Facebookを使ったGoogleのSEO対策の効果について解説
GoogleのSEO効果のために、Facebookの投稿を利用してみようと思ったことはありませんか?実は、Facebookの投稿はGoogleのSEO対策には直接的な意味はありません。
しかしながら、バズるほどのコンテンツ力があれば間接的にいい働きかけをすることが可能です。この記事では、FacebookのSEO効果についてFacebookの仕組みとともに説明していきます。
Webサイトのアクセスを伸ばしていきたい場合はぜひ参考にしてみてください。
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Facebook内での施策はGoogleのSEOに直接効果はない
Facebookで施策をしたとしても、GoogleのSEOには直接的な効果はありません。
具体的な要因を2つの観点から説明していきます。
これからFacebookをSEO対策に役立てようと思っている場合には、ぜひ確認してみてください。
1.Facebook内のほとんどのページで「Disallow」が付与されている
まず1つ目の要因が、Facebookのページの大半がGoogleのクロールを拒否しているという点です。
Facebookの投稿は、ディレクトリを「Disallow」に設定することによってページ内のほとんどがGoogleのクロールを拒否しています。
この「Disallow」は、設定することでGoogle側がサイト情報を収集できない仕組みになっています。Googleは、Facebook内のフォロワー数やいいねの数、シェア数もわからないのが実情です。
上記の理由から、FacebookはGoogleのSEO対策には効果がないことがわかります。
言ってしまえばGoogleとFacebookは現時点でライバル会社なので、GoogleがFacebook内のデータベースにアクセスすることができません。
例えばFacebook上で紹介したページが1,000いいねを集めていたとしても、Googleからいいね数に応じた評価がされないのです。
2.Facebookの投稿時のリンクには「nofollow」が付与されている
2つめの要因は、Facebookの投稿には被リンク効果がないことです。Facebookのユーザーの投稿には、「nofollow」が自動的に付与されます。
例えば、Facebookから自身のサイト(mysite.com)に「ランチおすすめ」というアンカーテキストでリンクを送ると以下のようなタグとなります。
<a href=”http://mysite.com” rel=”nofollow”>ランチおすすめ
nofollow のタグを付けると、クローラーはリンク先に移動せずにWebサイト内に留まるようになります。
仮にご自身のWebサイトにFacebookの被リンクを送ったとしても、クローラーが巡回しないためSEOの効果はありません。
Facebook上で投稿を行ってもクローラーの巡回がされない、という点に注意しておきましょう。
被リンクのSEO効果 良質な被リンクの増やし方を徹底解説
Facebookの活用で間接的なSEO効果は見込める
FacebookによるSEOへの直接的な効果はないものの、間接的に良い影響を与えることはできます。
前述の通り、FacebookはGoogleのクローラーに対する働きかけをしないため、SEOには直接的な効果はありません。
しかしながら、SEOに対して影響が全く無いということではありません。以下で紹介する内容を確認しておきましょう。
アクセス数が増える
間接的なSEO効果の1つ目は、「アクセス数の増加」です。自サイトを紹介するための投稿が注目を集める、いわゆる“バズる”状況を生んだ際には、SEO効果が期待できます。
投稿がバズると、コンテンツSEOとの関連でユーザーに関心と共感を与えるという因果関係があります。
ユーザーにとっておもしろいと思われる内容であることから、「滞在時間」が伸びたり「回遊率」が上昇したりと、指標に良い影響をもたらすのです。
上記の結果、サイト内のユーザー行動が蓄積されて、SEO的にも好影響を生むと想定されます。
ただし、以下の2点には注意が必要です。
- ただアクセス数が増える(トラフィックが増える)だけ
- アクセス数が伸びても直帰率が高い
理由としては、「ユーザーが読まなかった役に立たない記事」とみなされるためです。
アクセス数を増やす場合には、滞在時間や回遊率の点も意識しておきましょう。
認知度が向上する
間接的な SEO 効果の2つ目は「認知度の向上」です。
Facebook上でのシェアを誠実に行っていくと、やがて多くのユーザーから認知されるようになります。
広く認知されてサイト名を覚えてもらえるようになると、「指名検索」や「ブックマーク」からアクセスが集まる可能性があります。
サイト名を広く知らしめるという点でも、Facebookの投稿には一定の役立ちがあるのです。
有効な被リンクを獲得できる可能性もある
間接的なSEO効果の3つ目は、「被リンク獲得のチャンス」です。仮に投稿がバズった場合には、多くの人の目に触れることになります。
投稿がバズれば、1万人、ときには300万人という大人数の目に触れることになります。投稿を見た人の中には、ブログやサイトの運営者がいるかもしれません。すると、ニュースサイトに取り上げられたりすることもあります。
影響力のあるプラットフォームを持ったユーザーの目にとまれば、よりドメインパワーの強い被リンクを獲得できるでしょう。
以上のことから、Facebookの活用は外部SEOの促進になりえるといえます。
まとめ
Facebook内で施策を行っても、直接的なSEO効果はない旨を説明しました。
その理由は2つあります。1つ目の理由は、Facebook内ほとんどのページでGoogleのクロールを拒否するための「Disallow」が付与されているためです。そして2つ目の理由は、Facebookの投稿にはクローラーが移動をしないための「nofollow」が付与されているためです。
また、Facebookを上手に活用すれば外部SEOに対して一定の効果が期待できる旨も説明しました。
期待できる主な効果は3つあります。
1点目は、投稿が注目されてアクセスが集まることで、「滞在時間」や「回遊率」の指標が上昇するというものです。
2点目は、投稿によってWebサイトの認知度が上がり、「指名検索」や「ブックマーク」からのアクセスが集まりやすくなることです。
そして3点目は、投稿がバズることで影響力のあるプラットフォーマーの目に留まり、強いドメインパワーの被リンクを獲得できるかもしれないことです。
間接的ではあるものの、FacebookはSEOに良い影響をもたらす可能性も望めるので、ぜひ意識して取り入れてみてください。
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