Googleウェブマスターツール(サーチコンソール)の登録方法・使い方
現在ではサーチコンソールと呼ばれていますが、サービスが開始されたのは2005年で、かなり古くから使われているツールです。
今回は、Googleウェブマスターツールの登録方法から使い方まで、これから始める初心者にもわかりやすく解説します。
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Googleウェブマスターツールとは
ウェブマスターツール(現在は「サーチコンソール」と改名)とは、Google検索結果でのサイトの掲載順位を確認・管理・改善するために役立つ無料のツールです。
ウェブマスターツールはWebサイト運営に欠かすことができないもので、検索パフォーマンスを数字データで把握することができる解析ツールとなっています。
ウェブマスターツールの登録方法
ウェブマスターツールの登録方法について紹介します。登録にあたり、現在の名称である「サーチコンソール」の公式HPから進めていきます。
まずは、新たにアカウントを作ってから解析したいWebサイトの所有権を確認するところまで順を追って説明します。
Googleアカウントの作成
サーチコンソールの使用には、Googleアカウントが必要です。
アカウントがない人は、アカウント作成ページから作成してください。姓名・Gメールのユーザー名・パスワードを記入したあと、生年月日と性別を設定し、「次へ」をクリックするとアカウントの作成が完了します。
プロパティの追加
ログインができたら、プロパティの追加をします。「ドメイン」の部分に自分のサイトのURLを入力しましょう。
ドメインは、「http」・「https・wwwあり」・「wwwなし」・「サブドメイン」などパターンが変わることはありますが、一括管理するなら「ドメイン」、別々に管理するのであれば「URLプレフィックス」に入力します。
所有権の確認
最後に、サイトを解析するためのHTMLタグをコピーします。所有権の確認から「別の方法」にあるHTMLタグをコピーし、サイト内のheadタグに貼り付けます。「所有権が確認されました」と表示されれば登録は完了です。
また、アナリティクスのトラッキングコードを使用して、所有権を確認する方法もあります。
ウェブマスターツールの具体的な使い方
ここでは、ウェブマスターツールの具体的な使い方を5つ紹介します。
それぞれを使用することで、自サイトがGoogle内で何位に表示されていてどれくらいアクセスがあるのか、きちんと表示されているか、被リンクの状況などを分析できます。
検索パフォーマンス
検索パフォーマンス(検索クエリ)とは、Google検索でユーザーがどんなキーワードで検索してアクセスしたのかを確認できる項目です。
さらに、登録したURLの「クリック数」「表示回数」「平均CTR(クリック率)」「平均掲載順位」などが表示されます。画面左側にある検索パフォーマンス内にある「ページ」をクリックし、対象ページのURLを入力すると確認できます。
意図したキーワードで作成したページはどのように流入されているかなど、改善のヒントにしましょう。
URL検査
URL検査とは、自サイトの特定のページがGoogleにどう認識されているか調査できる機能です。
コンテンツを新たに公開した後は、Googleがサイトを見つけるまで時間がかかる場合があります。そのため、Googleが早くデータベースに登録してもらうために登録の依頼ができる機能でもあります。
画面左側にあるURL調査をクリックし、インデックスしたいURLを入力して登録のリクエストをしましょう。その後、インデックスはされているのか、されていないならどんな理由があるのかなど、いつ・どれくらいの頻度でクロールされているかを確認することができます。
新たに更新したページの公開直後に、インデックス登録をリクエストするために使用されることが多い機能です。
カバレッジ
エラー表示されているページがないかを確認するのが、「カバレッジ」です。
カバレッジでは、画面左側にあるインデックス内の「カバレッジ」から登録したサイトの中にエラー表示されているページがあるか、インデックスされているのかをチェックできます。
表示されるのは以下の4つです。
- エラー:ページはインデックスに登録されていません。
- 警告あり:ページはインデックスに登録されていますが、注意すべき問題があります。
- 有効:ページはインデックスに登録されています。
- 除外:ページはインデックスに登録されていませんが、作成者の意図に適うものと見なされています。
インデックスに登録されていなければ検索結果に掲載されることがないので、定期的に確認しましょう。
リンクレポート
自分のサイトがどれくらい被リンクをもらっているかがわかるのが、「リンクレポート」です。
リンクレポートでは、以下の3種のリンクが確認できます・
- 外部リンク:自分のサイト以外からのリンクのランキング数とリンク数
- 内部リンク:自分のサイトの各ページから特定のページへのリンクを張っているランキングとリンク数
- 上位のリンク元サイト:自分のサイト以外からリンクを張ってくれているサイトのランキングとリンク数
被リンクは、SEO評価においてかなり重要視される部分であり、その数はもちろん、外部リンクのサイト評価が大切です。外部リンクがGoogleから高い評価を受けていれば、被リンク元の自分のサイトの評価も高くなりやすくなります。そのため、被リンクの確認ができるリンクレポートの確認は必須とも言えます。
まとめ
今回は、Googleウェブマスターツールの登録方法から使い方まで解説しました。
現在ではサーチコンソールに改名していますが、ユーザーの検索パフォーマンスやインデックスの有無など、他のツールでは詳しく解析できないことが解析できるようになります。
本記事で紹介した機能を活用することで、効果的なSEO対策を行っていきましょう。
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