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【2023年11月最新】Googleコアアップデートの歴史まとめ

【2023年11月最新】Googleコアアップデートの歴史まとめ
年に2~4回行われるGoogleのコアアップデート。SEOの順位に大きく関係してくるため、企業のSEO担当者はもちろん、個人でブログを運営している人など、SEOに少しでも接する機会がある人はその内容を知っておくべきだと言えます。

今回は、Googleコアアップデートの歴史を振り返ります。それぞれどういったアップデートが行われたのかを把握して、今後の対策の目安にしましょう。
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2023年11月最新のGoogleコアアップデート情報

2023年11月6日、Googleが広範囲にわたるコアアップデートの展開を発表しました。

November 2023 Core Updateの速報については下記の記事で配信しております。
関連記事:【November 2023 Core Update】2023年11月Googleがコアアップデートの展開を発表

Googleコアアップデートとは

Googleのコアアップデートとは検索結果の改良を目的に、Googleが検索アルゴリズムの見直しを行うことを言います。Googleの検索アルゴリズムは日々細かな改良を実施していますが、年に2~4回程度、大規模改良を行います。

こうした大規模アップデートが行われる度に、改良の内容に即した順位変動が起きているため、Webサイトの運営など、SEOに関係する仕事をしている人は注目しておくべきと言えます。

Googleコアアップデートの基本についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:Googleコアアップデートとは?最新のアップデート情報も解説!【追記ありNovember 2021 Core Update】

Googleコアアップデートの歴史

Googleは2000年にサービスを開始してから、数多くのアップデートを繰り返しています。特に注目度の高かったアップデートとしては2011年の「パンダアップデート」や2012年の「ペンギンアップデート」、2017年の「医療健康アップデート」などがあります。

Googleがこうしたアップデートを繰り返すのは、ひとえにユーザーの利便性向上のためです。悪質なサイトや操作性・視認性の悪いサイトを検索結果上位に表示してしまうと、本当に価値のある情報をユーザーに提供できなくなります。

そうなるとGoogleの利用者数低下につながりかねないため、ユーザーにとって有益性の高いサイトを上位表示できるように定期的にアップデートを行っているのです。

またアップデートの内容によって、検索結果が左右されたり、SEOの対策方法も変わったりするので、Webサイト運営者は都度、対策を講じる必要がある、ということになります。

2010年以前のコアアップデート

Googleが検索サービスを開始して以降、2011年までに行われたアップデート、また新サービスや機能の追加歴は下記のとおりです。

  • 2000年9月  グーグル検索サービスがスタート
  • 2003年2月  ボストンアップデート
  • 2003年4月  カサンドラアップデート
  • 2003年5月  ドミニクアップデート
  • 2003年6月  エスメラルダアップデート
  • 2003年7月  フリッツアップデート
  • 2003年11月 フロリダアップデート
  • 2004年1月  オースティンアップデート
  • 2004年2月  ブランデーアップデート
  • 2005年1月  ノーフォローアップデート
  • 2005年6月  パーソナライズド検索開始
  • 2005年10月 グーグルローカル導入
  • 2005年12月 ビッグダディアップデート
  • 2007年5月  ユニバーサル検索導入
  • 2009年2月  カノニカルタグアップデート
  • 2009年12月 パーソナライズドサーチアップデート
  • 2010年6月  カフェインアップデート

サービス開始から10年間で計14回のアップデートを実施。なかには6回ものアップデートを行っている年もあります。ちなみにコアアップデートと呼ばれる主要なアップデート以外にも、日々小さなアップデートが行われています。

続いて2011年以降のアップデートについては詳細まで確認していきましょう。

2011年パンダアップデート

2011年2月には「コンテンツの質にフォーカス」したパンダアップデートと呼ばれるアップデートが行われました。

パンダアップデートの由来はアップデート開発の中心人物であるエンジニアのBiswanath Panda氏の名前と、Webサイトの評価に「白黒付ける」から来ていると言われています。

このアップデートでは、下記のような特徴を持つ低品質なサイトの評価は下げられ、反対に高品質なサイトの評価が上がりました。

【低品質なサイトの特徴】

  • 無断で他サイトのコンテンツを複製
  • コンテンツを自動で生成
  • 不適切な広告を設置

ユーザーが価値を感じられない低品質なサイトを優先的に表示してしまうと、ユーザー離れがおきてしまい、Googleの利用者数減少につながります。そうした事態を避けるために行われたアップデートだと言われています。

2011年フレッシュネスアップデート

2011年11月に行われたフレッシュネスアップデートでは、「より最新の情報が検索結果に表示」されるようになりました。このアップデートではWebサイト全体の約35%が影響をうけたと言われてます。

ただし、あくまで対象は下記のような「最新情報が求められている」とGoogleが判断したキーワードであり、すべてのキーワードに適用されたわけではありません。

【フレッシュネスアップデートの対象】

対象 概要
最新の出来事や注目のトピック 選挙や芸能ニュースなど、情報の鮮度が重要なトピックは、数分前~数時間前までに更新されたフレッシュな情報を表示
定期的に発生するイベント 「東京マラソン」やクリスマスなどの季節のイベントなど、繰り返し発生するものは最新の情報を表示
繰り返し更新されるもの テレビの視聴率や市場規模など、定期的ではないものの更新されていく情報においても鮮度の高い情報が表示される

2012年ペンギンアップデート

2012年4月ペンギンアップデートでは「外部リンクに焦点を当てた」アップデートが行われました。パンダアップデートに次いで「白黒付ける」ことから、ペンギンと名付けられています。

以前は、外部リンクの数イコールWebサイトの信頼度とみなされていました。サイトのなかにはこの特性を利用して、外部リンクを購入してリンクの数を増やしたり、外部リンク取得のために大量にサイトを制作したりといった悪質な手法を用いるサイトも存在。

ユーザーにとって価値のないサイトも上位に表示される事態が発生していたのです。

そこでGoogleは、ただ外部リンクを貼り付けただけでユーザーにとって価値のないサイトは評価が下がるよう、ペンギンアップデートを実施。このアップデートにより、ユーザーにとって有益性の高いサイトの検索順位を上げようと試みました。

ペンギンアップデートは初回から計6回の更新を経て、2016年9月の7回目の更新で常に自動アップデートできるように設計されています。

良質な外部リンク(被リンク)を増やす方法は下記の記事詳しく解説
関連記事:被リンクのSEO効果とは?良質な被リンクの増やし方を徹底解説

ブラックハットSEOの淘汰

余談ですが、外部リンクの購入や外部リンクのためのサイトを作成する手法は、ブラックハットSEOと呼ばれています。現在では「意味がない」ことが周知されたため、そうした手法を用いるサイトは激減しましたが、情報のキャッチアップができていないサイト運営者や悪質なSEO対策会社では未だに使用されることがあるようです。

ブラックハットSEOが発覚した場合は、「検索順位が下がる」「検索にヒットしなくなる」といったペナルティが科されるので決して手は出さないようにしましょう。

2012年パイレーツアップデート

2012年8月に実施されたパイレーツアップデートでは、「著作権を侵害するコンテンツが多いWebサイトが上位表示されない」ようになりました。名前の由来はそのままパイレーツ(著作権)から来ています。

デジタルミレニアム法案(DMCA)を基準に、これに違反するコンテンツを有するサイトの検索順位を下げ、違反していないサイトの評価をアップ。これにより、違反サイトが上位に表示されていたキーワードにおいて、著作権を遵守しているサイトの順位が上がりました。

パイレーツアップデートの対象範囲は以下のように広く、使用する場合は細心の注意を払う必要があります。

【著作権保護の対象例】

著作物 視覚的作品 演劇作品
  • 音声・映像
  • サウンドレコーディング
  • 楽曲
  • 記事
  • 書籍
  • 絵画
  • ポスター
  • 漫画
  • 写真
  • グラビア
  • ミュージカル
  • 衣装デザイン
  • メイク
  • 演出方法
  • ビデオゲーム
  • コンピューターソフトウェア
  • CM

2012年イグザクトマッチドメインアップデート

2012年9月のイグザクトマッチドメインアップデートは、「キーワードをそのままドメインに使用している低品質のドメイン評価を下る」ために実施されたアップデートです。

たとえばキーワードが「アップデート」の場合に、ドメインを「update.com」としてしまうと低評価を受けることになります。

キーワードとドメインをそのまま使用する完全一致ドメインは、イグザクトマッチドメインアップデート以前まではSEOに有利になるとされていました。

しかし、「完全一致ドメインである」だけで上位表示させないように、このアップデートが実行されています。ただし、完全一致ドメインでも「ユーザーファーストであるサイト」においては、このアップデートの対象から外れています。

2013年ペイデイローンアップデート

2013年6月のペイデイローンアップデートは、「金融系やポルノ系、ギャンブル系のキーワードにおいて、上位表示のためにスパムなどを多用していたサイトの評価を下げる」目的で実施。Payday Loan(即日ローン)などのキーワードを対象に行われたことからこのアップデート名になりましたが、Googleが正式に発表した名称ではありません。

ペイデイローンアップデートの対象範囲は「悪質なSEO手法を用いて検索上位を獲得していたスパムサイト」や「金融系、ポルノ系、ギャンブル系といった特定のキーワード」です。そのため一般的なキーワードで、健全なサイト運営を行っている大半のサイトには影響はありません。

2013年ハミングバードアップデート

Googleは2013年9月に検索アルゴリズムの「ハミングバード」を導入。「ここから一番近いカフェはどこ?」といった会話型の検索に対して、適切で関連性の高いコンテンツの上位表示が可能になりました。

ハミングバードが導入される以前は、会話型のクエリに対してアルゴリズムが読み取れる内容が限定的でした。たとえば先ほどの「ここから一番近いカフェはどこ?」であればアルゴリズムが認識するのは「近い」「カフェ」のみです。

そのため検索意図とは異なる結果を表示することも多々ありました。しかし、ハミングバード導入以降、会話型への認識精度が向上。検索意図に沿った検索結果を表示できるようになっています。

2014年ベニスアップデート

2014年12月のベニスアップデートでは「位置情報によりユーザーに最適な検索結果が表示される」ようになりました。たとえば「カフェ」と検索した場合、東京にいるときは「東京のカフェ情報」が、大阪にいるときは「大阪のカフェ情報」が検索結果に表示されます。そのほか、エリアに結びつきの強いワードとしては以下のようなものがあります。

  • 美容院
  • スーパ-
  • レストラン
  • 歯医者
  • 弁護士

こうしたワードはもともとエリアに縛られることがなかったため、単一キーワードとしてかなりの検索ボリュームがありました。しかし、ベニスアップデート以降、こうしたワードの検索ボリュームはエリアに依存することになり、エリアによっては検索ボリュームが激減しています。

2015年ドアウェイアップデート

2015年3月のドアウェイアップデートでは、「検索順位を上げることを目的に作成された、別ページに誘導する(Door Way)ためだけのコンテンツの評価を下げる」アップデートが行われました。

特定のサイトへの誘導を目的として作成された誘導ページは、中身のないコンテンツもしくは乏しいコンテンツでありユーザーへの有益性がないことから、ランキング調整の対象となっています。Googleが提唱する誘導ページの具体例は下記のとおりです。

例1:品質の低いコンテンツに、ある特定のサイトへのリンクを追加しただけのブログを複数作り、ユーザーを誘導しているケースです。

例2:地名以外ほぼ同一の誘導ページを大量に生成しているケースです。どの地域のページを見ても、資料請求フォームなどは同じものが用意されていることなどが特徴です。こうしたページでは、その地域ごとに特化した有用な情報はほとんど提供していないため、誘導ページと判断される可能性は高いと言えるでしょう。

引用元:誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です

このアップデートにより、より正攻法的なSEO対策である「ユーザーファースト」の重要性が増しています。

2015年モバイルフレンドリーアップデート

2015年4月には「スマートフォンでの視認性、操作性の高いサイトの評価を上げる」ためのモバイルフレンドリーアップデートが行われました。

日本でも2012年ごろからスマートフォンの利用率が増加。そうした傾向を受けて、Googleでもスマートフォン向けの対策を打ち出しました。それがモバイルフレンドリーアップデートです。

モバイルフレンドリーとは、つまりスマホで見やすく、操作しやすいということ。Googleでは具体的に下記のように説明しています。

  • タップやズームなどをしなくてもテキストが読みやすい
  • タップターゲット(タップできるエリア)の間隔が適切
  • 再生できないコンテンツが含まれていない
  • 横方向へのスクロールが発生しない

また、同じくGoogleによると、このアップデートで影響がある範囲は以下のとおりです。

  • 携帯端末での検索結果
  • 世界中のすべての言語で検索結果に影響する
  • ウェブサイト全体ではなく、個々のページが対象

モバイルフレンドリーアップデートは、2016年5月から強化されることが発表されています。これ以降、モバイルフレンドリーがさらに重要視されています。

モバイルフレンドリーの対応方法については下記記事をご覧ください。
関連記事:レスポンシブデザインとは?実装のメリット・デメリット、作り方について解説

2017年日本語検索アップデート

2017年2月の日本語検索アップデートでは「日本語検索の品質向上」を目的に、日本限定でアップデートが行われました。このアップデートが行われることになった事の発端は、2016年末に発覚したキュレーションメディアのコピーコンテンツ上位表示問題です。

当該のサイトに掲載されているコピーコンテンツが多数のキーワードで上位に表示され、国内ユーザーから検索結果への疑問が生じる事態となったのです。

このことを受け、Googleは「日本語検索アップデート」を実施。異例となるこの対応を機に、コンテンツの正確性や独自性がより求められるようになりました。

2017年フレッドアップデート

公式にアナウンスされたわけではありませんが、2017年3月にフレッドアップデートという比較的大きなアップデートが行われています。

また、変更内容についても特に言及されていないため、変更内容も迷宮入りしています。ただし、以下のようなサイトに影響があったことが分かっています。

  • 過度に広告掲載しているページを有するサイト
  • 正確性が乏しい、独自コンテンツがない、低品質なサイト

上記以外にも影響を受けたサイトは多数ありますが、特に上記のようなサイトへの影響が大きかったと言われています。ちなみにフレッドアップデートの由来は、Google社員の「Googleが発表していない日々の細かいアップデートはフレッドアップデートと呼ぶことにしよう」といった発言からきているので、特に意味はありません。

2017年アウルアップデート

「フェイクニュースで混乱を招かないように」するため、2017年4月にアウルアップデートと呼ばれるアップデートが実施されました。Google社内でこのプロジェクトのことを「アウルプロジェクト」と呼んでいたことに由来するようです。アウルアップデートでは以下のことが行われています。

  • 「検索品質評価者ガイドライン」を改訂
  • アルゴリズムの再調整
  • フィードバックのためのツール導入

これにより、攻撃的で低品質なコンテンツを掲載するサイトの評価が下落。よりユーザーに価値のある情報を提供する、といった基本的な対応の徹底を求められるようになりました。

2017年医療健康アップデート

2017年12月に「医療や健康関係の情報の精査」を目的に医療健康アップデートが行われました。医療・健康に関連する情報について、医療従事者や医療機関、専門家などから提供された信頼度の高い情報を取り扱うサイトの評価を高めています。

このアップデートは、医療・健康に関して「医学的根拠のない情報が検索上位に表示されている」ことを問題視し、日本限定で行われています。

また、医療・健康以外にも「YMYL(Your Money Your Life)」分野、つまりお金や生活など人の生死に関連性が高いキーワードにおいても、同様に改善を加えていくことをGoogleが明示。信頼生の向上を図っています。

YMYL分野ではE-A-Tが特に重要視されます。E-A-Tについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:SEOに重要なE-A-Tとは?Googleの評価基準と対策方法を紹介

2018年スピードアップデート

2018年7月には「モバイルページの表示速度」に関する、スピードアップデートが実施されています。

これにより、モバイルページの表示速度もランキングを決定する要素に追加。ユーザーがサイトの閲覧をスムーズに行うためにも重要視されているページスピードですが、2017年のGoogleの調査によると3秒を超えると53%が直帰することが分かっています。

そのため、3秒以下を目安にページ表示速度の改善を行うことで、サイト評価が上がることが期待できるでしょう。

2019年BERTアップデート

2019年10月にアメリカ圏で、AIを用いて「キーワードに対するニュアンス理解の精度を高める」ためのBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)アップデートが実施されました。2019年12月には日本語を含む70言語以上でアップデートを実施したと発表しています。

キーワードの文脈を理解できるようになったことにより、より関連性の高い検索結果が表示できるようになっています。

アップデート以前は「to」や「for」の解釈が不安定でした。たとえばGoogleが提示している例でいうと「2019 brazil traveler to usa need a visa(2019年にブラジルからアメリカに旅行する場合はビザが必要)」という検索において、アップデート以前は「ブラジルに旅行するアメリカ国民」に関する情報を表示。

行き先が逆になっており、ユーザーにとって、何の価値もない情報を提示していましたが、BERTアップデート以降はこれが改善されています。

2021年ページエクスペリエンスアップデート

2021年6月ページエクスペリエンスアップデートでは「コンテンツの内容以外のユーザー体験」に関するアップデートが行われました。このアップデートは2021年6月から2ヵ月かけて実施。

操作性や視認性など、コンテンツ内で得られる情報の価値以外に関する体験が重視されるようになっています。情報の価値以外の体験とは、下記のようなものです。

  • モバイルフレンドリー
  • LCP(ページの読み込み時間)
  • FID(インタラクティブ性=ブラウザの反応速度)
  • CLS(視覚的安全性=レイアウトの意図せぬズレがないか)
  • HTTPS
  • 煩わしいインタースティシャルがない

ページエクスペリエンスアップデートでは、コアウェブバイタル(LCP・FID・CLS)の採用が主なアップデート内容となっています。ただし、Googleが下記のように発表しているように、コアウェブバイタルの追加によるランキングへの影響は微弱に終わっています。

ページ エクスペリエンスの構成要素はすべて重要ですが、ランキングでは、ページ エクスペリエンスの一部の要素が平均以下であっても、総合的に優れた情報を含むページが優先されます。

優れたページ エクスペリエンスが関連性の高い優れたコンテンツに勝ることはありません。しかし、同様のコンテンツを含むページが複数ある場合は、ページ エクスペリエンスが検索ランキングで非常に重要になります。

引用元:より快適なウェブの実現に向けたページ エクスペリエンスの評価

ページエクスペリアンスアップデートについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:Google ページ エクスペリエンス アップデートとは?2021年6月から段階的に実施へ

2021年スパムアップデート

2021年6月に行われたスパムアップデートでは、スパムサイトへの対策を強化するアップデートを行っています。公式Twittervで発表があったとおり、2週間で2回のアップデートを実施す。このアップデートの対象は、公式ガイドラインで言われている下記のようなサイトです。

【スパムアップデート対象例】

  • 自動で生成されたコンテンツ
  • オリジナルコンテンツがない、もしくはほとんどない
  • 対ユーザーと、対検索エンジンで異なるコンテンツまたはURLを表示する
  • 不正なリダイレクトの設置
  • リンクプログラムへの参加

上記は一例ですが、つまるところユーザーニーズに即していないサイトが対象ということです。スパムアップデートにより、こうしたサイトは検索結果の上位に表示されなくなっています。ちなみに悪用の可能性があるため、スパムアップデートの詳細は公開されていません。また2021年は11月にもスパムアップデートが実施されています。

スパムアップデートについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:Google スパムアップデートとは?Googleは2週間で2度のスパム対策を実施

2021年コアアルゴリズムアップデート

2021年は6月、7月、11月にコアアルゴリズムアップデートが行われています。コアアルゴリズムを見直すコアアップデートでは、毎回SEOへの影響が懸念されますが、6月のアップデートで順位が変動あったとしても7月には戻る可能性があると示唆されていますが、半年以上経過しても順位が戻らないサイトも存在しているようです。

2021年中に行われたコアアルゴリズムアップデートに関しては別記事で詳細を解説しているので、合わせてご確認ください。

2022年コアアルゴリズムアップデート

2022年は5月、9月にコアアルゴリズムアップデートが行われています。コアアルゴリズムを見直すコアアップデートでは、毎回SEOへの影響が懸念されますが、昨年と比べ2回の実施となり、その期間は約4ヶ月空くかたちとなりました。

2022年中に行われたコアアルゴリズムアップデートに関しては別記事で詳細を解説しているので、合わせてご確認ください。

2023年コアアルゴリズムアップデート

2023年は3月、8月、10月、11月にコアアルゴリズムアップデートが行われています。コアアルゴリズムを見直すコアアップデートでは、毎回SEOへの影響が懸念されますが、今年は4回の実施となり10月のアップデート完了からわずか2週間後の11月に実施となりました。

2023年中に行われたコアアルゴリズムアップデートに関しては別記事で詳細を解説しているので、合わせてご確認ください。

まとめ

これまで数多くのアップデートが行われてきていますが、Googleが軸としているのは「ユーザーファースト」です。優れたコンテンツであったり、優れたユーザー体験であったり、と変更内容の中心には常にユーザーが置かれています。

そのため日々ユーザーファーストを心がけていれば、大規模アップデートが起きても大打撃を受けることはありません。「品質ガイドライン」に即したユーザーファーストなWebサイトとなるよう、日々改善を行っていきましょう。

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