話題の求人検索エンジンとは?主要4サイトを比較
また、求人検索エンジンは前述のIndeedが有名ですが、実は国内ではもっと多くの求人検索エンジンが存在しています。
この記事では、「そもそも求人検索エンジンとは?」といった基礎的な内容から、Indeedをはじめとした国内の主要なサイトについてもご紹介します。
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「求人検索エンジン」とは?
求人検索エンジンとは、会社名や職種などキーワードを入力するとマッチした条件の求人を探せるサイトのことです。
Indeedが代表的ですが、求人サイトとは異なり、あくまで「検索エンジン」として機能するものなので、「GoogleやYahooなどの求人特化版」と考えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、TOPの検索画面で「新宿区 営業」「都内 エンジニア 週休完全2日」などとサーチをかけると、検索内容に合致した都内の営業の仕事が大量に出てきます。
この検索結果はインターネット上に存在するさまざまな求人サイトから該当したものなので、1社の求人サイトから探すよりも膨大な情報が表示されます。
ユーザーはさまざまな求人サイトの求人広告を横断的に検索できるため、簡単で求職者が集まりやすいのが特徴です。
採用担当者が「求人検索エンジン」を利用するメリット
求職者側にとってもメリットの大きい求人検索エンジンですが、採用担当側にとってもそのメリットは少なくありません。
求職者の目に留まるチャンスが増える
まず、さまざまなサイトの求人情報が一括で検索できるという性質上、露出回数が増えて求職者の目に留まりやすくなります。
例えば求人サイトA、求人サイトBの2サイトに求人掲載していた場合、それだけでは求人サイトAかBに登録している求職者しかターゲットとなりません。
しかし、これに加え求人検索エンジンCに登録しておくことで、Cに登録しているユーザーには求人サイトA、Bどちらの求人も閲覧できるようになるため、単純考えるとに目に入るチャンスが二倍になるのです。
コストを抑えることができる
求人サイトを利用する場合、その掲載料がネックになりがちです。しかし、求人検索エンジンは無料で利用できるサービスも多いため、通常の求人サイトに比べて採用コストを抑えることにつながります。
求人検索エンジンと提携している求人サイトに情報を掲載すれば、掲載期間中は求人サイト・検索エンジンどちらからも掲載内容を閲覧することができます。
つまり、1つのサイトに掲載料を支払えば2つの窓口から求職者にアプローチできるのです。
さらに、求人検索エンジンには自社サイト(オウンドメディア)を掲載することもできるため、上手に活用すれば求人サイトすら利用せずに採用活動を行うことができます。
コストを抑えた無料掲載もありますが、より検索上位に表示させたい場合は有料広告も検討しましょう。
GMO TECHではアグリゲート型求人メディアを使った広告運用で採用効果を最大化いたします。無料掲載で成果がでない等、採用活動でお困りのご担当者様、まずはお気軽にご相談ください。
国内の「求人検索エンジン」主要4サイト
このように、求人検索エンジンは求職者・採用担当者双方にとってメリットの大きいサービスであり、企業側としてもぜひ活用しておきたいところ。
求人検索エンジンというとIndeedが圧倒的な知名度を誇っていますが、実は他にも各社から同様のサービスが展開されています。
ここでは、国内で利用できる主要な求人検索エンジンを4つご紹介します。
Indeed(インディード)
- 月間訪問者数:約3000万人
- 課金:無料または1クリック15円~999円
リクルートが運営する「Indeed」は、CMなどの広告に力を入れていることもあり、国内では知名度・利用者ともにナンバーワンの求人検索エンジンです。
利用者が多いぶん、より多くの幅広い層に自社の求人を見てもらえるというのが最大のメリットといえるでしょう。
無料掲載もできますが、より検索上位に表示させるための有料広告も選択できるなど、ニーズに応じた幅広い活用方法ができるのも魅力の一つです。
ただし、ユーザー数が多い反面、登録している企業も多く、ライバルが多いというのがデメリット。膨大な量の求人が表示されるため、課金して他社と差をつけないと、リーチしたいユーザーに見つけてもらえない可能性もあります。
有料の「スポンサー求人」を利用すると、目立つ箇所に求人を掲載できるようになるため、本格的にIndeedでの採用を狙うのであればやはり課金が必要になってきます。
GMO TECHではIndeed広告の”肝”であるデータフィード配信を100%内製化しており、シームレスなABテストが可能です。
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求人ボックス
- 月間訪問者数:約500万人
- 課金:無料または1クリック50円~100円
「求人ボックス」はカカクコムが運営しており、ユーザー数はIndeedには劣るものの、近年かなり利用者数を伸ばしている注目の求人検索エンジンです。
トップの検索画面で、勤務地や職種だけでなく雇用形態も選択できるため、正社員以外のパートや契約社員で仕事を探している人も集まりやすいのがメリット。
他にも、具体的な職種や働き方など細かく条件を設定できるのが求人ボックスの特徴で、使いやすさはもちろんのこと、あらかじめ検索条件に加えておくことで求職者と企業側のミスマッチを防ぐことにもつながります。
クリック単価の下限が50円とやや高めなのがデメリットですが、上限はIndeedよりも低いため、うまく活用すれば低コストでの採用が可能です。
スタンバイ
- 月間訪問者数:約220万人
- 課金:無料または1クリック30円~1000円
「スタンバイ」は、ビズリーチの関連会社が運営しており、900万件以上の広告が掲載されているなど、こちらも国内では最大規模の求人検索エンジンです。
無料掲載が可能なほか、デバイス別に広告配信の強弱を設定できるため、予算やターゲット層に合わせてコストを調節できるのが魅力です。
ただし、前述のIndeed・求人ボックスに比べるとかなり認知度が下がってしまうのはやはり大きなデメリットといえるでしょう。
jobda(ジョブダ)
- 月間訪問者数:非公開
- 課金:順次リリース予定
- 無料掲載:可能
ジョブダは、ゲーム・アニメ事業や、メタバース事業を展開するグリー株式会社の100%子会社です。
グリーでは、ジョブダの他にも、aumo(https://aumo.jp/)やLIMIA(https://limia.jp/)といったメディア事業を展開しております。
現在、全国各地の仕事・求人情報を簡単にまとめて検索することができる求人検索エンジン「jobda」(https://jobda.jp/)や、仕事に役立つ情報を掲載する求人情報メディア「jobdaマガジン」(https://jobda.jp/article/)を運営しています。
XMLフィードを用いることで、少ない工数で求人情報を無料で掲載することができます。
【まとめ】求人検索エンジンは採用の新常識
ここまで求人検索エンジンの基礎的な知識や、Indeedをはじめとする主要4サイトについてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
求人検索エンジンは、低コストで多くの人の目に触れる、企業にとっては使わない手がない求人手法です。これまで利用してこなかった方は、ぜひこの機会に活用してみましょう。
また、求人検索エンジンといえばIndeedが圧倒的なユーザー数を誇っていますが、登録者数が多いサービスならではのデメリットも抱えています。
今回ご紹介した主要4サイトをはじめ、複数の求人検索エンジンのなかから自社のニーズに合ったものを検討してみてください。
採用活動にお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。