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SEMとは?SEOやリスティング広告との違いや活用方法について解説

SEMとは?SEOやリスティング広告との違いや活用方法について解説
SEMとは「Search Engine Marketing(サーチエンジンマーケティング)」の略で、検索エンジンマーケティングと呼ばれます。

具体的には、デジタル広告領域において、広義に「検索エンジンを使った集客手法全般」を指す場合と、狭義に「有料広告のみ」を指す場合があります。2000年代以降に普及し、効率的に見込み客へアプローチできる点が特徴です。

本記事では、広義と狭義のSEMについて説明しながら、SEOとの違いを詳しく解説します。また、自社に最適な施策を展開できるよう、SEMとSEOそれぞれの戦略例も併せてお伝えします。

SEMとは?

SEM(Search Engine Marketing)とは、検索エンジンを活用したマーケティング手法を指します。広義では「検索エンジンを使った集客全般」を意味し、SEOリスティング広告の両方を含みます。

広義のSEMは、以下の範囲を対象にします。

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一方、狭義のSEMでは「リスティング広告(有料広告)のみ」を指す場合があり、特に広告業界ではこの意味で使われることが多いです。

リスティング広告には、Google広告やYahoo!広告、Microsoft広告などが含まれます。検索結果の上部や下部に表示される広告枠を活用し、費用をかけてターゲットにアプローチできる点が特徴です。

なぜSEMが有料広告のみを指すことがあるのでしょうか?

その理由として、SEOと区別しやすいことや、広告運用の専門家の間で「SEM=検索広告」として認識されやすいことなどが挙げられます。

つまり、SEMは本来SEOも含みますが、特に広告運用の文脈では「SEM=リスティング広告」として使われることが多い点を理解しておきましょう。

SEMとSEOの違い

前述したように、SEM(Search Engine Marketing)は検索エンジンを活用したマーケティング手法の総称ですが、狭義にリスティング広告(検索広告)を指して使用されることも多々あります。

ここからは、狭義のSEMに焦点を当てて解説します。

狭義のSEMでは、以下を対象範囲とします。先ほどお伝えした広義のSEMとは異なり、主に検索エンジンの有料広告に特化した運用であることがわかるでしょう。

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SEMは広告費を支払うことで、即時的な集客も可能です。その一方、SEOは継続的な対策が必要となり、検索エンジンの評価基準に沿ったコンテンツやサイト構造の最適化が求められます。

SEMとSEOのメリット・デメリットを比較すると、以下の通りです。

項目 SEM SEO
メリット
  • 即時に検索結果に表示される
  • ターゲット設定が可能
  • 効果測定が容易
  • 長期的な集客が可能
  • 広告費が不要
  • 検索結果のクリック率が高い傾向
デメリット
  • クリックごとにコストがかかる
  • 広告停止で流入がゼロになる
  • 競争が激しく、費用が高騰しやすい
  • 成果が出るまで時間がかかる
  • 検索アルゴリズムの影響を受ける
  • 継続的なコンテンツ更新が必要

上記の内容を踏まえつつ、次章では、SEMとSEOの戦略例をさらに掘り下げて解説します。

SEMの具体的な戦略例

ここでは、SEOコンサルティング事業会社における「SEM」と「SEO」の戦力を詳細に解説します。ひとまず戦略を表にして整理すると、以下の通りです。

項目 SEO戦略 SEM戦略
目的 自然検索からの安定した集客、ブランド認知向上 即時性あるCV獲得、売上向上、効率的集客
キーワード戦略 検索ボリューム・競合度・検索意図を軸に選定 購買意欲が高いキーワードを中心に短期成果を重視
コンテンツ施策 専門性が高くユーザーニーズに合ったコンテンツ作成(E-E-A-T重視) 広告文とランディングページの訴求力を強化、最適化実施
サイト最適化 サイト構造やページ速度改善、モバイル最適化の徹底 LP改善(LPO)による即効性のあるCV率向上
外部施策 質の高い被リンク獲得のためのPR活動、露出施策 広告配信媒体や機能を最適化し、短期で成果を最大化
分析・運用 Search Console等を活用した定期的分析・改善 CPA・ROASをモニタリングし、入札や広告配信を迅速に改善

それぞれの戦略を詳しく見ていきましょう。

①SEO戦略

SEO戦略のゴールは、検索エンジンの自然検索結果での上位表示と安定したトラフィック獲得による、顧客の収益向上・ブランド価値向上です。

①キーワード戦略

  • ターゲットキーワード選定
    • 検索ボリューム、競合度、ユーザーの検索意図に基づくキーワード設計
    • CVに近い購入意欲の高いキーワード(購買検討段階)と情報収集型キーワード(認知拡大段階)の使い分け

コンテンツSEOコンテンツマーケティング

  • 検索意図を満たす高品質コンテンツ
    • 顧客ニーズを徹底的に調査・理解し、有益で専門性・独自性の高いコンテンツ作成
    • E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識したコンテンツ設計
  • 継続的なコンテンツ改善・更新
    • 定期的な既存コンテンツのリライトや新規コンテンツ追加による鮮度維持

テクニカルSEO

  • サイト構造の最適化
  • モバイル最適化
    • スマホからのアクセス対応を最優先したレスポンシブデザイン

④外部施策

  • 良質な被リンク獲得
    • PR活動やメディア露出、プレスリリースなどを通じて自然なリンク獲得
    • 業界の権威あるサイトとの連携や提携コンテンツ制作

⑤成果分析・改善サイクル

  • Google Search Console、GA4などのツールを活用した分析・改善のPDCA

②SEM戦略

SEMの目的は即時性のある集客や売上アップ、SEOではカバーしきれない即効性・柔軟性の高い施策を展開し、安定的かつ効率的にCV(コンバージョン)を獲得することです。

①キーワード設計・管理

  • 目的別のキーワード分類
    • 「ブランド名」「指名キーワード」:競合防御
    • 「一般キーワード」:新規顧客獲得・認知拡大
    • 「ロングテールキーワード」:効率的な獲得施策として活用
  • SEOと連動した効率的運用
    • SEOで順位を取れないキーワードや即時性が求められるキーワードはリスティング広告で補完

②広告文・クリエイティブの最適化

  • 検索意図を踏まえた広告文作成
    • ターゲットユーザーに即した訴求メッセージ(問題解決、メリット提示など)
    • ABテストを繰り返し、高CTR・CVRを維持・向上

③ランディングページ(LP)の最適化

  • 広告とLPの一貫性・関連性を強化
  • LP最適化(LPO)を定期的に実施し、広告投資効率を高める

④広告運用の最適化(運用PDCA)

  • キーワード、広告文、入札戦略を定期的に見直し
  • CPA、ROASをモニタリングし、成果が高い施策に予算を再配分

③SEOとSEMの融合戦略

SEOとSEMを組み合わせて、以下のような相乗効果を狙う戦略も検討しましょう。

  • SEOで中長期的なトラフィック獲得と認知拡大を図りつつ、リスティング広告で短期的な売上やリード獲得を行い、安定収益を創出
  • SEOで発見した成果の高いキーワードをリスティング広告にフィードバックして即時的なCVを加速させる
  • リスティング広告の効果検証をSEOコンテンツ制作に反映し、効果的な施策をスピーディーに展開する

まとめ

サイトへのアクセス獲得には、SEMが重要です。自然検索からの安定的なアクセスを得られるSEOに対して、リスティング広告は即効性のあるユーザー獲得を目的としています。両者の特徴を理解し、自サイトやサービスに合わせて使い分けることが大切です。

一方、自社のみで十分な成果を得るのが難しい場合や、より専門的で高度な施策を求める場合には、SEOコンサルティングへの依頼も効果的でしょう。

弊社のSEOコンサルタントであれば、最新のアルゴリズムやトレンドに基づいた専門的なアドバイスを行い、サイトの内部・外部・コンテンツ施策を体系的かつ効率的に実施することが可能です。

本記事で学んだSEOとリスティング広告の特性を活かしつつ、必要に応じて専門家の支援を受けることで、より質の高いSEM施策を展開し、サイト運営を成功に導いてください。

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