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タブレットの契約獲得のトーク術とは?営業の基本や5つのコツを解説

タブレットの契約獲得のトーク術とは?営業の基本や5つのコツを解説
タブレットの営業活動を上手に進めるためには、顧客と対峙した際の営業トークが大切です。

営業トークと一口にいってもさまざまなポイントやコツがあり、事前に理解しておかなくては本番でうまく進めることは難しいでしょう。

この記事では、タブレットの新規契約を獲得するための営業トークのポイントやコツについて解説します。

タブレットの新規契約を獲得するには?良い営業トークとは?

ここでは、タブレットの新規契約獲得のための営業トークのポイントを紹介します。営業トークの目的は、「ユーザーのアクションにつなげること」です。

メリットではなくベネフィットを伝える

まず大切なことは、メリットではなく「ベネフィット」を伝えることです。両者には、以下の違いがあります。

  • メリット:商品の良いところ
  • ベネフィット:商品によって得られる利益

ユーザーが知りたいのは、商品の良いところではなくユーザーにとって「どんな得があるのか」です。そのため、ベネフィットを伝えた方が、ユーザーの心には刺さります。

例えば、「従来の商品よりもコンパクトです」と伝えるのではなく、「カバンに入れて持ち運びやすいサイズです」と伝えた方が、訴求力が高いでしょう。

ベネフィットをうまく伝えるためにヒアリングをする

ユーザーにベネフィットをうまく伝えるためには、相手を知ることからスタートしましょう。具体的には、ユーザーが困っていることやその理由を聞き出すことが求められます。

困っていることや悩みを解決できる場合、営業がうまくいく可能性が高いでしょう。また、ユーザーの悩みを解決できると言えるように営業トークを組み立てていくことが重要です。

ベネフィットの作り方

ベネフィットを作るためには、以下の手順を守ることをおすすめします。

【ベネフィットの作り方】

  • 商品の特徴を洗い出す
  • ターゲットを設定する
  • 商品によってターゲットにどんな利益があるのか考える

例えば、健康食品であれば「ビタミンC〇〇cc配合」「野菜に加えて果物も使用」などが商品の特徴ですが、設定するターゲットによって利益の示し方は変わります。

まず、「美容の一環として健康食品を探している人」がターゲットのケースで考えます。この場合に考えられる利益は、「ビタミンCには肌のターンオーバーを促進してシミ予防に活かせる」、「コラーゲンの合成を促進してハリのある肌を目指せる」などです。

一方、健康食品が長続きしないと悩んでいる人がターゲットであれば、「果物が入っておいしいため毎日続けられる」などが利益として挙げられるでしょう。

営業トークを引き立てる5つのコツ

ここでは、営業トークを引き立てるコツを以下の5つに整理して解説します。

【営業トークのコツ】

  • デメリットやリスクもきちんと伝える
  • 小さなYesを積み重ねる
  • 相手に共感する
  • 難しい言葉を使わない
  • 他社の情報を伝える

デメリットやリスクもきちんと伝える

営業トークにおいては、良い話ばかりでなくデメリットやリスクもきちんと伝えることが重要です。良いことばかりを提示し続けても、相手の信頼は得られません。

下記のような話や都合のよすぎる話を聞くと、怪しいと感じる人も少なくありません。

「この商品を毎日飲むだけで、2週間でやせられます」

しかし、下記のようにデメリットやリスクなどもしっかりと伝えることで、信ぴょう性が増します。

「ただし、2週間以降も継続して飲用し続けることが必要です」
「個人差があるため、効果がでるまで数ヵ月かかることもあります。」

ただし、デメリットやリスクを伝える際にはそこで終わってしまわず、最後に改善策もあわせて示すことが大切です。

小さなYesを積み重ねる

商談にあたっては、「小さなYes」を積み重ねることが重要です。たとえ上手な言い方を考えても、最初から「商品を買ってください」とお願いしたら、断られてしまう可能性が高いでしょう。契約などの大きな決断には、勇気がいるものだからです。

そのため、まずは小さなYesを引き出し、徐々に相手との距離を埋めていくことが大切なのです。始めから契約のことを伝えるのではなく、「無料体験を受けてみてください」など、相手がYesと言いやすい提案から始めることをおすすめします。

相手に共感する

共感は、相手との距離を縮めるために有効な手段です。共感してくれる相手には、親近感を抱きやすいためです。

信頼をしていない相手からセールストークを受けても、なかなか「購入しよう」とは思わないでしょう。まずは相手の悩みや困りごとを探り、共感することから始めることをおすすめします。悩みに共感することで「この人は自分のことをわかってくれる」と感じてもらえれば、相手からの信頼度は高まるはずです。

難しい言葉を使わない

セールストークにおいては、難しい言葉を使わないことが鉄則です。理解できない言葉・知らない言葉で説明を受けても、商品の魅力や購入して得られる利益が伝わらず、購入する気はなかなか起きません。

専門用語やビジネス用語の多用は、セールスマンらしくて格好良いと感じるかもしれません。しかしそれは、自分本位の考え方です。相手の立場になり、専門用語は避けてわかりやすい言葉で話すことを大切にしましょう。

他社の情報を伝える

顧客の同業他社の情報を伝えることで、営業トークの厚みが増します。同業他社の情報を伝えて相手が「遅れをとっている」と焦りを感じるようなことがあれば、そこから営業チャンスにつなげられるためです。つまり、営業対象の企業に関する情報だけでなく、同業他社やその業界の情報については積極的に収集することが求められます。

業界研究をしている中で営業対象の弱みに気づけたら、そこが営業チャンスになるかもしれません。チャンスを逃さずこちらのペースで営業トークを進められるように、事前準備を怠らないようにしましょう。

タブレット獲得トークは「タイミング」「話し方」「話の内容」がポイント

タブレット獲得のための営業トークには、タイミングと話し方、そして、話の内容がポイントです。営業トークは、人間に対して行うものだからです。

どんなに事前準備をして話の流れを固めたとしても、本番では相手に合わせた話し方が重要です。丁寧な話し方を好む人やある程度の距離感を詰めたラフな会話を望む方、単刀直入に結論を聞きたがる方など、顧客の特徴はそれぞれ異なります。相手に合わせた柔軟な話し方や切り出し方ができれば、営業トークをより有利に進められるでしょう。

まとめ

タブレットの新規契約を獲得するためには、商品の特徴や魅力ではなく相手の利益について伝える姿勢が重要です。また、営業トークの際にはメリットだけでなくデメリットやリスクも伝える、相手に共感をするなどのコツがあります。

今回紹介したポイントやコツを積み重ねることで、営業トークをこちらのペースで有利に進めましょう。

プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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