トレンドワードとは？GoogleやTwitterのトレンドの仕組みについて解説

Googleトレンドとは

Googleトレンドとは、文字通り、「ある検索ワードがGoogleでどれくらい検索されているか」をチェックできるツールです。Googleが無料提供しており、会員登録も不要。誰でも手軽に利用できます。

膨大なGoogleデータの中から、過去1時間・4時間・1日・30日間・90日間・5年間・2004年～現在までという期間で情報抽出できるだけでなく、カテゴリ別、国別、検索ジャンル別（WEB検索・画像検索・ニュース検索・Googleショッピング検索・YouTube検索）など、様々な角度からトレンドの動向をチェック可能です。

2004年から現在の期間で「SDGs」や「エシカル」といった検索ワードをチェックしてみると、いつ頃から注目され始めたのかがわかります。

Googleトレンドでできること

Googleトレンドでは以下の情報をチェックできます。

• 検索キーワードの推移
• 過去のトレンドワードランキング
• 過去24時間のトレンドワード

前述の通り、Googleトレンドでは、国・地域・カテゴリごとに、その検束キーワードの推移をグラフで知ることができます。「あるキーワードがホットになるのはどの地域でどの時期なのか」「いつ頃から注目され始めたか」は、マーケティングの重要な情報です。

過去のトレンドワードランキングからは、「ある年に注目されていたこと」が、カテゴリごとにランキング形式でチェック可能。その年の注目の話題や事件を知ることができます。

過去24時間のトレンドワードは、まさに「今現在ホットな話題」。ニーズが高まった時間や関連記事から、トレンドのきっかけや流れをチェックし、今後の戦略にも活かせます。

Googleトレンドの活用法

「今現在、たくさんの人からGoogle検索されているワード」がわかるのが、Googleトレンドの魅力です。そのトレンドワードを元にした記事を用意することで、ユーザーのアクセス増が期待できます。

また、過去24時間のトレンドワードから「急に注目されはじめた話題」をチェックし、競合サイトより先に記事化することで、そのワードでの検索上位を狙うのも戦略です。急上昇ワードを追えば、他社よりも先んじて情報発信できるため、更なる集客が期待できます。

また、時系列でトレンドの推移がわかることから、過去に作成した記事のリライトのタイミングも掴めます。特に、トレンド情報の自動取得機能はおすすめ。キーワードを登録しておくと、指定のメールアドレスに最新情報が届くので、タイミングを逃すことなくトレンド推移をキャッチできます。

Twitterトレントとは

毎日たくさんの投稿がある中、特に多くの人が投稿しているワードがあります。Twitter側の独自のアルゴリズムによって選別されたワードが「Twitterトレンド」です。

Twitterトレンド入りしたワードを検索すると、その情報について他のユーザーがどのような投稿をしているか、意見や傾向がリアルタイムでチェックできます。

ある商品がトレンド入りした場合、Twitterでそのワードを検索すると、そのワードに関連する他ユーザーの投稿をチェック可能です。各ユーザーの考え方、なぜそのワードがトレンド入りしたのか、関連する情報、ユーザーの傾向を知ることができます。

Twitterトレンドでできること

Twitterは、SNSとして交流できるほか、トレンド機能も搭載されています。

トレンド機能「話題を検索」では、アクセスするアカウントの位置情報・アクセス先の傾向・Twitter独自のアルゴリズムによって、その人にカスタマイズされたトレンドワードが表示されるのが特徴です。

地域を設定しておけば、その地域のトレンド入りした話題がジャンル別でリアルタイムでチェックできます。トレンドのカスタマイズによって、他の地域や海外のトレンドも検索可能です。

Twitterトレンドの活用法

Twitterトレンドで注目したいのが「急上昇ワード」です。急上昇ワードやトレンド入りしたキーワードに便乗してツイートすることで、他のユーザーに興味をもってもらうきっかけになります。

Twitterトレンドのトレンドワードは「ある一定の期間以上話題になったワード」ですが、急上昇ワードは「短期間で突然検索回数が伸びた検索ワード」を示します。他のユーザーが何に対して興味を持って検索しているのかがわかる指標です。

また、同じ情報を共有・共感できる相手には親近感を感じるもの。同じトレンドワードで投稿しているユーザーに、いいねやリツイートをつけることで、自分のフォロワー増にも繋がるかもしれません。ただし、不信感を抱かれないように、自分の普段の投稿とギャップが生じない範囲の投稿に収まるようにしておきましょう。