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求人が掲載されない理由とは?Indeedの掲載ルールを解説

求人が掲載されない理由とは?Indeedの掲載ルールを解説
Indeedで求人情報を公開しているにも関わらず、なぜだか求人が表示されていないという経験はないでしょうか。

日々入れ替わる求人情報を出来るだけタイムリーに掲載するために色々と工夫しても、その情報が求職者の目に触れなければ、応募に導く事は出来ません。

この記事では、求人が表示されない具体的な理由を知り、Indeedのレギュレーションに沿った求人情報を作成する事で機会損失を防ぐ原稿の作成ポイントを紹介します。
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Indeedで求人情報を掲載するにあたっての大前提のルール

求職者がIndeedで仕事を探そうとする時、検索画面でまず「キーワード」と「勤務地」を入力します。
検索画面
例えば「gmotech」×「東京都 渋谷駅」と検索した時、下記のように該当する求人の一覧が出てきます。
検索一覧

この時注目すべきポイントは求人のトップにきているいわゆる「タイトル」と呼ばれる部分です。

Indeedの定義として「タイトル=職種」といったようなルールが大前提に挙げられます。

以前、採用力をアップさせるための求人情報について述べた際、メリットを付与したキャッチーな求人タイトルは惹きが強く魅力的であるとご紹介しておりますが、内容が分かりやすくクリック率も高くなる半面、Indeedのレギュレーションに沿わない場合がある点は注意が必要です。

採用力を強化する求人情報の作り方についてはこちらの記事でご紹介します。
関連記事:採用力を強化する求人情報とは?

IndeedがNGとしているルールとは?

大前提のルールとして「職種」=「タイトル」である事以外にも明確にIndeedが禁止しているタイトルのルールや求人原稿作成におけるルールがあります。
どのようなルールがあるのかチェックしてみましょう。

タイトルに不要な記号や絵文字などが入っている

様々な求人情報を見ていると、「オープニング★経験活かせる営業事務♪」など「☆」、「♪」や「!!」、「(^^)」などがタイトルに含まれている求人を見かけた事はありませんか?

求職者により親近感をもってもらいたい、職場の雰囲気が明るい事を伝えたい、特定の項目を強調したいなど、採用側としては様々な思いがあり、あえてそのようなポップな文字や記号を入れる方法をとっているケースがありますが、Indeed側はこれを禁止しています。

求職者が仕事を探す時に「キーワード」と「勤務地」で検索をする中で、「☆」や「!」などの記号を入力して検索する事はなく、あくまでも「タイトル」=「職種」という大前提の考え方の元、職種以外の記号や絵文字をタイトル部分で使用する事は不可となっているので、もし現在のタイトルに含まれているようであれば削除が必要です。

年齢に触れている表記がある

タイトルや求人原稿内に「20代・30代歓迎」などの表記が含まれたままでは、Indeedの判断で求人が非掲載になるケースがあります。

個人のスキルや適性がどのようなものであるかは、年齢のみで判断できません。

求人情報を作成する際には、年齢に関する記述は行わず、業務遂行に必要な能力が明確に求職者に伝わるよう表現方法を工夫する事が大事です。

国籍を制限する表記がある

「外国人歓迎」、「日本人歓迎」などの記述は労働施策総合推進法に基づき、Indeedでは禁止されています。

人種や国籍の制限を記載する事は「求職者の業務スキルが適正に評価されるべき」という考えに反するため、削除する必要があります。

転職回数に言及した表記がある

求職者の職務経歴を確認する上で、採用側として転職回数は気になるものです。

しかし、全ての求職者に対して差別なく公平な雇用機会の提供を重要視しているIndeedとしては、転職回数の記述は求職者の業務遂行能力との関係のない差別に該当すると判断されるため禁止としています。

もし求人原稿の中に、転職回数に触れた記述がある場合は削除する必要があります。

求人がすでに終了している

フィードを活用した広告配信は非常に効果的です。

しかし、直接自社サイトに掲載されている求人をIndeed側で読みこむクローリング運用とは異なり、自社保有の求人情報データを元にIndeedに合わせたフォーマットへ変換しアップロードするフィード運用では、自社保有の求人情報データが古く、最新の情報にリフレッシュ出来ていない場合、すでに募集が終了しているなどが原因でせっかく求人に興味をもってサイトを訪れても求人が表示されず、結果として求職者が離脱してしまい、サイト自体の印象も悪くなるケースもあります。

機会損失しないように最新情報を掲載するようにしましょう。

法律に即していない給与表記がある

「使用者は、最低賃金の適用を受ける労働者に対し、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならない」という最低賃金法に基づき、給与項目が最低賃金以下の求人に関しては、Indeed側で都度非掲載にする対策がとられています。

さらに労働基準法においては「出来高払制の保障給」という規定の元、「出来高払制の労働者について、労働時間に応じ一定額の賃金を保障しなければならない」という決まりがあり、完全歩合制、またはその選択肢を含む求人は非掲載となります。

例えば歩合制の営業職の方が、成果を全く出す事は出来なかったからといって、給与を一切支払わないという事は出来ないのです。

上記のように給与に関する表記が何等か法律に反している場合は、Indeed側で非掲載となってしまうため、法律に即した給与表示となるように求人情報を作成する事が重要です。

求人が重複している

「業務内容」「雇用形態」「勤務地」「給与」は本来個々の求人によって異なるものです。

効果改善を目的とし、同じ求人であるにも関わらずタイトルやIDなど一部の情報を変更して求人を複製する事をIndeedは禁止しています。

Indeed側が求人重複と判断した場合、該当求人が非掲載となるだけでなく、掲載している全求人を非掲載とするケースがあるので、注意が必要です。

まとめ

募集している求人とのミスマッチがないように、採用側としてはより細かい仕事内容や条件、部署のメンバー構成や会社としてアピールしたい内容を記載し、求職者に興味をもってもらえるような魅力的な求人情報となるように工夫していると思います。

変わりゆく時代の中で、採用における法律やその解釈も日々変化しています。

求人情報の記述内容によって求人が非掲載となり、機会損失する事を避けるために、まずはIndeedのレギュレーションに沿った表示が出来るように心がけていきましょう。

   

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