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2022年版|タイトル書き換え問題への2つの対処法!

2022年版|タイトル書き換え問題への2つの対処法!
2021年8月27日、Googleはサイト内のページタイトルを生成するシステムに関して、従来のシステムからアップデートをおこなったと発表しました。

サイト運営社の中には「設定したタイトルと検索結果上で表示されているタイトルに差異が出てしまった・・・」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回はGoogleがアップデートしたタイトルタグ生成のアップデートについて、ご紹介します。
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タイトルタグ生成のアルゴリズムとは?

今回、Googleがタイトルタグ生成のアルゴリズムをアップデートしたことで、「設定したタイトル通りの表示が検索結果上でされていない」事案が注目されています。

ですが、そもそも「タイトルタグに設定したものが、そのまま検索結果上で表示されずに書き換わっている」ことはよくあります。

以前からタイトルタグに設定していない文言で、検索結果に表示されることはあったわけです。

ただ、今回のタイトルタグ生成に関するアルゴリズム変更によって、タイトル内の重要なキーワードが表示されず、意味が通らないタイトルが検索結果に表示される事案も増えています。

本メディア内のコンテンツでも、「タイトル内の重要なキーワードが表示されない事案」は確認ができています。

例えば、PLPとは?定義やSEO対策に必要な理由、表示されない時の対処方法を解説

の記事がPCの検索結果上では「定義やSEO対策に必要な理由、表示されない時の対処方法を解説」の部分のみが表示されていました。(2021年9月1日時点)

スクショ

スマートフォン上では、設定した通りの表示になっていたことを確認しています。

「PLP」もしくは「PLPとは」のような検索をおこなったユーザーに対し、上記画像のようなタイトルが表示されれば、CTRは低くなることが容易に想像できます。

※修正プロセスは改めてご紹介します。

タイトルタグ生成アルゴリズムの特徴

今回のタイトルタグ生成アルゴリズムに関するアップデートは、以前のアルゴリズムと大きく異なります。

最も大きな変化は、タイトル生成に影響を及ぼす要因が変化したことです。

以前のアルゴリズムはタイトルの生成に対し「検索クエリ」を重視していました。

ですが、今回のアップデートにより「ページ全体の内容」を反映するようになっています。

以前のアルゴリズムは、同一ページであっても、検索クエリに応じて表示されるページタイトルが修正(変化)されることがありました。

しかし、新しいアルゴリズムは検索クエリに関係なく、該当するページの内容全体を考慮し、タイトルを生成するようになっています。

もちろん、全てのタイトル変更が説明できるわけではなく、中にはタイトル変更に関するロジックが不明なものも存在します。

尚、GoogleのDanny SullivanがTwitter上で言及しているように、検索結果に表示するタイトルは順位が決定した後に生成されるため、今回のアルゴリズム変更は検索結果の順位には直接影響しません。

タイトルタグ生成アルゴリズムへの対処法

ここまでは、タイトルタグ生成のアルゴリズムについて解説してきました。

ここからは、タイトルタグが「設定したものと異なる結果になった場合の対処法」について考えていきましょう。

今回ご紹介する対処法は大きく2つです。

Googleのガイドラインに沿ったタイトル設計

まずは言わずもがな、タイトル設計をGoogleのガイドラインに沿っておこなうことです。

Google検索セントラルの検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成するに記載のある通り、重要なポイントは5つあります。

  • タグでタイトルが指定されているようにする
  • 具体的でわかりやすいページタイトルを付ける
  • キーワードの乱用は避ける
  • 同じタイトルや定型文を使用したタイトルは避ける
  • タイトルを目立たせる

タイトルの付け方とは少し違う視点になりますが、「ページに対する検索エンジンのクロールの無効化に注意する」ことも忘れないようにしておきましょう。

Googlebotにクロールしないように指定したとしても、必ずしもインデックスに登録されないわけではないので、注意が必要ですよ、ということです。

尚、タイトル設計をする際のキーワードの選び方については、WEB集客ラボ内のこちらのページも参考にしてください。
関連記事:キーワード選定の方法 SEOで上位表示するためのコツを解説

大幅なタイトルの修正をしない

タイトルが設定した通りに表示されなければ、何とかして表示されるようにタイトルを修正したくなくなりがちです。

ですが、タイトルを(大幅に)変更することで、順位が下がってしまうリスクもあります。

もちろん、タイトルにキーワードを詰め込みすぎていたり、狙ったキーワードで検索上位に表示されていない場合は、そもそもタイトルを再考する余地があります。

ですが、Googleのガイドラインに沿って設定したタイトルであれば、慌てて修正しない方が得策です。

修正を加えずとも、再度タイトルが変更されることもありますので。

WEB集客ラボでもSEOを意識したタイトルの付け方について解説をしています。

まとめ

今回はGoogleがタイトルタグ生成のアルゴリズムをアップデータしたことについて、事例を踏まえて、詳しく紹介しました。

2021年9月1日時点で、タイトルタグで設定したものとは異なる、(好ましくない)タイトルが検索結果上に表示されるようになっており、ユーザーからの不満も出ている状況です。

Googleはこれらのフィードバックを受け、タイトル生成のアルゴリズムを、また近いうちに調整するかもしれません。

アルゴリズムの(再)変更によって、設定通りになっていないタイトルが改善される場合もあるでしょうし、改善されない場合も考えられます。

現状はタイトルにキーワードを詰め込みすぎていたり、不適切なタイトル設計をしていない限りは、仮に設定通りにタイトルが生成されない場合でも、焦って大幅な修正を加えない方が得策です。

Web集客ラボでは、今回のタイトルタグ生成アルゴリズムに関するテストも含め、さまざまな施策や検証をおこなっています。

詳細は公式Twitterやメールマガジンでも情報発信していますので、ぜひTwitter及びメルマガのご登録お願いします。

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