【2024年最新比較】SEOツールおすすめ23選!目的別に無料・有料ツールを紹介
とはいえ、自社サイトの記事のどこを修正していけばいいのか一つ一つチェックするのは至難の技です。骨の折れるような作業をアナログ形式でやらなくても、現在は自動でSEOをおこなってくれるツール(SEOツール)がたくさんあります。
SEOツールには様々なものがありますが、正直どれを選んだらいいのかわからないという悩みもあるかもしれません。
また一口にSEOツールといっても、内部対策や外部対策、キーワード選定などその対策は幅広く、それぞれ活用すべきツールが異なります。
そこで今回は、SEOの対策別に特におすすめのSEOツールをピックアップしました。
無料で手軽に使えるもの(無料ツール)から、本格的な分析ツール(有料ツール)までご紹介します。また、選ぶ際の比較ポイントも解説していますので、ぜひ自社のニーズに応じて、適切なツールを選びましょう。
- SEOツールとは
- SEOツールを選ぶ際の比較ポイント
- 価格やプランで絞り込む
- UIデザインやサポート体制を確認する
- 導入の目的によって選定する
- SEO内部対策ツール
- Lumar(旧:DeepCrawl)
- パスカル
- SEO外部対策ツール
- Ahrefs
- Majestic SEO
- コンテンツSEOツール
- TACT SEO
- EmmaTools™(エマツールズ)
- keywordmap
- tami-co
- SEARCH WRITE
- ミエルカ
- 検索順位チェックツール
- GMO順位チェッカー
- DemandMetrics
- BULL
- GRC
- 競合調査ツール
- SimilarWeb
- SEMrush
- 無料で使えるGoogleのSEO分析ツール
- Google Analytics
- Google Search Console
- Googleトレンド
- 無料で使えるGoogleのSEOテストツール
- AMPテスト
- PageSpeed Insights
- リッチリザルトテスト
- UX指標をお手軽に計測できるGoogle Chromeプラグイン
- LightHouse
- Web Vitals Extension
- 【まとめ】便利なツールを活用して効率的にSEO対策を
- SEOに悩むサイト担当者必見!世界最高水準のテクニカルSEOツール「Lumar」
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SEOツールとは
SEOツールとは、SEO(検索エンジン最適化)の対策を支援するツールのことです。
特定のキーワードで検索した際、検索エンジンでWebサイトの表示順位を上げるためには、主に「内部施策」「外部施策」「コンテンツ施策」を行います。これらの取り組みにSEOツールが大変役立ち、企業のホームページやWebメディア、ECサイトなど、デジタルマーケティングにおいて重要な役割を担っているのです。
本記事では、施策ごとに最適なSEOツールを紹介します。
SEOツールを選ぶ際の比較ポイント
SEOツールには様々な種類があるため、どのツールを導入すれば良いか迷ってしまう方もいるでしょう。以下の比較ポイントを参考に、ご自身に合ったツールを選んでください。
価格やプランで絞り込む
後ほど詳しく紹介しているように、SEOツールは無料で簡易的に利用できる物もあれば、充実した内容の有料ツールもあります。まずは予算に収まるよう、無料を優先するか、無料と有料を併用するか、などをよく検討し、ツールを絞り込みましょう。
そして有料ツールを利用する場合は、無料トライアル期間やデモサイトの有無から、月額料金や年間料金などの費用面まで、詳細なプランを確認することが重要です。
UIデザインやサポート体制を確認する
ツールを日々活用するに当たって、デザインのよさ、操作性の高さ、分析結果のわかりやすさ等は大切な比較ポイントです。仮に機能が充実していても、使い勝手が悪ければそれらを使いこなすことが難しく、作業自体の効率も下がるでしょう。
また、ツールを導入した後のサポート体制も事前に確認しましょう。問い合わせの方法、トラブル時の対応のスピード感、活用を助ける資料の有無など、サポートの手厚さによって施策の質も変わってくるはずです。
導入の目的によって選定する
SEOツールを使って何がしたいのか、何を目的としているのか、導入前に整理しましょう。
キーワードのリサーチ、サイトの分析、コンテンツの品質確認等々、重視している施策は何なのか、またはそれら全てに対応したいのか、導入目的によって適切なツールを選定してください。
SEO内部対策ツール
SEOにおける内部対策とは、Webサイトの内部におこなう施策のことです。
Webサイトの階層構造を最適化したり、構造化データマークアップなどを施すことによって、自社サイトのSEOを内側からサポートします。
SEOの内部対策ができていなければ、いくら優れたコンテンツを作ったとしても、SEOで上位表示させることが難しくなってしまいます。
今回はSEOの内部対策ツールとして、Lumar(旧:DeepCrawl)とパスカルを紹介します。
Lumar(旧:DeepCrawl)
「Lumar」は、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループでインターネット集客支援をおこなっているGMO TECHが日本総合代理店を務める世界最高水準のテクニカルSEO分析ツールです。
Microsoft、Paypal、Adobeなど世界の名だたる企業・ブランドで活用されており、1,700社以上の導入実績があります。
分析したいURLを登録しておくだけで、250以上のテクニカル指標を自動で解析、問題点を可視化してくれます。クローラビリティ、インデクサビリティ、コアウェブバイタル、スコアロス要因などを定期監査し、サイトのヘルスチェックができる唯一無二とも言うべきテクニカルSEOツールです。
特に大規模サイトやデータベース系サイト(EC、不動産、求人など)、サイトの新規立ち上げやリニューアルをお考えの方には、導入を強くオススメします!
無料で、URLを入れるだけでサイト内部の問題点を一括検出できるのデモクロールも試せますのでここである程度、勝手を掴むと良いでしょう。
Lumarでサイトを無料診断する
関連記事:【Lumarと比較】SEO対策ツールおすすめ5選
パスカル
パスカルは、検索エンジンで上位30〜50位にランキングしているページ内部と外部の情報をリアルタイムにチェックできるSEOツールです。
検索順位に影響する内部SEO要因をHTML中心に分析します。
例えばmeta descriptionやタイトルタグなどの基礎的なタグの分析から、サイト内部のリンク構造をアンカーテキストの文字列から分析して最適化するための高度な分析まで、SEOで重要な約50項目を一括しておこなうことができます。
尚、パスカルはSEOの内部対策だけなく、コンテンツSEOにも活用できるツールです。
価格は利用プランによって異なります。プランはライト、プロ、アナリストの3種類があり、それぞれ月額税込で49,500円、66,000円、88,000円となっています。
SEO外部対策ツール
SEOにおける外部対策とは、主に被リンクの獲得を意味します。
優れたコンテンツを作り、結果として被リンクを獲得できればいいのですが、どの程度の量および質の被リンクを獲得しているのか、チェックしながらSEOに取り組む必要がありますよね。
そこで活用できるのがAhrefsとMajestic SEOです。
関連記事:SEOの外部対策とは?実践方法や注意点を解説
Ahrefs
Ahrefsは、世界中で60万人もの人が利用している人気のSEOツールです。14兆ものデータを備えているのが大きなポイントです。
データベースは常に増え続けているので、膨大なデータを分析してSEO対策をすることができます。
24時間ごとに40億のページをチェックしてデータ化することができ、15分おきに新しい情報を表示することが可能です。
Ahrefsは被リンクプロフィールの強さを示す“Ahrefs Rank”、対象ページのリンクプロフィールの強さを100点満点で表示するURLレーティング(UR)、Ahrefsが保有するデータベース内の他サイトと比較して、対象となるWebサイトの被リンクプロフィールを100点満点の強さで表したドメインレーティング(DR)といった独自指標を持っています。
他社サイトとの被リンク状況を比較する際に、おすすめの指標です。
Ahrefsは世界中で使われているツールということもあり、ドル換算での価格設定になっています。
ライトタイプは月額99ドル、スタンダードタイプは月額179ドル、アドバンストタイプは月額399ドル、そしてエージェンシータイプが月額999ドルです。
最も人気があるのは基礎となる機能が充実しているスタンダードタイプなので、まずはこちらを利用してみると良いでしょう。
有料ツールではありますが7日間のトライアルもあるので、気になる人は申し込んでみてください。
関連記事:Ahrefs(エイチレフス)とは?特徴や使い方、無料版でできることを解説
Majestic SEO
Majestic SEOは前述のahrefsと並び、被リンクを分析するツールの1つです。
被リンク数や被リンク元のドメイン数、アンカーテキストの比率が円グラフで表示されます。
被リンクの質と量がひと目で分かるリンクプロフィールが特徴的です。
他のツールと比べ、リンクの検出数が多いのもメリットの1つでしょう。
被リンクの中にはデッドリンク(リンク切れ)も含まれていますので、正確なリンク状況を把握することで、サイト上における被リンク数の増減推移を把握するのに適しています。
Majestic SEOには3つのプランがあり、それぞれの価格はLITE(月額49.99ドル)、PRO(月額99.99ドル)、API(月額399.99ドル)です。
機能の違いはありますが、LITEプランでサイトエクスプローラーのデータ行は5,000、解析可能な被リンク数の上限は100万となっています。
それ以上の解析が必要であれば、生データのエクスポートや検索エクスプローラ、被リンク履歴などの機能を加えたPROプランを使用しましょう。
コンテンツSEOツール
コンテンツSEOとはSEO施策の一環で、近年多くの企業が取り組んでいます。
潜在顧客に製品やサービスを認知してもらうことを目的に、自社コンテンツをGoogleなどで検索上位に表示させることで、自社サイトへのオーガニックトラフィックを増やす手法です。
広告だけに頼らずに、見込み顧客が獲得できる資産性の高い施策だけに、業種によっては難易度も高くなります。そんなコンテンツSEO施策で効果を発揮するツールがTact SEOとEmmaTools™(エマツールズ)、keywordmap、tami-co、SEARCH WRITE、ミエルカです。
関連記事:コンテンツSEOとは?上位表示に必要な対策方法を解説
TACT SEO
TACT SEOは効果的なSEO対策のキーワード調査から、コンテンツ作成・検証まで行うことができるツールです。
- 競合サイトに流入しているキーワードの調査
- 1記事でまとめて狙えるキーワードのグループ化
- コンテンツが上位表示するために必要な要素の調査
などを確認することができます。
また、SEOコンサルタントの知見をもとに作っているため本格的な内部対策にも対応可能です。
- 自社サイトのSEO対策を内製化したい
- SEOで上位表示できるコンテンツを効率よく作りたい
と考えている方々におすすめです。
月額50,000円〜実施可能なプランもあり予算を抑えてSEO対策やコンテンツSEOを始めたい方から本格的に実施したい方までお使いいただけます。
EmmaTools™(エマツールズ)
EmmaTools™(エマツールズ)は、SEO効果の高いコンテンツ作成ができるSEOライティングツールです。
EmmaTools™独自のアルゴリズムによって、作成しているコンテンツのSEO品質をリアルタイムでスコアリングしてくれます。
- 上位表示のために使うべきキーワード
- キーワード比率分析
- 見出し分析
- 最適な文字数の分析
- コピペ率のチェック
など、上位表示のために調整すべき項目を自動でチェックし、改善すべきポイントを明確にしてくれます。
SEO観点での分析はツールに任せることができるので、SEOライティングを担当される方は、記事内容のクオリティを高めることに集中できます。
「SEOに効果的なコンテンツの作成方法がわからない。」という方にはぴったりのSEOライティングツールです。
また、外部ライター向けにアカウント発行をする機能もあるため、SEOライティングの外注化をされている企業様にもおすすめです。
keywordmap
膨大なデータを分析するなどの労力をカットして、たった2分で効率的にSEOのためのヒントを知ることができるのが、keywordmapです。
世界最大級の日本語検索のデータを持っているので、短時間で的確なSEOのキーワード設計をすることができます。
ネット上の市場調査や似たようなサイトの競合調査を手軽におこなうことができるので、他のサイトが効果的に取り入れているキーワードなどを知って対策を練ることができます。
共有データに基づいてキーワード分析をすることができるので、誰でも簡単に利用することが可能です。
tami-co
tami-coはコンテンツSEOの新規記事コンテンツの企画、リライトする際に活用できるツールです。
ツールを使わなければ、通常2時間以上かかる分析・調査を自動化し、記事の企画が誰でも簡単に作成することができます。
検索上位に表示されているコンテンツのタイトルや見出しの状況、順位取得の高いキーワード、潜在・顕在・関連キーワードを全て洗い出してくれるコンテンツSEOに特化したツールです。
tami-coを使用することで、データに基づいた上位表示が狙える記事コンテンツを作成することができます。
tami-coの利用料金は分析回数に応じて異なり、最も安いライトプランで月額31,350円(キーワード分析数100回分/月)となっています。
1回のリサーチでより深い競合分析をしたい場合は2回分のチケットを消化、通常は1回の分析で1回分のチケットを消化することになります。
リサーチの頻度と深度のバランスを見ながら、有効活用していきましょう。
SEARCH WRITE
SEARCH WRITEはコンテンツSEOのPDCAがきちんと運用に乗るために作られたSEOツールです。
運用に乗るために、「わかりやすく誰でも使えること」「分析に時間をかけないこと」「施策の立案まで行えること」「効果検証まで行えること」を特徴としております。
多忙なマーケティング担当者様でも、効率よくSEOを推進していけるように「効率よく運用できるか」を重点に置いています。そのため、時間当たりの施策実施数を伸ばすことができ、結果的に成果としても伸びていくケースが多いです。
また、支援実績5000社を超えるSEOコンサルタントチームが、導入支援でツールの活用方法からSEOのノウハウまでをお教えするため、インハウス化に不安のある方でも安心して使いこなせるツールです。
ミエルカ
ミエルカは、SEO上位を狙うためのキーワード予測をしてくれるツールです。
上位表示に必要なキーワードや不足している要素のヒントを瞬時に知ることができます。
検索キーワードを細かく関連付けて表示してくれるので、どのような要素を追加したらいいのかがわかりやすいのも大きな魅力です。
加えて、キーワードの調査結果を考慮した上で、AIに記事の構成案やタイトル、初稿を生成させる機能も搭載しているので、キーワードの調査から執筆まで、コンテンツ作成全般の工数を削減することができます。
ミエルカの利用料は、月額150,000円・200,000円プラン・個別お見積りプランとなっています。個人というよりは法人での利用に適したSEOツールといえるでしょう。
検索順位チェックツール
SEOをおこなうにあたり、自サイトの検索順位を把握できなければ、最適な対策を立てることができません。
検索結果の10位台のコンテンツと50位台のコンテンツでは、それぞれ上位表示するための対策は異なると言っていいでしょう。
ここでは検索順位を把握し、SEOをおこなっていくツールとして、GMO順位チェッカーとDemandMetrics、BULL、GRCの4つを紹介します。
GMO順位チェッカー
GMO順位チェッカーはクラウド型の検索順位チェックツールです。Macで使用できるのはもちろん、SEOに必要な機能を網羅しています。
Google、Yahooの両方で100位まで順位が取得できて、調査キーワード数が10,000の場合でも順位取得速度がとても速いのが特徴です。
実際、当日順位の確認がスムーズにできる点が支持され、ITreviewでの高評価に繋がっているようです。
また、お客様先でも・スマートフォンでも使用できるためプレゼン・レポーティングでも活躍します。
価格はチェックしたいキーワード数、URL数によって異なりますが、最安プランは100キーワード、5URLと比較的登録可能数が多いのに月額485円からと、非常にリーズナブルなため気軽に試すことができます。
DemandMetrics
DemandMetricsは、検索順位チェックを含めたSEOのモニタリングをおこなうことができるツールです。
大量のキーワードから分析をすることができるので、サイト作成に効果的に役立てることができます。
グラフやチャートなどを使って結果を表示してくれるので、修正すべき点が一目瞭然です。
サイト内のSEO診断やコンテンツの分析など、基本的なチェック機能も備わっているので、サイト運営にも役立てていくことができます。
ここでは便宜上「検索順位チェックツール」として紹介をしていますが、その他に被リンク分析やキーワード選定、順位計測機能を含んだSEOモニタリングツールとなっています。
また、2週間の無料トライアルもあるので、こちらも利用してみるといいでしょう。
BULL
BULLは運営している自社サイトの記事やコンテンツの順位を全自動でランキング付けしてくれる順位チェックツールです。
Googleのランキング変動があった際に、その変動がGoogleのアルゴリズムによるものなのかどうか、しっかり診断してくれます。
また、キーワードの順位履歴を確認してどういった内容の施策を行ったのかを把握できるよう、メモを登録しておくことができるため、施策と順位変動をセットで追うことが可能です。
BULLは日付が変わる0時から朝6時までの間にキーワードに対する検索順位を自動取得する仕様のため、朝9時にはその日の検索順位がわかります。各種ブラウザ・デバイスからログインするだけで、PCやスマートフォンからも随時状況把握できるのも大きな特徴です。
価格は順位チェックするキーワード・URLの登録数に応じて異なり、最も安いプランは登録キーワード・URL数が30で月額1,150円、最も高いプランでも月額15,400円(登録キーワード・URL数500)なので、個人のブロガーやアフィリエイターでも利用可能なツールとなっています。
GRC
GRCは、すべての検索キーワードの順位をチェックすることが可能です。
操作はボタンひとつ押すだけで済むので、手軽にSEO対策に取り組めます。最近のキーワードの順位はもちろん、過去の検索順位まで検索することができるのも大きなポイントです。
検索順位が変わった理由の考察をSEOに役立てられるのも便利ですし、グラフ表示なのでパッと見て変化がわかりやすいのも嬉しいメリットです。
GRCはプランによって月額が変わります。ベーシックプランの場合には495円ですし、スタンダードプランの場合は990円、エキスパートプランの場合は1,485円です。
またプロプランは1,980円で、アルティメットプランになると2,475円となっています。
競合調査ツール
SEOで上位表示をさせるには、競合となるサイトよりも優れたコンテンツを作っていく必要があります。
そのために必要なのが競合調査です。競合を意識しながら、自社に最適なコンテンツを作っていきましょう。
今回、競合調査ツールとしてSimilarWeb、SEMrushの2つを紹介します。ツールを活用し、「競合を知る」ところからスタートしましょう。
SimilarWeb
SimilarWebはイスラエルのSimilarWeb社が手掛けるSEOツールで、日本語にも対応しています。
Webサイトのトラフィックデータを常にワンクリックで表示させることができ、対象サイトと類似しているサイト、あるいは競合しているサイトを抽出することが可能です。
PV数やユーザー数、流入元の割合など競合サイトの情報を確認することができるので、効率的に競合より優れたコンテンツを作ることが可能になります。
SimilarWebには無料版とエンタープライズ版(有料版)があるものの、無料版は機能が大きく制限されています。
SimilarWebで競合調査をする場合は、基本的にエンタープライズ版を使用することが前提になっていると言っていいでしょう。
価格はお問い合わせ後に、コンサルタントから提示があります。
SEMrush
SEMrushは競合サイトの調査・分析、順位変動のトラッキングなどを一元化し、オンラインのトラフィック改善を支援するためのツールです。
SEO、広告、SNSなどデジタルマーケティングのあらゆる領域を網羅しています。
SEMrushには3つのプランが用意されていおり、個人やフリーランス、小規模サイトの運用者用のProプラン(月額119.95ドル)、中小企業のマーケティング部門、中規模サイトの運用者用のGuruプラン(月額229.95ドル)、大手企業のマーケティング部門、大規模サイトの運用者用のBusinessプラン(月額449.95ドル)となっています。
無料で使えるGoogleのSEO分析ツール
SEOをおこなう上では基本中の基本ともいえますが、無料で使うことができるGoogleのSEO分析ツールも忘れずにチェックしておきましょう。
Google Analytics
後述するGoogle Search Consoleがサイトにたどり着くまでのユーザーの動きを分析できるものであるのに対し、Googleアナリティクスはサイト内に入ってきてからのユーザーの動きを分析するものです。
どんなページがよく見られていて、どんなページを見て離れていってしまうのか、といった情報だけでなく、ユーザーの年齢層や住んでいる地域まで把握することができるので、コンバージョンを目指す際の分析などに役立ちます。
尚、Googleアナリティクスはアップデートを繰り返しており、現在は第4世代となるGoogleアナリティクス 4プロパティ(GA4)がリリースされています。
関連記事:Googleアナリティクスの見方|ポイントを詳しく解説
関連記事:GA4とは?Google Analytics 4の基本と設定方法を解説
Google Search Console
Google Search Consoleはもともと「ウェブマスターツール」と呼ばれていたもので、Googleのアカウントがあれば無料ですぐに利用することができます。
このツールの大きな魅力としては、サイトに入る前のユーザーの動きを知ることができる点です。
「どんな検索ワードでたどり着いたのか」「何番目に表示されていたのか」といったことを分析できるので、ユーザーを呼び込むコンテンツ作りに役立ちます。
また、ページの表示速度が適切かどうか、モバイルフレンドリーなサイト構造になっているのか?といったサイト内の問題を把握できるため、SEOの内部対策ツールと考えて良いでしょう。
また、重複コンテンツなどのペナルティを受けている場合はSearch Console上で警告されるなど、Googleからの評価を把握するためにも役立つツールです。
関連記事:2022年版|Googleサーチコンソールの使い方(登録・設定方法も解説)
Googleトレンド
Googleトレンドもキーワードに関するSEOツールです。
Googleを使って検索されるキーワードの検索結果がどのように移り変わっていくのかということを分析して表示してくれるので、わかりやすくデータを得ることができます。
過去の分析や現在の分析はもちろん、未来の市場調査までも行うことができます。
現在の状況から未来のSEO対策について検討することができるのは、嬉しいポイントです。
スパンは30日間ほどの短いものから、12か月、5年、2004年から現在までといった長期間のデータを得ることができます。
無料で使えるGoogleのSEOテストツール
ここからは、無料で利用することができるGoogle提供のSEOテストツールについて紹介していきます。ここから紹介するツールは、主にテクニカルSEOに役立つツールとなっています。
AMPテスト
AMPテストとは、短時間で読み込みをし、ページがきれいに表示されるかどうかを試すテストのことです。
パソコンでなくモバイルでうまくできるかというのが判断基準になるので、スマホ社会になった現代にぴったりのテスト方法と言えます。
テストの方法は難しいものではなく、テストしたいページのURLを入力してクリックするだけというシンプルなものです。
ツールではページに実装されている機能などを全てたどってテストを行うので、不備がある場合にはすぐにチェックすることができます。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、ページの読み込み速度などを数値化し、ユーザー体験(UX)の改善に役立つアドバイスを返してくれるツールです。
PageSpeed Insightの使い方は簡単で、サイトにアクセスしてURLを入力するだけ。誰でもすぐに利用できます。
サイトの表示速度は検索順位にも大きく関わってくるので、PageSpeed Insightsを使い、サイトのパフォーマンスを改善していくことはSEO対策をするためのに非常に重要なポイントとなります。
Googleから公式のツールとして無料で提供されているので、ぜひ使ってみてください。
リッチリザルトテスト
リッチリザルトは、特定のキーワードで検索をかけた際に、ページタイトルやURL、ディスクリプションなど詳細へのリンクを表示する検索結果のことを指します。
ページに構造化データを実装し、Google検索結果の特別な機能を有効にすると、リッチリザルトのテストをおこなうことができます。
リッチリザルトとして表示されると、情報量が増えるため、検索後のクリック率が上がるのが最大のメリットです。
これまでベータ版として一部の機能が非対応となっていましたが、現在はすべてのリッチリザルトの構造化データを検証できるようになっています。
関連記事:リッチリザルトとは?種類や効果、設定と確認方法、注意点を解説
UX指標をお手軽に計測できるGoogle Chromeプラグイン
Googleからは、Google Chromeのプラグインという形式でも無料ツールが提供されています。
LightHouse
表示速度やアクセシビリティ、その他SEO的観点から特定のWebサイトの評価をしてくれるプラグインです。
Google公式の評価を無料で多角的にチェックできるため、サイトの改善に大いに役立つツールといえるでしょう。
審査項目としては「フォントサイズ」「リンクへの誘導文字のわかりやすさ」「ページ表示の際にプラグインが必要とされないか」など細かなところまで見てくれるので、より使いやすいサイトを作るのに役立ちます。
Web Vitals Extension
Web Vitals ExtensionはGoogleが2021年5月に検索結果のランキング要因として定めるCore Web Vitals指標「LCP(ページ読み込み時間)」「FID(インタラクティブ性)」「CLS(ページコンテンツの視覚的安全性)」を数値化して評価してくれるプラグインです。
LCPはページを読み込む際にかかる時間であり、FIDはユーザーが訪問して最初に起こすアクションの反応の速さを指します。CLSというのは、ページをスクロールした際に広告が突然出てきてクリックしてしまうなどの操作性の悪さがないかどうかを判断する指標です。
関連記事:Google Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは?LCP・FID・CLSの意味&ランキング改善方法
【まとめ】便利なツールを活用して効率的にSEO対策を
今回は、サイト運営で使えるSEO対策ツールのおすすめを紹介してきました。有料ツールだけでなく、無料ツールの中にも便利なものはたくさんあるので目的別に使い分けると良いでしょう。
Lumarの無料デモクロールを活用すれば、URLを入れるだけでサイト内部の問題点を一括検出してくれます。ここである程度、勝手を掴むと良いかもしれません。
Lumarでサイトを無料診断する
SEOツールを使用することで、より少ない工数で効率的に記事コンテンツを作成したり、サイト内部、ユーザー体験を損ねるような問題を把握したりすることが可能になります。
まずはGoogleが提供している無料ツールからスタートし、その後、ご自身に必要なツールを適宜導入してSEO対策に本格的に取り組みましょう。
- SEO対策でビジネスを加速させる
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SEO対策でこんな思い込みしていませんか?
- 大きいキーワードボリュームが取れないと売上が上がらない・・
- コンサルに頼んでもなかなか改善しない
- SEOはコンテンツさえ良ければ上がる
大事なのは自社にあったビジネス設計です。
御社の課題解決に直結するSEO施策をご提案します