Indeedに求人掲載する方法
人材採用に活用したいサービスと言えば、国内最大の求人検索エンジンである「Indeed」です。
Indeedを活用することで、応募を待つだけではなく企業側から能動的に求職者にアプローチしていくことも期待できるでしょう。
ここでは、Indeedの基本情報やIndeedへ求人を登録する方法、料金プランや他のアグリゲートとの違いなどを解説します。
- 【無料のおすすめ資料】2024年版・絶対押さえるべきWEBマーケティング用語169選
-
「生成AI」「LLM」など、AI時代のWEBマーケティングを制する!
基礎から最新トレンドまで、169の必須用語を完全網羅。
今すぐ無料ダウンロードして、知識をアップデートしよう!
Indeedとは
Indeed(インディード)とは、求人情報に特化して企業情報を検索できる検索エンジンです。
本社をアメリカに持ち、現在ではオランダやアイルランド、日本など世界11か国に事務所を持っています。
<Indeedの日本法人情報>
社名 | Indeed Japan株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役:大八木 紘之氏 |
設立 | 2004年1月 |
本社所在地 | 〒106-6030 東京都港区六本木1丁目6-1 泉ガーデンタワー 30F |
お問い合わせ窓口 | 0120-34-3140 |
URL | https://jp.indeed.jobs/ |
Indeed Japan株式会社は、2012年10月より株式会社リクルートホールディングスの子会社になりました。
Indeedに掲載した求人情報からは、直接自社ホームページの募集要項ページにリンクさせる「オウンドメディアリクルーティング」が可能です。
そのため、Indeedを活用することで企業は応募を待つだけでなく自ら情報を発信し、求職者の集客・採用までを能動的に行うことができるでしょう。
Indeedに求人を掲載する方法
ここでは、Indeedに求人を掲載する方法を紹介します。
クローリング
Indeedに求人を掲載する方法としてまず挙げられるのが、クローリングです。
クローリングとは、IndeedのクローラーにWeb上の自社求人情報をクローリングしてもらい、Indeedの検索結果に表示してもらうことを言います。
IndeedはSEOに強く、多くの求職者が閲覧するサイトであるため、Indeedの検索結果に表示されることは自社にとって非常に大きなメリットです。
Indeedにクローリングされるには、以下の様な条件があります。
- 求人情報をHTML方式にしていること(画像を載せているだけはダメ)
- 職種名が簡潔に分かりやすく記載されていること
- 仕事内容や勤務地(市区町村よりも詳しく)、会社情報の記載があること
- 応募方法の記載があること
- 求人ごとに1職種・1勤務地・1URLにまとめられていること
- 自社のオウンドメディアであること
また、求人数が大量にあるサイトの場合、全求人を掲載できないケースが発生するため、求人原稿をデータフィード化した入稿をオススメします。
直接投稿
Indeedに求人を掲載するには、企業がIndeedに直接投稿する方法もあります。
先程紹介したクローリングは自社のサイトや採用ページを持っていることが前提条件であるため、これらを持っていない場合は直接投稿するしかありません。
また、Indeedに掲載するためだけに自社ホームページの構成を変えることはできないという企業もあり、その場合でも直接投稿を選択することになります。
さらに、Indeedからクローリング先のサイトに飛ばす場合にはIndeedに登録済みの会員情報を使うことができず、不便に感じてしまうユーザーもいます。
ユーザーに悪い印象を持たれてしまい応募率が下がってしまう可能性も否定できないため、そうしたリスクを避けるために直接投稿を選択するのも1つの手でしょう。
Indeedに求人を直接投稿する手順
ここでは、Indeedに求人を直接投稿する手順を5工程に整理して解説します。
Indeedの求人掲載ページからログインする
Indeedの求人掲載ページを開き、「求人掲載(無料)」ボタンを選択します。
次にログイン画面が出てきますので、既にアカウントを作成済みの方はログインしてください。
初めてログインする場合は、メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成する必要があります。
任意のメールアドレスとパスワードを用意しておきましょう。
企業情報等を入力する
ログインしたら、基本情報の入力画面になります。
以下の様な情報を入力していきましょう。
<1画面目>
- 会社名
- 従業員数
- お名前(代表者か担当者の名前を入力して下さい)
- 電話番号
- <2画面目>
-
- 募集する職種名
- 求人キャッチコピー
- 職種カテゴリー
- 会社名
- 勤務地
特に考えて入力するような項目はありませんので、自社の情報を整理して入力していきましょう。
雇用形態や給与内容などを入力する
次の画面では以下のように雇用形態や給与情報等を入力していきます。
- 雇用形態(選択式)
- 給与情報(月給や年収など表示形式を選択できます。)
- 仕事内容・アピールポイント(30文字以上の入力が必要です)
- 求める人材(任意項目)
- 勤務時間・曜日(任意項目)
- 交通アクセス(任意項目)
- 待遇・福利厚生(任意項目)
- その他(もちろん任意項目です)
- メリットタグ(3つ選択)
応募受付方法を設定する
次に、応募受付方法を設定します。
- 応募の受付方法(メールか、会社窓口へ直接か)
- 電話での問い合わせ等を受け付けるか否か
- 1分間簡単応募か、通常応募か
任意項目を入力しなくても直接投稿できますが、応募率を高めるためには求職者へ積極的にアピールしていく必要があります。
また、Indeedのシステムは個々に入力された情報を元に求職者とのマッチングを行いますので、情報が少なければその分マッチングする可能性も低くなってしまいます。
そのため、なるべく情報を充実させるよう努めることが肝心です。
応募者への質問を設定する
最後に、応募者へ質問する項目の設定を行います。
- 生年月日
- 性別
- 氏名
- 職務経験
- 学歴
- 勤務地
- 資格・免許
- 言語
全ての内容を入力して確認を済ませると、スポンサー求人の利用有無の選択が求められます。
無料で掲載する場合は「無料で求人を投稿する」を選択することで、直接投稿の手続きは終了です。
Indeedの料金プラン
Indeedの料金は、基本的には無料です。
これまで紹介した直接投稿の手順を取ることで、費用をかけることなくIndeedに求人を掲載することができます。
しかし、Indeedにはクリック型のスポンサー求人も存在し、有料の場合GoogleやYahoo!などのリスティング広告と同様に求人情報がクリックされた場合に料金が発生します。
クリック単価は15円~999円の間で任意に設定することができ、単価を高くすればそれだけ表示される頻度が高くなります。
ただしクリック単価はオークションによって決定されますので、競合他社の求人情報がどれだけのクリック単価なのかによっても変化します。ライバルのクリック単価が高ければ、それだけ高騰してしまう可能性もあるのです。
クリック単価の相場は業種によって異なり、エンジニア系の広告は数百円程度と高額である一方、飲食系は数十円~百円程度と比較的低めのクリック単価になっています。
このように有料掲載にて費用が発生する場合、クリック単価の累計金額が2,000円に到達した時に初回清算となり、2回目以降は4万円到達ごとに行われます。
【2020年10月現在】Indeedと他のアグリゲートとの違い
月間pv数 | ユーザー層 | クリック単価 | |
---|---|---|---|
Indeed | 2000万以上 | まんべんなく幅広い | 15~999円 |
求人ボックス | 500万 | パート・アルバイト層 比較的女性ユーザー |
25~1000円 |
スタンバイ | – | 主婦や40~60代のシニア | 30円~1000円 |
国内でよく利用される求人ボックスやスタンバイと比較した際の違いは、やはり何と言っても知名度の高さや求人掲載数、ユーザーの多さです。
Indeedの求人掲載数は不明とされていますが、日本では月に2,000万人以上のユーザーが利用しており、国内最多であることは間違いないでしょう。
利用者が多いということはそれだけ求職者の目に触れる機会が多いということであり、マッチングの可能性も高まります。
【まとめ】Indeedとは
Indeedは国内最大級の求人検索エンジンであり、Indeedの求人情報から直接自社ホームページの募集要項ページにリンクさせる「オウンドメディアリクルーティング」が可能です。
Indeedに求人を載せる方法はクローリングと直接投稿の2種類があり、自社の状況・条件に応じて適した方を利用しましょう。基本的には無料で求人を載せられますが、クリック課金型の有料プランもありますので、ぜひ検討してみてください。