パーソナライズド検索とは?正確な検索順位の確認方法も解説
一般のユーザーにとっては非常に便利な機能ですが、オウンドメディアを運営する場合は、正確な検索順位が把握できない可能性もあります。
この記事では、パーソナライズド検索の基本的な知識とともに、正確な検索順位の確認方法もお伝えしていきます。
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パーソナライズド検索とは?
パーソナライズド検索とは、ユーザーが検索した履歴のほか、アクセスしたWebサイトなどに合わせて適切な検索結果を表示する機能のことです。
ローカライズ検索との違い
パーソナライズド検索とローカライズ検索との大きな違いは、どこに焦点を当てて情報を表示するかです。
- パーソナライズド検索:検索する人に焦点を当て、その人の好みに合った最適情報が表示される
- ローカライズ検索:どこにいるかに焦点を当て、現在地情報に基づいて情報が表示される
パーソナライズド検索の仕組み
パーソナライズド検索の情報表示に影響を与えている主要な要素は、以下の通りです。
- 過去に検索したキーワード
- サイトへのアクセス履歴
- ユーザーの位置情報
- SNSの投稿やシェア履歴、つながりのある人物の情報
- Googleサービスの使用履歴
- 使用言語
これらの情報を基に、ユーザーの行動や属性を認識し、個別の検索結果を表示します。
スマホとパソコンで検索結果が違う
もともとスマートフォンによるWebサイトの評価基準は、パソコン用のWebサイトインデックスが基になっていました。
ところが、2018年3月より正式に運用が開始されたモバイルファーストインデックス(MFI)によって、モバイル版コンテンツの評価基準で検索順位が決定づけられるようになったのです。これにより、スマートフォンとパソコンで検索結果が違うようになりました。
パーソナライズド検索の注意点
パーソナライズド検索の注意点としては、本来の検索順位を見誤る可能性があることです。パーソナライゼーションの影響によって自社サイトが通常より上位表示されてしまった場合、検索順位を誤認してしまうことでサイト改善を遅らせる可能性もあるので、注意しましょう。
正確な検索順位の確認方法
パーソナライズド検索は便利な反面、正確な検索順位を知るうえでは不便でもあります。そこで、以下で正確な検索順位を確認する方法を4つご紹介します。
シークレットモードで検索
まずは、シークレットモードで検索する方法です。ブラウザごとに搭載されているシークレットモードを使うことで、パーソナライズド機能が反映されなくなります。どの端末から検索しても必ず同じ結果が表示されるので、正確な検索順位を知ることが可能です。各ブラウザの設定方法を簡単にご説明しましょう。
Google Chrome
- Google Chromeを起動
- 「Ctrlキー + Shiftキー + nキー」を同時押し
- 別ウィンドウが開き、シークレットモードが使用可能になる
Firefox
- Firefoxのホーム画面の右上部にある「設定」を開く
- プライバシーとセキュリティの「履歴」の項目を開く
- 「記憶させる履歴を詳細設定する」から「常にプライベートブラウジングモード」をチェック
- 再起動後、設定が有効になる
Internet Explorer
- Internet Explorerを開く
- 歯車アイコン、もしくはツールメニューから「InPrivate ブラウズ」を選択する
- 別ウィンドウが開き、シークレットモードが使用可能になる
URLの末尾に「&pws=0」を追記
決まったキーワードに対しての正確な検索順位を知りたいなら、URLの末尾に「&pws=0」を追記する方法も簡単でおすすめです。
たとえば、自社サイトを調べるキーワードを入力後、上部に表示されているURLの末尾に「&pws=0」を追記すると、パーソナライズド検索が反映されていない結果を表示します。
Google の検索設定で無効化
Googleの検索設定で、パーソナライズド検索を無効化する方法もあります。ただし、設定がやや複雑なうえ、パーソナライズド検索のすべての機能を無効化できないことから、シークレットモード設定をするほうが無難です。
簡単に設定方法をご説明しておきましょう。
- 歯車マークから「検索設定」を選択
- アカウントに基づく情報から「管理」を選択
- アカウントに基づく情報の表示のスライドをオフにする
検索順位計測ツールを使用する
検索順位計測ツールを利用すると、パーソナライズド機能が反映されていない正確な検索順位を確認できます。この場合、「SEOチェキ」や「SEOTOOLS」などのツールが代表的です。
まとめ
パーソナライズド検索は、個人ユーザーにとっては非常に便利で有効な機能ですが、オウンドメディアを運営している方が正確な検索順位を知るには不便でもあります。
必要に応じて各ブラウザのシークレットモードを使うなどして、正確な順位を把握しましょう。
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