売れるLPの基本構成と必要な要素とは？売れるLPを作るポイントを紹介

ファーストビュー

ファーストビューとは、LPを訪問した際にユーザーが最初に必ず目にする1番大切な部分のことです。

LP最上部に位置していて、「キャッチコピーや画像、権威づけ」が含まれています。

売れるLPとしてファーストビューに必要なことは、商品・サービスへの信頼や安心、効果をユーザーに伝え、購買意欲へと導くことです。

そのため、素材や文面は慎重に決める必要があります。

共感

次に、ユーザー心理への「共感」が挙げられます。

LP内でユーザーの悩みを取り上げることにより、ユーザーとの距離を縮めることができるでしょう。

共感したユーザーは、自分の悩みと重ね合わせ、悩みを解決するための商品・サービスであると認識してくれます。

ベネフィット

ベネフィットとは、商品やサービスを利用することでユーザーが得られるメリットのことを指します。

ユーザーにとっては、商品の内容よりも自分にどう影響を与えるかが重要です。

そのため、商品やサービスの魅力だけに留まらず、最終的にユーザーがどうなるかというベネフィットも加えることが、売れるLPには欠かせません。

実績や事例

実績や事例は、ベネフィットに真実味を与えてユーザーの購買意欲を刺激し、ユーザーを安心させることができます。

ベネフィットを紹介する際は、実績や実例を根拠として掲載するとよいでしょう。

ユーザーの声

実際に使用したユーザーの意見をLPに載せることで、信ぴょう性を高めることができます。

店頭販売とは違って、ネット販売は現物に触れられない不安感がありますが、第三者の声を聞くことで現実的に想像でき、さらに安心感を与えられるでしょう。

サービスフロー

ユーザーの不安感を解消するためにも、サービスフローはしっかりと掲載しましょう。使い方が難しくないかと不安を抱えるユーザーは少なくありません。

手順やアフターフォローなどの内容をわかりやすくまとめることにより、ユーザーの不安を解消させることができます。

FAQ

FAQによくある質問を整理して掲載することにより、ユーザーは自分で疑問点を解決できます。

また、行動を起こすまでの不安も解消できるので、購買へとつなげることもできるでしょう。

簡潔に回答ができない場合は、「まずはお気軽にお問い合わせください」などと回答し、ユーザーにアクションを求めます。

クロージング

クロージングは、LPにおいて重要な要素の一つで、ユーザーが行動を起こすための背中を押す役割を果たします。

多くの人は「残り○個」や「先着○名」といった希少性の高い数字に弱いため、クロージングで力強く後押しすることにより、焦りを感じて購買行動を起こす可能性が高まるでしょう。

コンバージョンボタン

コンバージョンボタンは、LPの窓口ともいえます。窓口が見当たらないとユーザーはストレスを感じてしまい、ページの離脱につながりかねません。

そのため、LP内では目立つように設置することに加え、ユーザーが認識しやすい表示にするとよいでしょう。

ゴールの明確化

売れるLP作成のポイントとして重要なのは、ゴールを明確にすることです。

ゴールが不明確であるとユーザーが迷ってしまい、ページの離脱につながります。

ユーザーにとって、商品の購入やサービスの導入が難しそうな場合は、心理的なハードルを下げる目的で無料トライアルやお試し価格などから設定するとよいでしょう。

ターゲットを絞る

ターゲットを絞ることは、売れるLPを作成するうえで大切な第一歩です。

まず、悩みや問題を抱えている人や、商品・サービスを必要としている人にターゲットを絞ります。

ターゲットが絞れたらLPの方向性が決まるため、細かい人物像（ペルソナ）を設定して、深く掘り下げていきましょう。

競合調査をする

競合調査は、売れるLPの作成に欠かせません。最低でも3社以上の競合企業を調べましょう。

競合企業を調べることにより、他社にない魅力や要素をアピールして、差別化を図ることが可能です。

万が一、競合企業がない場合は、同じようなターゲット層やペルソナを設定している企業のLPを参考にするとよいでしょう。

訴求の軸を絞る

売れるLPを作るためには、ニーズに合うような訴求軸に絞ります。

1つのLPで複数の訴求を行うと、ユーザーに商品やサービスのメリットが伝わりにくく、ページから離脱されてしまいます。

商品やサービスがもつインパクトと魅力を最大限に活かすためにも、訴求の軸を絞ることは大切といえるでしょう。

また、ユーザーのニーズを的確に捉えることで、求めている商品・サービスであることをアピールできます。

訴求ポイントを統一させる

広告文とLPの訴求ポイントを統一させることも大切です。

両者のポイントがズレていると、ユーザーは離脱してしまいます。

訴求ポイントを統一させる方法は、ユーザーが検索したキーワードとLPの内容を一致させることです。

複数の媒体を運用する場合は、各媒体や流入元によって複数パターンのLPを作成するのも効果的といえます。

なお、広告のキャッチコピーを変更するときは、LPの内容も忘れずに変えましょう。

構成はストーリー性を意識する

LPの構成は、ストーリー性を意識しましょう。先述した通り、売れるLPの構成は、結・起・承・転が基本です。

LPの内容が前後したものや、つながりのないものはユーザーに違和感を与えてしまい、離脱される可能性を高めてしまいます。

また、ユーザーにとって不要な情報や訴求軸があいまいな情報を入れてしまうと、興味や関心が離れてしまうでしょう。

売れるLPを作る際は、訴求軸と合ったストーリー性のある内容を意識してください。

行動を促す動線を入れる

売れるLPでよく目にするのが、CTA（Call To Action）と呼ばれるユーザーを具体的な行動に誘導するための行動喚起です。

購入や申し込みの入力フォームへ移動するボタンなどが一般的で、ユーザーが興味をもった時点で行動できるよう、コンテンツの合間に差し込みましょう。

ボタンをクリックしたあとに起こるアクションを具体的に表示しておくと、ユーザーは安心して行動を起こせます。

適切な情報量にする

LPを作るときは、適切な情報量を心がけましょう。

情報量が多すぎるとユーザーは読む気になれず、離脱率が高まります。

反対に情報量が少なすぎると、安心感や親近感を与えることができません。

競合調査やLPの試運転の結果を参考にして、適切な情報量へ改善していく必要があります。

LP公開後のフォローを継続する

LPの公開後もフォローが求められます。

なぜなら、作成したLPのターゲットや訴求ポイントは公開前に仮定したものであって、公開後に発覚した想定外のターゲットや新たなニーズが求められることもあるからです。

そのため、公開後もユーザーの反応に合わせて改善する必要があります。

また、最初に出たLPの効果が継続するとは限りません。

CVの獲得を目指すのであれば、公開後も引き続いてフォローしていくことが大切です。

定期的な現状分析によって問題点を見つけ、改善していきましょう。

すぐに結果が出なくても焦らない

内容を改善して、すぐに結果が出ずとも焦らないことが売れるLPを作るポイントといえます。LPの効果が出てくるのは、改善後にターゲットの集客を最適化できたときからです。

LPの公開から1〜2か月の結果だけを見るのではなく、中長期的に観察して常に集客のための改善に取り組むとよいでしょう。