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求人検索エンジンの広告運用で効果を上げる方法~Apply URLの実装~

求人検索エンジンの広告運用で効果を上げる方法~Apply URLの実装~
Indeed、求人ボックス、スタンバイなどの求人検索エンジンは、求人媒体社や派遣会社において欠かせない存在となりつつあり、それらの求人検索エンジンを活用した採用マーケティングの成功には、データフィードを活用し、各求人検索エンジンに適切な配信形式を調整し、PDCAサイクルを回すことが重要です。

この記事では、「Apply URL」という施策を紹介し、データフィードの中でも応募率を改善する方法に焦点を当てます。具体的には、「Apply URL」とは何か、そしてどのように実装するのかについて説明します。

求人広告におけるデータフィード運用は以下の記事をご確認ください。
データフィード広告とは?メリットやデメリットを解説

「Apply URL」とは

Indeedの利用ガイドラインには「Apply URL」について以下のように説明しています。

「Apply URL (応募ページ URL リンク)」は、採用企業が Indeed に直接求人を投稿し、採用企業のウェブサイトの応募プロセスで求職者の応募を受け付けることのできる機能です。
(Indeedサポート – 「Apply URL (応募ページ URL リンク)」利用ガイドラインより引用)

・通常のフロー

通常のフロー

・「Apply URL」実装後のフロー

実装後のフロー

通常は、Indeedの「応募へ進む」をクリックするとサイト上の求人詳細ページに遷移しますが、「Apply URL」を実装することで直接応募フォームに遷移するように設定し、応募完了までのページ遷移数を1つ短縮できます。

メリット

・応募遷移数を減少させることで、CVRやCPAの改善

「Apply URL」を実装することで、求職者が応募フォームにアクセスするまでの遷移数を減らすことができます。これにより、求職者のストレスを軽減し、応募率を向上させ、CPAの改善が期待できます。

【弊社実績】

弊社実績

スタンバイはIndeedと同様に求人検索エンジンのサービスを提供しており、多くの報告で「Apply URL」の実装によってCVRとCPAが改善されていることが示されています。そのため、スタンバイもこの施策を推奨しています。(下記、スタンバイ実績参照)。

【スタンバイ】

スタンバイ実績

デメリット

・応募フォームに直接遷移するため、サイト回遊が減少

サイト上の求人詳細ページに「レコメンド求人」の機能がある場合、(サイト内の求人詳細ページには遷移せず、直接応募フォームへ遷移するため)サイト内での他の求人への応募が減少する可能性があります。

実装方法

  • 実装方法は非常にシンプルですが、以下の条件を必ず満たす必要があります。
  • エントリーフォームにユニークな求人IDが含まれていること

※全求人共通の同一URLは使えない
Apply URL」の仕様としては既存の応募フォームに求人パラメータを付与したURLをフィード上のApply URLカラムに出力する必要がございます(スタンバイ以外は管理画面でのキャンペーン編集画面でのパラメータが使えなくなり、フィード上で設定する必要がある)。

例えば、Google Analyticsを使用して計測を行っている場合、次のような仕様になります。

計測イメージ

ただし、すべての求人の「応募フォームURL」が同じ場合、求人を識別することができません。したがって、赤枠のような求人IDを付与することによって、求人単位でのCV計測が初めて可能になります。

その後、上記のように応募フォームURLと求人パラメータが結合されたURLを下記のような形でXMLフィードデータ内の「Apply URL」カラムに付与します。

■データフィードのサンプル

データフィードのサンプル

実装にはHTMLの知識が必要ですが、弊社では専門スキルを持つエンジニアが実装作業を行い、迅速に各媒体に適したフィードデータを生成できます。

フィードデータ生成の後、Indeedや求人ボックス、スタンバイのサーバーにフィードデータを格納し、その後媒体が連携作業を行うことで「Apply URL」の読み込みが完了され、応募までのページ遷移数が減少される運びとなります。

弊社の場合、ご依頼から本番反映まで最短2営業日で可能となります。

スタンバイにおける注意点

スタンバイオーガニック求人の配信元に関しては、スポンサー求人と同一のフィードデータから配信されております。

そのため、スポンサー求人のパラメータが付与されたURLを「Apply URL」カラムに付与していた場合、(オーガニック求人がスポンサー求人のCVとして計測されるため)正しく計測がされなくなってしまいます。

つきましては、スタンバイに関してはスポンサー求人、オーガニック求人それぞれに以下の手順が必要となります。

■スポンサー求人

・キャンペーン画面「トラッキングパラメータ」に、指定したいパラメータを入力して保存

⇒広告出稿した求人URLの末尾に、設定したパラメータが付与されます。

スポンサー求人

■オーガニック求人

①フィードの「url」と「Apply URL」に、オーガニック用パラメータを付与

(例:<applyurl>[https://oubo_form_1111111?「オーガニックパラメータ」)

②広告管理画面より①でフィードに追加したパラメータを除外

 ・広告管理画面の「アカウント>パラメータ除外設定」にアクセス

 ・除外パラメータの欄に①でフィードに追加したパラメータを登録

オーガニック求人

以上のように設定することでスポンサーとオーガニック両方にそれぞれ別のパラメータを付与することが可能となります。

まとめ

データフィードを活用しながら求人の応募率を改善したい場合、「Apply URL」は非常に効果的な手法です。

「Apply URL」の実装により、応募までの離脱率を減少させ、CPAやCVRの改善が高い確率で期待できます。

しかしながら、「Apply URL」はデータフィードを活用する施策の一部に過ぎず、データフィードを利用することで、「Apply URL」だけでなく様々な施策を展開することが可能です。

GMOTECHでは、Indeed、求人ボックス、スタンバイなどのHR領域に特化した広告運用を行っており、先述のデータフィードの活用事例も多数ございます。

また、人材募集の手段を紹介する資料や求人広告の効果を最大化するためのマニュアルなども無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

資料ダウンロードはこちら:https://gmotech.jp/semlabo/document/
   

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