体は、Instagramやmessengerなどです。

また、Facebook広告マネージャを使用して配信する場合、媒体の指定がなければ、配信目的に合わせて配信先の最適化が行われます。

予算を抑えて運用できる

Facebook広告は自分で上限予算を設定できるだけでなく、クリックや表示回数に応じた課金方式なので、少ない予算で運用できます。

また、ただ広告を配信するのではなくターゲットを絞り込んでアプローチできることから、費用対効果の高い広告戦略も可能です。手軽に始められるのが特徴で、初心者にも向いています。

Facebook広告の出し方

Facebook広告の出し方を誤ると、配信がうまくいかない恐れがあります。一つずつ確実に進めていきましょう。

ビジネスマネージャアカウントを準備する

ビジネスマネージャは複数のFacebookページや広告アカウントを一括管理できるので、Facebook広告の使い勝手がよくなります。

また、アクセス権をもつユーザーであれば利用できるため、情報の共有がとてもスムーズです。
専用ページから自身のアカウントにログイン後、必要事項を入力すれば開設しましょう。

Facebookページを作成する

管理者となる人物のアカウントを使用し、開設する必要があります。ビジネスマネージャアカウントから「ビジネス設定」をクリックし、「ページ」から作成を進めましょう。

ページ名やカテゴリ、詳細説明などを入力すると簡易的なページができます。ユーザーの信頼性を集めるためにも、詳細説明には連絡先やホームページURLなどを記載するのがおすすめです。

広告アカウントを作成する

Facebook広告は、広告アカウントを作成しなければ配信ができません。

まずは、ビジネスマネージャ画面左にあるメニューから「ビジネス設定」を選択し、クリックしましょう。続けて広告アカウントを選択したら、「追加」をクリックします。

ただし、連携できるのは1つのビジネスマネージャのみで、管理者権限をもつユーザーのアカウント以外はできないので、注意が必要です。

広告を作成する

Facebook広告は、以下の3つから成り立ちます。それぞれ特徴が異なるので、以下の内容を参考にしてみてください。

キャンペーンの作成

キャンペーンの作成では、広告配信の目的を明確にしなければなりません。画面には、以下のような複数の項目が表示されるので、目的に合ったものを1つ選択しましょう。

  • ブランドの認知度アップ
  • リーチ
  • トラフィック
  • 動画の再生数アップ
  • コンバージョン

画面が切り替わったところでキャンペーン詳細を設定して、作業は完了です。

広告セットの作成

広告セットの作成では、広告セット名や掲載期間、予算やターゲット、配置や最適化などの設定を行います。オーディエンス設定では、ターゲットの住んでいる地域や年齢、性別などを細かく設定することが可能です。

また、配置では掲載先の種類と方法を設定できます。初めてFacebook広告を配信する場合は、効率のよい自動配信に設定しておくのがおすすめです。

広告の作成

広告の作成では、広告に表示する名前や配信に使用するFacebookページとInstagramアカウントの選択をします。

また、画像や動画の配置、言語といったクリエイティブに関する設定もできるので、ユーザーの目を引くようなインパクトがある広告を作成しましょう。

ただし、画像内に挿入できるテキストの割合は20%までと決まっているので、内容を簡潔にまとめる必要があります。

支払方法を設定する

出稿前に支払方法を設定しなければ、広告は出せません。ビジネスマネージャや広告アカウントの作成が完了したら忘れずに行いましょう。支払方法は「ビジネス設定」の「支払い」から設定でき、クレジットカードやオンライン決済、銀行振込などが選べます。

Facebook広告を設定するときの注意点

ここでは、Facebook広告を設定する際の注意点をいくつか紹介します。注意点が守れていなければ、配信ができなくなる恐れがあるので、事前に内容を把握しておきましょう。

Facebook広告ポリシーに違反していないか確認する

Facebook広告ポリシーに違反すると審査に落ちてしまうので、事前に内容を確認しておきましょう。入稿後の審査で問題がなければ、配信は開始されます。ユーザーが安全で有益な情報を収集できるよう、有害であったり不適切であったりしないか注意しなければなりません。

内容に間違いがないか確認する

正しく入力したつもりでも、後から誤字や不適切な文面、要らない改行が見つかることもあります。また、パソコン画面では問題がなくても、スマートフォンで見た際に正しく表示されない可能性もあるので、モバイル機器のプレビュー機能で確認しましょう。

短いスパンで広告の設定を変更しない

Facebook広告では情報収集や分析が行われますが、短いスパンで広告設定を変更すると適切な分析が行われず、広告の成果が出づらくなる可能性があります。配信後に短いスパンで広告設定を変更することのないよう、出稿前に細かい部分まで何度もチェックしましょう。

設定中のキャンペーンはオフにする

支払設定が完了している状態でキャンペーンがオンになっていると、自動的に広告審査が行われ配信が始まります。そのため、設定途中のキャンペーンは必ずオフにしましょう。忘れやすいポイントなので注意が必要です。

まとめ

本記事では、Facebook広告について紹介しました。Facebook広告はFacebookのストーリーズやフィード以外に、他のSNSにも出稿できる便利な宣伝ツールです。出稿の設定を誤ると正しく配信できなくなる恐れがあるので、手順に沿って行いましょう。

Facebook広告を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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