テクニカルSEOとは?コンテンツSEOとの違い・基本施策とチェックリストを解説【2026年版】
この記事では、Webサイトを効果的に活用するために覚えておきたいテクニカルSEOのポイントについて解説していきます。Webサイトの開設を考えている方や、現在開設しているWebサイトをより良いものにしたい方は必見です。
「テクニカルSEOに取り組みたいが、何から手を付ければよいかわからない」——SEO担当者やWeb制作に関わる方から、こうした声をよく聞きます。良質なコンテンツを作っているのに検索順位が伸びない場合、その原因は記事の中身ではなく、検索エンジンがサイトを正しく読み取れていない「技術的な土台」にあるケースが少なくありません。
テクニカルSEOは、この土台を整える施策の総称です。地味で専門的に見えますが、一度整備すればサイト全体の評価を底上げでき、コンテンツSEOの効果を最大限に引き出せます。
この記事では、テクニカルSEOの定義とコンテンツSEOとの違いから、クローラー対策・インデックス対策の具体的なチェックポイント、2026年時点で押さえるべきコアウェブバイタル(INP含む)、そして「何から着手すべきか」という進め方の手順までを、コピーして使えるチェックリスト付きで解説します。SEOの技術面を一通り理解し、自社サイトの改善に踏み出したい方はぜひ最後までご覧ください。
そもそもテクニカルSEOとは

👉 このパートをまとめると!
- テクニカルSEOとは、検索エンジンがサイトを正しくクロール・インデックスできるよう技術面を最適化する施策の総称
- 「内部SEO」の技術的側面にあたり、コンテンツの質とは別軸でサイト評価の土台を支える
- クローラー対策とインデックス対策の2本柱で構成される
テクニカルSEO(Technical SEO)とは、検索エンジンがWebサイトを正しく認識・評価できるように、サイトの技術的な構造を最適化する施策の総称です。具体的には、検索エンジンのロボット(クローラー)がサイト内を巡回しやすくし、収集した情報をデータベースに正しく登録(インデックス)させることを目的とします。
SEO施策は大きく「内部SEO(オンページSEO)」と「外部SEO(オフページSEO)」に分けられますが、テクニカルSEOは内部SEOのうち、コンテンツの中身ではなく技術的な側面を扱う領域と位置づけられます。
検索エンジンは、クローラーがWebページを巡回して情報を収集し、その内容を解析してインデックスに登録し、検索順位を決定するという流れで動いています。テクニカルSEOは、この一連のプロセスがスムーズに進むように環境を整える役割を担っており、大きく「クローラー対策(クロールの促進)」と「インデックス対策(正しい登録の最適化)」の2つに分類されます。
どれだけ優れた記事を用意しても、クローラーがページを見つけられなかったり、内容を誤って解釈したりすれば、検索結果に正しく反映されません。テクニカルSEOは、コンテンツの評価を正当に受け取るための前提条件と言えます。
テクニカルSEOとコンテンツSEOの違い
👉 このパートをまとめると!
- テクニカルSEOのターゲットは「検索エンジン」、コンテンツSEOのターゲットは「ユーザー」
- 両者は対立せず、テクニカルSEOという土台の上にコンテンツSEOが成り立つ補完関係
- 優先順位はサイトタイプで変わる。ECなどデータベース系はテクニカル、オウンドメディアなどテキスト系はコンテンツを重視しやすい
テクニカルSEOと並んでよく語られるのがコンテンツSEOです。両者の最大の違いは「誰に向けた施策か」という点にあります。
テクニカルSEOのターゲットは検索エンジンです。クローラーの巡回効率やインデックスの正確性を高め、検索エンジンにサイトの構造を正しく伝えることを目的とします。
コンテンツSEOのターゲットはユーザーです。検索意図に応える質の高い記事を作成し、ユーザーの課題を解決することで評価を高める施策を指します。キーワード選定や検索意図の分析、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を満たすコンテンツ制作などが中心です。
両者は対立するものではなく、補完関係にあります。テクニカルSEOで整えた土台の上にコンテンツSEOという建物が成り立つイメージです。土台が不安定なままでは、どれだけ良い記事を積み上げても評価が安定しません。
どちらを優先すべきかはサイトタイプで判断する
一般的な優先順位の考え方として、サイトの性質によって重点が変わります。
- データベース系サイト(ECサイト・大規模メディアなど): ページ数が膨大で構造が複雑になりやすいため、クロール効率やインデックス管理といったテクニカルSEOの重要度が高まります。
- テキスト系サイト(オウンドメディア・ブログなど): ページ数が比較的少なく構造がシンプルなため、コンテンツSEOの比重が高くなりやすい傾向があります。ただし基本的なテクニカルSEOは前提として必要です。
自社サイトがどちらのタイプに近いかを見極めることで、限られたリソースをどこに配分すべきかの判断がしやすくなります。
テクニカルSEOのメリット・デメリット
👉 このパートをまとめると!
- メリットは「効果が数値で把握しやすい」「サイト全体に効く」「コンテンツの評価を最大化できる」
- デメリットは「効果が出るまで時間がかかる」「専門知識と工数が必要」
- 費用対効果を見極め、優先度の高い施策から着手するのが現実的
テクニカルSEOに取り組む前に、その利点と注意点を整理しておきましょう。
テクニカルSEOのメリット
1. 効果が数値で把握しやすい
表示速度やインデックス数、コアウェブバイタルのスコアなど、施策の成果を数値で測定できます。コンテンツSEOに比べて改善の因果関係が明確で、施策の評価がしやすい点は大きな利点です。
2. サイト全体に効果が波及する
XMLサイトマップの整備やサイト構造の最適化といった施策は、特定のページだけでなくサイト全体のクロール・インデックス効率を底上げします。一度整備すれば継続的に効果が持続します。
3. コンテンツの評価を最大化できる
検索エンジンがコンテンツを正しく読み取れる状態を作ることで、良質な記事が本来受けるべき評価を確実に得られるようになります。
テクニカルSEOのデメリット
1. 効果が出るまでに時間がかかる
施策を実施しても、クローラーの再巡回とインデックスの更新には一定の時間を要します。改善が検索順位に反映されるまで数週間から数ヶ月かかることもあります。
2. 専門知識と工数が必要
HTMLやサーバー設定、構造化データなど、技術的な知識を要する施策が多く含まれます。エンジニアや専門ツールとの連携が必要になる場面もあり、リソースの確保が課題になりがちです。
これらを踏まえ、費用対効果の高い施策から優先的に着手することが、テクニカルSEO成功の現実的なアプローチです。
テクニカルSEOの基本【クローラー対策】

👉 このパートをまとめると!
- クローラー対策は、検索エンジンのロボットがサイトを効率よく巡回できるよう整える施策群
- 表示速度の改善・階層構造の最適化・モバイルフレンドリー対応が基本の3本柱
- 加えてXMLサイトマップの送信とrobots.txtによるクロール制御で巡回効率を高める
クローラー対策とは、検索エンジンのクローラーがサイト内を効率よく巡回し、すべての重要ページを漏れなく発見できるようにする施策です。ここでは基本となる5つのポイントを解説します。
表示速度を改善する
ページの表示速度は、ユーザー体験と検索評価の両面に影響する重要な要素です。表示に時間がかかるサイトは離脱率が高まるだけでなく、クローラーが限られた時間内に巡回できるページ数(クロールバジェット)を圧迫します。
主な改善策としては、画像ファイルの圧縮や次世代フォーマット(WebPなど)への変換、不要なJavaScript・CSSの削減、ブラウザキャッシュの活用、サーバー応答時間の短縮などが挙げられます。表示速度はPageSpeed Insightsで測定でき、改善提案も確認できます。
階層構造を最適化する
サイトの階層構造を適切に設計することで、クローラーがページの重要度を判断しやすくなり、巡回効率も向上します。階層構造は次の3つの視点で捉えると整理しやすくなります。
物理階層(ディレクトリ構造)
URLの深さで表される階層です。「https://example.com/category/page」のように、スラッシュで区切られるごとに階層が深くなります。階層が深いほどクローラーは「重要度が低いページ」と判断する傾向があるため、URLはできるだけシンプルで浅い構造にすることが推奨されます。
論理階層(意味的な構造)
パンくずリストなどで表現される、コンテンツの意味的なまとまりを示す階層です。ユーザーが現在地を把握しやすくなるだけでなく、クローラーにサイト構造を伝える役割も果たします。パンくずリストはテキストリンクで設置すると、クローラーがリンク先を認識しやすくなります。
クリック階層(到達までのクリック数)
トップページから対象ページに到達するまでに必要なクリック数を示します。重要なページほどトップから少ないクリックで到達できるように設計します。目安として、主要なページは3クリック以内で到達できる構造が理想とされています。クリック階層が深いページはクローラーに発見されにくく、重要度も低く評価されがちです。
モバイルフレンドリーに対応する
Googleはモバイル版のページを基準に評価・インデックスを行う「モバイルファーストインデックス(MFI)」を全面的に採用しています。そのため、スマートフォンで快適に閲覧できるモバイルフレンドリーな設計は必須です。
具体的には、レスポンシブデザインの採用、タップしやすいボタンサイズの確保、可読性のあるフォントサイズ、横スクロールが発生しないレイアウトなどを整えます。モバイル対応の確認方法は、後述する「対策ツール」の章で最新の方法を紹介します。
XMLサイトマップを送信する
XMLサイトマップは、サイト内のURLを検索エンジンに一覧で伝えるファイルです。クローラーがページを効率的に発見できるようになり、特にページ数が多いサイトや、内部リンクだけでは辿り着きにくいページがある場合に効果を発揮します。
作成したXMLサイトマップは、Google Search Consoleの「サイトマップ」機能から送信することで、検索エンジンに認識させることができます。
robots.txtでクロールを制御する
robots.txtは、クローラーに対してサイト内のどのURLを巡回してよいか(あるいは巡回しないか)を指示するファイルです。管理画面や検索結果に表示させる必要のないページへの不要なクロールを防ぎ、クロールバジェットを重要ページに集中させる役割があります。
ただし、robots.txtの記述を誤ると重要なページまでクロール対象から除外してしまうリスクがあるため、設定内容は慎重に確認する必要があります。
テクニカルSEOの基本【インデックス対策】
👉 このパートをまとめると!
- インデックス対策は、収集された情報を検索エンジンに正しく登録・解釈させる施策群
- 重複コンテンツの回避・URLの正規化(HTTPS/www統一)・内部リンク設計が中心
- タイトルや見出しのルール整備と構造化データのマークアップで内容を的確に伝える
インデックス対策とは、クローラーが収集したページ情報を、検索エンジンが正しく理解しデータベースに登録できるようにする施策です。ここでは重要な5つのポイントを解説します。
重複コンテンツを避ける(canonical)
同一・類似の内容が複数のURLに存在すると、検索エンジンがどのページを評価すべきか判断できず、評価が分散してしまいます。これを重複コンテンツ問題と呼びます。
対策として、正規のURLを検索エンジンに伝える「canonical(カノニカル)タグ」を活用します。評価を集約したいページのURLをrel="canonical"で指定することで、重複による評価の分散を防げます。
URLを正規化する(HTTPS化・www統一)
同じページに複数のURL形式でアクセスできる状態は、重複コンテンツと同様に評価分散の原因になります。以下の観点でURLを統一(正規化)します。
- HTTPS化(SSL化): 通信を暗号化するHTTPSは、ユーザーの安全性を高めるだけでなく、Googleが評価要素の一つとして明言しています。サイト全体をHTTPSに統一し、HTTPでアクセスされた場合はHTTPSへリダイレクトする設定が推奨されます。
- wwwあり/なしの統一: 「www.example.com」と「example.com」はどちらか一方に統一し、もう一方からはリダイレクトさせます。
- 末尾スラッシュや index.html の統一: URLの表記ゆれをなくし、同じページが1つのURLで表現されるようにします。
リンクやアンカーテキストを適切に設置する
内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぎ、クローラーの巡回経路とページ間の関連性を検索エンジンに伝える役割を持ちます。関連性の高いページ同士を適切にリンクで結ぶことで、サイト全体の評価が高まりやすくなります。
リンクを設置する際のアンカーテキスト(リンクの表示文言)は、「こちら」のような曖昧な表現ではなく、リンク先の内容が伝わる具体的な文言にします。これによりユーザーとクローラー双方が、リンク先の内容を予測しやすくなります。
タイトル・見出し・画像のルールを守る
ページの内容を検索エンジンとユーザーに正しく伝えるため、タイトル・見出し・画像には基本ルールがあります。
タイトル(titleタグ)作成のルール
- 対策キーワードを含める(できるだけ文頭寄りに配置する)
- 全角30文字前後に収め、検索結果で見切れないようにする
- ページごとに固有のタイトルを設定する
- meta description(説明文)は全角120文字前後を目安に、キーワードを含めて内容を要約する
見出し(hタグ)作成のルール
- h1→h2→h3と階層順を守り、飛び越えて使用しない
- 見出しだけを読んでもページ内容が理解できる構成にする
- 見出しにキーワードを自然な範囲で含める
画像の使い方のルール
- alt属性(代替テキスト)に画像の内容を簡潔に記述する(キーワードの詰め込みは避ける)
- ファイル名は内容を表す英数字にする
- 適切なフォーマットとサイズに圧縮し、表示速度への影響を抑える
構造化データをマークアップする
構造化データとは、ページの内容(記事・FAQ・パンくずリストなど)を検索エンジンが理解しやすい形式で記述するマークアップです。Schema.orgの語彙を用い、JSON-LD形式で記述する方法がGoogleに推奨されています。
構造化データを適切に実装すると、検索結果でリッチな表示(リッチリザルト)につながる可能性があるほか、AI Overviews(AIによる検索結果の要約)や生成AI検索が普及する中で、コンテンツの内容を機械が正確に把握するための重要な手がかりとなります。2026年時点では、検索エンジンだけでなくAIにサイト内容を正しく伝えるという観点からも、構造化データの重要性が高まっています。
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コアウェブバイタルとページ体験
👉 このパートをまとめると!
- コアウェブバイタルは、ページ体験を数値化したGoogleの重要指標でLCP・INP・CLSの3つ
- 2024年3月にFIDが廃止され、応答性の指標はINP(Interaction to Next Paint)に置き換わった
- 「良好」の目安はLCP2.5秒以内・INP200ミリ秒以内・CLS0.1以内
コアウェブバイタル(Core Web Vitals)は、ユーザーのページ体験を数値で評価するためにGoogleが定めた指標群です。表示速度や操作の快適さ、視覚的な安定性を測定し、検索順位を決める要素の一つとして扱われます。2026年現在、コアウェブバイタルは以下の3つの指標で構成されています。
LCP(Largest Contentful Paint)— 読み込み速度
ページ内で最も大きなコンテンツ(画像や見出しテキストなど)が表示されるまでの時間を示します。ページの読み込みの速さを測る指標です。
- 良好の目安: 2.5秒以内
INP(Interaction to Next Paint)— 応答性
ユーザーがクリックやタップ、キー入力などの操作を行ってから、画面に反応が表示されるまでの応答性を測る指標です。以前は応答性の指標としてFID(First Input Delay)が使われていましたが、2024年3月12日にINPがFIDに代わる新指標としてコアウェブバイタルに正式採用されました。過去にFIDを基準にしていた場合は、INPを基準にした確認へ切り替える必要があります。
- 良好の目安: 200ミリ秒以内
INPを改善するには、実行に時間のかかるJavaScriptの処理を分割・最適化し、ユーザー操作に対する反応が遅延しないようにすることが有効です。
CLS(Cumulative Layout Shift)— 視覚的安定性
ページ読み込み中に、レイアウトが予期せずずれる量を示す指標です。表示途中でボタンの位置がずれてしまい、誤クリックを招くような状態を防ぐために測定されます。
- 良好の目安: 0.1以内
CLSの改善には、画像や広告枠にあらかじめ表示領域(幅・高さ)を指定し、後から挿入される要素でレイアウトがずれないようにする対策が効果的です。
これら3指標の実際のスコアは、Google Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」レポートや、PageSpeed Insightsで確認できます。
テクニカルSEOの進め方【手順とチェックリスト】

👉 このパートをまとめると!
- 進め方は「現状把握 → 優先順位付け → 改善実施 → 定期運用」の4ステップが基本
- 着手順はクローラー対策 → インデックス対策 → ユーザビリティ(ページ体験)の順序が効率的
- 影響範囲が大きく工数の小さい施策から着手すると費用対効果が高い
テクニカルSEOは施策が多岐にわたるため、「何から手を付けるか」の順序が成果を左右します。ここでは実務で使える進め方を4ステップで解説します。
ステップ1:現状を把握する
まずは自社サイトの技術的な課題を洗い出します。Google Search Consoleでインデックス状況やクロールエラーを確認し、PageSpeed Insightsで表示速度とコアウェブバイタルを測定します。サイト全体を網羅的に確認したい場合は、後述するクロールツールを活用すると効率的です。
ステップ2:優先順位を決める
洗い出した課題に優先順位を付けます。判断基準は「影響範囲の大きさ」と「必要な工数」です。サイト全体に効果が波及し、かつ少ない工数で対応できる施策から着手すると、費用対効果が高くなります。
施策の着手順としては、以下の順序が効率的です。
- クローラー対策(サイトマップ・robots.txt・階層構造など)でまず正しく巡回される状態を作る
- インデックス対策(重複回避・URL正規化・構造化データなど)で正しく登録・解釈される状態を作る
- ユーザビリティ(ページ体験)(コアウェブバイタル・モバイル対応など)でユーザー満足度を高める
土台となるクロール・インデックスの問題を先に解消してから、ページ体験の改善に進むのが定石です。
ステップ3:改善を実施する
優先順位に従って施策を実行します。HTMLやサーバー設定の変更が必要な施策はエンジニアと連携し、変更後は必ずGoogle Search Consoleでエラーが出ていないかを確認します。
ステップ4:定期的にチェック・運用する
テクニカルSEOは一度実施して終わりではありません。サイトの更新やリニューアルによって新たな技術的問題が発生することもあります。チェックのタイミングをルール化し、定期的にモニタリングして継続的に改善する体制を整えることが重要です。
テクニカルSEOチェックリスト(コピーして活用可能)
自社サイトの状況を確認するためのチェックリストです。そのままコピーして進捗管理にご活用ください。
■ クローラー対策
[ ] 主要ページの表示速度は良好か(PageSpeed Insightsで確認)
[ ] URLの階層は浅くシンプルか
[ ] 重要ページはトップから3クリック以内で到達できるか
[ ] パンくずリストをテキストリンクで設置しているか
[ ] モバイルフレンドリーに対応しているか(レスポンシブ等)
[ ] XMLサイトマップを作成しSearch Consoleに送信しているか
[ ] robots.txtで不要なクロールを制御しているか(誤設定に注意)
■ インデックス対策
[ ] 重複コンテンツにcanonicalを設定しているか
[ ] サイト全体をHTTPS(SSL)化しているか
[ ] wwwあり/なし、末尾スラッシュ等のURLを統一しているか
[ ] 内部リンクのアンカーテキストは具体的か
[ ] タイトルは全角30文字前後・固有・キーワードを含むか
[ ] meta descriptionは全角120文字前後で内容を要約しているか
[ ] 見出し(hタグ)の階層順を守っているか
[ ] 画像にalt属性を適切に設定しているか
[ ] 構造化データ(JSON-LD)をマークアップしているか
■ ページ体験(コアウェブバイタル)
[ ] LCPは2.5秒以内か
[ ] INPは200ミリ秒以内か(旧FIDから移行済みか)
[ ] CLSは0.1以内か
[ ] Search Consoleでエラー・警告が出ていないか
■ 運用
[ ] 定期チェックのタイミングをルール化しているか
テクニカルSEO対策に便利なツール
👉 このパートをまとめると!
- 基本は無料のGoogle Search ConsoleとPageSpeed Insightsで現状把握できる
- サイト全体を網羅的にクロール診断したい場合はScreaming Frog SEO SpiderやLumarが有効
- Lumarは200以上の指標で問題点を自動抽出でき、無料でデモクロールを試せる
テクニカルSEOの課題把握と改善には、専用ツールの活用が効率的です。目的別に代表的なツールを紹介します。
Google Search Console【無料】
Googleが公式に提供する無料ツールで、テクニカルSEOの基本ツールです。インデックス状況の確認、クロールエラーの検出、XMLサイトマップの送信、コアウェブバイタル(ウェブに関する主な指標)レポートの確認など、幅広い診断が可能です。サイトを運営するなら必ず導入しておきたいツールです。
PageSpeed Insights【無料】
Googleが提供する無料の表示速度分析ツールです。URLを入力するだけで、モバイル・PC双方のページ速度スコアとコアウェブバイタル(LCP・INP・CLS)を測定でき、具体的な改善提案も表示されます。表示速度やページ体験の改善に取り組む際の起点となります。
Screaming Frog SEO Spider【一部無料】
サイト内を自動でクロールし、リンク切れ、重複コンテンツ、タイトルやメタ情報の不備、リダイレクトの状況などを一括で洗い出せるデスクトップ型のクロールツールです。無料版では1回あたり最大500URLまでクロールでき、それ以上の規模や高度な機能を使う場合は有料ライセンス(年額199ポンド)が必要です。中〜大規模サイトの技術監査に広く使われています。
Lumar(旧DeepCrawl)
クラウド型のSEOクロールプラットフォームで、200以上の指標からサイトの技術的な問題点を自動で検出します。Google Search Consoleなどと連携し、大規模サイトのテクニカルSEOを継続的に監視・改善するのに適しています。無料のデモクロールを試せるため、まずは自社サイトの課題を可視化したい場合に活用できます。
モバイル対応の確認方法(最新)
かつてGoogleが提供していた「モバイルフレンドリーテスト」ツールおよびSearch Consoleの「モバイルユーザビリティ」レポートは、2023年12月に提供が終了しました。モバイルフレンドリーが検索アルゴリズムに十分浸透したことが理由とされていますが、モバイル対応自体の重要性は変わりません。
現在、モバイル対応を確認する方法としては、GoogleはChromeブラウザの検証ツール(DevTools)に搭載された「Lighthouse」の利用を案内しています。あわせてPageSpeed Insightsでもモバイル表示の評価と改善提案を確認できます。
SEO対策でお困りではありませんか?
GMO TECHでは、これまで培ったSEO支援のノウハウをもとに、テクニカルSEOからコンテンツSEOまで一貫してサポートしています。自社での対応に限界を感じている場合は、SEO対策サービス「seo-dash!」の無料資料をぜひご覧ください。
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テクニカルSEO改善の効果イメージ
👉 このパートをまとめると!
- テクニカルSEOの改善は、クロール・インデックス効率の向上を通じて検索流入の増加につながる
- 特に大規模サイトや技術的課題が蓄積したサイトほど改善インパクトが大きい
- コンテンツSEOと組み合わせることで相乗効果が生まれる
テクニカルSEOの改善は、検索エンジンからの評価を底上げし、結果として検索流入の増加につながります。特に、ページ数が多くクロール効率が課題になっているサイトや、長年運用する中で技術的な問題が蓄積したサイトでは、改善によるインパクトが大きくなる傾向があります。
たとえば、インデックスされていなかった重要ページが正しく登録されるようになれば、それまで検索結果に表示されていなかったページが新たに流入を生み出します。また、表示速度やコアウェブバイタルの改善は、直帰率の低下やコンバージョン率の向上といったビジネス成果にも波及します。
重要なのは、テクニカルSEOとコンテンツSEOを切り離して考えないことです。技術的な土台を整えたうえで質の高いコンテンツを提供することで、両者の相乗効果によりサイト全体の評価が安定的に高まっていきます。自社サイトの現状を診断し、課題の大きい箇所から着実に改善を進めることが、成果への近道です。
【まとめ】テクニカルSEOで盤石なサイトへ
👉 このパートをまとめると!
- テクニカルSEOは検索エンジンにサイトを正しく評価させる土台づくりの施策
- クローラー対策・インデックス対策・ページ体験(コアウェブバイタル)を体系的に整える
- 「現状把握→優先順位付け→改善→定期運用」の手順で、影響の大きい施策から着手する
本記事では、テクニカルSEOの基本から具体的な施策、2026年時点で押さえるべきポイントまでを解説しました。最後に要点を整理します。
- テクニカルSEOとは、検索エンジンがサイトを正しくクロール・インデックスできるよう技術面を最適化する施策の総称であり、コンテンツSEOの効果を支える土台
- クローラー対策では、表示速度・階層構造・モバイル対応に加え、XMLサイトマップ送信とrobots.txtの制御が基本
- インデックス対策では、重複コンテンツの回避・URLの正規化(HTTPS/www統一)・構造化データのマークアップが重要
- コアウェブバイタルは、2024年3月にFIDがINPへ置き換わり、現在はLCP・INP・CLSの3指標で評価する
- 進め方は「現状把握→優先順位付け→改善→定期運用」の順で、影響範囲が大きく工数の小さい施策から着手する
テクニカルSEOは専門性が高く、手動での確認や改善には限界があります。自社サイトの技術的課題を効率よく把握したい場合は、まず無料ツールで現状を診断することから始めましょう。
より本格的にテクニカルSEO・コンテンツSEOに取り組みたい場合は、GMO TECHのSEO支援サービスがお役に立てます。サイトの課題整理から施策の実行支援まで、専門チームが一貫してサポートします。まずはお気軽にお問い合わせ・資料請求をご利用ください。
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