SEOを学ぶ上で初心者さんが押さえておきたい5つのポイントを解説
あなたがSEOについて学びたいとき、このように感じたことがありませんか。誰でも早く知識をつけたいので、効率よく学びたいと思っていることでしょう。
実は、SEOを学ぶには5つのポイントを押さえることが大切です。
そこでこの記事では、SEOを学ぶ上で初心者さんが押さえておきたい5つのポイントについて解説していきます。
「SEOの知識を身につけて、自社サイトを上位表示させたい!」という人は、この記事をぜひチェックしてみてください。
- SEOを学ぶ重要性
- SEOを学ぶ上で初心者さんが押さえておきたい5つのポイント
- 1.検索順位がつくまでの仕組み
- 2.キーワードの選定方法
- 3.ライティング
- 4.内部施策
- 5.外部施策
- SEOを詳しく学ぶのにおすすめの書籍3つ
- 1.『10年つかえるSEOの基本』
- 2.『いちばんやさしい新しいSEOの教本』
- 3.『これからはじめるSEO内部対策の教科書』
- SEOを詳しく学ぶのにおすすめのWEBメディア3つ
- 1.ferret(フェレット)
- 2.海外SEO情報ブログ
- 3.SEOラボ
- SEOを学ぶ3つのメリット
- 1.サイトが評価されやすくなる
- 2.広告費をかけずに集客しやすい
- 3.コンバージョンの向上につながる
- SEOを学ぶ上で知っておきたいGoogleの理念
- SEOを学ぶ上で気を付けたい2つの注意点
- 1.ブラックハットSEOは避ける
- 2.スマホに対応しておく
- まとめ
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SEOを学ぶ重要性
Webサイトから集客を狙うなら、SEOについて学ぶことが重要になります。
なぜなら、ユーザーは「検索する」ことが日常化しており、検索結果に表示されることが集客の近道だからです。
実際に買い物をしたり疑問を解決したりするときは、検索エンジンで検索していますよね。
さらに、検索結果からサイトにアクセスするとき、ランキング上位から順番にアクセスする人が多いので、ユーザーにWebサイトをクリックしてもらうには検索結果で上位に表示される必要があります。
そして、検索順位を上げるには、SEO対策は避けて通れません。
このように、SEOの仕組みを理解して適切に対策することが上位表示に繋がり、ウェブサイトのコンバージョンに繋がります。
SEOを学ぶ上で初心者さんが押さえておきたい5つのポイント
SEOを学ぶ上で初心者さんが押さえておきたいポイントは「検索順位がつくまでの仕組み」「キーワードの選定方法」「ライティング」「内部施策」「外部施策」の5つが挙げられます。
SEOについて学ぶためには、ポイントを押さえた上で学ぶ必要があります。
理由は、ポイントを理解しておかないと「いったい何のことを解説されているのか」を理解できなくなるからです。
まずは、SEOの本質的な部分を理解する必要があるため、順に解説していきます。
1.検索順位がつくまでの仕組み
検索順位がつくまでの仕組みは「クローリング→インデキシング→スコアリング」の3ステップで行われており、この仕組みを知っておく必要があります。その理由は、仕組みを知っておくことで検索結果に表示されるまでに「何をしたらよいのか」がわかりやすくなるからです。
- クローリング:クローラーがWebページの情報を収集すること
- インデキシング:クローラーが収集したWebページの情報をデータベースに整理して登録すること
- スコアリング:検索アルゴリズムにより検索ランキングを表示すること
まずは、検索エンジンのクローラーと呼ばれるロボット(Googleの場合はGooglebotと呼ばれる)がインターネット上のWebページの情報を取集します。
クローラーがページ情報を読み込むことで初めてWebページの存在を知ることになるので、クローラーにWebページを発見されやすくすることが重要です。
続いて、クローラーが収集した情報を検索エンジンのデータベースにカテゴリーに分けて登録します。
クローリングと同じように、インデキシングされない場合は検索結果に表示されることがないので、インデキシングされるようにGoogleにリクエストしなくてはいけません。
最後にクローリングとインデキシングをされたWebページが、ユーザーが検索したキーワードによって検索結果に表示されるようになります。
このように、Webページを作成したからといってすぐに検索結果に表示されるわけではなく、上記の3ステップを行うことで、初めて検索結果に表示されます。
2.キーワードの選定方法
キーワードを選定する際は、以下の4つのステップを行う必要があります。
- Webサイトの目的からメインとなるキーワードを決める
- ツールを使って関連キーワードや検索ボリュームをチェックする
- 関連キーワードの取捨選択をする
- ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成する
初めに、Webサイトのメインキーワードを決めるときは、Webサイトの目的から適格なキーワードを選定することが重要です。
この場合、まったく関係のないキーワードを選定すると、ユーザーの利便性を無視したWebサイトになってしまうので注意しましょう。
続いて、ツールを使って関連キーワードや検索ボリュームをチェックします。
この場合、関連キーワードを調べるツールはマインドマップ形式のツールがおすすめです。理由は、マインドマップ形式の場合は、関連キーワードが「見える化」されるのでキーワード選定がスムーズになり、さらに階層構造もわかりやすくロングテールキーワードが作りやすくなります。
また、検索ボリュームが少ないキーワードでは検索される可能性が低いので、検索結果で上位に表示されてもアクセスにつながりません。
さらに、関連キーワードを調べるときは、関連性や検索ボリュームを考慮して取捨選択します。
関連性が少しでもあればキーワードになるというわけではなく、ユーザーがその悩みで検索するのかを考えることが大切です。
キーワード選定ができたらユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成する必要があります。
結果的に、ユーザーのニーズが満たされないWebページの場合、アクセスされたとしても途中で離脱されたりコンバージョンに至らなかったりする可能性が高いです。
キーワード選定は重要ですが、そのキーワードに沿ったユーザーニーズを満たすコンテンツを作ることも最も重要な要素と言えます。
3.ライティング
SEOを意識したライティングをする際には、下記3つのポイントを抑えた書き方が必要になります。理由は、これらのポイントを抑えないとSEOで評価されることはないからです。
- キーワードに沿った文章を書く
- 独自性のある文章を書く
- 専門性のある文章を書く
例えば、「ヘアアレンジ 簡単」というキーワードでユーザーが検索し、コンテンツを閲覧した場合、キーワードに沿って簡単なヘアアレンジを紹介する文章が書かれていなければ、ユーザーは悩みを解決することができないですよね。
ユーザーの役に立たない記事は、Googleに評価されることはありません。
また、独自性のない「他サイトをコピーしただけのコンテンツ」も同じく評価されません。オリジナリティのある「そのサイトにしかない独自の情報」を発信することが大切と言えます。
ちなみに、コピーコンテンツはGoogleからペナルティを受ける可能性があるので、絶対にやめましょう。
さらに、専門性の高いサイトはGoogleの評価が高くなるので、違う分野のキーワードでコンテンツを作るのではなく、1つのキーワードに特化したコンテンツを量産する必要があります。
このようにSEOで高い評価を受けるには、上記3つのポイントを押さえたライティングが重要です。
4.内部施策
SEOでは、下記3つの目的のために内部施策を正しく行う必要があります。
- 検索エンジンにコンテンツ内容を正しく伝える(タイトル、見出しタグの設定など)
- 検索エンジンにサイト内を巡回してもらう(サイトマップ作成、内部リンクの設置など)
- ユーザビリティを担保する(モバイルフレンドリー、ページ速度の高速化など)
そもそも内部施策とは、自社サイト内で行うSEO対策のことです。
目的の1つ目として、検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝える必要があります。なぜなら、検索エンジンに正しく伝えることを怠ると、コンテンツの評価を正当に受けることができないからです。
例えば、HTMLタグの設置など、検索エンジンが理解しやすいようにお手伝いをしなければいけません。
2つ目は、検索エンジンにサイト内を巡回してもらう必要があります。せっかく良いコンテンツを作ったとしても、検索エンジンが気づかずに素通りしては意味がありませんよね。
しっかりとサイト内を巡回するように「サイトマップ」や「内部リンク」を設定する必要があります。
そして、3つ目はサイトに訪問したユーザーがサイトを閲覧しやすいように「スマホ対応」や「ページの表示速度を早くする」などユーザビリティを担保する必要があります。
サイト内での行動にストレスを感じなくなれば、離脱率が減少し、自然とユーザーが使いやすいサイトになるでしょう。
上記のように内部施策を充実させることは、ユーザーにもクローラーにも評価されやすいサイトになるため重要です。
5.外部施策
外部施策とは、サイトの外側から自社のサイトの評価を高める施策で、具体的には外部サイトからの被リンクを指します。
被リンクとは、外部のサイトから自社のサイトに向けてリンクを貼ってもらうことです。
自社のサイトが多くの外部被リンクを獲得しているということは、それだけ自社のサイトが「ユーザーから評価されている」「信頼できる」ということを意味しており、Googleからも評価されます。
ただし、被リンクをただ集めればよいというわけではありません。リンクの質は、SEOに大きく影響します。
ちなみに、質の良いリンクとは、しっかりと運用されているWebサイトやブログから自然に貼られた被リンクのことです。
反対に、自社の別のサイトからリンクを貼ったりリンクを購入したりする行為は、Googleからペナルティを受けるため、注意しましょう。
SEOを詳しく学ぶのにおすすめの書籍3つ
SEOを詳しく学ぶのにおすすめの書籍は「10年つかえるSEOの基本」「いちばんやさしい新しいSEOの教本」「これからはじめるSEO内部対策の教科書」の3つが挙げられます。
SEOを学ぶには、Webメディアでも情報を入手することは可能です。
しかし、無料で見られるWebメディアの情報は権威性や信頼性に欠けるものがあったり、自分の知識レベルに合ったものか判断しづらかったりするなど、デメリットがあります。
そこでおすすめするのが、書籍を用いて学ぶことです。
書籍は入門編や応用編など知識レベルに分けられていることが多くSEOを体系的に学ぶことができます。
1.『10年つかえるSEOの基本』
『10年つかえるSEOの基本』は、目先のトレンドに振り回されないための基礎が身につく書籍です。
検索エンジンの仕組みやSEOの基本的な知識がわかりやすく書かれています。
Googleのアルゴリズムに左右されないSEOの考え方の基礎を解説しており、長くすたれない知識を身につけることが可能です。
134ページと短く比較的すぐに読み終わることも初心者にとっては手に取りやすいと言えます。
2.『いちばんやさしい新しいSEOの教本』
『いちばんやさしい新しいSEOの教本』は、SEOの目的や考え方から分析方法までを初心者にもわかりやすくまとめられている書籍です。
経験豊富なWeb担当者やSEOコンサルタントが講座形式で解説しているので、セミナーに参加している感覚でSEO対策の基礎を幅広く学ぶことができます。
SEOという言葉すら知らない初心者さんには少し難しいかもしれません。
しかし、SEOに携わる現場の「生の声」が聴けるので、「これからビジネスとしてSEOに携わっていく」という人にはおすすめの一冊です。
3.『これからはじめるSEO内部対策の教科書』
『これからはじめるSEO内部対策の教科書』は、題名のとおりSEOの内部対策に焦点を当てて書かれた書籍です。
検索エンジンは進化しており、小手先のスパム行為のようなSEO対策は通じなくなっています。
やはり、質の良いサイトを作成して集客するというサイト制作の王道に回帰していると言えます。
しかし、こうした状況下でも変わらず有効な対策が内部対策です。
この書籍では、「必要最低限のSEO対策」としての内部対策にこだわり、HTMLコードの見直しを徹底的に行うための書籍です。
SEOを詳しく学ぶのにおすすめのWEBメディア3つ
SEOを詳しく学ぶのにおすすめのWEBメディアは「ferret(フェレット)」「海外SEO情報ブログ」「SEOラボ」の3つが挙げられます。
先ほど書籍のおすすめを紹介するときに、「Webメディアの情報は無料で見られることもあり権威性や信頼性に欠けるものがある」と述べました。確かにそのとおりですが、SEOについて常に情報を収集し、最新の情報をいち早く発信しているメディアもあるので、一概にすべてのWEBメディアを否定するわけではありません。
書籍で基本的なSEOを勉強して、WEBメディアで最新情報を入手するという方法がおすすめと言えます。
1.ferret(フェレット)
「ferret(フェレット)」は、SEOを中心としたWebマーケティングの情報について定期的に記事を更新しているメディアです。特に、SEOに関する情報を収集するのに役立つメディアで、常に最新の情報を公開しています。
SEOに関するキーワードで検索した場合も、ランキング1位に表示されていることが多い傾向です。
メディアの記事がしっかりとSEO対策されていることからも、SEOノウハウに対する信憑性も高いメディアと言えます。
2.海外SEO情報ブログ
「海外SEO情報ブログ」は、日本で3本の指に入るくらいアクセス数が多いと言われているSEOニュースメディアです。
メディア名のとおり、海外のGoogleやSEOに関する情報を中心に更新しています。
Googleはアメリカに拠点があるため、日本の情報を中心に更新しているメディアよりも「海外SEO情報ブログ」のほうが比較的情報が早い傾向です。
インターネットは世界中につながっているので、海外の情報を把握することもSEO対策に活かせるでしょう。
ちなみに「海外SEO情報ブログ」は海外のSEOだけではなく、国内のSEOに関する情報についても掲載しています。
3.SEOラボ
「SEOラボ」はSEO専門の情報を集めたWebメディアです。
SEO対策を勉強するための基本的な情報だけではなく、最新のSEO情報や実証データを元にしたノウハウまで解説されているのが特徴です。
先ほど紹介した「ferret(フェレット)」と同じように、SEO関連のキーワードで検索すると上位10位以内にWebページがランキングされていることが多いメディアです。
とてもわかりやすく書かれているので、初心者さんでも理解しやすいサイトです。
SEOを学ぶ3つのメリット
SEOを学ぶことで、「サイトが評価されやすくなる」「広告費をかけずに集客しやすい」「コンバージョンの向上につながる」などのメリットを得ることができます。
SEOを理解してGoogleに評価されるWebサイトになれば、検索結果で上位に表示され、自然とアクセス数が増えますよね。
その結果、Webサイトに訪れるユーザーが増加するので、コンバージョンの獲得も期待できます。
1.サイトが評価されやすくなる
SEOを学んで自社サイトに反映させれば、サイトが評価されやすくなります。なぜなら、SEOを学んで実践することで、検索順位が上昇する可能性があるからです。
現に、Googleに評価されれば検索順位が上昇します。検索結果で上位表示されればユーザーの目にも留まりやすくなるので、ユーザーに自社サイトの存在を知ってもらえる機会が増えますよね。
このようにSEOを学んで実践していけばGoogleに評価されるようになり、その結果ユーザーにも評価されるようになります。
2.広告費をかけずに集客しやすい
SEOを学んで自社のWebページを検索結果で上位表示することができれば、広告費をかけずに集客しやすくなります。それは、検索結果で上位表示ができれば、検索エンジンから継続的にユーザーが流入し続けるからです。
実際、検索エンジンに評価され検索結果で上位表示させることに広告費はかかりません。リスティング広告のようにお金がかかるわけではないので、コスパ面でも安心ですよね。
このようにSEOを学んで検索結果で上位表示させることができれば、広告費をかけることなくウェブサイトに集客することが可能になります。
ただし、SEO対策を施してもすぐに結果が出るわけではないので、即効性はありません。
結果が出るまで試行錯誤を繰り返し、結果が出た後も永続させるためには定期的なメンテナンスが必要になります。
3.コンバージョンの向上につながる
SEOを学んで検索上位に表示できるようになれば、コンバージョンが上昇する可能性があります。なぜなら、検索上位に表示されることで、アクセス数の増加が期待できるからです。
検索上位に表示されるサイトから順に、Webページを閲覧するユーザーが多いのが実情です。さらに検索結果に表示されることが増えれば、ユーザーに見られる機会が増え、アクセス数が上昇する可能性がありますよね。
また、Googleに評価されるサイトは「ユーザーのニーズを満たしたサイト」と言えるので、ユーザーの評判も良くなり、コンバージョンの向上にも繋がります。
このように、SEOを学ぶことでWebサイトの評価が高くなり、結果的にコンバージョンの向上に繋がる可能性が高いです。
SEOを学ぶ上で知っておきたいGoogleの理念
SEOを学ぶ上で知っておきたいGoogleの理念について「Googleが掲げる10の事実」から、特に下記の2つが重要になります。その理由は、この2つが検索結果の評価において特に影響するからです。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- ウェブ上の民主主義は機能する
1つ目は「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」です。
これは「Googleが掲げる10の事実」の1番最初に書かれており、Googleの理念が「ユーザーファースト」を最も大切にしていることを表しています。
この理念をSEOに当てはめれば、ユーザーにとって利便性の高いコンテンツを評価することがわかります。
2つ目は「ウェブ上の民主主義は機能する」です。
これは、被リンクが検索ランキングに影響することを表しています。
被リンクについては、「ページ間のリンクを『投票』と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します」と書かれており、被リンクの数がサイトの評価に大きく関わることがわかります。
このように「ユーザーにとって利便性の高いコンテンツ」と「質の高いコンテンツからの被リンク数」が、Google検索の順位評価に大きく影響することは事実です。
Googleの理念にもとづき、ユーザーにとって良質なコンテンツを作成することが、重要なSEO対策になることがわかります。
(引用元:Googleが掲げる10の事実)
SEOを学ぶ上で気を付けたい2つの注意点
SEOを学ぶ上で気をつけたい注意点は、「ブラックハットSEOは避ける」「スマホに対応しておく」の2つです。
「しなければいけないこと」「してはいけないこと」の区別をつけて、SEOに取り組むことが大切です。
1.ブラックハットSEOは避ける
SEOを学ぶ上で、ブラックハットSEOは避けなければいけません。なぜなら、ブラックハットSEOをすると、Googleからペナルティを受ける可能性があるからです。
現に、ブラックハットSEOはスパム行為を用いるSEO対策なので、Googleのガイドラインに違反している行為ばかりです。しかし、違反行為にもかかわらず、このブラックハットSEOを勧めてくるSEOコンサル会社が存在することも事実です。
ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いは「Googleのガイドラインに違反しているかどうか」という点です。そのため、Googleのガイドラインをよく読んで把握する必要があります。
また、もう一つの見分け方は「検索エンジンだけではなくユーザーに焦点を当てているか」という点です。
ブラックハットSEOは意図的に検索順位を操作する手法なので、検索エンジンにばかり焦点を当てているためユーザーのことは疎かになっています。
例えば、不正なリダイレクトや隠しリンクはブラックハットSEOに該当し、どちらもユーザーの目を欺く行為です。
このように「Googleガイドラインに違反している可能性がある」「ユーザーに焦点が当てられていない」と感じたら、そのSEO対策に手を出してはいけません。
2.スマホに対応しておく
SEOを学ぶ上で、スマホに対応しておくことも重要になります。なぜなら、Googleが2018年にモバイルファーストインデックスを導入しており、2021年に3月に完全移行を予定しているからです。(2022年1月16日現在で完全移行が完了したという発表はありません)
実際に完全移行については、Googleが次のように公式発表しています。
「多くのGoogleユーザーがスマホで検索しているため、PC用サイトがランキングの評価基準のままだと、実際に見ているページを評価していないことになるので、MFIを採用する」と発表しました。
さらに「Googleが掲げる10の事実」にも「情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない」という項目があり、世界のモバイル化に対応していく旨が書かれています。
このように、現代ではスマホを基準に検索ランキングを評価しているので、スマホに対応したWebページを作成することが重要です。
(引用元:モバイルファーストインデックス登録に関するおすすめの方法|Google検索セントラル 上級者向けSEO)
(引用元:Googleが掲げる10の事実)
まとめ
SEOを学ぶ上で、初心者さんが押さえておきたい5つのポイントについて解説しました。
押さえておきたい5つポイントは、「検索順位がつくまでの仕組み」「キーワードの選定方法」「ライティング」「内部施策」「外部施策」です。
ポイントを押さえてSEOの知識を身につければ、自社サイトを検索上位に表示させコンバージョンを獲得することも可能になります。
しかし、SEO対策の知識を身につけることだけを考えていては、検索上位に表示されません。
大切なのはGoogleの理念にあるとおり、「ユーザーファースト」で自社サイトを作成することです。
ユーザーの立場になって「ユーザーの役に立つコンテンツ」を意識して作成すれば、検索上位に表示される近道になります。
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-
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- 大きいキーワードボリュームが取れないと売上が上がらない・・
- コンサルに頼んでもなかなか改善しない
- SEOはコンテンツさえ良ければ上がる
大事なのは自社にあったビジネス設計です。
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