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SEOスコアとは?おすすめのチェックツールや点数を上げるために意識することを解説

SEOスコアとは?おすすめのチェックツールや点数を上げるために意識することを解説
サイト運営を行う時、何を基準にして改善を行っているでしょうか?

何の指標もなく手探り状態では、サイトの改善は難しいと思います。そこで、改善に活用してもらいたいのが、サイトの評価を数値化したSEOスコアです。

ここでは、サイトのSEOスコアを調べるためのチェックツールや、SEOスコアの点数を上げるために意識したいことについて紹介します。

そもそもサイト運営においてどのようなことを意識すべきかを解説していきますので、サイト管理などに携わっている方は、ぜひサイト運営に活用して下さい。
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SEOスコアとは?

SEOスコアとは、サイトの検索順位を決定するための非公開の点数を指しています。

SEOスコアは検索エンジン側しか把握することはできず、200以上の評価項目があると言われています。この評価項目のほとんどは非公開となっており、正確なスコアを知ることはできません。

完璧なSEOスコアを知ることはできませんが、チェックツール等を使用することでSEO対策の評価を点数化することができます。この目安の点数を元に、検索順位を上げる施策を行っていくことができるようになります。

SEOスコアを調べるおすすめのチェックツール3つ

SEOスコアを調べるためには、チェックツールを使う必要があります。

中でも「MOZ」「高評価」「PageSpeedInsigt」の3つのチェックツールは得意分野が異なっており、それぞれを活用することでより良いサイトの改善が行えるようになります。

3つのSEOチェックツールの特徴を把握し、最大限活用して下さい。

ドメインのSEOスコアを点数化するには「MOZ」

ドメインのSEOスコアを点数化するには「MOZ」

SEOチェックツール「MOZ」は、無料会員登録をすることで、様々なSEOツールを利用できるようになります。

世界的に評価・信頼度があるサイトですが、デメリットの1つは日本語に対応していないことです。ただし、SEO対策の知識があればある程度英語を予想できるので、使用する価値は非常に高いと言えます。

「MOZ」で使うべき主なツールは、「Mozbar」「Link Explorer」「Keyword Explorer」の3つです。

「Mozbar」はchromeの拡張機能で、MOZ独自のドメインランキング、ページランク、スパムスコアを表示し、使用回数制限はないことから、サイト運営者にとって必須のツールと言えます。

「Link Explorer」も同じように独自ドメインランク、スパムスコア、被リンク元のURLなどのドメイン情報を得ることができますが、こちらは「Mozbar」とは異なり、月10回の使用制限があります。

「Keyword Explorer」によって、月10回の制限はありますが、キーワード分析が可能です。月間キーワード検索数、SEO難易度などの数値化され、SEO対策に活用できるようになっています。

内部のSEO対策の点数化には「高評価」

内部のSEO対策の点数化には「高評価」

SEO対策において重要なものとして、有益なコンテンツの作成が挙げられます。SEOチェックツール「高評価」は、コンテンツの評価を数値化してくれるツールです。

・作成したコンテンツの評価はどうなっているのか?

・有益なコンテンツの作成をするためには、具体的にどのような施策が必要なのか?

これらの疑問に「高評価」は答えてくれます。使い方は、評価したいサイトのURLと狙っている検索キーワードを入力してチェックボタンをクリックするだけです。

「高評価」では、サイトの基本情報から文字数、単語数、見出し情報。さらに代替テキスト、発リンクテキストなどの項目を評価し数値化・評価してくれます。

これらの情報を元に、検索キーワードや見出し、コンテンツ量の改善が行えるようになります。

表示速度の点数化には「PageSpeedInsigt」

表示速度の点数化には「PageSpeedInsigt」

「PageSpeedInsigt」はGoogleが提供するSEOスコアを測定するツールです。

主にサイトのページ表示速度の判定を行い、「0~100」の点数と色分けで分かりやすく評価を見ることができます。

使い方は非常に簡単で、トップページのボックスに調べたいサイトのURLを入力して「分析」ボタンをクリックするだけです。

この簡単な操作だけで、現在のサイトの速度判定や改善点などの有益な情報がパソコン向けページとモバイル向けのページ別に提供されます。

サイトスピードが遅くなるとユーザーの直帰率の上昇、検索順位の低下というデメリットがあり、サイトスピードの向上は大きな改善点となります。

特に直帰率に関しては、サイト表示が1秒から3秒に増えると直帰率は32%上昇すると言われており、サイトスピードがユーザーの利便性にも大きく関わることが理解できると思います。

SEOスコアを上げるために意識したい3つのこと

SEOスコアを上げるために意識すべきことは下記の3点です。

  • コンテンツの質を高める
  • 内部のSEO対策を行う
  • 外部のSEO対策を行う

それぞれの正しい対策を行うことでSEOスコアの上昇が期待できますが、一方で行ってはいけない対策もあります。

なかなか自分のサイトの順位が上がらないという方は、いま一度自分のサイトが対策を行えているのか確認して頂ければと思います。

1.コンテンツの質を高める

まず、SEOスコアを上げる方法として有効なのは、質の高いコンテンツを作るということです。

質の高いコンテンツはユーザーの利便性を高めるために必要不可欠です。SEOを重視するあまり検索エンジンへの対策ばかりを行っていては、本当の意味で質の高いコンテンツを作り上げることはできません。

  • ユーザーに向けて他の同分野のサイトとの差別化を図り、独自性を持たせる
  • 有益な情報を提供し、満足度が高いサイトを作り上げる

このような点を意識してコンテンツを作ることで、ユーザーの利便性が上がり検索エンジンからの評価も高められるのです。

2.内部のSEO対策を行う

次にSEOスコアを上げるために行うべき施策は、内部SEO対策です。

内部SEO対策にはさまざまなものがあり、どれか1つをすればサイトの評価が上がるというものではありません。

Googleが出しているガイドラインによれば、下記のような例が紹介されています。

  • 分かりやすいページ階層になるようにサイトをデザインすること
  • サイトの高速化によって読み込み時間を減らすこと

内部SEO対策においても、重視しなければならないのはサイトを訪れたユーザーの利便性です。

内部SEOにこだわり過ぎてユーザーを無視するような施策は、結果的にSEOでもマイナスになってしまうことを忘れないようにしましょう。

加えて、内部SEOとして行ってはいけないものもいくつかあります。

代表的な例は以下です。

  • 過剰な外部リンクの設置
  • 重複するコンテンツ
  • メタデータの重複
  • サイトのスピードが遅い

これらにサイトが当てはまる場合は修正を行うようにしてください。

3.外部のSEO対策を行う

SEOスコアを上げるための最後の対策は、外部SEO対策です。外部SEOとは、外部サイトから質の高い被リンクを得ることでサイトの評価を上げる対策です。

質の高いサイトからリンクを得ることは、検索アルゴリズムにとって自分のサイトが質の高いサイトであると判断されるため、検索順位の向上に繋がります。

外部SEO対策は基本的に自分では対策を講じることができません。Googleのガイドラインでも、リンクプログラムの利用や有料でリンクを購入するなどの行為は禁止しており、これらは悪質なリンクとして判断されます。

悪質な不正リンクと判断されると、検索順位の大幅な下落、最悪の場合はインデックスの削除となり検索結果にサイトが反映されなくなってしまいます。

外部SEO対策として不正なリンク獲得は絶対にやめるようにしてください。

SEOスコアにあまりこだわりすぎないこと

SEOスコアを意識すぎるあまり、間違った改善を行うとサイトの評価は下がってしまいます。重要なのは、サイトがユーザーにとって有益なものとなっているかです。

検索エンジンが考える優良サイトは、ユーザーが求めているオリジナル性のあるコンテンツが提供されているか、ユーザーにとっての利便性の高く分かりやすいデザイン構造になっているかです。

SEOスコア上昇のためのSEO対策ばかりを行っていると、サイトに訪れたユーザーに向き合わないサイト運営となってしまい、結果としてSEOの評価を下げてしまうことに繋がるでしょう。

SEOスコアは1つの指標に過ぎません。常にサイトを訪れるユーザーファーストでコンテンツの作成を行っていくことが大事です。

まとめ

SEOスコアとして評価を数値化することは、サイト運営を行う上で1つの指標として注目すべきものです。数値化された評価がなければ、どのようにサイトの改善を行うべきかが分かりません。

しかしながら、SEOスコアの数値ばかりを気にしていては、ユーザーを置き去りにしたサイトとなってしまい、結果としてサイトの評価が下がってしまうことになるでしょう。

SEOスコアはあくまで参考にするものであることを忘れずに、サイト運営・改善を進めていきましょう。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。
   

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