HTMLのemタグとは?他の強調タグとの違いやSEO効果を解説
これは、HTML上でemタグが使用されているため斜体表示になっているのです。emタグは効果的に使用することで非常に読みやすい文章となります。
この記事では、emタグの使い方やSEO効果についてまとめていますので、ぜひ一度確認してみてください。
- SEOに悩むサイト担当者必見!世界最高水準のテクニカルSEOツール「Lumar」
-
URLを入れるだけでサイト内部の問題を一括検出。
Googleと同じ視点でサイトクロール、
大規模サイトでも手軽に高度なSEO分析ができます!まずは無料デモクロールを試して、あなたのサイトの問題点を一括検出!
emタグと他の強調タグの違い
emタグとstrongタグやbタグは、文字を強調するという役割では共通していますが、相違点もあります。
Webサイト制作で適切なタグを使用できるように、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
strongタグとの違い
strongタグとemタグの効果の違いと使い分け方を紹介していきます。
【効果の違い】
- emタグ→文字を強調して表示するだけで、検索エンジンに文字の重要性を伝えることはできない
- strongタグ→文字を強調して表示するだけでなく、検索エンジンにも文字の重要性を伝えることができる
【使う場面】
- emタグ→記事のメインキーワードとは異なる部分を強調したいときに使用する
例)
この記事はSEO対策についてまとめています。SEO対策は10年前の対策方法とは全くちがうものに変貌しているのです。
- strongタグ→記事のメインキーワードに近い単語に使用する
例)
この記事はSEO対策についてまとめています。SEO対策は10年前の対策方法とは全くちがうものに変貌しているのです。
strongタグは使いすぎるとSEO対策に逆効果となる可能性があります。
記事内で1~2か所以上強調したい場合には、emタグを併せて使用することがおすすめです。
bタグとの違い
bタグとemタグの効果の違いと使い分け方を紹介していきます。
【効果の違い】
- emタグ→文字を斜体表示に装飾する
- bタグ→文字を太字表示に装飾する
【使う場面】
- emタグ→引用情報に対して使用することが多い
例)
明日からの3連休は北日本では大雪注意報が出ています。~ウェザーニューズより~
- bタグ→文章中の主語・述語のうち一部だけを強調する場面で使用することが多い
例)
池袋駅周辺で競争が激しい飲食ジャンルはラーメン屋です。
インターネット上でよくある使い分け方を紹介しましたが、読者にとって不自然でなければ違った使い方をしても問題ありません。
HTML上でのemタグの使用例
HTML上でemタグを使用すると、以下のようになります。
<em>〇〇〇〇</em>
※〇〇に文言が入ります
具体的な使用例としては、以下の通りです。
「今夜は氷点下になるようです」~<em>ウェザーニューズより</em>~
Google ChromeやInternet Explorer上でも同じようにemタグを使用することができます。
ただし、書体によってはemタグを使用しても斜体文字にならないケースがあるため注意が必要です。
emタグによるSEO効果
emタグのSEO効果について、Googleが公表している情報を含めて紹介していきます。
Googleの公式からは、strongタグとbタグも交えて以下のようなアナウンスがなされています。
As far as I know,Google will treat the strong and the bold the same and the em and the italics the same.(Googleではstrongタグとbタグ、emタグは同等に扱うつもりでいる)
(参考:動画1:31より)
Google Search Centralチャンネルにもあるように、strongタグやbタグと同様、emタグについても特別にSEO効果があるということは明言していません。
それでも、効果的にemタグを使用することで読みやすい文章となり、ユーザビリティが上がります。
ユーザビリティをより良くしたい場合には、HTMLだけではなく、CSS上でemタグを設定することも可能です。CSSではフォントサイズも指定できるので、見栄えを良くするうえでは効果的な施策となります。
emタグは一概に無意味なタグというわけではないので、必要に応じて利用してみてください。
まとめ
emタグはサイト上の文字を強調させる役割を持ったタグの一つで、文字を斜体表示にすることができます。
同じく文字を強調させる役割を持つstrongタグと違い、検索エンジンに文字の重要性を伝えることはできませんが、効果的に使うことでサイトのユーザビリティを改善でき、利便性の高いタグだと言えるでしょう。
strongタグやbタグとの違いを意識しながら、場面に応じて使い分けていくことが重要です。
- SEO対策でビジネスを加速させる
-
SEO対策でこんな思い込みしていませんか?
- 大きいキーワードボリュームが取れないと売上が上がらない・・
- コンサルに頼んでもなかなか改善しない
- SEOはコンテンツさえ良ければ上がる
大事なのは自社にあったビジネス設計です。
御社の課題解決に直結するSEO施策をご提案します