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PWAとは?実装できる機能とサイトに導入のメリットを解説

PWAとは?実装できる機能とサイトに導入のメリットを解説
PWAとは「Progressive Web Apps」の略であり、WEBサイトをアプリ化する技術のことです。すでに海外ではPWA対応サイトはかなり普及しており、この流れが日本に来ることも予想されます。

本記事ではPWAを実装するメリットとデメリット、日本国内での導入成功事例について紹介します。

PWAで実装できる機能

PWAで実装できる機能は、「ホーム画面に追加」「ホーム画面追加を促せる追尾バナーが出せる」「プッシュ通知が利用できる」「オフラインでも使用できる」の4つがあります。

PWAを実装することでアクセスが増えることがあるので、必要な機能かどうかを把握してから、実際にサイトに導入してみてください。

1.ホーム画面に追加してもらえる

PWA化すると、アプリとしてホーム画面に追加することができます。ネイティブアプリとは違うので、App storeやgoogle Playの審査もいらないのが魅力です。

これにより手軽にアクセスできるので、リピート率向上に繋がります。

また、ユーザー側も通常のアプリよりもデータ量が少ないため、通信量や容量を抑えることができます。

2.ホーム画面追加を促す追尾バナーを出せる

また、Android限定ですが、ホーム画面追加を促す追尾バナーを出せます。この機能によって、読者は気軽にホーム画面追加が可能となります。

この追尾バナーは読者が非表示にできる仕様であり、ユーザー体験を損なわないのが魅力です。

iOSで出せないのは残念ですが、今後の対応に期待が集まります。

3.プッシュ通知が利用できる

こちらもAndroid限定ですが、プッシュ通知の利用ができます。LINEやTwitterのように、何か通知があればスマホに表示される仕組みです。

WEBサイトは訪問者にセールスをする受け身の媒体ですが、このプッシュ通知を使うとダイレクトメールのような攻めのセールスを行うことができます。

ビジネスとしては、ぜひ活用したい機能です。

4.オフラインでも使用可能

PWAはデータをキャッシュ化しているので、オフラインでも使用可能です。オフライン上でも使用はできるので、電波が届かない場所でも閲覧することができます。

また、月末は通信料制限にかかっている訪問者も多いです。そのため、オフラインで利用できるPWA対応サイトは、快適な閲覧において優位性があります。

PWA導入のメリット

PWAを導入すると、以下の3つのメリットが期待できます。

  • リピート率の向上
  • WEBの高速化
  • コンバージョン率の向上

1.リピート率の向上

まずは、リピート率の向上です。これはリピートの導線が作りやすいからです。

ホーム画面に追加してもらえば、スマホを開くたびに認知して貰えますし、アクセスも容易になります。

また、プッシュ機能を活用すれば、新しいコンテンツを公開した時やキャンペーン時にこちらからアピールできます。

このように、通常のモバイルサイトと比較して、リピートしてもらいやすいのがPWAサイトの魅力です。

2.WEBサイトの高速化

PWAサイトはデータをキャッシュ化しているので、表示速度が非常に速いです。特に、画像が多いサイトなどで力を発揮します。画像の読み込み速度が改善されることで、直帰率の改善などが期待できます。

SEOという観点でもWEBサイトの高速化は重要なので、取り入れたいところです。操作開始時間が2秒遅いだけで、直帰率が50%も増加するデータもあるので軽視できません。

参考:サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加! DeNA事例から学ぶWebの自動最適化手法

3.コンバージョン率の向上

プッシュ通知機能を活用することで、コンバージョン率の向上が期待できます。

キャンペーン時やセールス時に、プッシュ機能を使って効果的なタイミングでアプローチができるからです。

プッシュ通知を活用したことで、月次売上200%アップの事例もあるため、軽視はできませんね。

参考:プッシュ通知の開封率70%、CVRはウェブの2倍超? ファストメディアに聞くアプリが与えるインパクト

PWA導入のデメリット

このように優れているPWAですが、何点かデメリットも存在します。

以下の2つのデメリットを解説していきます。

1.iOSでは機能が制限される

iOSでは、全ての機能を使用することができません。

PWAは、Google推奨の技術なのでAndroidの対応は進んでいますが、iOSは対応が遅れているため機能が制限されています。特に、プッシュ通知とホーム画面追加を促す追尾バナーを出せないのは残念です。

ただし、WEBサイトの高速化は可能なので、ユーザー体験の改善という観点では導入する価値があります。

2.動作がブラウザによって異なる

ブラウザによって動作が異なるため、予期せぬ不具合が出やすいです。複数のブラウザで確認して、正常に動作しているかチェックするしかありません。

GoogleはPWA導入に積極的なのですが、Appleは競合であるため導入に積極的ではありません。iOSのブラウザの動作環境は確認しておく必要性はあります。

PWA導入事例

続けて日本国内で認知されている企業限定で、PWAを導入した事例を紹介します。参考にしてみてください。

Twitter

Twitter軽量化目的で発表された、Twitter LiteにはPWAが採用されています。

通信料の最小限に抑えて読み込み速度を上げること、容量を抑えることを目的に実装されています。ネイティブアプリ版と比較すると画像表示が早く、閲覧が快適です。

SUUMO

住まい探しのSUUMOでも、PWAが実装されています。

探す条件に合致した新着物件の情報を、プッシュ通知により受け取ることが可能になりました。これによりページ読み込み時間が75%減少し、プッシュ通知解放率31%を達成しました。

参考:Suumo|Case Studies

日経電子版

日本経済新聞の日経電子版でも、PWAが採用されています。

PWA実装により、オーガニック流入、1日当たりのアクティブ数、表示速度、コンバージョン率の全てが向上しています。

経済ニュースはスピードが生命線であり、顕著な改善結果が出ています。

参考:日本経済新聞社は複数ページのPWAで新しいレベルの品質とパフォーマンスを実現

まとめ

今回は、PWAのメリットとデメリット、導入事例を紹介しました。

今現在は、iOSでの対応は遅れていますが、PWAは導入するメリットが非常に多いです。直帰率やリピート率、コンバージョン率などの数値を改善した実績もあり、一定の効果が見込める可能性が高いです。

特にリピーターが見込めるサイトであれば、PWAを導入してみる価値はあります。海外ではすでにPWAサイトは普及しているので、今後日本でもさらに増えると予想されています。ぜひこの機会にPWA導入を検討してみてください。

プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。
   

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