Googleサーチコンソールのエラーにはなにがある？それぞれのエラーを詳しく解説

サーバーエラー5xx

サーバーエラー5xxのエラーは、サーバーに何かしらの問題が発生しているときに表示されます。まずは、以下の手続きを確認して、対処しましょう。

• 動的ページのリクエストに連動する過剰なページ読み込みを減らす
• ホスティングサーバーの停止や過負荷、設定ミスがないか確認
• Googleクローラーをブロックしていないか確認
• 検索エンジンによるサイトクロールと、インデックス登録を適切に管理

ページリダイレクト

リダイレクトとは、ユーザーを自動的に別サイトに導く仕組みのことです。このエラーはGoogleクローラーがクロールした際、URLにリダイレクト設定があると表示されます。

まずは、該当のURLが意図してリダイレクト設定をしたものであるかどうか確認しましょう。自分でリダイレクト設定したのであれば、何もする必要はありません。

リダイレクトエラー

リダイレクトエラーは、先述のページリダイレクトの設定にエラーが起きている場合に表示されます。以下の内容で対処しましょう。

• ブラウザを再起動
• シークレットモードでブラウザを起動
• 保存されたcookieを削除

送信されたURLページにnoindexタグが追加

送信されたURLとは、WebサイトからGoogleに送信したURLのことです。このエラーは、sitemap.xmlに入力されたURLページに、noindexタグが記載されていると発生します。

対処法はインデックスが必要かどうかを確認し、状況に応じて削除しましょう。

送信したURLページがrobots.txtによりブロック

sitemap.xmlに入力されたURLページが、robots.txtの制御によりクロールできない場合にエラー表示されます。

ディレクトリ、またはページをクロールしないよう設定されており、ページが読み取れなくなるため、txt設定でブロックしたディレクトリ、もしくはページを削除することで解決します。

ソフト404エラー

URLにアクセスした際にページが存在しておらず、200レベルのコードを返すエラーが発生します。対処法は、以下の通りです。

• HTTPステータスコードを変更
• noindexの設定
• canonicalの設定
• 誤判定となる要因を消去
• コンテンツの読み込みを改善
• コンテンツを増やす

404 Not Found

指定のURLが存在しないことを表します。ブラウザからサーバーにリクエストしても、データが返らないときに表示されるエラーです。

古いURLから新しいURLへリダイレクトできていないときは、301リダイレクト設定を行うことで解決できます。

他4xx問題が原因で送信したURLがブロック

このエラーの場合、検出の連絡だけでコンテンツに問題はない可能性があります。時間が経つと、バックグラウンドでエラーが修正されます。

ただし、念のためURL検査ツールで調べ、それぞれの状況を把握しておきましょう。

ページ削除ツールによりブロック

Google機能のURL削除リクエストが送信された際に表示されますが、必ずしもエラーとは限りません。インデックス登録が不要であれば正しい状況です。

対処法はGoogleの削除リクエストの履歴を確認し、消されたくないURLがあるときはキャンセルしましょう。

【インデックス未登録】検出

URLがGoogleによって見つかっていても、クロールが実施されていない場合に表示されます。対処法は以下の通りです。

• XMLサイトマップとフィードの送信
• 内部リンクの見直し
• インデックス登録をリクエスト
• クロールバジェットの対策
• URLを変更
• IndexcingAPIを使用
• 時間経過による解決

【インデックス未登録】クロール済み

「クロールは完了してもインデックス登録する必要はない」と、Googleが判断すると、表示されます。対処法は以下の通りです。

• リライト
• コンテンツを追加
• 外部・内部の被リンクを増やす
• インデックス登録リクエストを再送信

重複エラー

Webサイト内に重複ページがあり、他ページがインデックスされたときに表示されます。

原因としては「正規化」の設定を正しくできていない可能性があるため、サーチコンソールURL検査ツールで確認して対処しましょう。