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【2023年】YouTubeのアルゴリズムの仕組みが変わった?おすすめのSEO施策を紹介

【2023年】YouTubeのアルゴリズムの仕組みが変わった?おすすめのSEO施策を紹介
オンラインの動画共有プラットフォームとして、世界中にユーザーがいるYouTubeは、個人にかぎらず企業の戦略にも欠かせない重要なマーケティングの1つです。
普段から、多くの方に身近な存在として親しまれているYouTubeですが、最近チャンネルの運営がうまくいかないと悩んでいる方は少なくありません。

本記事では、効率よく運用するために欠かせないYouTubeアルゴリズムについての基本的な情報をはじめ、これまでの変化の流れや、実施すべき攻略ポイント9つを詳しく紹介します。

今まさにYouTubeを導入した戦略を実践しているケースはもちろん、今後参戦しようとしている場合でもぜひ知っておくべき重要な内容となりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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YouTubeのアルゴリズムとは

そもそもYouTubeとは、老若男女問わず認知されている動画プラットフォームで、全世界で25億人以上のユーザーが存在しています。現在日本ではテレビよりもYouTubeなどの動画を見ている若者も多く、多くの著名人もYouTubeチャンネルを開設しています。

プラットフォーム上で配信されているさまざまな動画を無料で視聴できるYouTubeは、過去に視聴した動画の内容に近いものが、おすすめ動画として表示されます。

YouTubeアルゴリズムは、ユーザーそれぞれの視聴履歴や行動に基づいて、表示される動画を決める仕組みです。

たとえば、子ども向け動画を多く視聴しているユーザーに対しては、同じように子ども向けに関連したコンテンツ、ビジネス関連の視聴が多いユーザーにはビジネス関連のコンテンツなどが表示されます。

ユーザーが視聴する動画のおよそ7割は、このアルゴリズムによって導き出されるため、効率よくチャンネルを運用するためには欠かせない重要なポイントです。

2015年以降からYouTubeアルゴリズムは大きく変化した

ユーザーの広がりや動向、市場拡大などの世間の流れとともに、2015年以降YouTubeアルゴリズムも大きく変化しました。ここで、これまでどのような流れで変化していったのか、年代ごとに確認してみましょう。

  • 2005年から2011年頃→視聴回数
  • 2011年から→視聴時間・総再生回数
  • 2015年から→動画の尺・総再生時間・視聴回数・エンゲージメント・キーワード・チャンネル登録者数の成長率・クリック率・平均視聴時間

YouTubeは、2005年頃からアルゴリズム開発の取り組みをはじめ、当初は動画の再生回数やクリック数によってそれぞれの動画をランク付けしていました。

しかし、とにかくクリック数を稼ぐためや、視聴を促すためのタイトルやサムネイルが横行し、動画の質の悪さが際立ったために、YouTubeそのものからユーザーが離れてしまう傾向となってしまいました。

2011年からは、こうした失敗をもとに、視聴時間や総再生回数を重視するようになり、さらに動画の質をより高めるために、2015年から現在に至るまではディープラーニングを活用したシステムの最適化を採用しました。

視聴回数や再生回数などの偏った情報だけではなく、動画の尺や平均的な視聴時間など、さまざまな面から細かく分析した上でおすすめ表示されるようになった一方、毎日連続で投稿することなどは意味のない行動になりました。

YouTubeアルゴリズムを最適にするとおすすめに表示されやすくなる

ユーザーのおすすめに表示されやすくなるためには、YouTubeアルゴリズムを最適化することが大切です。最適化した結果、視聴回数を伸ばしたり登録者数の増加などといった効果が期待できます。

プラットフォーム上には数多くの動画が存在しており、それぞれのデータを分析して動画に順位が付けられます。その順位を基に、視聴しているユーザーが求めている動画の内容とマッチすることで、検索画面やおすすめ、関連動画として表示されます。

アルゴリズムそのものはとても複雑で難しいため、1から10までの全てを把握することは困難です。しかし、下記のような基本となる仕組みを正しく理解する事によって、効率よく最適化することは可能となります。

  • データを分析して動画にランキングを付ける
  • 視聴履歴や似たユーザーの内容により、動画を振り分ける
  • それぞれのユーザーにぴったりの動画をピックアップする

アルゴリズムを攻略する9つのSEO施策

「YouTubeアルゴリズムを最適化することでおすすめに表示されやすくなる」とお伝えしましたが、実際にどのように最適化すればいいのか疑問に思う方は少なくありません。

そこで、YouTubeアルゴリズムを攻略するための9つの大切なSEO施策について紹介します。それぞれの特徴をしっかりと把握し、効率よく最適化するためにもぜひ参考にしてください。

  • 総再生時間
  • エンゲージメント
  • チャンネル登録者数
  • 視聴回数
  • 視聴維持率
  • キーワード
  • クリック率
  • 平均視聴時間
  • 動画の長さ

総再生時間

YouTubeのなかで特に重要とされているのが動画の総再生時間です。2015年、Googleは総再生時間に関するアルゴリズムの特許を取得しました。その結果、動画の総再生時間の長さがGoogleのランキングにも影響を与えることが言及されています。

総再生時間を稼ぐポイントとしては、単純に長時間の動画を作成するのではなく、視聴者が楽しめる内容かどうかが重要です。いかに楽しく視聴してもらえるかをしっかりと考え、投稿は最低でも週に1回は行えるような計画を立てましょう。

エンゲージメント

視聴したユーザーからのコメントや高評価、シェアなどのポジティブな反応をエンゲージメントといいます。

先ほどお伝えしたように、YouTubeは2015年からこのエンゲージメントも重視したアルゴリズムとなりました。コメントや高評価をより多く獲得するためにも、アクションを起こしてもらえるように動画内で促がすことが大切です。

コメントや質問がきたらそれに返信などすることで、視聴者のファン化を図ることができ、YouTubeアルゴリズムの最適化につながります。

チャンネル登録者数

YouTubeアルゴリズムでは、チャンネルの登録者数も評価されます。さらに、新しい動画を配信したタイミングからどのくらいの速さで視聴されるかどうかも重要です。

短時間に多く視聴されると、その結果急上昇にも乗りやすいのが特徴といえます。

配信タイミングを合わせ、同じ曜日や時間帯など決まったルーティンでアップしたり、前もって配信時期の告知を行うと、ユーザーもタイミングを合わせやすくなるため動画公開後にすぐ見てもらえる率も高まります。

視聴回数

2015年以降、YouTubeアルゴリズムではエンゲージメントがより重視されるようになりました。そのため、以前よりも視聴回数が最優先項目とされるわけではありません。

しかし、視聴回数が増加するということは、自然にコメントや高評価がつく確率も高まります。そのため、最重要ではないにしても意識するべき要素であることは変わりません。

さらに、同じ条件の動画であっても視聴回数が少ないものよりも多い方が優位に表示されるのも特徴です。

視聴維持率

視聴維持率は、ユーザーがどのくらいの時間継続して動画を視聴したかを示す指標で、維持率が高ければ高いほどユーザーにとって価値があるコンテンツといえます。

視聴維持率の目安はおよそ40%で、この数値を上回るとおすすめ動画に表示されやすくなるため、視聴者を長く惹きつけられるような動画を制作する必要があります。

10分間の動画の場合、全体的な平均としておよそ4分間はユーザーが離脱しないように意識しておきましょう。

キーワード

タイトルや動画のハッシュタグ、説明欄などにキーワードを盛り込むことで、検索流入を増やし動画視聴のユーザーを獲得することが可能になります。

動画内容を的確にあらわし、求めているユーザーに届けるためにもキーワードは非常に重要です。重要度が高いキーワードをタイトルの先頭にもってくると、YouTubeアルゴリズムに有利に作用します。

適したキーワードはYouTube内の検索だけではなく、Googleの検索窓からの流入も期待することができるため、キーワードボリュームなどを調べ、より多くの方に届けられるようにすることが大切です。

クリック率

おすすめとして表示された回数に対し、ユーザーが動画を見るためにクリックした割合を示すのがクリック率です。一般的にクリック率は5%ほどであるとされていますが、検索ランキングの上位を目指す場合は10%を目指しましょう。

クリック率を上げるためには、先ほどお伝えしたキーワードをうまく活用し、タイトルやサムネイル情報によって、ユーザーを惹きつける必要があります。

10%を目指すことでYouTubeアルゴリズム的にも有利に働くため、いかにユーザーにクリックしてもらうか、どんなタイトルなら興味を持ってもらえるかをしっかりと考えることが重要です。

平均視聴時間

上記でお伝えしたクリック率が高くても、ユーザーがすぐに動画から離脱してしまっては意味がありません。先ほどお伝えした視聴維持率にもつながる部分ですが、質の高い動画であると判断されるためには平均視聴時間は非常に重要です。

タイトルやサムネイルから興味を持って視聴したにもかかわらず、途中離脱が多い場合は、内容が良くないと判断され、YouTubeアルゴリズムからは低評価を下されてしまいます。

平均視聴時間が長ければ長いほど、結果として総再生時間も増えることになるため、いかに離脱されずに動画を楽しんでもらえるかを意識して作り上げてください。

動画の長さ

YouTubeアルゴリズムで重要視されている総再生時間は、視聴維持率と動画の長さによってあらわされます。そのため、できるだけ長い時間の動画を意識しておきましょう。

一時期、YouTubeの動画は約5分程度のものが多くありましたが、そのほとんどがエンゲージメントが低いものでした。現在はエンゲージメントが低い動画は評価されにくくなっています。

当然ユーザーが長く視聴したいと思えるようなものが評価されますが、無意味にただ時間だけが長い動画は早々に離脱されてしまいます。長く視聴してもユーザーを飽きさせない工夫を考えながら企画を立てていきましょう。

YouTubeアルゴリズムを理解してチャンネルを成長させよう

「更新の頻度は変わらないのになぜか動画の再生数が伸びなくなった」「以前はチャンネル登録者が増加していたのに最近はまったく増えない」

こうした悩みを抱えている方は非常に多くいますが、その場合、ほとんどが変化したYouTubeアルゴリズムを理解できていないことが要因です。

全てを把握することは難しいですが、根本的な部分を深く理解することができれば、多くのユーザーに動画を届け、視聴数を伸ばすことも可能です。

YouTubeアルゴリズムの基本的なポイントや最適化するための9つの攻略など、本記事でお伝えした情報を参考に、チャンネルを成長させていきましょう。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと)大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。
   

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