オーガニック検索とは?上位表示でトラフィックを増やす方法
今回はオーガニック検索の基礎からオーガニック検索からの流入を増加させるための方法をご紹介します。
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オーガニック検索とは?
オーガニック検索とは検索結果ページに表示されるもののうち、検索連動型広告などの広告表示を除いた、いわゆる通常の検索結果のことを指します。「自然検索」とも呼ばれています。
オーガニック検索に表示される順番は検索エンジンのアルゴリズムによって決まり、この表示順位はSEO対策で高めることができます。
オーガニック検索とリスティング広告の違い
オーガニック検索とリスティング広告の違いは、広告かどうかです。どちらもユーザーが検索したキーワードに関連する情報が検索結果に表示されますが、リスティング広告は表示順位が金額と広告の質(品質スコア)によって変わるのに対して、オーガニック検索で表示される順番は検索エンジンのアルゴリズムによって決まります。
リスティング広告は広告の出稿数にもよりますが、オーガニック検索の上下に表示されるので必ずオーガニック検索の上位に表示される訳ではありません。
オーガニック検索とリスティング広告には、それぞれ下記のようなメリットがあります。
オーガニック検索とリスティング広告のメリット
オーガニック検索のメリット | リスティング広告のメリット |
---|---|
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オーガニック検索からの流入が増えるメリット
オーガニック検索からのアクセスが増える最大のメリットは、自サイトがユーザーに見てもらえる確率が高まることです。
具体的なメリットは、以下の通りです。
- 自サイトに「無料」でアクセスを集められる
- 上位表示できれば安定したアクセスを集められる
- コンバージョンに近いユーザーを集められる
- 上位表示できればある種のブランディングになる
検索しているユーザーは何か悩みを持っている(知りたい・買いたいなど)ことが多く、悩みの解消につながるキーワードなどで上位表示できれば無料でコンバージョンに近いユーザーを毎月安定して自サイトに集められるのです。
商品やサービスなどがユーザーの目に留まりやすくなるだけでなく、検索需要の大きいキーワードで上位表示することでブランディング効果も期待できることから、SEO対策がいかに重要かお分かりいただけるでしょう。
オーガニック検索からの流入を増やすには?
2020年7月の検索順位別クリック率データ(SISTRIX社調べ)によると、検索結果で1位表示されているサイトのクリック率(CTR)は28.5%であるのに対して、10位以降のクリック率は2%以下であることが判明しました。
このことからオーガニック検索からの流入を増やすには、検索結果で上位に表示されることが重要であることがわかります。
オーガニック検索で上位表示しトラフィックを増やすためにSEO対策は必須!
検索結果で上位表示させるためにはSEO対策(内部施策・外部施策)に加えてページ内のコンテンツを充実させる必要があります。
クエリに対してユーザーニーズをどれだけ満たしているかが検索エンジンからの評価を得るポイントになります。
主な施策内容は、内部SEOと外部SEOをあわせた下記の8つです。
SEO対策(内部SEO)
SEO対策の内部施策とは、サイトを検索エンジンに正しく評価・認識してもらうための対策です。
- 適切なキーワード選定
- 内部リンクの設計
- <title>(タイトル)タグ・<hx>(見出し)タグのルール
- コンテンツの質と量
- スマホでのユーザビリティ
- ページスピードの改善
- キーワードの見直し、コンテンツのリライト
SEOとは?8つの基本対策とポイントを徹底解説
SEO対策(外部SEO)
SEO対策の外部施策とは、外部のサイトから受けるリンク(被リンク)数を増やすことです。
被リンクが多くなることで検索エンジンに見つけてもらいやすくなり、ページランクの向上が期待できます。
しかし、ただ外部からのリンク数を増やすだけでは評価に繋がりません。良質なリンクを獲得することが重要となります。
被リンクのSEO効果良質な被リンクの増やし方を徹底解説
オーガニック検索からのアクセスが減少する理由と対策
オーガニック検索からのアクセスが減少するのは、以下の理由が考えられます。
- インデックスから削除されている
- コアアップデート(大規模な検索エンジンアルゴリズムのアップデート)
- 競合サイトの評価が上がり自社サイトの評価が下がっている
インデックスとは、Googleのデータベースに入っているサイトの情報です、インデックスされている状態は、オーガニック検索キーワードの検索結果に出ますが、インデックスから削除されている場合は検索結果に出てきません。
また、Googleは定期的にコアアップデート(大規模な検索エンジンアルゴリズムのアップデート)を行って検索エンジンの改善を図っています。検索エンジンからの評価が高いと順位は上がりますが、評価が下がると順位も下がってしまうのです。
オーガニック検索からのアクセスが減少した場合、SEOツールなどを使うことで、どこから(GoogleとYahoo!のどちらから)、いつから減っているのか(原因分析)、どういった対策をすることでアクセスを元に戻せるのかといったSEOの計画や目標設定が可能です。
オーガニック検索からのアクセス分析におすすめの無料ツール
オーガニック検索からのアクセスを分析するのに、便利な無料ツールが2つあります。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
これらはGoogleが無料で提供するツールで、オーガニック検索からのアクセス数・検索キーワードを分析できるので、オーガニック検索からのアクセスが減少・増加したときに、「いつから」「どのキーワード」が影響を受けているのか分かります。
それでは、以下の項目で上記2つの無料ツールの使い方を解説します。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。
使い方の手順は、以下の通りです。
- Googleアカウントを作る
- Googleアナリティクスに登録する
- トラッキングコード(グローバルタグ)を設置する
まずGoogleアカウントを作ったら、Googleアナリティクスのサイトを開いて「無料で利用する」をクリックし、必要事項を入力して登録します。登録が完了すれば、トラッキングコード(グローバルタグ)が発行されます。発行されたトラッキングコードをWebサイトの<head>タグの直後に設置し、しばらくすると計測が開始されます。
WordPressなら「外観」>「テーマ編集」>「テーマヘッダー(header.php)」内で設置を行います。
Googleアナリティクスを利用すると、訪問したユーザーの属性や訪問したページ、広告効果などを分析できます。
Googleアナリティクスのオーガニック検索キーワードで、「not provided」と表示されるキーワードがありますが、これはキーワードデータが取得できない状態のことです。ただし、「not provided」と表示されるキーワードは次項のGoogleサーチコンソールを活用することで明らかにできます。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールも、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。
使い方の手順は以下の通りです。
- Googleアカウントを作成する
- データを取得したいサイトを登録する
- 「プロパティ タイプ」を選択する
- 「所有権の確認」をする
- 「確認」ボタンを押す
まずGoogleアカウントを作成したら、「プロパティを検索」の「プロパティを追加」から、データを取得したいサイトを登録します。プロパティタイプを選択したら、「所有権の確認」から「HTMLファイル」を選択します。最後に「確認」をクリックし、「所有権を自動確認しました」と表示されれば設定は完了です。
Googleからのユーザーがどのくらい流入しているかを調べるのに欠かせない機能が、「検索パフォーマンス」です。ログイン後に「検索パフォーマンス」を選択すると、合計クリック数(オーガニック検索からのアクセス数と、アクセス・表示されたときに使われた検索キーワード)が分かります。
「検索クエリ」では、Googleアナリティクスで「not provided」だったキーワードを確認できます。Googleアナリティクスとの連携が可能なため、Googleアナリティクス側でもオーガニック検索のアクセスに関する情報の確認が可能です。
まとめ
今回はオーガニック検索について解説しました。オーガニック検索とは、検索結果のうち広告表示を除いた通常の検索結果のことを指します。表示される順番は検索エンジンのアルゴリズムによって決まります。
SEO対策をおこなうことで検索結果に上位表示され、サイトへの流入増加が見込めます。
他の記事でも内部SEO・外部SEOの基礎知識や施策方法をご紹介していますので、自社サイトへの流入増加にお役立てください。
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