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オウンドメディアの目的とは?立ち上げる際の流れも解説

オウンドメディアの目的とは?立ち上げる際の流れも解説
オウンドメディアの立ち上げを検討する際には、メディア作りのポイントや運営方法を理解しておく必要があります。

本記事では、オウンドメディアを立ち上げるためのポイントを3つの段階に分けてわかりやすく解説しているほか、安定して運用するための施策も紹介します。

これからオウンドメディアの立ち上げを検討している方や、立ち上げる意味を知りたい方は参考にしてみてください。

オウンドメディアの目的とは?

目的を実現するために、オウンドメディアの運営に踏み切る企業がほとんどです。

では、オウンドメディアを運用している企業には、具体的にどのような目的があるのでしょうか。

以下では、オウンドメディアを運用する目的や運営することで見込める効果について紹介します。

新規客の獲得

企業で運営しているオウンドメディアが有益な情報発信を継続して行うことで、新規客の獲得に高い効果を期待できます。

オウンドメディアから発信される情報に興味を持ったユーザーが集まることから、潜在顧客を呼び込みやすく、新たな見込み客を効率的に獲得することも可能です。

新規の顧客を獲得するために、効果的なツールの一つといえるでしょう。

SEOの効果

オウンドメディアによるSEO効果は、企業の信頼性に結びつきます。

企業に関連のあるジャンルに絞って情報発信を行うことで、特化サイトとしてGoogleの評価を受けやすくなるでしょう。

さらに、検索で上位表示されれば、運営元もユーザーに信頼度の高い企業としてイメージづけることができるため、コンバージョンが発生しやすくなる効果も得られます。

よい人材の採用

企業に共感して働きたいと望む人材を採用することも、オウンドメディアを運営する目的の一つです。

オウンドメディアで企業に興味をもった人物は、ユーザー目線での価値観にも優れているため、企業にとって有能な人物といえます。

新たな人材採用を見越して職場の雰囲気を感じてもらえるような内容を発信するなど、ユーザーに企業の魅力が伝わるようなコンテンツを充実させることを心がけましょう。

【企画立案】オウンドメディアの立ち上げる流れ

ここでは、オウンドメディアの立ち上げに必要なプロセスのうち、企画段階における重要なポイントを手順に沿って紹介します。

以下を参考にしながら企画を練ってみてください。

1.明確な目的を定める

商品の購入や知名度の拡散など、オウンドメディアの立ち上げの際には明確な目標を定めておきましょう。

集客すべきターゲットが絞れるだけでなく、発信するジャンルや内容などが具体的にイメージしやすくなります。

2.ペルソナの設定

オウンドメディアを立ち上げる際には、ターゲットとなるペルソナを明確に設定しましょう。

獲得したいターゲットをあらかじめ絞っておくことで、発信する情報を選定しやすくなります。

また、ターゲットにとって有益な内容を発信することが可能になるため、ファンがつきやすいでしょう。

3.競合分析

競合となり得るメディアの更新頻度やコンテンツの内容をチェックし、オリジナリティのある内容を発信することも大切です。

競合との差別化を図るためにも、分析を行なったうえでオウンドメディアを立ち上げましょう。

4.メディアコンセプトの設定

統一感や専門性を生み出すためにも、メディアコンセプトを設定しておきましょう。

ジャンルを絞って深掘りすることで、より内容の濃い情報を発信できるようになり、メディア全体の信頼性を高める効果も期待できます。

【サイト制作】オウンドメディアを立ち上げる流れ

ここからは、オウンドメディアのサイト制作のポイントを手順に沿って解説します。

ポイントを押さえながら進めていきましょう。

1.インフラを選ぶ

新たにサイトを立ち上げるには、土台となるインフラが必要になります。

インフラは、選ぶものによってそれぞれ特性が異なるため、料金や容量、同時接続が可能なユーザー数などを比較しながら運用するメディアに適したものを選びましょう。

2.ドメインの取得

オウンドメディア用のドメインを取得しましょう。

ドメインは新たに取得する以外にも、コーポレートサイトのサブドメインとして取得する方法もあります。

また、ドメインの中にメディアのコンセプトなど、ユーザーにわかりやすい文字列を含ませることで、ブランディングにも効果的です。

ただし、ドメインは一度取得すると変更が難しいため、よく検討してから決めましょう。

3.社内制作か外部委託かの検討

オウンドメディアを社内で制作するか、または外部委託で制作するかを検討しましょう。

クオリティの高いサイトを構築するには、専門知識をもったエンジニアなどの人材が必要不可欠です。

たとえ社内に人材がいたとしても、人手不足の場合は外部委託で制作してもらう必要があります。

【運用方針】オウンドメディア立ち上げ後の運用ポイント

オウンドメディアの運用をスタートさせたら、目標の到達に向けて適切に運用していきましょう。

認知度を高めるためにも、立ち上げ後はスムーズに運用できるように準備しておくことが大切です。

以下で、ポイントを解説します。

1.人材の確保と体制の構築

安定したメディア運用をするためには、記事の制作を行う人材の確保と運用体制の仕組み作りが重要です。

人材が確保できていない場合は、負担が偏ってしまったり更新頻度が落ちてしまったりするでしょう。

特に、編集者やライターは記事の制作に必要不可欠であるため、複数人で分担しながら作業を行うなどして、メディアの更新が滞らないような体制を整えておく必要があります。

2.運用をするためのルール作り

メディアを運用するには、あらかじめレギュレーションやルールを設けておく必要があります。

複数人でルールを守って運用を行うことで、従業員が同じ方向性で協力し合いながら運用できるでしょう。

メディアにかかわる人物が増えた際に、統一感を維持するためにも、執筆に関するレギュレーションやルールはなるべく細かく設定しておくことが重要といえます。

3.集客を見込むための施策検討

検索エンジンでの上位表示は、顧客の流入に直接つながることから、SEOでの集客を主体とした施策を行いましょう。

最近では情報発信ツールも豊富なため、SEOだけに頼らず、SNSやWeb広告を活用しながら集客活動を行うことが大切です。

4.分析ツールの選定

SEOの分析ツールを使用して、集客効果の測定と改善を行うことも重要です。

オウンドメディアの質を高めていくために、公開した記事の改善点などを定期的に分析しながらリライトを行いましょう。

サイト全体を常にグレードアップしていくことで、検索エンジンからも評価されやすいメディアへと成長させることが可能です。

まとめ

集客につながるオウンドメディアを立ち上げるためには、制作段階ごとにポイントを押さえながらターゲットとなるユーザーの興味と信頼を集めることが大切です。

立ち上げだけでなく運用方法も検討し、安定した情報発信が可能な仕組みを作りましょう。

プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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