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Googleトレンドの見方・使い方や具体的な活用方法を解説

Googleトレンドの見方・使い方や具体的な活用方法を解説
マーケティングをする上で、顧客がどんな情報を欲しがっているのかを知るのはとても重要です。

そのために、キーワードの検索傾向を調べることが有効ですが、Googleが提供する「Googleトレンド」を活用することで、顧客のニーズや傾向を手軽に知ることができます。

今回は、Googleトレンドの使い方や活用方法を解説していきます。
プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のウェブサイト大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。
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Googleトレンドとは?人気のKWを探す最強のツール!

「Gooleトレンド」は、一定期間内にどんなキーワードが検索されているのかをチェックすることができるツールです。

Googleが2006年から提供しているサービスで、

  • キーワードの検索回数とその推移
  • 現在の人気キーワード
  • そのキーワードで検索した人が検索している別のキーワード

など、人気のキーワードを探すための最強ツールとなっています。

メディアサイト・ブログなどアクセスを集めたい媒体に人気キーワードを盛り込んだ記事を書く際に利用する、媒体のアクセス数が落ちた際の原因調査に利用する、などの使い方ができます。

Googleトレンドとキーワードプランナーの違い

Googleトレンドと似たようなツールに、「Googleキーワードプランナー」があります。

どちらもキーワード検索に利用できる便利なツールですが、両者の使い方は以下のように微妙に異なります。

  • Googleトレンド
    登録なし・無料で利用可能。旬のキーワードやトレンドの変化を調べるのに有効。類似キーワードの比較や季節ごとの検索傾向を知ることができる。
  • Googleキーワードプランナー
    無料で利用できるが、Googleアドワーズに登録が必要。検索した単語と一致したものを検索可能。リスティング広告の単価・ライバルサイトが使うキーワードを調べるのに有効。

Googleトレンドはおおまかな傾向を知ることはできますが、具体的な検索数を知ることはできません。

そのため、キーワードをより詳細に調べるなら、具体的な検索数や関連キーワードを調べられるGoogleキーワードプランナーとセットで利用していくのがおすすめです。

Googleトレンドの使い方・見方

Googleトレンドは、その日の旬なキーワード・季節ごとのキーワード需要の変化など、さまざまなキーワードを知ることができます。

やみくもにキーワードを考えるよりも、実際に需要があるキーワードを知ることで、より効果的なコンテンツを書くためのネタやSEO対策に利用可能です。

ここでは、Googleトレンドで代表的な5つの使い方・見方をご紹介します。

「調べる」の使い方・見方

「調べる」の使い方・見方

調べたいキーワードの検索動向をチェックするには、「調べる」機能を使います。

左上のメニューボタンを押すと上のようなメニューが展開されるので、「調べる」を選択しましょう。

「調べる」の使い方・見方

上のような画面が表示されたら、「検索キーワードを追加」に検索したいキーワードを入力します。

キーワードを最後まで入力するほか、入力途中で候補も表示されるので、その中から選んでもOKです。

「調べる」の使い方・見方

入力を済ませると、キーワードの検索結果が表示されます。

検索傾向を示す時系列のグラフが出てきますが、表示される数値は相対評価で、そのキーワードの最大検索数が一番多い時期を100、最大検索数の半分なら50といった基準です。

「最新の記事とインサイト」の使い方・見方

「最新の記事とインサイト」の使い方・見方

Googleトレンド内で、記事を書くのにどんなデータが見られているかを把握できるのが「最新の記事とインサイト」です。

Googleトレンドのトップページから少し下にスクロールすると、上のような項目があるので、詳細を見たい情報の「もっと読む」を押すことで、閲覧することができます。

「最新の記事とインサイト」の使い方・見方
「最新の記事とインサイト」の使い方・見方

上記のように、あらゆる角度からデータの詳細を確認することが可能です。

選んだ話題に対して人々がどういった興味があるのかが分析されているので、記事を書く際のネタ探しに役立ちます。

「急上昇ワード」の使い方・見方

「急上昇ワード」の使い方・見方

直近に検索数が急上昇している話題のキーワードを調べるには、「急上昇ワード」を確認するのが有効です。

トップページ左上のメニューを展開して、「急上昇ワード」を選択しましょう。

「急上昇ワード」の使い方・見方

「急上昇ワード」では、過去24時間に検索数が急上昇したキーワードが一覧で表示されます。

急上昇したワードは話題性があり、アクセスを集めやすいので、このページで確認したキーワードで記事を書くなどするのが有効です。

また下にスクロールしていくと過去の急上昇キーワードを確認することもできます。

「Year in Search」の使い方・見方

「Year in Search」の使い方・見方

Googleトレンドでは、2009年以降の年別急上昇キーワードを確認できます。

トップページ左上のメニューを展開して、「Year in Search:検索で振り返る」を選択しましょう。

「Year in Search」の使い方・見方

年別の人気キーワードが紹介されます。ニュース・人・ドラマなど、その年を代表する話題を一覧で見られるので、あの年はどんなことがあったのかといった疑問を解決するのに便利です。

現在は、2009年、2011年以降の年別キーワードを検索できます。

「登録」の使い方・見方

「登録」の使い方・見方

自分のメールアドレスを登録すると、急上昇キーワードや関心のあるトピックをメールで教えてくれます。

登録するには、まず、トップページ左上のメニューを展開して「登録」を選択しましょう。

「登録」の使い方・見方

登録画面が出てくるので、右下にある「+マーク」を選択します。

「登録」の使い方・見方

登録画面になるので、自分のメールアドレスを登録しましょう。

登録の際、メール配信してほしい情報は、気になるキーワードを入力する「トピック」、その日の「急上昇キーワード」のどちらかを選べるので、好きな方を選択します。

Googleトレンドで表示される数値の意味や見方

Googleトレンドで表示される数値の意味や見方

Googleトレンドを使って表示される数値は、そのキーワードの検索数ではありません。

数値は、最低値0~最高値100までの間で表示されますが、これは検索総数を比較した相対値となります。

数値ごとの意味としては、以下のようになります。

  • 100…検索数の最高値
  • 50…最も検索された時期の半分の検索数
  • 0…検索数が最高値のときの1%未満

数値はあくまでも相対評価です。

例えば、あるキーワードの検索数が最高1,000件だったとすると、検索数1,000件は100、検索数500件では50、検索数10件未満では0という表示となります。

Googleトレンドの具体的な活用方法

ここまでは、Googleトレンドを使ってどのような情報が得られるのかをご紹介しました。

注目のキーワードを多角的な視点でチェックできるので、キーワード調査やSEO対策に取り入れることができます。

ここからは、得られたトレンドをどのように生かしていくのか、その具体的な活用方法を解説します。

今が旬の新しいキーワードを探す

今が旬の新しいキーワードを探す

Googleトレンドは、今どんなキーワードが人気なのかを敏感にチェックできます。

そのため、記事を書く際に急上昇キーワードを取り入れることで、アクセスを集めるのに活用することが可能です。

例えば、そのとき多くの人が調べる時事ネタを盛り込むことで、SEOで有利になります。また、季節ネタ(バレンタイン・ホワイトデーなど)は毎年特定の時期だけ需要が増えるので、その需要を先読みして記事などのコンテンツを仕込むのにも活用できます。

関連キーワードから検索者の関心を読み取る

関連キーワードから検索者の関心を読み取る

Googleトレンドでキーワードを検索すると、キーワードの検索推移だけでなく、一緒に検索される関連キーワードも表示されます。

この関連キーワードは、検索者が何に興味関心を寄せているのかを読み取る材料になるので、コンテンツ作りをするのに活用できます。

例えば、「スマホ」と検索すると、格安SIMの契約プランなどが関連キーワードに出てきます。

この場合、スマホに関心がある人は契約プランに興味があるということなので、各社のスマホ契約プランの詳細を紹介する・プラン同士を比較する、といったコンテンツを用意すると、アクセスが伸びる可能性があります。

関連トピックからキーワードの幅を広げる

関連トピックからキーワードの幅を広げる

関連キーワードと似ていますが、関連トピックでキーワードの幅を広げるのも有効な使い方です。

例えば、「クリスマス」と検索した場合、上記のようにクリスマスに関連したトピックが表示されます。プレゼントにおすすめなブランド・クリスマス用の料理・クリスマスケーキを買うお店…など、クリスマスから連想されるトピックを見ることで、どんな商品・お店に需要があるのかを推測できます。

このように、広げたトピックから集客をする・サイトにアクセスを集める施策をする、といった具体的な行動につなげられます。

地域別の人気キーワードを探す

地域別の人気キーワードを探す

Googleトレンドを使って、地域別に人気キーワードを探すことができます。

キーワードを検索する際、検索区分で「地方」を指定すると、そのキーワードの地方別の人気度を知ることが可能です。

今最も話題のキーワードについて深掘りする

今最も話題のキーワードについて深掘りする

Googleトレンドは、今人気のキーワードを深掘りするのに活用可能です。

今最も話題になっているキーワードは、「急上昇キーワード」で知ることができますし、関連キーワード・関連トピックを活用してキーワードを調べることができます。

また、一度に最大5つのキーワードを比較して検索できるので、似たようなキーワードの中でどれが一番検索数が多いのかを選別するのにも使います。

このように、Googleトレンド内で複数の手法を織り交ぜてキーワードを調べることで、より効率よくアクセスを集めるためのコンテンツ作りに役立てることができます。

過去大きく話題になったキーワードを探す

過去大きく話題になったキーワードを探す

「Year in Search」機能を使って、過去に話題になったキーワードを探すのに活用します。

例えば、サイトのコンテンツを作るのに過去に話題になった人・出来事などをネタにする場合、何がいつ話題になっていたのかを正確に覚えていることはほとんどありません。

Googleトレンドでは、2011年以降なら急上昇ワードのデータが残っているので、1年ごとに検索することで過去のホットな話題を思い出すのに利用できます。

YouTube検索で動画制作用の話題を探す

YouTube検索で動画制作用の話題を探す

Googleトレンドの「調べる」機能を利用して、YouTubeで人気のキーワードを検索することもできます。

「調べる」ページに行くと、上記のように検索範囲を指定できる項目があるので、「YouTube検索」を選択しましょう。

Youtubeで人気のキーワードやトピックが表示されるので、動画用のネタ探しに活用できます。

まとめ

今回は、「Googleトレンド」の使い方や活用方法をご紹介しました。

Googleトレンドは、今どんなキーワードが流行っているのかを調べることができるツールです、旬なネタでサイトにアクセスを集めたい、自社商品のマーケティングに生かしたいという場合に活用できます。

Googleのキーワードプランナーと比較すると、Googleトレンドは検索傾向を調べることに向いているツールで、キーワードプランナーはキーワード自体の詳細な検索数を調べるのに向いています。

また、関連キーワード・関連トピックを探す、過去の話題を調べるなど、幅広いリサーチができるので、Googleトレンドを生かして魅力的なコンテンツを作ってみてください。

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