Web集客の方法とは?成功のポイントや種類など徹底解説

Webから集客するために、ホームページをうまく活用してアクセスを呼び込むことが重要です。
そのためには、SEO対策やSNS対策、PPC広告の活用などで、インターネット利用ユーザーの目に触れる機会を増やします。
一方、インターネット利用ユーザーの目に触れる機会が少なければ、検索結果や外部メディアでクリックされません。
そうなれば、自社(自分)のWebサイトにユーザーを引き込むことができません。
結果、Web集客が滞って申込や問い合わせといったコンバージョンが促進できないので、売り上げ向上が見込めないというわけです。
こうした良くない状況を回避すために、Web集客の基礎を抑えて、効果的な対策を行いましょう。
この点踏まえて今回は、Web集客の方法や成功のポイント、種類など中心に、初心者にもわかりやすく論点をまとめて解説したいと思います。

Web集客の前に抑えたい基礎知識

Web集客を行う前に、目的を明確にして、Web集客(ホームページ集客)に必要な基本知識を少し把握しておくことが大切です。
なので、Web集客の目的や種類、特徴などについて少し触れたいと思います。
Web集客の目的とは?
Web集客は費用対効果が高い
Web集客の種類を理解しておこう

Web集客の目的とは?

Web集客をなぜ行うのか?それは、インターネット利用ユーザーの増加に伴い、特定の商品・サービスに関心があるネット利用ユーザーも増加してるため、それらのユーザーを刈り取ることで問合増・資料請求増/申込増/宣伝等につながり、売上向上(企業のビジネス成長)が見込めるからです。
なので、ホームページやブログ、ツールといったWebコンテンツ(オウンドメディア)をネット上に公開して、それをもとにWeb集客することが事業拡大(企業成長)において重要となります。
このように、Webコンテンツを軸として集客から売り上げ向上を狙う手法をコンテンツマーケティングと呼び、Web集客には欠かせない手段となります。
また、Web集客はWebマーケティングにおける基本戦略となります。
もちろん売り上げにつなげる(成果を上げる)ことが最終的な目的ですが、仮にうまくいかなくても、Web集客することで多くの人に自社ブランドが認知されるので、のちの効果につながる可能性が十分あることを覚えておくとよいでしょう。
ちなみに、Web集客とともにコンバージョン率を上げる施策を別途実行することがより売上を向上させてWebマーケティングの成功へ近づけるポイントとなります。

Web集客は費用対効果が高い

Web集客は、主にSEO対策(検索エンジン最適化)やSNS対策といった無料から自分でできる施策によって、自然検索やfacebook/Twitterなどのソーシャルメディアから関心の高いユーザーだけを狙って集客できるので、受動的なユーザーに積極的に働きかけない分、費用対効果が高いのが特徴的です。
もっというと、ユーザーは何か目的をもって能動的にネット上を回遊(行動)してるので、そのニーズにあったコンテンツを低コストでピンポイントで提供できる点が、Web集客の費用対効果が高いと言えます。
そのほか、有料広告(リスティング広告/ディスプレイ広告/動画広告/SNS広告などインターネット広告)によるWeb集客があり、これは基本的にコスト(広告費)がかかりますが、広告自体を最適化することで費用を抑えれるので、費用対効果を高めることが可能です。

Web集客の種類を理解しておこう

インターネット上には、さまざまなWebコンテンツが存在し、それらのいずれかからユーザーを自社のホームページに流入させてWeb集客する(アクセスを呼び込む)ことが可能です。
つまり、どこからWeb集客するか?種類がいくつかに分けることができ、以下が主なものとなります。
自然検索流入(Organic Search)
有料検索流入(Paid Search)
SNS流入(Social)
外部サイトからの流入(Referral)
直接流入(Direct)

自然検索流入(Organic Search)

何かを検索したいときに検索窓に入力して表示される検索結果画面の上記赤枠の「自然検索」部分から、ユーザーがサイトに訪問するのが「自然検索流入」となります。
また、わかりずらいですが、「広告」とラベルがある有料検索とは異なることを認識しておきましょう。

有料検索流入(Paid Search)

こちらはYahooの検索結果画面を例にしてますが、先述した自然検索と同じ検索結果画面に表示される緑枠部分の「有料検索」枠(有料の広告枠)からユーザーがサイト訪問するのが「有料検索流入」となります。
有料検索は、「広告」ラベルの表示の有無によって自然検索と見分けがつき、また、リスティング広告(検索連動型広告)という有料広告(PPC広告)によって表示される部分となります。
これ以外に、Yahooなどの検索ができるポータルサイトやYahooやGoogleが提携するサイトでは、ディスプレイ広告というバナー形式の広告やリマーケティング(リターゲティング)広告という興味関心の高いユーザーにアタックできる広告などの有料広告もあります。

SNS流入(Paid Search)

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアサービスの赤枠の投稿、つぶやいた記事などからユーザーがサイトに訪問すれば「SNS流入」となります。
そのほかにも、はてなブックマークやLINEなどの有名SNSからのサイト訪問も同様にSNS流入となります。

外部サイトからの流入(Referral)

赤枠の外部サイトへのリンクを踏んで、ユーザーがサイト訪問することで「外部サイトからの流入」となります。
もう少し言うと、サイト内には、別ドメインへジャンプするリンクがあり、ユーザーはそのリンクを踏んで別サイトに移動することがあります。
その場合、リンク先のページにとっては、ユーザーが別サイトから訪問してるので、外部サイトからの流入となるわけです。

直接流入(Direct)

メルマガ(メールマガジン)のリンクやブラウザのブックマーク(お気に入り)などから、ユーザーがWebサイトや検索エンジンを経由せずに直接サイト訪問することで「直接流入」となります。

Web集客の方法について

これまでに紹介したWeb集客の種類をもとに、それらから流入を促すための具体的な方法についてそれぞれ解説したいと思います。
自然検索流入を増やす
有料検索流入を増やす
SNS流入を増やす
外部サイトからの流入を増やす
直接流入を増やす

自然検索流入を増やす

自然検索から流入を増やすには、「SEO対策」を実施することが必要になります。
SEO対策は、Web集客において最も効果が見込めるので、基本的にはこの方法をベースにWeb集客を推し進めていくことがWebマーケティングの成功のカギとなります。
このSEO対策では、1つのキーワードに特化したユーザー目線のコンテンツを作り、そのコンテンツを含む良質なWebページを公開することが最も重要となります。
このように1ページ1キーワードでページを増やし、そのページを上位化させて、検索結果での自サイトの露出を多くすることが、自然検索流入を増やすためのポイントとなります。
では、主なSEO対策の中身について具体的に触れていきます。大きくは3つに分かれます。
内部対策
外部対策
コンテンツ対策

内部対策

内部対策は、昔から重要なSEO対策であり、主にHTMLソースコードを調整して検索エンジン(Google)やユーザーに認識されやすいWebページを提供するのに必要となる対策です。
つまり、重要なページの内容をしっかり認識させることにつながるため、作ったコンテンツを最大限評価してもらうために重要な対策となります。
例えば、W3Cであらかじめ定義されてるHTMLタグの用途に沿って、テキストをマークアップすることでGoogle(Googleロボットと呼ばれるクローラー)に認識されやすくすることができます。
また、ページのテーマとなる主要のキーワードをタイトルタグや見出しタグなどの重要なHTMLタグに含めることで、どんなページなのか?よりわかりやすく伝えることができ、Googleだけでなくユーザーにとっても親切になり、良質なWebページの提供に繋がります。
さらには、内部リンク(サイトの内部の別ページに移動するリンク[メニューやパンくずリスト、文章内のリンクなど])を最適化して、重要なページにより多くリンクを向けて際立たせたり、関連するサイト内のページへリンクを向けることも効果的な内部対策となります。

外部対策

外部対策も、内部対策と同様、当初から重要なSEO対策で、被リンクを得ることが目的となります。
この被リンクはWebサイトの人気度を図る指標として、Googleが検索順位の決定要因に採用する重要な要素です。
なので、良質なコンテンツをFacebookやTwitterなどのSNSで宣伝して多くのユーザーから共感を得るなどし、外部サイトでより多く参照されるようにしながら、被リンク獲得を促す対策(外部対策)が必要となります。

コンテンツ対策

コンテンツ対策は、昨今SEO対策において重要度が非常に高く、ユーザーファースト考慮した価値の高いコンテンツを作成して提供することがこの対策のポイントとなります。
もっと言うと、ユーザーファーストをベースとして、Googleに評価されるために「E-A-T(専門性/信頼性/権威性)を高める」「独自性を高める」「検索クエリとの関連性を高める」「ユーザー体験を高める」といったことがコンテンツ作成において必要となります。
このようなコンテンツを持つWebページを増やして、サイト自体の質を高めていくことが、コンテンツ対策において重要となります。

有料検索流入を増やす

有料検索からの流入を増やすには、リスティング広告を利用する(広告主として広告を書いて、その広告をお金を掛けて出稿する)必要があります。
これは基本的に、PPC広告と呼ばれるクリック課金型でコストが発生するので、「SEO対策」をベースとして副次的に併用しながら、Web集客に活用したいところです。
具体的には、Googleのアドワーズ広告やYahooのプロモーション広告を利用して、リスティング広告を出稿することが出来ます。
この2つのサービスを軸に活用して、自サイトが表示されるように、クリック単価を調整するなどして、広告を最適化・運用することが有料検索流入を増やすポイントとなります。

SNS流入を増やす

FacebookやTwitterなどのSNS(ソーシャルメディアサービス)から流入を増やすには、独自のアカウントを作成してそこに自サイトと関連するフォロワーを集めることがまず必要となります。
フォロワーを集めるために、つぶやきや記事投稿の数を増やしたり、ホームページでフォローしてもらうようにSNSボタン(「いいね!」「フォロー」「LINEの友だち追加する」など)を設置するなどしてアカウントを宣伝しましょう。
また、自サイトの商品・サービスと関連するアカウントを探してフォローすることも効果的です。
このように、投稿内容と関連性の高いフォロワーを集めてアカウントの専門性を高めれば、良質なフォロワーも自然と集まりやすくなります。
そうすれば、SNSからの流入も増えやすくなり、Web集客の加速につながりやすくなります。
ちなみに、フォロワーが集まりずらい初期には、Facebook広告やTwitter広告などのSNS独自の広告媒体(ソーシャルメディア広告)を利用して関連するフォロワーをコストをかけて集める方法も検討するとよいでしょう。

外部サイトからの流入を増やす

外部サイトからの流入を増やすには、外部サイトで自分のWebページが参照される必要があり、そのために良質なコンテンツをSNSや広告などで宣伝してWebページを広く認知させることがポイントです。
もし、ユーザーにとってそれが役立つコンテンツであれば、共感してブログ記事などでリンク付きで紹介されるので、そのリンク元(被リンク)からユーザーが流入する可能性が高まります。
なので、良質なコンテンツを含むWebページを数多く増やして積極的に広く宣伝していくことが最終的に外部サイトからの流入を徐々に増やすことに繋がるでしょう。
その他、記事広告と呼ばれる、他のブログサイトなどで有料で紹介記事として投稿してもらい、そこからの流入(外部サイトからの流入)を獲得する手段もあります。

直接流入を増やす

直接流入を増やすには、ブラウザのブックマークやお気に入りに登録されるように、ユーザーに役立つ良質なコンテンツを提供する必要があります。
これらの登録が増加すれば、直接Webサイトにランディンする訪問者が増えて、直接流入も増えていくことが期待できます。
また、メルマガを配信して、自サイトのコンテンツにランディングさせるように、メルマガ登録者数(見込み顧客のリスト)を増やすことも直接流入を増やすための効果的な対策となります。

どのWeb集客方法がいいのか?(メリット・デメリット)

このように、Web集客方法には、「自然検索」「有料検索」「SNS」「外部サイト」「直接」、これらの流入を増やすことが基本となりますが、実際にどの流入を増やすのが効果的か?それぞれメリット・デメリットを比較してみました。
Web集客方法
メリット
デメリット
自然検索流入を増やす
低コストで安定的な集客につながる
(資産になる)
時間がかかる(即効性に欠ける)
有料検索流入を増やす
確実な集客が見込める
(即効性あり)
永続的にコストがかかる
(掛け捨て)
SNS流入を増やす
無料ででき、関心の高いユーザーの集客につながる
フォロワーを集めるのにコストを要する
外部サイトからの流入を増やす
流入だけでなく被リンク効果にもなる
(SEO効果による自然検索増につながる)
ユーザー次第の比重が大きく不確実性が高い
直接流入を増やす
流入確度が高い
ユーザー次第の比重が大きく不確実性が高い
これらの中でもとくに、「自然検索流入を増やす」ことが重要であり、最終的に安定的な流入が見込める最も効果的なWeb集客方法となります。
また、「外部サイトからの流入」や「直接流入」を増やすために、良質なコンテンツが必須と言えます。
このようなコンテンツはユーザーが興味を持ちやすいので、レスポンスが良くなったり、ファンとなってくれるユーザーも増えるので、流入増につながります。
これらのことから、自然検索からの流入を増やすことを軸に、できるだけ他の集客方法も併用してWeb集客を行うことが、サイトの認知、売り上げ向上につなげるポイントと言えます。

Web集客をコンサル会社に任せるのもあり

Web集客が自分でなかなか進めることが出来ないケースもあります。
時間がない
知識が乏しい
ホームページが無い
Web制作会社にホームページ作成のみ依頼してそのまま
このような状況を打破するために、Web集客を専門とするコンサル会社に委託して、ホームページやブログといったWebコンテンツから集客を加速させることが可能です。
また、Web集客を専門とするコンサル会社は複数あるので、全体的に委託したいのか?リスティングやSNS、SEO対策など部分的にお願いするのか?を明確にしておけば、限られたコストで効果的なWeb集客につなげることが出来るでしょう。

まとめ

今回紹介したWeb集客に必要な基礎を理解したうえで、そのベースに則り集客方法を実施してくことが大切です。
先述しましたが、Web集客の成功ポイントとなるのは、とくに「自然検索流入を増やす」ためのSEO対策を行うことです。
なので、ユーザーが求める情報を含むコンテンツを作り、Webページの質を上げながら、検索上位化を目指すことが重要となります。

   

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