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Googleにインデックス登録されない理由と対策方法を解説

Googleにインデックス登録されない理由と対策方法を解説

せっかく作成したWebページがインデックス登録されず、Googleの検索結果に表示されない…と困った経験はありませんか?

本記事では、Googleにインデックス登録されない理由と、その際の対策についてご紹介します。

「登録申請をしたのにインデックス登録されない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

記事を公開して1週間経っても自分のページが検索結果に出てこない。Google Search Console(旧称サーチコンソール、以下GSC)でURLを入力したら「検出 – インデックス未登録」という見慣れない表示が出ていて、何をどう直せばいいのか分からない——。そんな状況で、いま手が止まっているのではないでしょうか。

インデックス登録とは、Googleがあなたのページを発見・解析し、検索結果に表示できる状態としてデータベースに格納する処理を指します。このインデックス登録が完了しない限り、どれだけ丁寧に書いた記事でも検索結果には1件も表示されません。順位を気にする以前の問題として、まず「土俵に上がれていない」状態なのです。

ただし、焦って何度もインデックス登録をリクエストしても、原因が解消されていなければ状況は変わりません。重要なのは、自分のページが「2つの未登録状態」のどちらに当てはまるかを最初に切り分けることです。GMO TECHのSEOコンサルティングで数多くのサイトを診断してきた経験上、インデックス問題の多くは「状態の取り違え」で遠回りしています。

本記事では、GSCでの状態確認手順から、「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」の状態別の原因と対策、robots.txt・noindex・canonicalの確認方法、Indexing APIの活用までを、画面操作レベルで解説します。読み終えるころには、自分のページが今どの段階で止まっていて、次に何をすべきかが明確になっているはずです。

まずはGoogle Search Consoleで状態を確認しよう

👉 このパートをまとめると!
対策の前にGSCのURL検査で「どの未登録状態か」を必ず特定する。

インデックス登録されない問題は、原因を推測する前に「現在のページの状態」を正確に把握することが最優先です。GMO TECHの支援現場でも、最初の作業はほぼ必ずGSCのURL検査ツールでステータスを確定させることに充てます。状態を見ずに対策を始めると、クロール待ちなだけのページに技術修正をかけてしまい、時間を浪費するからです。

確認手段は主に2つあります。正確に判定できる「GSCのURL検査ツール」と、ログイン不要で素早く概況をつかめる「site:コマンド」です。両者は役割が異なるため、使い分けを理解しておきましょう。

Google Search Console のURL検査で正確に確認する

Google Search Consoleは、Googleが自社サイトをどう認識・評価しているかを確認できる公式ツールです。GSCの基本的な設定・使い方についてはGoogleサーチコンソールの使い方・できることを紹介を参照してください。Googleのヘルプによれば、URL検査ツールは登録済みURLのインデックス状況を表示する機能であり、個別ページの状態を判定する最も信頼できる方法とされています。

具体的な操作は次の4ステップです。

  • GSCにログインするsearch.google.com/search-console にアクセスし、対象プロパティ(サイト)を選択します。所有権確認が済んでいないと利用できないため、未登録の場合は先にプロパティ登録を完了させてください。
  • 左メニューの「URL検査」をクリックする — 画面上部に検索窓が表示されます。GSCのほぼすべての画面の最上部に検索窓があるため、どの画面からでもアクセスできます。
  • 調べたいページのURLを入力する — 例として https://yourdomain.com/page-name/ のように、状況を確認したいページの完全なURLを入力します。
  • 表示されたステータスを読み取る — 数十秒の解析後、次のいずれかが表示されます。このステータスが、後続の対策を決める分岐点になります。
GSCの表示 意味 次にやること
URLはGoogleに登録されています インデックス済み(正常) 対応不要
検出 – インデックス未登録 URLは発見済みだがクロール前 クロール促進(後述)
クロール済み – インデックス未登録 クロール済みだが登録見送り 品質・技術の改善(後述)
別のページにある正規URLと重複しています canonicalで別ページが正規扱い canonical確認(後述)
見つかりませんでした(404) ページが存在しない URL・リダイレクト確認

例えば、公開3日目の新規記事Aで「検出 – インデックス未登録」と出るのは、クロール待ちのごく自然な状態です。一方、公開から1か月経った既存記事Bで「クロール済み – インデックス未登録」と出る場合は、Googleが内容を見たうえで登録を見送っているため、技術面か品質面に手を入れる必要があります。同じ「未登録」でも、記事Aと記事Bでは打つべき手がまったく異なります。

site:コマンドで素早く概況を確認する

GSCにログインせずとも、Google検索窓に site:yourdomain.com と入力すれば、そのドメインでインデックスされているページがおおよそ何件あるかを瞬時に把握できます。特定ページだけを確認したい場合は site:yourdomain.com/page-name/ のようにURLまで指定します。

ただし、site:コマンドの検索結果件数はあくまで概算であり、Googleも公式に正確な数値ではないと案内しています。表示件数が想定より極端に少ない、特定ページがヒットしないといった「異変の早期発見」には有効ですが、最終的な判定はGSCのURL検査で行うのが鉄則です。

例えば、全50ページのサイトCで site: 検索が5件しか出なければサイト全体のクロールを疑え、個別ページDがヒットしなければその1ページ固有の問題と当たりをつけられます。site:コマンドは「サイト全体の健康診断」、URL検査は「個別ページの精密検査」と役割分担で覚えておくと迷いません。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: GMO TECHのSEOコンサルタントとして支援してきた経験上、「インデックスされない」とご相談いただく案件の多くは、URL検査をする前に対策へ走ってしまっています。
まずステータスを1枚スクリーンショットで残してから動くだけで、無駄な作業と「直したつもり」の取りこぼしが激減します。診断の出発点を固定するのが、最短ルートの第一歩です。

2つのインデックス未登録状態の違いを理解する

👉 このパートをまとめると!
「検出」はクロール前、「クロール済み」はクロール後。原因も対策も別物。

GSCのURL検査で「インデックス未登録」と判定された場合、その状態は大きく2つに分かれます。「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」です。この2つは、Googleがページに「まだアクセスしていない」のか「すでにアクセスしたうえで見送った」のかという決定的な違いがあり、原因も対策も正反対になります。

状態を切り分ける診断フロー

自分のページがどちらの状態かを切り分けるための診断フローです。GSCのステータスを起点に、上から順にたどってください。

GSCのURL検査でステータスを確認
「登録済み」
✅ 完了
対応不要

「検出-未登録」
⚠️ クロール前
(まだ見られていない)

① XMLサイトマップ送信
② URL検査でリクエスト
③ 内部リンクを追加
④ ドメイン力を強化

「クロール済み-未登録」
⚠️ クロール後に見送り
(見たうえで除外)

① robots.txtを確認
② noindexを確認
③ canonicalを確認
④ サーバーエラーを確認
⑤ コンテンツ品質を改善

このフローの肝は、左右で対策の系統が完全に分かれている点です。「検出 – インデックス未登録」はクロールを”呼び込む”施策、「クロール済み – インデックス未登録」はGoogleの”評価を覆す”施策に進みます。混同すると、クロール待ちのページにnoindexの確認をしたり、品質に問題があるページにサイトマップを送り続けたりと、的外れな作業に陥ります。

「検出 – インデックス未登録」とは

「検出 – インデックス未登録」とは、GoogleのクローラーがURLの存在は把握した(検出した)ものの、まだそのページにアクセスして内容を読み込んでいない(クロール前の)状態を指します。Googleはページの中身をまだ見ていないため、この段階でコンテンツの品質が原因になることは原則ありません。

この状態の主な背景には、次のようなクロール側の事情があります。

  • サーバー負荷への配慮:Googleはサーバーに過負荷をかけないようクロール量を自動調整しており、表示が重い・応答が不安定なサイトはクロールを後回しにされやすくなります。
  • クロール優先度の低さ:内部リンクが少ない、URL階層が深い、更新頻度が低いといったページは、Googleの巡回優先度が下がります。
  • ドメイン評価の不足:公開間もない新規ドメインや被リンクの乏しいサイトは、そもそもクロール頻度自体が低く抑えられます。

例えば、開設3か月以内の新規サイトEでは「検出 – インデックス未登録」が数日〜数週間続くのは珍しくありません。一方、運営は長いものの更新が半年止まっていた既存サイトFでも、Googleがクロール頻度を絞った結果として同じ表示が出ることがあります。サイトEは「待ち+後押し」、サイトFは「更新再開でクロール頻度の回復」と、同じステータスでも打ち手の重心は変わります。

「クロール済み – インデックス未登録」とは

「クロール済み – インデックス未登録」とは、GoogleのクローラーがページにアクセスしてHTMLを読み込んだ(クロール済みの)うえで、検索結果に表示する価値がないと判断し、インデックスへの登録を見送った状態を指します。Googleがすでに中身を見ているため、技術設定かコンテンツ品質のどちらかに引っかかっている可能性が高いのが特徴です。

この状態の主な原因は次のとおりです。

  • 意図的なブロック:robots.txtやnoindexタグで、インデックスを禁止する設定が残っている。
  • 正規化の競合:canonicalタグが別ページを指しており、重複コンテンツと見なされている。
  • 技術的エラー:クロール時にサーバーエラー(5xx)やリダイレクトの問題が発生している。
  • 品質・独自性の不足:内容が薄い、既存ページと酷似しているなど、登録に値しないと判断された。

例えば、ECサイトGの商品ページでは、テンプレートで全商品に同一のcanonicalが入り1ページだけが正規扱いされていました。別のオウンドメディアHでは、外注記事が他サイトと内容的に近く独自情報が乏しいために見送られていました。サイトGは「技術修正」、サイトHは「コンテンツの作り直し」で、同じ表示でも解決の方向はまるで異なります。

「検出 – インデックス未登録」の原因と対策

👉 このパートをまとめると!
クロール前の状態。サイトマップ送信・内部リンク・リクエストでクロールを後押しする。

「検出 – インデックス未登録」はGoogleがまだページを見ていない状態のため、やるべきことは「クロールを促進してGoogleにページを見に来てもらうこと」の一点です。コンテンツの質をいくら磨いても、クロールされなければ意味がありません。ここでは原因を3つに分け、それぞれの対策を解説します。

原因1:サイトへの過負荷が見込まれている

Googleは、対象サーバーに負荷をかけすぎないようクロール頻度を自動調整しています。サーバーの応答が遅い、エラーが頻発する、共用サーバーでリソースが逼迫しているといった状況では、Googleが「今は控えよう」と判断し、クロールが後回しになります。

このケースの対策は、サーバーとページ表示を「クロールしやすい状態」に整えることです。

  • サーバーリソースの増強:上位プランや高性能なレンタルサーバー・クラウドへの移行を検討します。表示の安定はクロール頻度の回復に直結します。
  • 表示速度の改善(Core Web Vitals:LCP・INP・CLSを改善してページの読み込みを軽くします。改善方法はコアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは?LCP・INP・CLSの意味&ランキング改善方法で解説しています。表示が速いサイトはクローラーも効率的に巡回でき、多くのページを見てもらえます。
  • キャッシュの活用:WordPressであればキャッシュ系プラグイン(WP Super Cacheなど)を導入し、サーバー応答を軽量化します。表示が重い大規模メディアほど効果が出やすい施策です。

原因2:クロール優先度が低いと判断されている

Googleは無限にクロールできるわけではなく、限られたリソースを優先度に応じて配分しています。サイト内で「重要度が低い」と判断されたページは、後回しにされて検出のまま放置されがちです。

低優先度と見なされる典型的な要因は、次のとおりです。

  • 内部リンクが少ない:他ページからのリンクが乏しいページはGoogleから「重要ではない」と判断されやすく、サイト構造上の”孤立ページ”は特に検出止まりになりがちです。
  • URL階層が深い/category/subcategory/detail/page/ のようにトップから遠いページは、クロールが届きにくくなります。
  • サイトマップ未登録:XMLサイトマップに含まれていないページは、Googleが存在を把握しづらく巡回が遅れます。

このケースでは、次の3つを並行して進めると効果的です。

  • XMLサイトマップの送信https://yourdomain.com/sitemap.xml をGSCの「サイトマップ」から送信し、すでに登録済みなら再送信でリクロールを促します。
  • 内部リンクの追加:検出止まりのページに対し、トップページやカテゴリページ、関連記事から内部リンクを張ります。新規サイトIでは、トップから1クリックで届く位置にリンクを移しただけでクロールが進んだ事例があります。
  • URL検査からのインデックス登録リクエスト:GSCのURL検査画面で「インデックス登録をリクエスト」をクリックし、クロール予定としてGoogleに直接通知します。

原因3:ドメインパワーが不足している

公開から3〜6か月以内の新規ドメインや、被リンク・指名検索の少ないサイトは、Googleからの信頼(ドメインの評価)が育っておらず、クロール頻度そのものが低く抑えられます。新規ドメインでは、クローラーがサイトを十分に巡回し始めるまでに数週間〜数か月かかることも珍しくありません。

ドメインの評価を育てる施策は短期で効くものではありませんが、次の積み重ねが効いてきます。

  • 高品質なコンテンツの継続公開:定期的に有用な記事を追加し、更新が続いているサイトであることをGoogleに示します。更新が止まったサイトFのような状態を避けることが、クロール頻度の維持につながります。
  • 被リンクの自然な獲得:他メディアや関連サイトから参照される、引用したくなるコンテンツを作ります。被リンクはクロールの入り口を増やす効果もあります。
  • 指名検索・SNS露出の強化:ブランド名での検索やSNSでの言及が増えると、サイト全体への関心度が高まり、間接的にクロール優先度の底上げにつながります。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: GMO TECHでのSEO支援の現場では、「検出 – インデックス未登録」のページに対して、まず”内部リンクの孤立”を真っ先に疑います。
新規記事をトップや人気記事から1〜2クリックで届く位置にリンクするだけで、サイトマップ送信よりも早くクロールが進むケースを何度も見てきました。クロールは「重要そうな場所」から優先される、という原則を逆手に取るのがコツです。

「クロール済み – インデックス未登録」の原因と対策

👉 このパートをまとめると!
クロール後の見送り。robots.txt・noindex・canonical・品質を順に点検する。

「クロール済み – インデックス未登録」は、Googleがページを見たうえで登録を見送った状態です。原因は「意図せぬブロック設定」か「コンテンツ品質の問題」に大別されます。ここからは6つの原因を、確認方法と修正方法をセットで解説します。上から順に点検すれば、原因の切り分けが進みます。

原因1:robots.txtでクロールがブロックされている

robots.txtは、クローラーに対して「このパスはクロールしないでほしい」と指示するファイルです。本来クロールしてほしいページが、意図せずブロック対象に含まれていることがあります。robots.txtの書き方と設定の詳細はrobots.txtとは?書き方・設定方法を解説を参照してください。

確認方法:ブラウザで https://yourdomain.com/robots.txt にアクセスし、対象ページのパスが Disallow に含まれていないかを確認します。例えば次の記述があれば、該当ページはクロールされません。

User-agent: *
Disallow: /blog/why-no-googleindex/

修正方法:該当する Disallow の行を削除します。WordPressで自動生成されたrobots.txtでは通常、記事ページがブロックされることはないため、手動で編集した記述が原因であるケースがほとんどです。修正後はキャッシュをクリアし、GSCでリクロールをリクエストします。

原因2:noindexタグが設定されている

noindexタグは、「このページを検索結果に表示しないでください」とGoogleに明示的に指示するメタタグです。設定・確認方法と活用時の注意点はnoindexとは?設定・確認方法・SEOへ活用する際の注意点を解説で詳しく紹介しています。サイト制作時のテスト設定や、SEOプラグインの初期設定が残っていることが、意図せぬnoindexの典型的な発生源です。

確認方法:対象ページをブラウザで開き、Ctrl+U でソースコードを表示して Ctrl+F で「noindex」を検索します。<head> 内に次のような記述があれば、noindexが有効です。

<meta name=”robots” content=”noindex”>

修正方法:WordPressの場合、管理画面の「設定 → 表示設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外します。チェックが入った状態はサイト全体のnoindexを意味するため、公開後は必ず外してください。SEOプラグイン(Yoast SEO・All in One SEOなど)の個別ページ設定でnoindexが選択されている場合は、そちらも「index」に戻します。修正後はキャッシュをクリアし、GSCでURL再登録をリクエストします。

原因3:canonicalタグの設定ミスで別ページが正規扱いになっている

canonicalタグは、「このページの正規版はこのURLです」とGoogleに伝えるタグです。URL正規化の仕組みと設定方法はカノニカルとは?重複URLを正規化する方法を解説で詳しく解説しています。重複コンテンツの評価分散を防ぐ仕組みですが、指定先を誤ると、本来評価してほしいページが「重複」と見なされてインデックスされなくなります。

確認方法:ソースコードで「canonical」を検索し、次の記述の href が自身のURLを指しているかを確認します。

<link rel=”canonical” href=”https://yourdomain.com/correct-url/”>

よくある誤りは次の3つで、いずれもテンプレートの設定ミスで発生しがちです。

  • 別ページを指している:テンプレートで全ページが同一URLを正規指定している(前述のECサイトGの事例がこれに該当します)。
  • 古いURLを指している:URLを変更したのにcanonicalだけ旧URLのまま残っている。
  • トップページを指している/ だけを正規指定し、個別ページが評価されない。

修正方法:canonicalが各ページ自身のURLを指すよう修正します。WordPressテーマやSEOプラグインが自動生成しているケースが多いため、テンプレート側の設定を見直すのが根本対応です。

原因4:サーバーエラー(5xx)が発生している

Googleがクロールした瞬間にサーバーエラー(500番台)が返ると、ページの内容を取得できず、インデックスされない原因になります。一時的なエラーでも、クロールのタイミングと重なると影響が出ます。

確認方法:GSCの左メニュー「インデックス作成 → ページ」を開き、「ページがインデックスに登録されなかった理由」の一覧に「サーバーエラー(5xx)」が表示されていないかを確認します。

修正方法:原因の切り分けとして、次を順に点検します。

  • ホスティング側の問題:レンタルサーバーのメンテナンスやリソース超過が起きていないかをサポートに確認します。
  • プラグインの競合:新規プラグイン導入後に5xxが増えた場合、そのプラグインを一時的に無効化して切り分けます。
  • PHPバージョン:テーマやプラグインが推奨するPHPバージョンと、サーバーの設定が合っているかを確認します。

原因5:Googleガイドライン違反やペナルティを受けている

Googleの品質に関するガイドラインに違反していると、ページがインデックスされなかったり、検索結果から除外されたりします。中古ドメインを取得した場合、前所有者がペナルティを受けていた可能性も見落とせません。

確認方法:GSCの「セキュリティと手動による対策 → 手動による対策」を開き、「問題は検出されませんでした」と表示されているかを確認します。違反が検出されている場合は、その内容が表示されます。

修正方法:表示された違反内容(不自然なリンク、キーワードの乱用、自動生成コンテンツ、隠しテキストなど)を改善し、改善後にGSCから「再審査をリクエスト」します。違反箇所の特定が難しい場合は、SEOの専門家に診断を依頼するのが安全です。

原因6:低品質コンテンツやE-E-A-T不足で登録が見送られている

技術設定に問題がないのに「クロール済み – インデックス未登録」が続く場合、Googleがコンテンツを「検索結果に出す価値が低い」と判断している可能性が高いです。Googleは品質評価でE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を重視しており、これらが不足したページは登録されにくくなります。E-E-A-Tの構成要素と改善策はE-E-A-T(旧E-A-T)をわかりやすく解説|構成要素や対策方法もを参考にしてください。

改善の方向性は、ページ単体ではなくサイト全体の信頼性を底上げすることです。

  • 経験・専門性の付与:実際の事例や一次データ、執筆者・監修者の専門性を明示します。前述のオウンドメディアHのような”他サイトの言い換え”を脱し、独自情報を加えることが鍵です。
  • 検索意図への合致:そのキーワードで検索するユーザーが本当に求めている情報を、過不足なく提供しているかを見直します。
  • 信頼性の担保:出典の明示、運営者情報、問い合わせ窓口など、サイトの信頼性を示す要素を整えます。

自社でコンテンツの品質改善まで手が回らない、何から直せばよいか判断がつかない、という場合は、SEOの専門家による客観的な診断が近道です。GMO TECHのSEOコンサルティングでは、インデックスされない原因の切り分けから、検索意図に基づくコンテンツ設計までを一気通貫で支援しています。

robots.txt・noindex・canonicalの設定ミスは複数箇所にまたがることが多く、手作業の点検では見落としが起きがちです。クローリング診断ツール Lumar を使えば、サイト全体の技術的SEOエラーを一括スキャンし、インデックスをブロックしている設定を可視化できます。
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Google Search Console URL検査ツールの詳細操作ガイド

👉 このパートをまとめると!
URL検査は「状態確認→リクエスト→待機」の3段階。画面の読み方を押さえる。

ここまで状態別の原因と対策を見てきましたが、その入り口となるGSCのURL検査ツールを、改めて画面操作レベルで詳しく解説します。初めてGSCを触る担当者でも、このガイドどおりに進めれば状態確認からインデックス登録リクエストまで完結できます。

Step 1:URL検査ツールへアクセスする

最初に、GSCにアクセスして対象サイトを開きます。

  • search.google.com/search-console にアクセスし、サイト管理者のGoogleアカウントでログインします。
  • 画面左上のプロパティ選択メニューから、対象のサイトを選びます。
  • 左メニューの「URL検査」をクリックするか、画面最上部の検索窓に直接URLを入力します。

なお、URL検査は所有権を確認済みのプロパティでしか利用できません。複数サイトを管理している場合は、調べたいページが属するプロパティを選んでいるかを必ず確認してください。

Step 2:URL検査画面のステータスを正しく読み取る

URLを入力して解析が終わると、結果画面にステータスが表示されます。ここでの読み取りが、後の対策を左右します。代表的な3つの表示と意味を整理します。

  • 「URLはGoogleに登録されています」:インデックス済みで、原則として追加対応は不要です。ただし「ページの取得」で「クローラーがアクセスできませんでした」と出ている場合は、表示は登録済みでも実態に問題があるため注意します。
  • 「検出 – インデックス未登録」:URLは発見済みだがクロール前の状態です。XMLサイトマップ送信やインデックス登録リクエストでクロールを促します。
  • 「クロール済み – インデックス未登録」:クロール済みだが登録が見送られた状態です。robots.txt・noindex・canonical・サーバーエラー・品質を順に点検します。

画面右側の「ページを表示」「カバレッジ」などの詳細項目も、エラーの手がかりになります。特に「カバレッジ」を展開すると、Googleが認識しているcanonicalやクロール日時を確認できます。

Step 3:インデックス登録をリクエストして待機する

状態が「未登録」で、かつ修正が済んでいる場合は、GSCから直接インデックス登録をリクエストします。

  • URL検査画面で対象URLを入力し、検査結果を表示します。
  • 「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
  • 「リクエストを送信しました」と表示されれば受付完了です。

ここで押さえておきたいのが、待機期間とリクエストの上限です。Googleのヘルプによれば、1日に送信できるリクエスト数には上限があり、同じURLを何度も連続でリクエストしても処理が早まることはありません。リクエスト後、新規ページなら数日〜2週間、既存ページの再クロールなら数日程度が反映の目安です。

待機期間中は、焦って再リクエストを繰り返すのではなく、内部リンクの追加やコンテンツの見直しなど、インデックスされやすくする本質的な改善に時間を使うのが得策です。例えば、修正後すぐに登録されたブログ記事Dもあれば、品質改善を経て2週間後に登録されたオウンドメディアHもあり、待機期間はページの状態によって幅があります。

XMLサイトマップの送信とインデックス促進

👉 このパートをまとめると!
XMLサイトマップは全ページをGoogleに一括通知し、発見と登録を早める。

XMLサイトマップは、サイト内に存在するページの一覧をGoogleに伝えるファイルです。作成手順と送信方法はXMLサイトマップとは?作り方や更新の手順を解説で詳しく紹介しています。XMLサイトマップとは、クローラー向けにサイトの構成や更新情報を構造化して伝える地図のような役割を果たし、特に新規ページの発見やクロール優先度の判断に役立ちます。検出止まりのページを減らす基本施策として、必ず送信しておきましょう。

XMLサイトマップを生成して送信する

WordPressであれば、サイトマップは比較的簡単に用意できます。

  • サイトマップの生成:Yoast SEOやAll in One SEOなどのSEOプラグインを導入すると、https://yourdomain.com/sitemap.xml(プラグインにより sitemap_index.xml)が自動生成されます。WordPress本体にもXMLサイトマップ生成機能が標準搭載されています。
  • 生成の確認:ブラウザでサイトマップのURLにアクセスし、ページ一覧のXMLが表示されることを確認します。
  • GSCへの送信:GSCの左メニュー「サイトマップ」を開き、「新しいサイトマップの追加」欄に sitemap.xml を入力して送信します。ステータスが「成功しました」になれば完了です。

送信後にステータスが「取得できませんでした」と表示される場合は、サイトマップのURLが誤っているか、サーバーがGoogleのアクセスをブロックしている可能性があります。サイトマップの記述ミスは外部の検証ツールでもチェックできるため、エラーが続く場合は活用してください。

XMLサイトマップ送信後によくあるつまずき

サイトマップを送ったのにインデックスが進まない、というご相談は少なくありません。原因として多いのは次の2つです。

  • 送信しただけで満足してしまう:サイトマップは「発見の促進」には効きますが、登録を保証するものではありません。送信後もURL検査でステータスを追い、検出止まりが続くなら内部リンク強化を併用します。
  • 古いサイトマップが残っている:URL構成を変更したのに旧サイトマップを送り続けると、存在しないURLをGoogleに通知してエラーが増えます。サイト改修時はサイトマップの更新も忘れないようにします。

例えば、ページ数の多いメディアサイトJでは、サイトマップ送信後も検出止まりが続いたため人気記事から新規記事への内部リンクを追加したところ、2週間でインデックスが進みました。一方、小規模なコーポレートサイトKでは、サイトマップ送信だけで全ページの登録が完了しました。サイト規模によって、サイトマップ単体で足りるか内部リンクの併用が必要かが変わります。

インデックスされない時によくある5つの誤解

👉 このパートをまとめると!
「焦って再リクエスト」「設定の見落とし」など、定番の勘違いを先回りで回避する。

GMO TECHの支援現場で繰り返し遭遇する「インデックスされない時の勘違い」を5つにまとめました。これらを事前に知っておくだけで、遠回りや無駄な作業を避けられます。自分のケースに当てはまっていないか、チェックしながら読んでみてください。

誤解1〜3:状態の見落としによる勘違い

最初の3つは、現状把握の甘さから生まれる勘違いです。

  • 誤解1:公開から数日で焦ってリクエストを連発している — Googleは公開後、自動的にクロールに来ます。新規ページのクロールには数日〜数週間かかるのが通常で、3日で表示されないのは異常ではありません。まずは2〜4週間待ち、それでも検出止まりなら対策に進むのが正解です。連続リクエストは上限に達するだけで効果はありません。
  • 誤解2:robots.txtやnoindexの設定を知らずに有効にしていた — 「公開しているのに表示されない」場合、サイト制作時のテスト設定やプラグインの初期設定が残っているのが定番です。robots.txt・noindexの確認方法で、まず設定を点検してください。
  • 誤解3:canonicalタグが別ページを指したままになっている — 「別ページの方が強いからcanonicalで指す」という誤解は危険です。各ページは原則として自身のURLをcanonicalに指定すべきで、誤った指定は本来評価してほしいページを未登録に追い込みます。

誤解4〜5:対策の優先順位の取り違え

残る2つは、やるべきことの順番を間違えるパターンです。

  • 誤解4:XMLサイトマップを送信せず放置している — 「自動で見つかるはず」と考えてサイトマップを送っていないケースです。特に新規サイトや小規模サイトでは、サイトマップ送信でページの発見が大きく早まります。GSCから一度送信しておくだけで効果があります。
  • 誤解5:品質を改善せず何度もリクエストしている — 「クロール済み – インデックス未登録」のページに対し、リクエストだけを繰り返しても登録されません。Googleが内容を見たうえで見送っている以上、コンテンツの質や独自性を改善することが先決です。リクエストは修正後に1回送れば十分です。

高度なユーザー向け:Indexing APIの活用

👉 このパートをまとめると!
Indexing APIは求人・ライブ配信向け。一般記事はURL検査でのリクエストが基本。

最後に、開発リソースのある担当者向けに「Indexing API」を紹介します。Indexing APIとは、プログラムからGoogleに直接インデックス登録・削除を通知できる、Googleが提供するAPIです。ただし対象コンテンツが限定されている点に注意が必要です。

Indexing APIとは何か・適用範囲の注意点

Indexing APIは、URLの追加・更新・削除をGoogleにリアルタイムで通知し、クロールを高速化する仕組みです。Googleの公式ドキュメントによれば、Indexing APIが正式にサポートするのは、求人情報(JobPosting)を含むページと、ライブ配信動画(VideoObjectBroadcastEvent を埋め込んだページ)に限られます。

一般的なブログ記事やコラムページにIndexing APIを使うことは、Googleが推奨していません。効果が保証されないだけでなく、本来の用途外の利用にあたります。求人・ライブ配信以外の一般ページについては、URL検査ツールからのインデックス登録リクエストが正規の方法です。例えば、求人サイトLでは新着求人をIndexing APIで即時通知できますが、企業ブログMの通常記事ではURL検査からのリクエストを使うのが適切です。

Indexing APIの実装イメージ(Python)

利用にあたっては、Google Cloud Consoleでのプロジェクト作成、サービスアカウントの認証キー取得、対象ドメインのGSC所有権確認が前提になります。Pythonでの実装イメージは次のとおりです。

Python

#!/usr/bin/env python3
from google.oauth2 import service_account
from google.auth.transport.requests import Request
import requests

# サービスアカウントの認証キーを読み込む
SERVICE_ACCOUNT_FILE = '/path/to/service-account-key.json'
SCOPES = ['https://www.googleapis.com/auth/indexing']

credentials = service_account.Credentials.from_service_account_file(
    SERVICE_ACCOUNT_FILE, scopes=SCOPES)
credentials.refresh(Request())

# 通知対象のURL
url = 'https://yourdomain.com/new-job-posting/'
body = {
    'url': url,
    'type': 'URL_UPDATED'  # 追加・更新は URL_UPDATED、削除は URL_DELETED
}

response = requests.post(
    'https://indexing.googleapis.com/v3/urlNotifications:publish',
    json=body,
    headers={'Authorization': f'Bearer {credentials.token}'}
)
print(response.status_code, response.json())

このコードは、指定したURLの更新をGoogleに通知するものです。あくまで「通知(リクエスト)」であり、インデックス登録を保証するものではない点は、URL検査からのリクエストと同じです。品質が低いページは、Indexing APIで通知しても登録されません。大量の通知はスパムと判断されるおそれがあるため、適切な範囲での利用にとどめてください。

まとめ:状態を見極めてから動けば、インデックス問題は解決できる

Googleにインデックス登録されない問題は、原因を闇雲に探すのではなく、「現在の状態を見極めてから、状態に合った対策を打つ」ことで効率的に解決できます。本記事の要点を整理します。

  • まずGSCのURL検査で状態を確認する — 「検出 – インデックス未登録」か「クロール済み – インデックス未登録」かを最初に切り分けます。診断の起点を固定することが、最短ルートの第一歩です。
  • 「検出 – インデックス未登録」はクロール促進 — XMLサイトマップ送信・内部リンク追加・インデックス登録リクエストで、Googleにページを見に来てもらいます。
  • 「クロール済み – インデックス未登録」は技術・品質の改善 — robots.txt・noindex・canonical・サーバーエラーを点検し、問題がなければコンテンツの質と独自性を高めます。
  • 焦らず、本質的な改善に時間を使う — リクエストの連発は無意味です。反映には数日〜数週間かかるため、その間に内部リンクや品質を整えるのが得策です。

インデックス登録は、検索順位を競う以前の「スタートラインに立つ」ための必須プロセスです。本記事の手順でまず自社ページをGoogleの検索結果に表示させ、その先の順位改善へと進んでいきましょう。現在のインデックス状況をすぐに確認したい場合はGoogleにインデックスされているか|確認する方法と確認できないときの対処法も合わせて参照してください。SEO対策の全体像についてはSEOとは?SEO対策の基本と施策方法、AI時代の最新対策をわかりやすく解説でまとめています。

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インデックス登録後の順位改善はSEO Dash! byGMOで可視化

インデックス登録が完了したら、次は検索順位の改善です。SEO Dash! byGMOなら、キーワード順位・競合比較・被リンク確認など、SEOに必要な機能を一元管理できます。自社サイトのSEOスコアを可視化して、効率的な順位改善につなげましょう。

よくある質問(FAQ)

Googleにインデックスされるまでどのくらい時間がかかりますか?

一般的に、公開したページがインデックスされるまでには数日〜数週間かかります。新規ドメインのサイトでは、クローラーの巡回が始まるまでに数週間〜数か月を要することもあります。公開直後に表示されなくても異常ではないため、まずは2〜4週間ほど待ち、それでもインデックスされない場合にGSCで状態を確認するのが適切です。

「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」は何が違いますか?

「検出 – インデックス未登録」はGoogleがURLを発見したもののまだクロール(ページへのアクセス)をしていない状態で、対策はクロールの促進が中心です。「クロール済み – インデックス未登録」はGoogleがページを読み込んだうえで登録を見送った状態で、robots.txt・noindex・canonicalなどの技術設定やコンテンツ品質の改善が必要になります。

インデックス登録のリクエストは何度も送ってよいですか?

同じURLへの連続リクエストは効果がなく、1日のリクエスト数には上限があります。リクエストはクロールを「予約」するものであり、回数を増やしても登録が早まったり確実になったりはしません。原因を修正したうえで1回送れば十分です。送信後は反映を待ち、その間に内部リンクや品質の改善を進めましょう。

noindexを解除したのにインデックスされません。なぜですか?

noindexの解除後、Googleが再クロールして反映するまでには時間差があります。解除後はキャッシュをクリアし、GSCのURL検査からインデックス登録をリクエストしてください。それでも登録されない場合は、canonicalが別ページを指していないか、コンテンツの品質に問題がないかなど、他の原因も併せて点検する必要があります。

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プロフィール
大澤 健人(おおさわ けんと)
GMO TECH株式会社 大澤 健人(おおさわ けんと) 大澤 健人(おおさわ けんと)のウェブサイト 大澤 健人(おおさわ けんと)のFacebook 大澤 健人(おおさわ けんと)のTwitter
2012年より一貫して検索エンジン領域のコンサルティング業務に従事。 2017年にGMO TECH社に参画。営業組織の構築、新商材開発、マーケティング部門立ち上げをおこなう。 現在、MEOコンサルティング、SEOコンサルティング、運用型広告などSEM領域全体を統括し、 お客様の期待を超える価値提供を行うため日々、組織運営・グロースに奔走している。

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