2022年2月24日 Googleポリシーオフィスアワー概要
- 目次
- Googleからのお知らせ
- URL Inspection APIについて
- Google Search Central Channelの初心者向け検索コースが日本語で視聴可能に
- トピック
- ペイウォールコンテンツの実装方法(3:47~)
- ペイウォールコンテンツのマークアップ方法(5:09~)
- サイトがインデックスされない(6:42~)
- noindexタグを削除するも反映されない(12:15~)
- ソフト404エラーの増加(18:29~)
- 閲覧者が求めている記事を検索結果へ表示(21:54~)
- 海外向けサイトの言語設定(30:26~)
- sitemap.xmlの<lastmod>タグ関する正確性と必要性(37:03~)
- robots.txtの更新をGoogleに知らせる方法(39:27~)
- サジェスト汚染への対策方法(40:31~)
- Google しごと検索に表示されなくなった(43:48~)
- 検索結果に表示されるリンク先のページ(45:56~)
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2022年2月24日に開催された、金谷武明さん・小川安奈さんによるGoogleポリシーオフィスアワーの動画概要になります。詳細はYouTubeの動画をご覧ください。
目次
Googleからのお知らせ
- URL Inspection APIについて
- Google Search Central Channelの初心者向け検索コースが日本語で視聴可能に
トピック
- ペイウォールコンテンツの実装方法
- ペイウォールコンテンツのマークアップ方法
- サイトがインデックスされない
- noindexタグを削除するも反映されない
- ソフト404エラーの増加
- 閲覧者が求めている記事を検索結果へ表示
- 海外向けサイトの言語設定
- sitemap.xmlの<lastmod>に関する正確性と必要性
- robots.txtの更新をGoogleに知らせる方法
- サジェスト汚染への対策方法
- Google しごと検索に表示されなくなった
- 検索結果に表示されるリンク先のページ
Googleからのお知らせ
URL Inspection APIについて
Google Search Consoleに新たなAPI「URL Inspection API」が追加されました。
URL検査ツールがAPIとして公開されたことにより、
プログラム経由での操作が可能となります。
Search Console の新たな API、URL Inspection API のご紹介 | Google 検索セントラル ブログ | Google Developers
Google Search Central Channelの初心者向け検索コースが日本語で視聴可能に
Google Search Central Channel の初心者向け検索コースのビデオシリーズが
日本語でも視聴可能となりました。
ローカライズ版は日本語が初めての公開となっています。
「検索」について知りたい方、サイトのパフォーマンスを上げたい方、
学ぶきっかけを探している方がなどにおすすめです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKoqnv2vTMUNgFk9I7_A2cNrsi6b9gB77
トピック
ペイウォールコンテンツの実装方法(3:47~)
Q.ペイウオール内のコンテンツもHTMLや構造化データとして記載しても良いでしょうか。
A.リクエストが非課金ユーザーの場合、ペイウオール内のコンテンツを返さず
Google botからの場合はペイウオール内のコンテンツも返すという方法で問題ありません。
ペイウォールコンテンツのマークアップ方法(5:09~)
Q.課金ユーザー・非課金ユーザーに応じてペイウォール外のコンテンツが少し変化するのですが、少しの差分であればガイドラインへの違反とはみなされないでしょうか。
A.メッセージの文言に違いは必要だと思うので、少しの差分であれば問題ないです。
ペイウォール コンテンツに関するGoogle公式ページ
https://developers.google.com/search/docs/advanced/structured-data/paywalled-content?hl=ja
サイトがインデックスされない(6:42~)
Q.1月に車関連のブログを作成したが、最初に公開した2つ以降の記事がインデックスされません。
Google Search Consoleで確認したところ、クロールはされているものの、インデックスがされていない状態です。
また、インデックスされている最初の2記事についても「登録されていますが注意事項があります」と警告が出ており、警告の中身は「4件のアイテムを検出しました(一部無効)無効なアイテムはGoogleのリッチリザルトの対象外です」と表示されています。
WordPressのテーマを変更し修正するも改善する気配がありません。
A.残念ながらインデックスに関して新しく伝えられることはありませんが、まだサイト作成から時間が経っていないということも今回の要因かもしれません。
改善が約束できるわけではないですが、良いコンテンツを作り続け、サイトをプロモーションしていくことが大切です。ここでのプロモーションとは有料の広告やワードセンスを使用するということではありません。
Google Search Consoleの警告に関しては、気にすることはないでしょう。
noindexタグを削除するも反映されない(12:15~)
Q.「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というエラーが出てきたため、修正の検討をお願いしているものの、「開始」と表示されて1ヶ月以上保留のままです。
noindexにしていた期間が長かったため、ペナルティが発生しているのでしょうか。
noindexにしていたのは運営状態ページです。
A.(金谷さんが実際にURLを確認して)Google Search Consoleは適切に稼働しているようなので、時間がかかっていますがこのまましばらくお待ちください。
noindexタグで検索を制御することは極めて普通のことなので、ペナルティはありません。
ソフト404エラーの増加(18:29~)
Q.インデックスカバレッジレポートにて、短期間でソフト404エラーが増えていますが、エラーの解消ができていません。(約2週間で214件増)
URL検査ツールやモバイルフレンドリーテストで、GoogleによるURLのクロールとレンダリングのテストをおこなったところ、JavaScript コンソールメッセージの中にエラーがあるようなので、今後対応予定です。
A.(金谷さんが実際にURLを確認して)Google botがJavaScriptを読み込むことができていないようです。質問にもありますが、Googleが提供している様々なツールで現状を把握し、エラーを修正していくのが良いと思います。
短期間で404エラーが増加しているということで、該当期間で何か変更していないか、また、その変更が外部的な要因なのか、内部的な要因なのかも確認すると良いです。
ソフト404エラーに関するGoogle公式ページ
https://developers.google.com/search/docs/advanced/crawling/soft-404-errors?hl=ja
閲覧者が求めている記事を検索結果へ表示(21:54~)
Q.以前金谷さんは、Googleは検索ワードに対して閲覧者が求めている記事からランク付けをして表示していたと言っておりましたが、Twitterで意見を集めてみると相違があるように思えます。
企業同士が記事を模倣し合っているかのようなタイトルの付け方をしており、内容も独自性のある記事に見えません。
オーソリティサイトから順番に並べただけの検索順位でしかないように見えます。
A.Googleは検索者が求めている回答を瞬時に表示しようとしており、Googleが目指している姿でもあります。
Google検索は世界中で年間1兆回以上おこなわれており、更に毎日15%以上のクエリが生まれています。すべての検索結果に対して良いものを返そうとしているものの、上手く返せていないジャンルやクエリもたくさんあります。
クエリによっては良いサイトが少なく、見つけにくいという場合もありますので、独自性の高い良質なコンテンツを作成していただきたいです。
ユーザー側であれば、スパムレポートやフィードバック等を状況に合わせてお送りください。
海外向けサイトの言語設定(30:26~)
Q.海外向けサイトで、現地の言語とWEBサイトに記載されている言語が違う場合、hreflangを設定しても検索結果に出にくくなるものでしょうか。
各ページの文章は英語、hreflangはイタリア語にすることになっています。(hreflang=”it”)
イタリアからの検索で結果ページに表示されますか?
A.クエリによっては表示されるかもしれませんが、この仕様は良くないです。
日本のWEBサイトの傾向として「言語に対する意識は高く、地域に対する意識が低い」というのがあります。検索結果に出にくくなるという観点とともに、言語と地域の組み合わせを考慮し、何を狙っているのかを今一度検証すると良いかなと思います。
多地域、多言語のサイトの管理に関するGoogle公式ページ
https://developers.google.com/search/docs/advanced/crawling/managing-multi-regional-sites?hl=ja
sitemap.xmlの<lastmod>タグ関する正確性と必要性(37:03~)
sitemap.xmlの<lastmod>タグについて、正確な更新が難しいサイトがあります。
<lastmod>タグはOptionalとなっていることもあり、正確な情報を記述できない場合は削除した方が良いでしょうか。
また、一部のURLで正確な<lastmod>タグを設置できる場合、設置がないものとあるものを混合して運用しても問題ないでしょうか。ベストな方法をご教授いただきたいです。
A.全て間違った情報になるのであれば削除するべきです。
一部のみ正しい情報の<lastmod>タグが設置可能な場合は、設置しても問題ないです。
sitemap.xmlからページの最新更新日を把握するうえで重視をしているものの、sitemap.xmlだけを見て判断しているわけではありせん。
robots.txtの更新をGoogleに知らせる方法(39:27~)
Q.robots.txtへのアクセスが1日に1度程のサイトで、早めにGoogleに通知したいときの方法が知りたいです。
A.robots.txtテスターを使用してください。
https://www.google.com/webmasters/tools/robots-testing-tool?hl=ja
robots.txtに関するGoogle公式ページ
https://developers.google.com/search/docs/advanced/robots/robots-faq?hl=ja
サジェスト汚染への対策方法(40:31~)
Q.サジェスト汚染に対して色々と対応していますが消えません。対応方法はないでしょうか。
サジェスト汚染の原因は、風評被害対策をおこなう会社のマッチポンプだと考えられます。
現状「不適切な検索候補の報告」から報告をおこなっています。
A.現状の報告先や対応方法に関して問題ありません。
削除基準に該当するかという判断に基づいて削除されるため、ここで報告をしたものがすべて消えるのは考えにくいです。
Google のオートコンプリートの候補の仕組みに関してのGoogle公式ページ
https://support.google.com/websearch/answer/7368877?hl=ja
Google のオートコンプリート候補管理に関するGoogle公式ページ
https://support.google.com/websearch/answer/106230?hl=ja
法的な理由でコンテンツを報告する場合
Google しごと検索に表示されなくなった(43:48~)
Q.ある日からGoogle しごと検索にて求人情報が表示されなくなりました。
表示されなくなったのと同時期に求人詳細ページのデザイン変更を実施しましたが、Job Postingの記述は変えておらず、原因が不明です。
業界の観点から、住所が掲載できず対応できない項目も存在していますが、Google Search Consoleで検出されたエラーは修正済みです。
考えられる原因があればご教示いただきたいです。
A.具体的なページやクエリの記載がないので確認はできませんが、
一般論として、今まで表示されていたのであれば実装は問題ないと考えられます。
ガイドラインには様々な種類がありますので、検索全体のガイドライン等も併せて1つ1つ確認することをおすすめします。
検索結果に表示されるリンク先のページ(45:56~)
Q.スマートフォンでビックワードを検索した際のAMPに関する質問
A.質問の文面から状況が再現できず、意図の特定が不明です。
検索結果はタイミングや環境によって変わることもあります。
トップストーリーズにかんする質問だと仮定して回答をすると、仕様なので仕方がない部分があります。AMPを廃止して十分なサイトスピードやユーザー体験を提供する必要があると考えられます。
次回のGoogleポリシーオフィスアワーは2022年3月31日の予定です。
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