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オウンドメディアのSEO対策とは?失敗しない作り方や施策など完全網羅!

オウンドメディアのSEO対策とは?失敗しない作り方や施策など完全網羅!
ホームページ担当者の中には、流入を増やすためにオウンドメディアの運営を検討している方も多いことでしょう。各社が注目し導入していることもあり、オウンドメディアの競争は激化の一途をたどっています。

この記事では、オウンドメディア導入を検討中の方に向けて、「そもそもオウンドメディアとは?どんな効果があるの?」といった初歩から、導入の仕方、SEOに強いオウンドメディアの運営方法について解説します。
INDEX
  1. 【オウンドメディアの作り方】公式サイト(ホームページ)と何が違うの?
  2. オウンドメディアとは
  3. 公式サイト(ホームページ)とは
  4. 【コンテンツSEO】オウンドメディアの目的・戦略
  5. ①集客
  6. ②ブランディング
  7. ③売上につなげる
  8. ④人材の採用
  9. 【SEOとは?】SEO対策の3つの基本を解説!
  10. 競合サイトの調査【敵を知って己を知る】
  11. ②検索ボリュームを調べる【キーワードの選定】
  12. ③検索クエリの調査【ユーザーが求めているものは?】
  13. Google(ユーザー)が求めている情報は?
  14. 高品質な内容
  15. 信憑性のある内容
  16. 有益な内容
  17. ユーザーの興味を引く内容
  18. 他サイトと差別化された内容
  19. Googleクローラーにわかりやすいサイト作りの対策10選
  20. ①タイトルやメタ情報の最適化
  21. ③キーワードの設定
  22. ③XMLサイトマップの活用
  23. ④URLの階層を浅くする
  24. ⑤関連性のある内部リンクを貼る
  25. ⑥不要なクロールを制限
  26. ⑦構造化データのマークアップで評価を早める
  27. ⑧スマホ・モバイル対策
  28. ⑨表示速度を上げる
  29. ⑩常時SSL化で安心感を与える
  30. 【noindexタグ】評価を落とすコンテンツはつぶしていこう
  31. 申し込みフォームや問い合わせなど
  32. 重複ページ
  33. 内容がない・エラー・存在しないページ
  34. オウンドメディアは自社運営?外注に丸投げという手もあり!
  35. 自社運営の場合
  36. プロ(外注)に任せる
  37. まとめ
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【オウンドメディアの作り方】公式サイト(ホームページ)と何が違うの?

オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が運営しているメディアのことです。なかには、「企業の公式サイトとどう違う?」「公式サイトがあるのにオウンドメディアを運営するのはなぜ?」と疑問に思う方もいることでしょう。

この章では、以下の違いについて解説します。

  • オウンドメディアとは
  • 公式サイト(ホームページ)とは

オウンドメディア導入を検討中の担当者は、ぜひ参考にしてみてください。

オウンドメディアとは

自社で保有・運営するメディアの総称が「オウンドメディア」です。企業のプロモーションや自社の宣伝のために活用する「メディア配信型のパンフレット」のようなものと言えます。

自社で扱う商品やサービスについて、読みやすく情報発信されており、ブログに近い感覚の読み物です。

企業そのものの宣伝ではなく、商品やサービスに興味を持った人に対して詳しい情報を提供し、サービスの認知や売上アップに繋げることを目的としています。

公式サイト(ホームページ)とは

オウンドメディアがパンフレットであれば、企業のホームページ(公式サイト)は、企業自体を紹介する名刺代わりです。取引先や顧客、株主に対して、自社を紹介するためのサイトで、会社概要や理念・自社製品などの情報を掲載しています。

商品・サービスの情報を提供するオウンドメディアは、販売元を知らずにアクセスする人も多くいます。逆に、その会社をすでに認知している人がアクセスすることが多いのが公式サイトです。

【コンテンツSEO】オウンドメディアの目的・戦略

オウンドメディアと言えば、企業が運営管理するブログ的なものをイメージする人も多いはず。オウンドメディア上での自社製品・サービスの情報発信によって、さまざまな目的を達成できます。

<オウンドメディアの目的>

  • 集客
  • ブランディング
  • 売上につなげる
  • 人材の採用

この章では、オウンドメディア運営の目的や、成功によってもたらされる効果、効果的な戦略について解説します。

①集客

ある商品について検索した際、検索上位にはオウンドメディアがいくつか並んでいます。商品・サービスを自分で検索して行き着くため、強い興味や購買意欲を持つユーザーがアクセスしやすいのです。

集客や新規の顧客獲得へと繋がりやすいため、企業は自社のオウンドメディアが検索上位を獲得できるように常に最新情報へとアップデートし続けています。

また、ユーザーにとって有益な情報であれば閲覧数が増え、SNSでの紹介などでさらに注目されやすくなります。

②ブランディング

イメージ戦略に取り組みやすいのもオウンドメディアの特徴です。オウンドメディア全体で統一したメッセージを発信することで、他社との差別化を図り、ブランドイメージを定着させます。

ユーザーに自社商品を知ってもらうだけでなく、ブランドや企業イメージを定着させ、「〇〇といえばこの商品」「□□といえばこの会社」と、認識してもらえるようになれば成功です。

③売上につなげる

自分で検索してアクセスするユーザーは、購買意欲が高く、オウンドメディアの内容次第で購入にも繋がります。

「今購入したい」というユーザーから、「今後購入を検討している・興味がある」といった潜在的な顧客までを集客できるため、売上だけでなく、リピーターを獲得する可能性も秘めているのです。

④人材の採用

商品・サービスの情報発信だけがオウンドメディアのメリットではありません。求職者に向けてメディアを通して、正しい企業イメージや自社が必要としている人物像に関する情報を盛り込むことができます。

採用者がいざ働き始めて仕事内容や職場環境にギャップを感じないためにも、「こんな能力・考え方を持つ人材を求めている」「この商品を開発するためのスタッフを募集している」と発信することで、採用のミスマッチも回避できるのです。

【SEOとは?】SEO対策の3つの基本を解説!

せっかくオウンドメディアを立ち上げても、検索上位に表示されなければ、思った効果は得られません。上位表示させるために必要なのがSEO対策です。

SEOとは、検索エンジンで検索上位に表示してもらうための施策です。Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。

<SEO対策の3つの基本>

  • 競合サイトの調査
  • 検索ボリュームを調べる
  • 検索クエリの調査

どの企業も、上位表示のため、売上アップのためにこのSEO対策に血道を上げています。この章では、これからSEO対策を知っておきたい担当者に向けて、SEOの基本3つから説明します。

競合サイトの調査【敵を知って己を知る】

SEOを導入したいのであれば、まずは敵=競合サイトを知ることからです。競合サイトの傾向を調査しましょう。

サイトを表示させるうえで、「このキーワードで検索したときに、自社商品が上位に表示されるようにしたい」というターゲットキーワードがあります。実際に検索したとき、上位表示されているサイトが競合サイトです。

上位表示される=ユーザーのニーズに応えた満足度の高いサイトということになります。これらの競合サイトの特徴や傾向を分析し、自社メディアの方向性を検討してください。

②検索ボリュームを調べる【キーワードの選定】

検索ボリュームとは、GoogleやYahooなどの検索エンジンで、そのキーワードがどれくらい検索されているかを示す検索回数です。

検索数を調べるためにはツールを使います。ツールは有料のものから無料のものまで出回っており、無料のものは調査数に制限がかかりますが十分活用可能です。ユーザーが調べている関連したキーワードも洗い出せます。

自社メディアにとって、より有益なキーワードを選定し、SEO対策に活用しましょう。

③検索クエリの調査【ユーザーが求めているものは?】

キーワードと同じく重視したいのが「検索クエリ」です。キーワードは、情報発信側が意識してSEO対策に使うもので、検索クエリはユーザー側が実際に検索するワードを示します。

実際の検索順位の傾向として、検索クエリ=ユーザー側のニーズに沿ったコンテンツが上位表示されているようです。

自社が意図するキーワードも重要ですが、ユーザー側が求める検索クエリを意識したコンテンツによって、よりSEO効果は高まっていきます。検索クエリもGoogleの無料ツールが簡単に調査可能です。

Google(ユーザー)が求めている情報は?

自社サービスの情報を提供し、イメージアップや売上に繋げるのがオウンドメディアの目的ですが、実際に検索エンジンで上位表示されるのはユーザーニーズに応えたサイトです。自社の情報を提供しながらも、あくまでユーザーファーストでなければなりません。

<ユーザーが求める内容>

  • 情報が高品質
  • 情報の信憑性が高い
  • 情報がユーザーにとって有益であること
  • ユーザーの興味を引く内容
  • 他サイトと差別化されている

では、ユーザーファーストの内容とはどのようなものでしょうか。

高品質な内容

検索するユーザーは商品・サービスに興味を持ってアクセスしています。ユーザーの期待に応えるためにも、高品質な内容でなければなりません。

ユーザーがどのような情報を求めてアクセスしているのかを調査し、そのニーズに沿った情報を提供しましょう。それが品質の高さや、信頼できる企業イメージへと繋がります。

また、メディア内の記事ごとの品質にばらつきがあるのもNGです。画像や文章の読みやすさなど、一定の品質を維持できるようにしましょう。

信憑性のある内容

高品質なのはもちろん、信憑性がある内容であることも大前提です。確かな情報を発信することで、競合サイトとの差別化にもなります。

情報の精度が低く、不確かな内容であれば、ユーザーからの信頼を獲得できません。閲覧をやめて競合に流れてしまわないよう、クオリティも重視してください。

有益な内容

興味を持ってアクセスしている分、ユーザー側も競合サイトをチェックしたり、ある程度の知識を持っていたりします。他社競合サイトとの比較も避けられません。

「このメディアは読む価値がある」と思ってもらえるよう、有益なコンテンツであることを重視しましょう。

ユーザーの興味を引く内容

メディア側としては、自社の商品・サービスのPRを全力でしたいものです。しかし、こちらが発信したい内容をユーザーがを求めているとは限りません。

検索クエリでユーザーが何に興味を持っているかを調査し、ユーザーが思わず見たくなるコンテンツ作りも大切です。

他サイトと差別化された内容

競合サイトを参考にするとユーザーの好み・傾向はつかめますが、似たような内容を作っていては差別化できません。

競合サイトにはないサブキーワードを取り入れ、「このメディアだから読める」と思わせる専門性を出すのも良いでしょう。差別化によって、オウンドメディアのブランディングにも繋がります。

Googleクローラーにわかりやすいサイト作りの対策10選

いくら充実したコンテンツを発信しても、検索エンジン側がその情報を持っていなければ検索上位は狙えません。

検索エンジン大手Googleは、クローラーと呼ばれるロボットプログラムが世界中のインターネット上の情報を集め、それを元に検索結果に反映しています。クローラーに正確に情報を収集してもらうために、わかりやすいサイト作りも大切です。

主なサイト作りのポイントは、以下の10個です。

  • タイトルやメタ情報を最適化する
  • キーワードを設定する
  • XMLサイトマップの活用
  • URLの階層を浅くしてクローラーが読み取りやすくする
  • 関連性のある内部リンクを活用する
  • 不要なクロールを制限
  • 構造化データのマークアップで評価を早める
  • スマホ・モバイルでも表示できるように
  • 表示速度を上げる
  • セキュリティ面で安心感できるようにする

この章では、クローラーに認識してもらうために実践したいポイントを解説します。

①タイトルやメタ情報の最適化

必ず行っておきたいSEO対策の1つが、タイトルとメタ情報の最適化です。検索エンジンでの検索結果として表示される内容だけに、クリックしたくなる内容にしなくてはなりません。

項目 HTML
タイトル <title>この部分がタイトルとして検索結果に表示されます</title>
メタ情報 <meta name=”description” content=”この部分がサイト説明文として検索結果に表示されます”>

 

タイトルは30文字以内で、ユーザーが求める重要なキーワードを入れながら、内容を明確に表すものを入れます。

メタ情報(メタディスクリプション)は、そのサイトの説明文です。キーワードを盛り込み、思わずクリックしたくなるような文章を50~120文字程度で作りましょう。

スマートフォンで検索した場合に前半50文字、パソコンで検索した場合は120文字程度が表示されるため、前半50文字で重要項目を説明すると良いでしょう。

③キーワードの設定

サイトの中には、テーマとなるキーワードが必要です。「このキーワードを元にユーザーにアピールしたい」と思うものを用意し、本文中に盛り込むことで、統一感が出ます。

「スマートフォン」をメインキーワードにする場合、メインだけでは幅が広すぎるため、サブキーワードとして「iPhone」「使い方」を設定します。あくまでユーザーが求める内容であることが前提です。

また、キーワードをあれもこれもと盛り込みすぎると、焦点がぼやけて何をアピールしたいのか伝わらなくなってしまいます。何を伝えたいのかをよく精査して構成を作りましょう。

③XMLサイトマップの活用

全体で5~6ページ程度の小規模サイトであれば問題ありませんが、大規模なサイトの場合は、クローラーがサイト全体を把握しにくくなります。このために用意するのがXMLサイトマップです。

XMLサイトマップはXMLファイル形式で用意し、サイト内の構成を記載しておくことで、クローラーが正しくサイトをクロールしてくれるようになります。

長く運営しておりページ数のボリュームが増えると、「この情報は古いから検索エンジンには載せたくない」というものもあるでしょう。サイトの「今」の更新情報を伝えるためにも、XMLサイトマップの活用は必須です。

④URLの階層を浅くする

サイト全体の階層も見直しましょう。リンクの階層が浅いページの方が、クローラーが巡回し、情報を収集してもらいやすくなります。

フォルダの中にフォルダ、さらにフォルダと、入れ子構造になっている場合は要注意です。クローラーだけでなくユーザー側も自分がどこを見ているのか認識できず、他の情報が気になってもアクセスしにくくなってしまいます。

ユーザーが現在の立ち位置を知るための「パンくずリスト」設置も有効です。運営側もパンくずリストの設置によって「あれ?ちょっと階層が多すぎるかも?」と気付くこともあります。

⑤関連性のある内部リンクを貼る

ある記事を閲覧中に、関連した情報のリンクがあると、興味が沸いてクリックしたくなることがあります。内部リンクは、関連情報の紹介によってサイトを回遊し、他の自社サービスを深く知ってもらうのが目的です。

関連するリンクのアクセス数が増えれば、ページ・サイト全体の評価も高まります。

⑥不要なクロールを制限

サイト全体のボリュームが大きくなった場合に、クローラーが何度も情報を読み取ろうとサイト全体を巡回していると、サーバー負荷がかかり、表示が遅くなるなどユーザーの閲覧にも影響が出ます。

不要なクロールを制限して、必要な情報だけをクロールしてもらいましょう。クロールの制限は、サイトのルートディレクトリに設置するrobots.txtで行います。

クロールしてほしくないページは、robots.txtでクロールしないよう制限をかけられますが、メタタグであるnoindexタグ(検索エンジンに情報を登録させないようにするためのタグ)との併用はできません。

⑦構造化データのマークアップで評価を早める

構造化データとは、見出しや段落などのサイト内の構成をHTMLでマークアップすることです。見出しタグ、段落タグなど、構造がわかりやすくマークアップされていることで、クローラーがサイト構造を認識しやすくなります。

適切なマークアップがなされていれば、クローラーに正しく情報を伝えられる分、検索エンジンからの評価も高くなります。

⑧スマホ・モバイル対策

情報検索は今やスマートフォンが主流の時代。パソコンを持たず、スマートフォンだけで生活する若者も増えているため、スマートフォンやタブレット表示への対応は急務と言えます。

パソコンでもスマートフォンでもタブレットでも、どのようなデバイスからでも読みやすい構成を作ることで、より多くのユーザーの取り込みが可能です。

⑨表示速度を上げる

「ページの表示速度も検索順位に関連する」とGoogleが公式発表したことから、表示速度を上げる取り組みも重要となりました。

ページの表示速度が下がる原因は、画像の多さや大きさが関連しています。無駄な装飾画像がないかをチェックしましょう。

また、クロールが頻繁に巡回しているときも、表示が遅くなります。robots.txtを使って、古いページは読み込みさせないように対策が必要です。

⑩常時SSL化で安心感を与える

「常時SSL化」とは、サイトのURLの全てをhttps表示にすることです。httpsによって、常時暗号化通信を行う設定になるため、ユーザー側もセキュリティ面で安心感が得られます。

デバイスやブラウザによっては、SSL化非対応のサイトは閲覧時に警告が出る設定のものもあります。他社との差別化のためにも、安心してアクセスできる環境の構築は大切です。

【noindexタグ】評価を落とすコンテンツはつぶしていこう

noindexタグはメタタグの1つで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにサイトやページ情報をインデックス(登録)させないようにできます。

項目 HTML
メタ情報 <meta name=”robots” content=”noindex” />

過去の古い情報や、検索エンジンで表示させたくないページ、評価の必要がないページは、このnoindexタグを使って検索ヒットしないようにしましょう。

<noindexタグを設置したいページ>

  • 申し込みフォームや問い合わせ
  • 重複ページ
  • エラーページ

この章では、noindexタグの使用が有効なページを解説します。

申し込みフォームや問い合わせなど

noindexタグは、情報が古くてアクセスしてほしくないページの他、検索エンジンから評価が不要なページにも使うことがあります。

例えば、申し込みやお問い合わせフォームは、ユーザーの最終的な行動のゴールとして自社サイトには欠かせないものですが、検索をした段階ではまだ表示されていなくても良いものです。ユーザーファーストのためにも、余計なページへの検索アクセスを減らしましょう。

重複ページ

同じサイトなのに、URLがhttpsかhttpか、www.やindex.htmlのありなしで、同じページが表示されてしまうのが重複ページ(重複コンテンツ)です。

検索エンジン側としては、検索順位をつけにくいページは「品質の悪いコンテンツ」として評価を下げてしまいます。重複ページはプログラムで表示させているような大規模サイトで発生しがちです。

「www.xxxx.jp」と「xxxx.jp」の2つのURLが存在しており、「xxxx.jp」を正しく表示させたい場合は、「301リダイレクト」を使って統一させます。これによって重複ページの認識を防ぐのです。クロールする量が減ることで、サイトの負荷も軽くなり、巡回してもらいやすくなります。

内容がない・エラー・存在しないページ

ページが削除されていたりリンク切れしていたりする場合、「存在しないURL」「ページが見つかりません」と404エラーページ(404.html)が表示されます。404エラーが存在すると、クローラーが巡回しにくいため、適切な検索表示のためにも404エラーを無くすことは重要です。

また、せっかく検索して自社サイトにたどり着いてもらったのに、「ページが見つかりません」と表示されてはユーザーからのイメージダウンとなりかねません。検索エンジン側が404エラーページをインデックスしないように、404エラーページをnoindexするなどの対策も取った方が良いでしょう。

オウンドメディアは自社運営?外注に丸投げという手もあり!

オウンドメディアは、必ずしも自社で運営する必要はありません。SEOは長期的目線の施策もあり、ファイルの管理や情報更新、メンテナンスに膨大なリソースが必要です。状況によっては外注を選ぶのも良いでしょう。

メディアの運営方法は主に以下の2通りです。

  • 自社運営
  • プロに依頼(外注)

文章が書ける担当者がいない、システム運営の担当者がいない、記事を執筆する人員が足りず一定のクオリティを維持できないなど、企業によっては自社で運営したくても難しい場合もあります。

自社で低品質のものを作るよりは、プロに外注して高品質なメディアを作ろうという方針も一つの正解です。ここからは、自社運営・外注する場合のメリット・デメリットについて解説します。

自社運営の場合

オウンドメディアを自社運営する場合は、必要なリソースを確保できるかが課題です。

オウンドメディアの運営にあたって、最低限必要な人員は以下のようになります。

  • ディレクター1~2名
  • 構成担当1名
  • ライター1~2名

大規模なサイトになると、上記よりさらに人員が必要となります。専門的な内容である場合、専門家の監修も必要です。内容によっては、最終的な人件費が外注費と変わらない額になることもあります。

プロ(外注)に任せる

外注の場合も、メディアの立ち上げ~その後の運用まで全て委託するパターン(フル外注)と、立ち上げだけ・運用だけを依頼する部分外注に分かれます。予算や人員、立ち上げ期間など、自社の条件に応じて選ぶと良いでしょう。

また、部分外注の場合は、丸投げではない分、最終的な判断をする自社の担当者が必要です。

まとめ

しかし、オウンドメディアをユーザーに見てもらうためには、SEO対策で高い検索順位を維持しなければなりません。しかし、検索エンジンが評価するのはあくまで「ユーザーファースト」と評価されるサイトです。

ユーザーを満足させるサイトであることは、オウンドメディアでの集客を成功させるための絶対条件です。ユーザーが求める情報を提供しながら、自社サービスのPRも実現できる、バランスの良いコンテンツ作りを心掛けましょう。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。
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